人狼議事

147 書架の鳥籠


【人】 双生児 ホリー

[けれど、そんな幼い日々は。

家族の支柱であった、母の死の瞬間から、
砂礫の楼閣のように、さらさらと、さらさらと。
少しずつ少しずつ、崩れ、壊れて。

夜な夜な、亡き母を探して屋敷を彷徨っていた父。
いつの間にか、屋敷を訪れる人々は、
探求心に輝く瞳と、愉快な話を語る研究者達から、
顔を見られるのを嫌い、地下室に集う奇妙な人々に替わり。

研究室と書斎は、うっすら降りた雪のような埃に包まれ。
代わりに、出入りを禁じられた地下室へ籠りきりになった
父の顔からは、笑みも怒りも失われた。


気付いた時には――…全てはもう、手遅れで]

(9) 2013/10/05(Sat) 10時半頃

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