人狼議事

276 ─五月、薔薇の木の下で。


【墓】 新聞配達 モリス

――春の日に――

[続く夢は霞んで、とある一日の出来事をぼんやりとリフレインする。
 >>+12今から辿って一月もしない頃の話だ。
 鳥の羽が小さな珠を抱くような細工をひとつ、中庭に落とした。
 小さな不運だった。手が滑って、風が吹いて。
 いつも通り執着などないはずで、このまま捨て置くことも考えたが、何故だかその日は拾いに行こうと思って、庭で彼に出会った。
 あの頃は名前も知らず、どころか顔を合わせるのすら数えるほどでしかなくて、呼びかけることも出来ずに一度、おろ、と戸惑って。]

――欲しいなら、あげるよ。

[そんなふうに、きっと的はずれなことを言ったんだったか*]

(+14) 2018/05/22(Tue) 09時頃

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