252 【飛び入り歓迎】学園の七不思議
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[頭の中にバーナバスとノックスの声が響く。
笑う気配と共に、「うーっす!」と返したのは届いたのかどうか。
落下直前だったために確認なんて出来やしなかった]
[トシミの表情は暗さもあってはっきりとは認識出来ず。
自分の話に彼女が昏い想いを抱いたなど知る由も無い。
愚直な男に機微を察しろと言うのが無理な話なのだ]
[落下速度が増す一方で、暗闇の先に光を見る。
それは眩く、直視出来ない程となり────ケヴィンの意識は一時途切れた]
─ 学習テラス ─
───── でっ!!
[どちゃ、と少なくない痛みと共に身体が床に転がる。
何かに躓いて転げたような体勢。
周囲に誰も居ないのは不幸中の幸いだった]
ってぇ────…… あれ?
[身体を起こして周囲を見遣れば、いつの間にか室内に居た。
見る限り、停電する前に居た学習テラスと思われる]
……あー…… 戻った、ってこと、か。
[数瞬の混乱の後、自分の身に起きたことを理解して、右手で後頭部を掻いた]
あれっ、色々落としてきた!
[持っていたはずの手当てセットと懐中電灯が無い。
尤も、あれらは持ち出せないものであったため、無いのが当然でもあった]
[転んだ拍子で鞄から借りた本と補習プリントが飛び出していたが、あっ、と思っただけで再び鞄に仕舞い込む。
今はそれどころではない]
どこいっかな。
[最後に居た場所と戻って来た場所が一致しない以上、食堂の方には居ないだろう。
窓を見遣り、荒れ模様であることを確認しつつ、人の気配がある方へと歩き出した。
どうやら不思議体験をした者達以外にも、学園には人が残っているらしい*]
― 放送室前→オカルト同好会部室 ―
ヨーランダです。
ううん、一番良かったひとと悪かったひとが一人ずつ、帰れるようになったの。
その……、私達を戻してくれた幽霊、ナンシーっていうサイモンのお姉さんで……
[道を開ける生徒たちには聞こえない音量で、エリアスに応えつつ歩く。
なんだか周りの生徒は目を合わさないように顔を伏せたりしている。]
く…熊さ……じゃ、ない、ガストンってどういう人なの…?
[その理由をそっとエリアスに尋ねつつ。
腕に手を絡めてついてくるグロリアに微笑みかけたりして。
近寄りがたいと思っていたけれど、恐る恐るついてきてくれる姿はなんだか可愛いと思った。
幼馴染が頼られるのが嬉しいと言ってた気持ちが判ったような気がする。]
…はい、判っています。
話しても信じて貰うのは難しいと思いますし。
[表情や見かけと違って、お願いするように頭を下げるガストンに目を丸くしつつ、傍らのグロリアには、視線だけで、ね、怖いひとじゃないでしょ?と瞳笑わせて。
道中、目的を聞かされれば、私も、と口を開いた。]
私もサイモンを探しているんです。
伝言、お姉さんから頼まれて。
[休みたいけど約束したから、反故にはできない。**]
[あちこちをうろついた結果、台風直撃のために帰宅は困難となり、通り過ぎるまで緊急避難の状態になっていることを知る]
こりゃ泊まりか?
[毛布やら何やらが運び出されている辺り、今日中に帰るのは困難と推測出来た]
家に連絡しねーとかー。
……あっ。
[メールすりゃ良いじゃん、と今更ながらに思い出す。
ひとまず親に、台風により帰宅困難、とメールを打って送信。
次いでもう1つアドレスを呼び出して、文字を入力して送信する]
[気付けば返事が来るだろう、とは思うが、探すのは継続しておく]
なんだ、お前逃げ遅れたのかよ、南無いなー。
[移動中に見つけたチームメイトに声をかけ、軽口の応酬。
何故残ってるのかを聞かれて、補習、と答えたところ、お前の方が南無い、と言い返された]
なぁ、ヨーランダかサイモン見てねぇ?
[問うと、見てない、と言う答えと、ヨーランダって誰よ、と言う答えが返って来た]
お前んとこのクラスだっつの。
覚えとけタコ。
[笑って言ったが、少しだけ目が笑っていなかった]
あとは───ガストン先輩とか。
[もう1人名前を出すと、チームメイトは、あー…、と声を零して表情を強張らせた。
首を傾げて先を促すと、相手は苦笑を更に引き攣らせて見たことを教えてくれた]
理事長の孫他2名を呼び出してどっか行った?
