303 突然キャラソンを歌い出す村4
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[校内にふわりと薔薇の香り。 いくらか歩き探し回って、ようやく少年の姿を見つけた。 雪はいつの間にか雨になっている。羽が濡れるのは好ましくないので、くっと畳んで隠し、地に降りる。]
(しっかしなあ……)
[姿を消しているはずなのに、普通に見られるのは厄介だ。 少年本人に気づかれないようにと距離をとって歩むうち、その行き先がどういった施設であるか見えてきた。]
(268) 2020/01/06(Mon) 22時半頃
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礼拝堂……?
[>>263思わず声に出た。 なんとまあ、縁が深い場所に出たものだ。 いいじゃないか、天使と礼拝堂。絵になるね。]
(269) 2020/01/06(Mon) 23時頃
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─ 天獄学園・礼拝堂近く>>265 ─
[このマイク――イースターは出所が出所だからか、さすがにただのマイクではないようだ。 歌った際にちょっと気持ち良かった…だけでなく、リリックの意図するところまで無駄に高精度で汲まれて拡声された気もする。 笑みを真似するなどとあざとい機能までついているときた。]
ああ、やっぱり天使製だった。 彼ら、そういうとこたまに変態染みた拘りを見せるからね……。
[十年前の記憶を辿って呟く。 転勤・転属があったりと、どうも世間のイメージから遠い面もあることを伶は知っていた。 あの時に自分が触れられたのは、そのごく一部分に過ぎないけれど。
天使社会の実態はさておき……少なくとも「天使絡みかな」という自分の呟きにリアクションを返す程度のコミュニケーションはできるようだ。]
……天使以外にも力を貸して良いのかい、キミ。
[興味を持って尋ねる。 姿を変えたのだって、聖愛の言葉に応じてのものに思われたから。]
(270) 2020/01/06(Mon) 23時頃
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[だが、礼拝堂の天使像よりも、思いの外信心深いのかもしれない少年よりも、自分の意識を縫い止めたのは>>238。]
……レイ?
[記憶の姿よりも、ずいぶんと大人びて。 すらりと背は高くなり、うつくしい女性になっている。 けれどその気配は、変わらない。 ――あの日の幼い「天使候補生」の気配は。
そして、変わらぬといえばこちらも。 只人になった女性にも届く、懐かしい花の香り*]
(271) 2020/01/06(Mon) 23時頃
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― 回想 ―
[ずっと、ひとつの絵が心の中にある。
昔、父に連れられて外国を旅した時。 雑多なバザールの一角でひっそりと売られていた、一枚のキャンバス。
額縁のないその絵>>253は、幼い少年にとってまさに天啓だった。
そこに描かれていたのは、天使の姿。 無垢で、清廉で、まるで雪のように白い天使。
そう、あの絵に描かれた天使のような誰かを。 ぼくはずっと探している。]
(272) 2020/01/06(Mon) 23時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/01/06(Mon) 23時頃
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─ 天獄学園・礼拝堂近く ─
準備が完了って、 …ちょっ!?うえええええ!?
[またどこからか声>>218が聴こえたかと思えば、手元の白いマイクが急に糸の塊のようなものへと変わる。 その糸が意思を持っているように動きだしたところで、のあは悲鳴と共に小箱ごとマイクだったものを手から放り出した。]
………は─────────────
[怜が名を呼ぶ声>>234に返せたのは、開いて塞がらない口から溢れた吐息だけ。 眼の前で織り上げられていく”人のようなもの”。 それを見て平静を保っていられないのは、のあだけではなかった。>>236>>237]
(273) 2020/01/06(Mon) 23時頃
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ふ……
(274) 2020/01/06(Mon) 23時頃
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─ 天獄学園・礼拝堂近く>>270 ─
[女性の質問に答えた。]
肯定します。 イースターは人類に 再び救う者が現れる可能性も想定され 製作されました。
イースターはあなたたちの旅にお供します。 あなたたちの声に力を授けます。 善き福音ライフを。
(275) 2020/01/06(Mon) 23時半頃
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っ…、ぷはっ、あっははは!!!!
