人狼議事

191 忘却の箱


【人】 露店巡り シーシャ

…べっつに、いいよ、そういうの。
どうせ顔付き合わせんだから、まいにち、ここで、死ぬまで。

[引き留められて振り返れば、引っ張り出したミシンケースの横にしゃがみ込んで、此方を見上げる大柄な男。>>27口にするのは、ぽそぽそと、小さな感謝で。
何故だか怯えた小さな子供を見ているような心持ちで、見下ろすその瞳がまた、シャッターを切る。

肩を竦めて、皮肉めいた返事。
素直に気にするなよと言ってやれればいいのだろうが、そのやり方は忘れてしまった。否、たぶんはじめから、持っていないのだろう。

踵を返して片手を上げる。じゃあな、と言いかけた唇が音を飲み込んだ。どうせ、まいにち。反芻したのは先ほどの自分の言葉で。ならやっぱり、続く言葉も、少し違う気がして。]

──────『またな』。

[下ろした片手で、貸し出し受付台の上に乗った飴玉の包みを数個、くすねる。手ごとポケットに押し込んで、備品室を後にした。
落ちた声音は、もしかしたら、少しだけ柔かったかもしれない。]*

(41) 2014/09/02(Tue) 19時頃

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