随分星の欠片が散ってしまった。
Gを発生させて流れてゆかぬようにできるかな。
規格外を修正するのに他の星に迷惑をかけるのは我としては本意ではない。
[すう、と人形の白い指が、宇宙の中を流離れていこうとしている星の欠片のいくつかを指す。
それから>>3:490愉快なイノチと言われれば、ふむ、と頷いて。
暫く止ったと思ったら、翼から伸びていた漆黒の腕が溶けた。
はたと気づいたように、本物のほうの腕を伸ばしてクラリス(紫)を受け止める。]
……あれ…
あれ、ちっちゃい?
[元々巨人《アンノゥン》からのダメージで少し眠るつもりだったらしく、あっさり交代した。
唐突に交代されたほうは、手のひらサイズのクラリスを手におろりおろりとするばかりだった。]
えっと、おちちゃって、ちぢんだの?
[とりあえず、無事でよかったと思ったらしい。彼女にとってクラリスの消息は太陽《サイモン》をぱぁんした所でヴェラに叩き落されたところで終わっていたからだった]
(2) 2012/02/05(Sun) 00時半頃