303 突然キャラソンを歌い出す村4
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◎堪え忍ぶ曲は『SINCERE』の『春待雪』とかもそうでしたよね。
ピ:あの曲も凄く感動的なんですよ。冬の寒い中雪に堪え忍んで春を待つ、ってその通りなんですけど。ただ『INSTINCT』に入れると解放することが否定になっちゃう。それはどうしても避けたかったんですよね。
(445) fuku 2020/01/26(Sun) 05時頃
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◎『DARK SWORD』がまたいい味を出していますね
ピ:『シモノハナ』で『快楽』を解放した後は、縛り付ける『規制』などを解放したいという思いで書いた曲です。『INSTINCT』の中では人前で歌ってもそんなに恥ずかしくないし且つカッコいい仕上がりになっていますからね。 他の曲が振り切れ過ぎてるからこの曲は若干世間を意識した仕上がりにはなっています。
(446) fuku 2020/01/26(Sun) 05時頃
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ASIOS キリノは、メモを貼った。
higesorry 2020/01/26(Sun) 05時頃
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◎そして最後は『業(カルマ)、集う力』で終わると。
ピ:結構そこまでの曲がやり過ぎてしまったので。『ゲロ』、『うんこ』、『エロ』、『暴力革命』の終着点がこの曲になります。
◎なんか『懲役』みたいなイメージがしっくり来ますね
ピ:直球ですけど、そうです。あんまりやり過ぎて現実と歌の世界を混同しちゃうとそれこそ『世紀末』になってしまうので。ある種の『戒め』はテーマに含んでますけど、ラスト1コーラスが顕著なんですけど『自分を解放する』ことには後ろ向きになってほしくないので。 そこはあまり湿っぽくならないように、不穏さ、次を感じさせるアレンジに仕上げました。
(447) fuku 2020/01/26(Sun) 05時頃
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◎なるほどですね。この2枚のEP、この春発売ということでピスティオ有働さんにインタビューをさせていただきました。最後にファンの皆さんにメッセージを。
ピ:『SINCERE』、『INSTINCT』ともに自分の集大成とも言える曲がつまったEPとなっています。 これまであんまり演歌などを聞いたことのない皆さん、反対に激しい曲に飢えて飢えて仕方のない皆さん、どちらにも手にとってもらえるように構成しました! ライブでも歌うかもしれないのでこれを聴いて予習していただけると嬉しいです!
◎今日は長い間本当にありがとうございました!
ピ:ありがとうございました!
(448) fuku 2020/01/26(Sun) 05時頃
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ASIOS キリノは、メモを貼った。
higesorry 2020/01/26(Sun) 05時半頃
辣醤醸造 ガルムは、メモを貼った。
miseki 2020/01/26(Sun) 05時半頃
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ー Epilogue:乃束聖愛 ー
[屋上。 礼拝堂の一件から数日後、のあはそこに居た。 此処に来るのは、あの日桐野が飛び立って以来だ。 あの日と同じく、ウイッグもメイクもなければ、制服だって学ランの。 桐野が居なくなって朝寝坊しているかと言えばそうでもなく、ただ、どこか気分が乗らなくて近頃はこの格好でいる事の方が多かった。
まだ冷たい風がのあの頬を撫でていく。 これからどうすればいいのか。 まだ、答えは出ていない。]
───────…ヨーラ。
[屋上の扉が開く音がして振り返ると、ヨーランダの姿があった。 何処か心配したような、寂しそうな。 そして…申し訳なさそうな顔。 そんな顔を見れば、彼女が何を考えているかなんてすぐにわかる。]
(449) sunao 2020/01/26(Sun) 06時頃
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…何て顔してんのさ。 ヨーラは笑っててくれないと。
[困ったように笑う事しか出来ないのがもどかしかった。 本当はもっと明るく、彼女の背中を押してあげるべきなのはわかっているのに。]
どーせ、ヨーラの事だから のあの事心配してくれてるんでしょ?
