人狼議事

60 ─昨夜、薔薇の木の下で。


【人】 さすらい人 ヤニク

―自室―
[部屋の扉を開けた時、そこに香るのは薔薇ではなく茉莉花。
 人の気配に瞬いて、それからこちらを見たその姿に足を止める。
 薔薇の残り香が、鼻先を掠めた気がした]

 ――……、

[おぼろげな夢の記憶、夢は夢でしか有り得ない、なのに。
 手首の軋むような痛みも、内を穿たれた熱さも、
 望まず追いたてられていくあの甘苦しい快楽も、
 何もかも酷く生々しくて、体が震えたのは、何を懼れてのことだったか]

 ……どうしたんだ?

[夢は夢だ、と、そう思おうとして。
 俯く下級生に出来るだけ普段どうりの声音で声をかけ、
 ふと何か既視感を感じて眉根を寄せたのは――それがどこか、昔の自分のように見えた、から]

(23) sen-jyu 2011/08/12(Fri) 20時半頃

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