人狼議事

60 ─昨夜、薔薇の木の下で。


【人】 厭世家 サイモン

[ひとしきり笑った後、寝転がっていた身体を起こし、床に置いたままの絵へ向き直った。
 新しい鉛筆を手に取り、ガリガリと新たな少年をそこに描いて行く。

 次に描き込んだのは、茨の少年の前に中庭で見つけた金の髪の同級生。
 ノックスをモデルにしたと見て判るその表情は、茨に捉えられた虜囚のもの]

 …………ふん。
 あいつも既に取りこまれていたのか。

[木陰の下でみた青白い顔を思い出し、描きあがったばかりの少年の顔を撫でる。

 撫でた親指の腹の下。取りこまれてしまった少年の顔をじっと見詰めているとなにかが面白くないような、そんな気がして]

 ………気に入らんな。

[がり、と長い爪が一つ赤い筋を作った]

(1) 2011/08/09(Tue) 00時頃

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