人狼議事

215 【誰歓】エンドローグ


【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

[今まで通った部屋のどこにも、カレンダーも時計も無い。

指先でアプリを起動させてみても、カレンダーはうまく表示されなくて、インターネットにも繋がらない。
SNSを起動させてみれば、メッセージは表示されるものの、最後に見た友人との待ち合わせのメッセージだけが、残っている。

今は何時なのか。
それに、ここに来てからどれくらい時間が経ったのか。
ただ、今は1秒1秒が重く、長く感じられて。
人に気づかれないように深い溜息を零す。

窓へと目を移せば、何故か閉ざされていて外の景色は見えない。
それが尚更閉鎖空間であることを表しているようで、息苦しさを覚える。

先程、誰とは無しに投げた問い掛けに、誰かから応えが返ってくることはあっただろうか。>>0:277
その答えを聞くよりも少しだけ早く、ぽそりと言葉を落としただろう。]

 ――他に何かないか、見てくる。

[誰に告げるでもなくそう落として、踵を返して来た道を辿り始める。
不安はあるけれど、それよりも今は一人になりたい方が勝ったから。**]

(3) 2015/02/03(Tue) 02時半頃

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