……てーこじー?
[きーたこともねぇ、とハテナをいっぱい頭の上に乗せて。
ちびの手が指す先を点線でも結ぶように指でたどって]
あー、この帽子みてーなやつか。
(そういやポットにかぶさってたな)
[あんまりにも僕が紅茶の作法に明るくないさまに、女王が重くて小さな腰を上げて振るうゴシドーゴベンタツをありがたーく受け取って。
手本がありゃあ(ぼーっとしてなきゃあ)それなりに器用ではあるはずなので、可愛い文句>>2を受け取りつつも
「ほう、」なんて感嘆符と一緒に、細かい所作を覚える。]
おおーー、茶が入ったー!
[もはやどちらが振る舞う側なのか、ポットから流れでた見事な紅にきらっきらした目を向けて。
せめて満たされたティーカップを配ることくらいは
兎の手で果たそうか。
「おとなしく」茶を待つ面々の前にはきっと
ゴールデンリングを携えた、ウバが放つ鮮やかなバラの香りが届くことだろう。*]
(12) 2015/06/22(Mon) 12時半頃