人狼議事

297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」


【人】 座敷守 亀吉

―雷門の家から出る折に―

……ん?

[はた、と少年は立ち止まる。
玄関先に>>3:7青と赤の混ざった紫陽花。
透明で、静かなたたずまいの他の花とは違う風情。]

……これだけ、なんか……

[躊躇いがちに手を伸ばし、
指先で振れようとして。

─紫陽花を食べて酷い目に遭ったという定吉と芙蓉の話を思い出し。

そっと白い白い手を退いた。
眼は逸らせないまま、
じっと青と赤の入り混じる花を見つめる。
何かを訴えかけてくるような気がするのに──見た目ばかりで巫女のような力を持ち合わせているわけではない少年には、何も聞こえなかった。

(39) 2019/07/12(Fri) 18時半頃

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