人狼議事

124 Acta est fabula.


【人】 採集人 ブローリン

[雨音に紛れ、広間外からの人の声も漏れ聞こえようか。
会話の内容までは聞き取れやしなかったが、生き残った村人がそこに居ると言うのは知れた。
だからと言って、その輪に混じりに行くことは無かったが。

シビルが茶を用意しに行って戻るまで、男は壁に凭れて床に座ったまま動かなかった。
普段ならば雨の日は採集物の仕分けを行っているのだが、そんなものはここには無い。
師と共に住んでいた家も壊され、取り置いてあったサンプル品も全て使い物にならなくなっていた。
作り直すにも材料が無く、気力も無いためにそのままにしている]

 …………────

[シビルが戻れば漂う香りに顔をそちらに向け。
カップの数などを確認して、好きに飲めると判断すると、男はようやく床から腰を上げた。
緩慢な動きで机に近付き、自分の分を取り分けると、それを持ったまま窓際へと近付き、今度は座らずに壁に背を預け、窓の外を眺めながら茶を口にする。
香り付いた湯気が鼻を擽り、口に含んだ茶が再び喉を潤して。
香気含む息を小さく吐いた]

(6) 2013/06/05(Wed) 00時半頃

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