[のあは盛大にふきだして、大きな笑い声をあげた。]
れ、れいちゃ……っくく…取り乱しすぎでしょ…
[お腹を押さえて、ひー苦しいと言わんばかりにけらけらと笑っている。 これがイースターというマイク?のせいなのか、ただ単にツボに入ったのかは微妙なところだ。]
は…ひー、ひー……はー…くるし…。 で、えーっと…なんだっけ、…
[笑いすぎて目尻に滲んだ涙を拭いながら、何の話をしていたんだっけと思い返す。 笑ったおかげか、さっきよりは思考がすっきりしていた。]
(276) 2020/01/06(Mon) 23時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2020/01/06(Mon) 23時半頃
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…って、んんん?怜ちゃん…?
[天使絡み、と聞こえてどきりとした。 ついさっきその天使がなんだかんだでワケのわからない事に巻き込まれたところだ。 いやそれはまだいいとして、怜とイースターが天使製だのなんだのというまたよくわからない話を展開している。 嫌な展開の香りがするぞ。]
ちょ、ちょっと待って待って! 一旦ちょっと待ってくれる? のあ、朝からもうちょっと頭のキャパがね、 いっぱいいっぱいでね…。
[うーんと考える。 ここまでの言動から見るに、イースターがこちらに危害を加える様子はない。 かと言って、この子をこのままにしておく訳にもいかない。]
(277) 2020/01/06(Mon) 23時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/01/06(Mon) 23時半頃
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― 授業中 / 3年教室 ―
……ジェ。 ……ぼくの、アンジェ……
(278) 2020/01/06(Mon) 23時半頃
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「許宮ニコラス瑛二ィ!!!」
[耳元で大音量の怒鳴り声。続いて、ばし、と教科書で頭をはたかれる衝撃。 ニコラスはつかの間の微睡みから強制的に引き戻された。]
(279) 2020/01/06(Mon) 23時半頃
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[落ち着いた女性と反対に少年は爆笑している。笑い飛ばして次のことを考えるという教えはかくして成されたのかもしれないし、そうでもないのかもしれない。(>>277)
人の心は一様でない。 教えを聞く人たちも様々に思考する。]
(280) 2020/01/06(Mon) 23時半頃
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んぇ……?
[涎を拭いて体を起こす。クラスメイト達のくすくす笑う声と、呆れの混ざった白い目。 それを気にするでもなく、すみません、と教師に頭だけは下げる。 ため息をつきながら教壇に戻る教師を横目に、ニコラスは大きな欠伸をした。]
はやく休み時間にならないかなぁ……
[物憂げな表情で座る姿は、容姿も相俟って優等生という印象を与えるが、ノートに書かれていく文字は解読不能なほど汚いし、罫線という存在は丸ごと無視されている。しかも居眠り常習犯だ。 授業は退屈だ。高校生活最後の試験に向けて真面目に聞いている者もいれば、内職している者もいるし、遠方受験で欠席している者もちらほら。 1、2年の頃とは随分周りの様子が違うと思いながら、ぼんやり黒板を眺める。
その横顔にカメラがズームインし、クリーントーンの美しいギターリフが流れ出す――]
(281) 2020/01/06(Mon) 23時半頃
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[そうであるがゆえに、かつてイースターは製作された。
今度新たに出現するかもしれない救う者は、特別な出生の人でなくてもいいのかも。
人々のなかで新たな福音が生まれることもあるだろう。 ならその時は、声が届きやすいほうがよい。
そんな呑気な想定の天使によって。 呑気なおせっかいによって、このイースターは製作された。 製作した天使がいまだ天界に居られるご身分かは不明だ。]
ノアの提案を承認しました。
[…………………。 ……………………。 …………………。 …………………。待っている。]
(282) 2020/01/06(Mon) 23時半頃
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えっと、イースターだっけ…? よくわかんないケド、キミはのあの事助けてくれるの?