…大丈夫だよ。もう子供じゃないし。 そーちゃんやヨーラが居なくても、…歩いていけるよ。
[言いたいのはそんな言葉じゃないはずなのに、今のあが言えるのはこれが精一杯だった。]
(450) sunao 2020/01/26(Sun) 06時頃
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[のあちゃんの笑顔に胸がしめつけられるようです。 私は、真っ直ぐにのあちゃんの目を見つめて言いました。]
(451) master 2020/01/26(Sun) 06時頃
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私は…
▷天使に、なるよ。 のあちゃんと一緒に居たい。
(452) master 2020/01/26(Sun) 06時頃
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[ヨーランダがのあを真っ直ぐに見つめて告げた決意は、予想していたそれだった。 礼拝堂の一件の後、ヨーランダの羽は不安定な状態のまま彼女の背に残っていた。 ルイやキランディが言うには、この先は彼女の意思次第だと。 そして今、彼女は歩むべき道を決めた。
出来ることなら聞きたくはなかった言葉。 でも、それが一番彼女らしい道だとも理解はしている。]
うん…、わかった。 のあはヨーラの事、応援してるよ。
[彼女の意思を受け止め、優しく微笑む。 今度はちゃんと笑えただろうか。 ヨーランダの瞳から、一筋の涙が頬を伝っていく。 綺麗なピアノの音と共に────…]
(453) sunao 2020/01/26(Sun) 06時頃
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♪
零れ落ちた 悲しきJewel 君が痛めたハートの欠片さ 君の顔を 誰が曇らせたの? そんな言葉は少しズルいかな 君は嘘が下手だから
[歌いながらゆっくりと近寄り、そっとヨーランダの涙を指で拭う。 そして、優しく彼女を抱きしめた。]
(454) sunao 2020/01/26(Sun) 06時頃
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♪
お願いマイレディ 今だけでいいから 僕を許して この歌が終わる頃には きっと笑顔で言えるよ
[のあの瞳からも涙が溢れ、声が震える。]
これが最初で最後の 別れの言葉になると信じて
♪
(455) sunao 2020/01/26(Sun) 06時頃
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[歌い終え、彼女から身を離す。 泣いている顔なんて見られたくなかったが、今彼女の顔を見ておかなければいけない気がして、のあはしっかりとヨーランダを見据えた。]
……のあの事、忘れないでね。
[今度こそとびっきりの笑顔で言えただろう。 つられたのか、彼女も笑顔を見せてくれた。 のあにはそれが何より嬉しかった。]
(456) sunao 2020/01/26(Sun) 06時頃
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ほら、もう行きなよ。 ヨーラの事、待ってる人が居るでしょ。
[名残惜しそうにしている彼女の背を押す。 こんなのは建前で、本当はのあももっとヨーランダと共に居たかった。 でもそれは叶わないから。 せめて笑顔で見送ろうと決めたのだ。 それじゃあ、と言って大好きな幼馴染は屋上の扉に手をかける。]
(457) sunao 2020/01/26(Sun) 06時頃
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(──────あ…)
[その背に一瞬だけ。 あの日礼拝堂で見た純白の美しい翼が見えた気がした。**]
────「さよなら愛しき君よ」Fin.
(458) sunao 2020/01/26(Sun) 06時頃
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――礼拝堂――
[ぴくりとも動かず倒れ伏していた天使は、呼び声に応えるように微かに喉を鳴らす>>7:284。 喉の締まる感覚。真名を呼ばれたときの反応だ。身体が強ばるような、意識を引き寄せられるような錯覚。 細く紡がれる、声。]
……お前がちゃんと起きてくれりゃ、呼んだりしないで済むんだけどね。
[にちゃり、タールの溜まりを踏みながらキラの近くへと一歩、二歩。 距離が縮まっても、もう薄青とはかち合わない。 視線を向けても、耳鳴りの一つしない。]
(459) mmsk 2020/01/26(Sun) 06時頃
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まだ吐くのかよ。
[嘔吐く友人>>7:285に、呆れ果てて眉を下げる。 痛みを訴えても苦しむようでも、さすがにこれに同情はしてやらない。 転がった紫が天井を見るのに合わせて、上を見る。 礼拝堂の天井は高かった。円錐状に組まれた石造りに、ところどころタール汚れがある。 剣に追い回されたときについたかもしれない。
ヨーランダのことを聞かれれば、無言でそちらを示すだけ。]
(460) mmsk 2020/01/26(Sun) 06時頃
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[足元の友は、苦く謝罪をし。 それから、礼を告げた>>7:287。]
バーーカ。 そんなん、当たり前なんだよ。
[彼女を守る。 そんなことはこんなバカがいようがいまいが、相手が誰だろうと、すでに決定事項だった。 彼女は守られる。 彼女は天使候補生であり、それ以前に白鳥ヨーランダという、何人もの愛すべき友を持つ、ひとりの少女なのだから。]
(461) mmsk 2020/01/26(Sun) 06時頃
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[それからというもの。 キラがヨーランダを呼びつければ、真下に見下ろす位置から一歩引き、話をするのを見ていた。 謝罪を重ね、贖罪をする友の声を聞く。 後悔だと、情けないと重ねて言うのは、ちりりと胸の奥に痛みのようなものを呼び起こしたけれど。
そんな小さな苛立ちより何よりも、力の抜けたように笑う顔を随分と久しぶりに見たような気がして、目元が熱くなりかけたのを絶対に知られるわけにはいかない。]
(462) mmsk 2020/01/26(Sun) 06時頃
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……で、オレには?
