303 突然キャラソンを歌い出す村4
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/* ああ〜〜〜〜〜〜〜〜(よんだ)(あたまをかかえた) プリズム……なぜ……
いやアレはアレであそこでよかったんだが アレンジとかできるかな……
(-7) 2020/01/18(Sat) 00時頃
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――保健室から戻る途中――
はは。思ったより気さくかぁ。 昔の天使は、どれくらい厳格だったんだろうな。
そんなイメージ未来に植え付けるなんて。
[保健室から戻りながら、いくつか会話をする>>3。 からからと笑い、冗談混じりに返し。 愛を感じるだなんて言われれば、肩をすくめておどけてみせた。]
(22) 2020/01/18(Sat) 01時頃
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そっか。 仕方ないんだよ、当然のことだ。
そもそもオレは、強制的にキミを天使にするために来たんじゃないし、候補生になるような子は、おおよそひとに好かれてる。 そんな子が「天使になれる」って聞いて、あっさり「なります」なんて言うとは、あんまり思ってないんだよ。
[まだ後悔するというヨーランダ>>4に、静かに笑ってみせる。 そして、そんな候補生のために一曲捧げた>>6:49。 ぱっと表情を明るくして、はにかむように仲間のカウントを確認するのには、思わずこちらも気分が良くなった。]
(23) 2020/01/18(Sat) 01時頃
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もちろん。 言ったろ? オレはキミの絶対的味方だよ。
[そう、オレは。 オレだけでも、そうありたかった。 これが入れ込みだと言うなら堕ちてやってもいい。]
(24) 2020/01/18(Sat) 01時頃
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/* これは好感度が高めのときのメッセージ
(-9) 2020/01/18(Sat) 01時頃
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[電話が鳴ったのは、いつ頃だったろうか。 まだ教室には着いていなかったのは確かだ。 「スカウトさん」――つまるところ自分は、ヨーランダのそばについて電話の終わりを待っていたが、その電話がこちらにやってきた。 ヨーランダに電話をするような相手で、オレと通話を希望する相手? 瞬間考えて、借りたままのジャージのことかと聖愛を脳裏に浮かべながら、電話を受け取り。]
な――……
[聞こえた声に、絶句した>>6:60。]
(25) 2020/01/18(Sat) 01時頃
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[いつもより固い響きの声は、真剣さを思わせる。 軽視できないことが起きていると言外に伝えてきた。]
昔の仕事……? 離れるって、いや危険ってどういうこと。
[問い詰めるが、答えより先にスピーカーを入れろと要求してきた>>19。 非常事態らしいので、聞かせるべきとの判断は間違いじゃあなさそうだ。 ヨーランダに操作を確認しながらスピーカーフォンをオンにすると、穏やかでない告白が聞こえた>>6:61。]
(26) 2020/01/18(Sat) 01時頃
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悪魔……? 腹の中に?
[疑問符を浮かべながらも、昨夜のことを思い出す。 キラを見ると強まる頭痛。それから、何かを吐こうとする仕草。 あまりに苦しそうで止めてしまったが、もしかしてアレは、中のものを吐き出そうとして。]
(27) 2020/01/18(Sat) 01時頃
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[唐突すぎるパズルピースにどこか呆然としていれば、脇を急ぎ抜けていく簡易担架。 まるで死んでしまったかのように眠っているさまと、ほうほうの体で運んだ堕天使の寝顔が重なる。]
(28) 2020/01/18(Sat) 01時頃
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[かっ、と怒りじみた感情が頭の中を駆け巡った。 隠しておくべきことの限度を超えている。 そう瞬時に思うも、彼なりに人の世を混乱に落とさないための配慮だと自身に言い聞かせ、鎮める。]
それで、どうすんの。 ジイさんに裁かれにでも行く気?
[冷静に言ったつもりだったが、声は幾ぶんか低くなっていたと思う。 この瞬間の記憶が薄い。きつく握った拳が痛かった。]
(29) 2020/01/18(Sat) 01時頃
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[電話はどこまで続いたか。 どれほど続いても、どこに行くかの確証は取れないまま、電話は切れた。 深く、重く、長くため息をつく。]
――ヨーラ、よく聞いて。
今の話は、忘れてもいい。 アレは試験官でも何でもないし、ただ偶然居合わせただけの天使だ。 アレが悪魔を飼っていることは、直接キミに関係することではないし、悪魔憑きに会いに行くなんて危険なことをキミがする必要はない。
そのうえで、聞くけど。
(30) 2020/01/18(Sat) 01時頃
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……どうする? どうしたい?
