人狼議事

276 ─五月、薔薇の木の下で。


【人】 渡し船 ユージン

[ 凪いだ視線は、多くの言葉を落としていった。
 押し付けられたハンカチ(>>2:290)は穢れひとつない。
 また、返さないものがひとつ増えた。 ]

 そう、な。俺は誰も見ちゃいないのかもしれん。

[ それは誰も、俺を見ないように。 ]

 あいしてる。
 あいしてる、か。
 なんだろうな、それは。

[ 唇が紡ぐのは簡単な5音なのに。
 それは優美な調べにも、甘い呪文にもならない。
 空っぽな箱を振っただけのような、声だった。 ]

(23) 2018/05/21(Mon) 01時頃

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