[だから、誤魔化すように会話する二人に割り込んだ。 ごめん、と。ヨーランダ本人と、過去ヨーランダの中にいた感情だったものとに謝るのを見て、こちらには何もないのかとつつく。
とはいえ、本気でないことくらいは伝わるだろう。 気づけばオレ自身も、いつの間にか力の抜けた顔で笑っていた。]
(463) mmsk 2020/01/26(Sun) 06時頃
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つーかさ、オレが若造で信用ないのはわかりますが? 何も聞かされてないってのは流石にどうかと思うってか、なんかヤバくなりかけてたら相談とかないわけ? そもそもこんなんなる前に本来はどうにかすべきじゃ――
って、寝んな、わかるけど! ったく……
[口から勝手に溢れていくままの説教も、そんな調子だからどれほども効果はなかった。 エーテル切れのときのどうしようもない眠だるさは知っている。こんな状態ともあればなおさらだろう。 どこまで言葉として受け止められたかもわからないまま、愚痴兼説教は呆れ笑いにすり替わる。]
(464) mmsk 2020/01/26(Sun) 06時頃
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[彼の瞼の裏、描かれている光景は知らない。見るすべもない。 だが、穏やかな寝顔の向こう側。 あたたかい光を見ているだろうことは、想像に難くない**]
(465) mmsk 2020/01/26(Sun) 06時頃
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ゴソゴソ キィーン……
(466) higesorry 2020/01/26(Sun) 06時頃
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[照明もなく、真っ暗闇の中 ──マイクが耳障(ハウ)る。]
(467) higesorry 2020/01/26(Sun) 06時頃
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お…っと、耳障(ハウ)ったな。悪い悪い。
[スピーカーから囁くような大音量で響くのは、この会場に居る皆はよく知っているあの眼鏡の声だ。]
ほら、そろそろお前達も起きる時間だぞ。 朝食の準備ももうすぐ…
(468) higesorry 2020/01/26(Sun) 06時頃
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[そう言うと人差し指をしぃ、と口元に当てる。]
実はまだ皆寝ているんだ。 ……なあ、もちろん…やるだろ?
(469) higesorry 2020/01/26(Sun) 06時頃
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突然キャラソンを歌い出す村 4th season ALL NIGHT FESTIVAL 〜朝までギュッと抱きしめて〜
(470) higesorry 2020/01/26(Sun) 06時頃
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・ ・ ・
みんな、今日は夜通し俺たちに付き合わせて悪かったな。 その御礼にと言ってはなんだが…
俺からちょっとしたいたずらの提案だ。
(471) higesorry 2020/01/26(Sun) 06時半頃
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[桐野が背後から持ち出したのは……バズーカ。]
…の、ような形をした拡声器。イースターだ。 これから愚かな寝坊野郎共に一発カマシに行こうと思う。 さあ!ついて来い!フォロミー!遅れるな!
(472) higesorry 2020/01/26(Sun) 06時半頃
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[桐野とバズーカは舞台袖へ捌けていく…]
(473) higesorry 2020/01/26(Sun) 06時半頃
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パッ
(474) higesorry 2020/01/26(Sun) 06時半頃
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