人狼議事

191 忘却の箱


【人】 さすらい人 ヤニク

[「オレが酷いこと言うのはいつものことだろ」

うん、知ってる。
サナトリウムに来てから1、2回しか咲いてない花は幸せそうな色だった。
だから、シーシャとの記憶は絶対に忘れてない。
……冗談でも怒られそうだから、言わないけれど。

中庭に一歩踏み入れる。
橙と、肌の色と、服の赤さが混ざり合って、このまま溶けてしまいそうだ。
薄く目を閉じて夕日を見つめる。
はた、と何度か耳にした彼の呪文で振り返った。
まだ影の中に身を置く青年も溶けてしまいそうで、思わず残った片腕を差し出した。
同時に薫る、夕飯の報せ。]

………そうだ。

[思い出したように、差し出した手でちょいちょいとペラジーのポケットの中––––ビスケットを示す。]

シーシャ、彼女のポケットの中のを半分こするのも、忘れちゃいけない君のすべき事だよ。

(19) 2014/09/09(Tue) 23時半頃

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