人狼議事

182 【身内】白粉花の村


【人】 奏者 セシル

――自室→病棟――

[陽の光の差し込む廊下を歩きながら、格子越しの窓の外、木々の隙間を縫って降る木漏れ日に目を細める。]

次に外出できるのはいつだ。
そうしたら街まで下りて、シャンプーを買って……、あのコーヒーショップ、まだやってるかな。

[医者である自分ですらなかなか出る事のない"外"を眺めて、考えるのは次の休暇の事。
――支給されるシャンプーは好みではない。
――異動になる前に通っていた珈琲店の店主はかなりの高齢だった。
遠く離れた場所にあるかつての日常にどんなに想いを馳せたところで、今自分のいるこの場所こそが、正しい"日常"なのは変わりない事実だ。]

……ふあ、ーーーぁ。

[廊下を歩きながら、気の抜けた欠伸をする。あまりに間抜けなその姿を、誰かに見られたりしなかっただろうかと、慌てて周囲を伺って。
目に滲んだ生理的な涙を拭いながら、ずれたマスクの位置を直して、白い廊下を歩いた。]

(6) 2014/06/20(Fri) 13時頃

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