あー、ビンゴだな、それ。
どこ行ったか分かっか?
[1人納得して行方を問うが、チームメイトは勢いよく首を横に振った。
関わりたくない、と言うのが全面に現れている]
ちぇ、まぁいいや。
探してくるわ。
[じゃあなー、とチームメイトに手を振ると、ケヴィンはまた人に訊ねながら移動を始めた。
ホント怖いもの知らずだよなー、と零すチームメイトの声は届かない*]
ゑ?
先輩が…そうですか。
会わせるわけには……まぁ、いかないのかも。
先輩の事情次第では、もう、帰ってこないだろうし。
それは大事件になる。
[ひそひそ。
とすれば、優しいのかもしれない、とも感じる。]
[番格の類いであることは自分も知っていた。
先輩方なら承知の上では?などと考えてその辺りは省く。]
話をしたのは、先程からですけど。
頼りになる先輩だと、思いました。
今も大事にしないように動いてますし…。
あ、そか…
それでか。
[そこで今更、回りの動きについて感づいた。
出来事が重なって麻痺していたのかもしれないと考える。
しかし自らの噂までには至らない。]**
グロリアが知らずに聞いてくれば簡単には伝えるだろう。
[ガストンを探せば他の者達も見つかる。
そう思ったのは、理事長の孫──グロリアが連れて行かれたと知ったからだ。
面子と人数を考えれば、今回の不思議体験に関わった者達であると推測出来る。
最初こそ思い込みに近いものだったが、訊ねながら探し回るうちに聞けた特徴等から確信に至った]
方向からして文化系の部室の方か?
[ガストンはやはり目立つ存在で、彼の目撃情報は事欠かなかった。
話を聞くうちに、一行が向かった方向の当たりをつけることが出来た、のだが]
あっ、せんせ。
[運悪く担任に遭遇。
補習プリントは終わったか、と問われた]
まだっす!
いや、天気悪くなりそうだったから帰ってやる心算だったんすよ?
帰る準備してたら間に合わなかったんす。
[笑顔で元気に否定したらジト目で見られた。
終わっていない理由に台風を持ち出したのだが、それは理由にならん、と怒られた。
どうせ泊まりになるのだから、今日中に仕上げて出せ、と再度言われ渋々了承する]
へーい。
[全く、と溜息をついて、担任は立ち去って行った]
やべー、逃げらんねー……。
[下手すると補習プリント中、監視がつきそうだ*]
…ああ、助かる。
[信じがたい話だから、で流されるだけならいい。もしもに備えての口止めだ。
ヨーランダが促すようにしてグロリアも納得してくれただろうか。
この先重要なのはさっさとみんな帰ってくること、いつ頃帰るかや、ちゃんと帰してもらえるか。
あちらで猟奇的な願いを霊が口にだすなどしないかもある]
そうか。
[姉というのはわからないが、目的があるならば一緒に行くのは問題ない。
仮に見つからなくても手分けするということもできる。
なにやらこそこそと話されてることなどもあるがそちらには耳を傾けず、天文学部を通り過ぎてオカルト同好会の部屋へとたどり着いた]
―オカルト同好会部屋前―
俺の用事は、口止めと、七不思議についてだ…先に済ませるか?
[用事があるといったヨーランダへと、相変わらず鋭くて怖い視線を向けて聞いた]
[さて捜索を再開しようとした矢先]
………ん───?
