――美術室――
[メアリーとともにフィリップの話(>>13)を聞く。
もし、カルヴィナとテッドがまだ合流していないようなら、無言で二人にメールを送ろうとするだろうか]
[もし、メアリーが駆けていってしまってもフィリップが動かないようなら、彼の首根っこをつかむようにして]
お前のせいで二人が死んだ? ……だからお前は甘えてるってんだよ。聖人様にでもなったつもりかよ?
伝説の樹の下で、俺に喧嘩売ったお前はどこに行ったんだよ。
まだ手も足も動くだろうが、考える脳みそもあるだろうが。
……守りたいと思ってるやつは、まだそこにいるだろうがッ……!
メアリーに近づくな、じゃなかったのか? 俺に向かって、守るって吼えたお前はどこいきやがった?
……それじゃお前、土下座野郎だよ。本当に、ただの土下座野郎じゃねェか……。
違うって言えるんなら、まだ言うつもりがあるんなら、追えよ。追えってんだよ!
[吼えて。フィリップが駆け出したなら、二人は追わずに、その場に座り込んだだろう]
守りたいと思うやつがまだいるだけ幸せだって、気づけよ……
[空を見上げれば、青い月が冷たく*嘲笑っているように思えた*]
(26) 2010/08/10(Tue) 12時半頃