[伝えたばかりだ。 その道が茨の道でも仲間がいる。 選んだことが、答え。 何でも出来ると信じろと。
万が一にもキラが何かする可能性を踏まえて伝えた言葉たちだが、こんなに早く選択を迫るとは思わなかった*]
(31) 2020/01/18(Sat) 01時頃
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――別れの電話>>32――
きれいな魂……ね。
[救ってあげられる。満たしてあげられる。 そこには天使的な本能がある気がした。 思わず手を伸ばしてしまうのは、わからないでもない。
が。]
うっさい。 大人しくしてろバーーーーーーーーーカ。
[手詰まりの可能性だとか、羽根をもぐだとか。 物騒なフレーズが出るたびに、そんなことするものかと反骨精神。 悪態は電話越し、思わず勢いで切りそうになる勢いで噛み付いた**]
(50) 2020/01/18(Sat) 04時頃
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[噛み付いた勢いで、緊迫感のあった空気は少し和らいだ>>51。 そんな効果を狙っちゃなかったが、悪くない。 言葉遣いも先輩としての箔も今さらだ。 天に戻ったら三日三晩くらい説教詰めかもしれないが、そっちも今さら堪えない。
そして、一方的に頼まれたまま、電話は切れた>>52。]
(53) 2020/01/18(Sat) 13時半頃
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[ヨーランダには、関わらなくてもいいよ、と念を押したはずだが、結論は変わらないようだった。 『キラさんを助けたい』と、固い意思を感じる声。]
……そう。わかった。 んじゃ、がんばろっか。
[茨の道を進もうとする後輩候補がいるなら、仲間として助けよう。 重いため息と共に語った忠告の空気は一転、軽く笑って受け入れた。 ヨーランダは天使候補生だ。 ここで助けないという選択肢をとるタイプじゃあない。]
(54) 2020/01/18(Sat) 13時半頃
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――二年教室――
さてと。 じゃ、改めて教室片付けないとね。
[荒れた二年教室を片付ける間、人手が必要だったのもありイースターが人型を取る>>3。 機械的な読み込み音。メモリを辿っていたのか、少し前の質問に返事があった。]
そう……持ってきたのか。 それで、桐野に?
[学園の近くにいたことは、おおよそ先程の電話でわかっていた。 ここを荒らしたという報告。倒れた生徒。 状況としてはここにいたと考えるのが自然だ。 桐野に真っ直ぐ渡した、というのだけがやや引っかかるくらいだ。]
(55) 2020/01/18(Sat) 13時半頃
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ヨーラ。 ――これは、桐野がやったってことであってる?
[ここに来てすぐ、一瞬桐野の背に翼を幻視した>>5:120。 あれが本当にただ消えただけの翼なのだとしたら。
ヨーランダからは、言いづらそうなまごつきもあったが、最終的に肯定された。 現状は、天使の力が増幅されすぎた結果――とも取れるが。]
(56) 2020/01/18(Sat) 13時半頃
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[そこに、イースターからの確認事項>>4。 聞いて、軽く瞬いた。]
……いいや。オレたちの考えは変わらないね。 変わったとしたら、あいつ自身だ。
あいつはもう、天使じゃない。
[何が正しいか、というのは時として変わる。 その場の行いが正しい、ということはあるだろう。 ただ、常に正しいものはいない。それは人だけでなく、天使ですらそうだ。 なのに過ちを犯すときは、それが当人にとって正しい行いに見えることすらあるもの。 先の行いを正しいと認めるのは、天使の領分を越えていた。 それが、"正しい"と呼ぶ相手はつまり――]
(57) 2020/01/18(Sat) 13時半頃
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[ふ、といつも笑みが乗ってばかりのアイスブルーに、憂いの色が混じった。 空を見る。冬の空は白く、はらはらと羽じみた雪を散らして、寒々しかった。]
ヨーランダ。 ごめんね。
[空を見たまま、愛称で呼ぶこともなく、謝罪を口にした。 巻き込んだことも、手間をかけることも、力を借りたいということも全部ひっくるめた「ごめんね」。 切なげなピアノのアルペジオ。そこに、長く尾を引くようなストリングスの音――]
(58) 2020/01/18(Sat) 13時半頃
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――♪
どんな空を見てるの? 暗く重く垂れ込めた 今にも降り出しそうな 灰色の曇り空じゃない?
この声は今は届かないけど 空はどこまでも繋がっているから この空が青く晴れたら キミにもまた笑ってほしい
泣かないで Sky 冷たい痛みをもう降らさないで uh……
[モノローグのように、独り言のように、白い空に歌う。 物憂げに遠くを見ているものの、そこにはかすかに決意じみたもの。]
(59) 2020/01/18(Sat) 13時半頃
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――時は経ち――
え、何、オレも? オレのことも?
