−回想 肆区 志乃と共に 茶屋−[随分と軽い気持ちで声を書け、何時もの様に「善行」気取りで声を掛けた女性。そんな彼女が、道中で話した事が己の胸に突き刺さり、店内の一席で、考えては沈黙する。]…[彼女の腹の中>>12は、その華奢な体には似付かわしく無い程達観しており。ただ只管に己の信念を突き通す そんな生き方をしている自分を少し恥じたのは事実だった。−見える物は確かにそれぞれで。見えているからそこにあって−だけど見えないから見える物見えるから見えなくなってしまう物。そんな物が、僕はある気がするんだ−首を振る彼女にその場ではこんな言葉を返した。これを聞いてどんな表情をしたかは、深く被り直された笠によって読み取るのは阻まれてしまったが]
(23) 2015/01/22(Thu) 04時半頃
sol・la
ななころび
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