人狼議事

213 舞鶴草の村


【人】 落胤 明之進

―回想―

彼女>>15も盗まれたものが分からないのか。
今まで出会った同じ境遇の人も分からないと言っていた。
分からないということは思い出せないということなのだろうか。
―鼠は記憶まで盗むのか―
盗まれるものはないと信じてきた、信じたいのだが不安になる。
自身がその記憶を忘れているだけで何か大切なものを失っているのではないか。

「そっか、お姉さんも同じ境遇の人と出会ってきたんだね。」

黙って盗まれっぱなしなんてさせないとの言葉から感じ取るに何かを企て鼠に反旗を翻す気でいるのだろうか。
それを邪魔をするつもりはない。ただ鼠の独り占めは困る。
会話が途切れ、それぞれその場を立ち去ろうとするだろうか。
最後にこの場にいる当初の目的であることを思いだし聞いてみた。

「お姉さんは壱区の人だよね?壱区に鼠は隠れていなかったの?」

この橋の向こう側、そこに鼠の手がかりはあるのか。

(19) 2015/01/27(Tue) 01時頃

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