のあ、大事な人を助けたくて… って、そうだよ!早く戻らないと! と、とにかく一緒に行こう!怜ちゃんも!
[マイク騒動があまりの事すぎて、ヨーランダと桐野の事をすっかり忘れていた。 二人の事がどうでもいいとかそんな事はないんだ、神に誓って、絶対に!]
あっ、…そのままじゃちょっとマズいよね…。 んしょ…、はい、これ着て?
[羽織っていたオレンジのパーカーを脱いで、イースターに渡す。 顔は人に見えても、この身体はどうにも言い訳ができない。と、思う。 のあは線は細いが背は女子よりはあるし、更に萌え袖のオーバーサイズパーカーだ。 イースターの身体を程よく隠せる位の大きさはあるはずだ。
こうして、イースターにパーカーを着せていた頃だっただろうか。 礼拝堂の近くに人がやってきたのは。>>264 >>271]
(283) 2020/01/06(Mon) 23時半頃
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♪ 夢見がち(romantic)? それとも空想家(dreamer)? 多少マシかな どうでもいいけど 気狂い(lunatic)? それともイカれてる(crazy)? 構いやしない 何とでも言え
Kitschな駄作はもうたくさんだ 息を止めるような Masterpieceをぼくに見せてよ
いつか見たイコン きっとそれはこんな雪の日に
天啓(revelation)? それとも魅入られた(Temptation)? どうでもいいさ ただ探してる 描いてみせる ぼくの聖像《アンジェ》
cheesyな俗物はもううんざりさ あの日見たような Masterpieceを求めてるんだ―― ♪
(284) 2020/01/07(Tue) 00時頃
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あー、この耳?みたいなのも隠した方がいいかな…。 ヘアアクセで通る…?
[イースターにフードを被らせるか否かを悩みつつ。 とりあえずフードを被せてあみあみの部分を押し込んでみる。 収まりきらなければ諦めるつもりで。**]
(285) 2020/01/07(Tue) 00時頃
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─ 天獄学園・礼拝堂近く ─
くっ……、
[聖愛が盛大に笑う>>276のにはCoolにいられず歯噛みする。 みっつかそこらしか離れていない旧知の仲には、歌での誤魔化しも通用しなかったらしい。 クールでもクレバーでもない幼少期だって知られているのだから仕方ないが。]
(286) 2020/01/07(Tue) 00時頃
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[興味深く天使製マイクの回答を聞く。>>275]
ふぅん――……
ねえ、聖愛。 正直なところ僕にも良くわからないけど、この子の手を借りられるみたいだ。
[聖愛も、混乱から回復して色々と考えが纏まったのかするべき事を思い出した様子。>>283 聖愛がマイクにパーカーを着せるのを見ながら、]
うん、じゃあ道中で良いから事情を説明して―――…
[頂戴ね、と言いかけたところで言葉が途切れた。]
(287) 2020/01/07(Tue) 00時頃
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[――――…懐かしい香り>>271が鼻腔をくすぐる。]
……いるのかい、ルイ。
[伶に、その姿は視えない。 イースターの授ける謎パワー効果にも個人差が有るようで、有働のようにはならなかった。]
(288) 2020/01/07(Tue) 00時頃
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[早く美術室に行きたい。 今朝閃くままに描き殴ったスケッチを整理したいし、かわいい後輩のハロルリラも来るかもしれない。
ハロルリラは我が美術部に今年入った1年生、期待の新人だ。ニコラスは今時の女子のファッションには疎いが、彼女の服装には独特の美意識を感じていた。
ハロルリラ・E・マスカルウィン。
母の生まれた国の出身だと、名前を聞いてすぐにわかった。 かの国で名高い名門貴族。そして、悪魔祓いという歴史を持つ由緒ある血統。 だからこそ、彼女をマスカルウィンの名で呼ぶことはなかった。
出自に縛られることがどういうことか、ニコラスはよく知っていたから。]
(289) 2020/01/07(Tue) 00時頃
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肯定します。 イースターはイースター……
[二人が話す言葉から、再度言葉を調整する。さっきの歌(>>237)の主語がボクだったことが理由である可能性はかなり高い。]
ボクはイースターです。 ボクはノアの福音ライフを手助けします。
『助ける』『戻る』『行く』 それらを承認。移動しますか? 追従します。
……?
