人狼議事

151 雪に沈む村


【人】 靴磨き トニー

[家から持ち出した髪飾りと、毛皮の帽子を取り出し、2年前、病に倒れた養父の顔を思い出す。
「三人で花畑に行きたかった」と言ったのは、亡くなる数日前のことだったろうか。

若くして亡くなった妻のことはそれまでに何度も聞いていた。
トニー自身は、直接会ったことはないというのに、彼女の性格や癖、好みなど、まるで一緒に暮らしていたかのようによく知っている。
養父は頑固だったが、妻のことを話すときだけは優しい顔をしていた。
彼が本当に、妻を愛していたのを子供心に感じ、そんな養父もその妻のことも大好きだった。
トニーが会ったこともない彼女を「ばあちゃん」と呼ぶのもそのためだ。

だからこそ、養父が亡くなったとき、次の冬には、自分が二人を花畑に連れて行こうと、心に決めたのだ。

墓地までついてきたクシャミ>>6はトニーに何か言っただろうか。
いくらか言葉を交わしたのち、二人で墓地を後にしただろう。]

(26) 2013/11/25(Mon) 01時半頃

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