人狼議事

126 生贄と救済の果てに〜雨尽きぬ廃村・ノア〜


【人】 風来坊 ヴェラ

―森の奥―

[ヴェラは、目の前の状況を、熱く、そして一方では冷静に受け止めていた。
 先ほど、天の裁きの如く降り落ちた雷撃の元の場所>>13
 イアンとツェツィーリヤを取り込んだこの場所に、氷の魔物が舞い降りている。

 イアン。お前はまっすぐなヤツだったからな。

 蘇るのは、魔物と化したイアンの言葉。
 最初に再会した場所で、ヴェラの命を奪わなかったことを、「何でダと思う?」>>3:41と問いかけた声。
 あの時は、迷うな、と、過った疑念を振り払ったけれど>>3:66
 彼は口での駆け引きなんて、得意としているヤツじゃない。

 単純なことだ。それだけの理由ではなかったのかもしれないが。
 イアンは、『対象』と目されていた存在ではなかった>>3:55のだろう。
 そうであれば、能力をよく知りつくした相手を、あの場で見逃したりはしない]

(21) 2013/06/19(Wed) 20時半頃

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