[天に昇る煙>>+17に目を細める。それは地上へ留まり戯れることも、彼の神を追放されし場所へ導くことも無い。]
……ふふ。華月様は僕になど会いたくは無かったのですね、哀しいなぁ。
[古き神だった華月が己の言葉に咳き込む様を見れるとは、視力を得てからは楽しいことばかりだ。
嘯いて笑う己の表情は、まだ妖のようであっただろうか]
――おやおや、実りの神が月詠だったのですか。
通りで惑わせられなかったわけだ。
[大袈裟に肩を竦め、戯言と共に化けていたことを肯定する。]
さて、どうだか……僕には実りの君はお優しいだけではないように、思えましたけれど。
[雛の嘴は指先を傷つけることも酷く痛ませることも無いだろう、しかし何がそんなに気に食わないのか一心不乱につついている。
苦笑して二羽を華月から離し、へらりと笑う顔を見つめて]
こちらばかり見通して、貴方自身のことは何も見せてはくれないのですね。
[緩く首を傾げた**]
(+19) 2013/08/16(Fri) 11時半頃