人狼議事

223 豊葦原の花祭


【人】 星先案内 ポーラ

[どれほど、見上げていたか、もう覚えていない。
ふと意識を自分に戻したとき、口は乾ききっていたし、茶色い麺は冷え切っていてしかもちょっと油っぽくなっている。とてもじゃないが勢いこんで貪り食べたくなるような、おいしそうな匂いも発していなかった。

半月の光に照らされたこの木は「サクラ」というらしかった。名前を聞いたことある程度で、こんな大きな木があるなんて、こんなに心を奪われるなんて、知らないことばかりだ。]

…グス。遠のいちゃうね。

[もうすぐ夜が終わってしまう。地球の夜ももっと明るいんだと思っていたけど、この地域の夜は宇宙が降りてきてるみたいな空で、少しホームが近くなったようで安堵していたと空が明るくなり出して思い至った。
それに、月が半分に欠けた状態で見えていることは新鮮で、同時に不安でもあったものの、実際はサクラしか見ていなかったので情緒に浸るほどでもなかったが。]

(25) mofmaame 2015/04/22(Wed) 23時半頃

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