[レイから心配していたと聞けば>>33、ここぞとばかりに食いついた。 レイの天使嫌いのことはまだ知らないが、共有を受けたとしても態度は変わらない。 嫌われていようが、こっちはレイのことが好きだし。]
(60) 2020/01/18(Sat) 13時半頃
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[いくつか情報の交換が行われる間、説明を求められなければしばらくは回復に専念していた。 つまるところのんべんだらだらしていた。 が、心豊かになることも少なく、エーテルの回復は遅い。 姿を人から隠して、傷を癒して、十全になるまで結局二日ほど。 その間にも、人の倒れるニュースには事欠かなかった。]
(61) 2020/01/18(Sat) 13時半頃
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[闇が溜まったような足跡と、濁った羽根。 全部の色を混ぜて塗ったくったような色は、お世辞にもきれいとは言えない。 その痕跡を辿って、辿って、辿り着いたのは。]
……離れんじゃなかったのかよ。
[天獄学園の、礼拝堂だった**]
(62) 2020/01/18(Sat) 13時半頃
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ジェルマンは、キランディの懺悔に険しい顔をしている。
2020/01/18(Sat) 17時半頃
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――二日前:教室で――
意図的に桐野あて、か。 接触――はそもそもしてたな。前から兆候があったなら、気にかけてたとしてもおかしくない。
攻撃的な歌唱……
[イースターからいくつか、教室であったことを聞く>>71。 聞けば聞くほど、桐野の背に幻視した羽が神気のものではないと裏付けてくるようだった。]
(95) 2020/01/18(Sat) 18時頃
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[キラが天使でないと伝えた結果、マイク使いが荒い、と評価する>>72のには、つい吐息で笑ってしまった。]
そーね。 引きずってたし。
[去っていくキラを、昨夜見ていた。 スタンドマイクは雑に引きずられて、アスファルトとぶつかっていたのを思い出す。]
堕天、堕天……ね。 たぶん、違うな。堕天ならもっとわかりやすい。
あいつは、天使のまま、悪魔になろうとしてる。
[何を言ってるか自分でもわからなくなってきたが、そのままその通りなのだから仕方ない。 切実そうに電話をしてきたキラの声は、まだ、まだ自分のよく知るところの、天使だったと思う。 けれど現実今起きている事態を、天使の所業とは言えない*]
(96) 2020/01/18(Sat) 18時頃
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――現在:礼拝堂――
[礼拝堂にいた天使の姿に、ああ、とやるせない吐息が漏れた。 きっとそれは、時が時なら息を呑むほどに美しい姿だったんだろう。 天使が祭壇に向かい、膝をつき。ステンドグラス越しに空を見る。空からははらはらと雪が舞っていた。
けれど、そこにいた天使は羽根を痛ましいほどに黒く染め上げ、涙のように黒いタールを垂らしていた。 全身を黒く汚し、足元にすらタール溜まりを作っている姿は、美しく荘厳というよりもむしろ、迷って泣いて、帰り道もわからず蹲っている幼い子供のように見えた。 疲れた目線で振り向く天使にもしこちらの表情が見えたなら、ひどく哀しい目をしていたろう。]
(101) 2020/01/18(Sat) 18時半頃
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……オレは、止めたんだよ。 関係ない、行かなくてもいいってさ。
[キラの微笑みが向けられる。 胸の奥が変にざわついた。苛立ちのような悲しみのような虚しさのような感情が一斉に湧いた。
聞き流せ、という懺悔が礼拝堂に響く――]
(102) 2020/01/18(Sat) 18時半頃
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[ステンドグラスがひとりでに組み変わる。絵柄が変わる。 暗示の権能か、現実に起きている事態かも曖昧なまま、コーラスと懺悔の声と、組み変わるステンドグラスで過去が語られた。 その間のことを、オレはうまく処理できないでいる。 自分勝手だと言えばそう切り捨てることもできる。 ただ、正しいかそうでないかは、結果が語るものだ。 人の子のために動いたこと。自己犠牲に身を削ること。 天使であるオレ自身は、それを間違いだと言い切れない。
聞き終えて、ヨーランダが声を上げた>>82。 涙を拭う仕草で、彼女が泣いていたと知る。 勢い身を乗り出してしまいそうな気がして、腕を前に出して制止した。]
(103) 2020/01/18(Sat) 18時半頃
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[次の瞬間、天使の口から違う響きの言葉が零れた。]
っ……!
[混乱した様子のキラに、一抹の不安が過ぎる。 今のは本人の言葉じゃあない。悪魔が表出しはじめている。 人の子の魂を感情を、大切にしていた天使は]
キラ!!!
[今は、それすら見失って絶望の淵にいる。]
(104) 2020/01/18(Sat) 18時半頃
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やめろ! 抗え! そいつに身を任せるな!!
[友人の意識を引き止めようと声を上げる。 いつの間にか、ヨーランダを制止していた手にも意識が回らなくなっていた。 自分こそが前のめりになって、叫び。]
解、放――
[腹の中から聞こえるようなくぐもった声>>90に、届かなかったことを知る。 頭の内側がひと呼吸のうちに真っ黒に塗りつぶされるような錯覚。]
(105) 2020/01/18(Sat) 18時半頃
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