人狼議事

144 ロマンチックメイカー


【人】 双生児 オスカー

――…うふふふ。
ほんとうにいたんじゃないか。
ほら?嘘つきじゃなかったでしょう。

[作業をしながら頭に巡るのは、幼馴染との追憶。
彼女が読んでくれた人狼の絵本のことを思い出し、誰に語るでもなく語り、ひとりでに笑った]

――『あるところに、じんろうという、
それはそれはおそろしい、ばけものがすんでいました。
そのばけものは、ひととかわりがないようにみえるのですが
ほんとうのすがたは、きばをはやしたけもののすがたなのです。
あるとき、ひとりのひとがころされているのがみつかりました
みんなは、じんろうのしわざだ、と、おおさわぎです
ひとりのひとが、いいました。このなかからじんろうをさがして、ころしてしまおうと。
みんなはとまどいつつも、そうせざるをえなくなりました。』

[ぼくの話なんかどうせだれも聴かないだろう。
そう思いながら、絵本の内容をぶつぶつと呟いた
終わった頃に、外からの視線を感じた気がした]

(41) 2013/09/14(Sat) 23時半頃

← ↓ ■ □

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.078 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび