人狼議事

213 舞鶴草の村


【人】 座敷守 亀吉

[彼の流れるような茶を淹れる手捌きを興味深く見ながらも、ここに居る理由、という言葉が気になった。理由を伺っても良いですか?なんて聞いてみれば、何て答えただろうか。]

…母にあって来たんです。幸せそうな笑顔を浮かべていました。……その笑顔を壊してしまったんですけどね。

[憂いを押し殺すように、にこりと一つ微笑んで言う。母に言われた言葉は彼には言わない方が良いだろう。聞いて気持ちのいい言葉ではなかった。そう考え、残りの言葉も全て押し殺す。

目の前に綺麗な赤い茶が出てくれば、へぇと口の端を上げる。辺りに広がる甘い香りに、なるほど茶の香りから違うのか、と少し心を踊らせながら、茶器を見て少し考え込む。湯呑みについたこの丸い取っ手のようなものはなんだろうか。考え考え、考え抜いた結果取っ手は無視して飲むことに決める。]

ありがとうございます。随分と香りの良い茶ですね。

[一口含むと口いっぱいに広がる酸味と甘味に少しびっくりしながら、美味しい、と呟く。このような茶は生まれて初めて飲んだ。菓子ほど甘くはない、その絶妙な甘さに頬が緩むのを感じた。]

素晴らしい茶ですね。見た目の美しさだけでなく、味まで上品だ。

(24) purin3 2015/01/29(Thu) 22時半頃

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