人狼議事

246 朱桜散華


【人】 半の目 丁助

─── 一緒にならねぇか?

[白い花が零れる前、お役目のときに手に入れた髪結い櫛を手にそう告げた。
だが櫛も言葉も女が手にすることはなく花びらとともに風に乗ってどこかへと消えた。
それは陰のある美しい娘だったか、それとも豪家の快活な娘であったか、それともまた別の誰かか。

女に袖にされて──少なくとも丁助はそう思っている──以来、元々気力の充ちる方では無い者ではあったが、その無気力振りには見る者が見れば何かあったのかと察するに容易であっただろう。
つまり、一日中太公望の出来上がりというわけだった。]

(16) 2016/04/21(Thu) 08時頃

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