人狼議事

167 あの、春の日


【人】 露店巡り シーシャ

-購買部-

ぇ、ええと……
コーラと…林檎ジュースと…ポテチと…ポップコーンと……
っあぁ、と、とにかくその辺のもの…適当に下さい。
――…あと、明太子たっぷりおにぎり。…出来れば賞味期限切れていねぇ奴で。

[幸いにも購買部は開いていた。とは言えど、通常営業とまではいかず。賞味期限切れが危ういパンやおにぎり等の軽食を始め、訳アリの文具や、季節外れのイベントグッズが、もっていけドロボーと言わんばかりに並べられていた。
パートのおばちゃんも腫れぼったい目を、更に眠そうにしていた。
陰気な声に漸く我を取り戻したらしいおばちゃんは、胡散臭そうに此方を見た。”お金は持っているの?”とでも言いたげに。
墨を流したようにまっ黒なジャケットから、黒い財布を取り出す。支払いは俺に任せろーバリバリー。マジックテープの音を立てれば、小銭が落ちる。]

ぁ、有難うございましたー…

[支払った側なのに何故おばちゃんが言わずに、自分が言わなければならないのだろう。
おばちゃんは金を受け取るだけ受け取ると、もう用は無いと言いたげに、目を閉じてしまった。

いたたまれなくなって立ち去ろうとした刹那――…目に入る週刊少年雑誌。]

(14) 2014/03/05(Wed) 00時半頃

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