人狼議事

112 燐火硝子に人狼の影.


【人】 露店巡り シーシャ

――調理場――

[話をしつつも、調理の手は止めない。
 メアリーが綺麗に剥いた野菜や、ソーセージなどが鍋の中に浮かび、胡椒やハーブの香りがほんのりと伝い来る。]

あァ。人狼……は、本当に、いる。
そン時の村じゃ、最後まで、誰も人狼が誰なのか判らなくて。
気が付いたら、自警団も、村人たちも、みぃんな――死んじまった。

[さっきも不安そうにしていた、今も困惑の色を見せるメアリー>>1:68に。
 男が紡ぐ言葉は、至って淡々とした響きになっていた。
 ……空いていた左手は、銀の十字架の方に、また寄っていた。]

っと。もうこれでシチューは完成、だな。
人数分の食器に取り分けて、持ってっちまおうか。

[けれど料理人として言葉を紡ぐ頃には、また屈託のない顔色と声色に。]

(1) 2013/02/05(Tue) 00時頃

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