[キィン、と少し耳鳴りがした。
直ぐに収まりはしたものの、気になって耳をトントンと軽く叩いてみる]
気のせいか。
[それ以上何も変化が無いため、気のせいだろうと判断して再び歩き出す。
元の世界へと戻って来たため、それまで繋がっていた”声”は届かず耳鳴りとなって現れた。
いずれは耳鳴りすらも起きなくなる。
それはあちらの世界での影響が途切れた証拠でもあった*]
会えないひとなら、せめてお手紙とかでも渡せたら、と思うのだけど……、
[ひそひそ。
見ず知らずの私からの言伝を信じてもらえるだろうか。
この役は彼のほうが良かったのではないか、と考えてしまう。]
[エリアスが知っているだろうと省略した、番長と名を轟かせている?ガストンのことを私は何も知らなかった。
普段あまり、他人と接触しない生活……、教室でも席で一人編み物をしてたり、部活でもまた然り、で噂話とかは聞こえてきても右から左に流しているからだ。]
…頼りになる…、そう。
[そういう感じはどことなく感じる。
言葉の選択や表情が、どれも怖いのは仕様なのだろうか。]
んー…、慣れるってことかな。
[エリアスの様子を見ながら、独り言が口から洩れる。
今回のは聞かせようとしてではなかった。
話をしたのは先程という彼は、ガストンを周囲の生徒のように怖がってはいないように思えた。]
いえ……
[短く感謝を告げるガストンに緩く首を振る。
グロリアはどうだっただろうか。
自分が無事に帰れたことと、先に帰った人達が居ることで、なんとなく、みんなも帰ってこれるのではないかという風に考えていた。
というよりは無意識にそう思っていて、つきつめて考えなかったのが正しい。
幽霊達の要求が困難になっていく可能性などが頭からすっかり抜けていたのはネガティブ思考を代表する私としては申し訳ない気持ちだ。]
―オカルト同好会―
…私から、ですか?
[ガストンに先を促されて、落ち着いてきていた心臓がまた大きく跳ねた。
エリアスほどに慣れていないから、近くで見ると視線は怖いし。]
わ、わかりました……
[けれど断る理由もないので、言われるがまま、サイモンの所属するオカルト同好会の部室の扉を開ける。]
失礼します……
あ、あの、こちらにサイモン・バチューってひとはいらっしゃいませんか……?
[控えめな、そしてある意味幽霊みたいな声が静かな部室に響く。
それはここに集まる生徒達が興味を示す音とも言えた。]
あ、あの……
[一度に視線が集中する。
した、と思ったのだけれど。]
あれ…?
[明らかに私とは交わらない視線。
判ってはいたけれど、彼らの視線は傍らのグロリア、そして背後のガストンに注がれていた。
その中には3
偶数:勿論、件のサイモン自身の視線も含まれていた。
奇数:残念ながら、求めたサイモンの姿はなかった。**]
(……ですよね…)
[オカルト同好会メンバーから総スルーされている中、場違いなメロディを奏でて鞄のスマホがメールの着信を告げる。
ガストンやエリアス、グロリアはどうしていただろうか。
こっそり、取りだして画面を確認すれば、それはいつもの調子の、変わらない幼馴染からのメール。]
……帰って、きたんだ…
[ほっと息を吐く。
信じていたけれど。
それでもやっぱり、心配だった。]
To ケヴィン
オカルト同好会
サイモン探してる
[けれど返すのは、同じような短文。
メール相手が幼馴染しか居ないので、こういうものだと思っていた。
違うのは最後に付け加えたいこの一文だけ。]
おかえりなさい**
[当たりをつけた、文化系部室が並ぶ校舎へと足を向けた時、スマホがメールの着信を告げる。
画面に映った文字から推測が当たっていたことを先ず知る。
それじゃあそっちへ向かうかと意識を逸らしかけた時、その後に続きがあることに気付いた]
………へへっ。
[思わず笑みが漏れる。
返信と書かれた画面をタップし、新たにメール画面を開いて入力、送信]
To ヨラ
りょーかい、そっち行く。
ただいま!
[送信完了の文字を確認した後、オカルト同好会の部室がある方へと歩みを進めた*]
[任せた。とヨーランダにうなずいた。エリアスやグロリアも賛同してくれたか。ひとまず、そして扉をあけて、集まる視線に内心首を傾げた。
...は自覚はない。というかわからなかったが、ヨーランダは影が薄い子なのだ。
だが、影が薄いとはいえ実体があるヨーランダだが、そもそも実体のない霊をみた後のため、耐性がついたためわからなかった。とかもある…まあ放送室前では、グロリアがいなかったら気付けなかったかもしれない。]
[反応が薄いため、ヨーランダに続いていう]
サイモン・バチューはいるか?…隠してたら碌なことにならないぞ
[何やらメールを確認するヨーランダの横で聞く。
『ああ、噂は本当だったのか。』と絶望的に青ざめる人たちがいた。
その中から、『物置小屋で、祠がなんとかって……』と震えながら教わる。それがのものかもしれないのはガストンにはわからないこと、軽く礼をいって、オカ同の人たちと話を切り上げた]
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