人狼議事

118 津 村


【人】 暗殺教団 ヒロシ

―文芸部室:昨日―

[だかだかだ。だったかだったかだー。
タイピングの音が部室内に響き渡る。
弘志の本日の仕事は、原稿用紙に書かれた手書き文章をPCに打ち込む作業だった。つまる所、ワープロ打ちが出来ない部員の為の代筆、である。
弱小部である所の当校文芸部誌の印刷は、全て学生たちの手作りで行われる。つまり編集作業も部員たちの仕事なのだ、弘志も自分の小説だけを書いてハイ終わり、という訳にはいかない。]

ひとまず表紙、挿絵担当の確保は関町氏に任せはしたものの……。これは残りの日数で本当に終わるのだろうか……。

[冊子作りというのは膨大な作業だ。その為手伝いを後輩に任せたり>>2なんだりなどもしているが、残りの作業の事を思うと気が遠くなる。]

人手が足りぬ、人手が、おお人手が足りぬ……。

[慣れぬPC作業に掛かり切りになっているうち、なんかそろそろドライアイの兆候が出てきた。残り、まだまだ打ち込まねばならぬ原稿の山を見ながら弘志は決意する。
『次に隣の部の人間がこっちに顔を出したら、その際は否応なく手伝いに引きずり込んでやろう』と……。]

(35) 2013/04/06(Sat) 00時半頃

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