人狼議事

233 逢魔時の喫茶店


【人】 放蕩者 ホレーショー

[そうして俺が店を継いで、ヒト以外の者達は世界を変えず、しかしヒトは多くを変えていく。
それは自分も同じで、店長が居なくなってから俺は、
俺は、よく笑うようになった。
俺は、よく喋るようになった。
きっと店長やアレが居なくなって、色んな事が取り繕えなくなってきたんだ。
もう二度と来ない常連を待つ気はサラサラないけれど、アレが残した傷跡だけは、どう頑張っても消えなかった。

ヒトの店員は歳をとるし、ヒト以外の店員は歳を取らぬが故姿を隠す。
入れ替わる顔触れの中で、さて今の彼らが混じったのはいつからだったか。

年上だった蛇は何時の間にか年下になっていて、そんな中、彼から調理担当の立候補>>1:293を貰ったのは、随分昔。
よく笑うようになった今の店長は「勿論、いいよ」と、笑って二つ返事に答えただろう。

罪を与えるのが蛇ならば、其れを許可する自分は一体なんだろうな。
さしずめ実行犯と計画犯だろうが、口にし罪を負うような人間は、そもそもあまり来ない。

この店は昼間のヒトの世界より、夜の側に近いのだから。**]

(39) 2015/08/05(Wed) 16時半頃

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