人狼議事

60 ─昨夜、薔薇の木の下で。


【人】 良家の息子 ルーカス

 ……君が望むなら。
 きっと、僕は前の様に、素性を偽って、友人として付き合って行く事が出来ると思う。

 でも、……其れだと、いつか、君を、どうしようもなく傷つけてしまうと思う、から。
 
[紡ぐ、紡ぐ言葉。
あの後、フィリパと別れた後、彼の身に何があったか知らないから、言える言葉なのかもしれない。
顔を上げて、俯くその様子を、眉を下げて見つめる。]

 僕は、もう……大切な人を、壊したくない。
 分かって欲しい。……僕は君の友人にはなれないけれど。
 君は、僕の、大切な友人だから。

[嗚呼、なんて。
自分勝手な言葉だろう。

浮かべた苦笑は、自嘲する其れにも似て。]

(44) kirisame1224 2011/08/13(Sat) 01時頃

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