[聖愛のいう『ちょっとまずい』の理由はよくわからず首をかしげた。 するとオレンジ色のパーカーを手渡された。 それを促されるままに着込む……必要があれば、耳部分もパーカーのフードにしまいしまいするだろうが……]
(290) 2020/01/07(Tue) 00時頃
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[ニコラスの母は、あまり外聞のよくない仕事をしている女だった。裕福な父と結ばれたのは間違いなくその仕事のおかげである。 天獄市に来てからは昔の母を知る者もおらず、後ろ指をさされることもなくなったが。
子供の頃は、母に似た顔のせいでよく揶揄われたものだ。
"――おまえも売っているのか?"
と。**]
(291) 2020/01/07(Tue) 00時頃
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[――「天使候補生」 その一人であった銀鏡伶の存在>>212は、天獄市の前任者悪魔からの引き継ぎ書を読んで知っていた。悪魔にも不適、と一行書き添えていた。詳細は書面だけではまったく分からないものであった。 それもあり、高校の教員となり銀鏡との接点を持つため、生徒会の顧問を回してもらったのはここだけの話。]
[そして、彼女の従妹である白鳥の存在。 悪魔的に察するものはあった。彼女には素質がある、と。 ゆえに、ヨーランダには時折目を向け、優しい言葉を向けたりもしていた。周りから見たら、面倒見のよい優しい教師として映るのだろう。]
(292) 2020/01/07(Tue) 00時頃
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…、おや
[寒いグラウンドから、体育館へ移動する途中の廊下。 生徒を怒鳴る教員の声が聞こえた。>>279 どうやら居眠りする生徒がいたらしいが、――体罰をして、生徒の興味を惹けない授業の罪を責任転嫁している姿――どちらが、罪深いのだろうなと想う。
教師間でもよく話題に上がるニコラスの姿を教室の窓から一度覗き見た。
流れるギターの音、それに合わせて歌う歌。>>284 廊下で華麗なジャンプや、ピルエットをするバックダンサーとなった。**]
(293) 2020/01/07(Tue) 00時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2020/01/07(Tue) 00時頃
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[ルイ>>288。 慣れた調子で呼ばれた仮名に、笑みを深めた。 猫のように目を細め、口角を引き上げる。 ああ。このままではいけない。このままでは、只人となった愛し子の目には映れない。 トン、と軽く爪先を鳴らすと、それを合図に実体を取る。]
レーイっ。 覚えててくれた? ホントに? もー、こんなに大きくなってー。 最近どう? どうしてココに?
[そして、部外者として誰に見られるも構わず、つかつかと礼拝堂に進み行っては銀鏡伶のもとへ一直線。 両腕を広げ、受け入れられるならそのままハグでもしようかという姿勢。]
(294) 2020/01/07(Tue) 00時頃
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[それは、一限目の授業時間の事。 ヨーランダが在籍している二年の教室。 暖房の温度調節の調整か、開いたままの扉を潜って、 人の目には簡単に映らぬ天使は教室に入った。 ヨーランダはまだ戻っていなかった。 まだ同僚から話を聞いているのかもしれない。]
[手の中に隠した小さな紙を机の中へそっと置く。 手を離した瞬間、それはふっと視界に現れた。]
(295) 2020/01/07(Tue) 00時頃
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『こんにちは。はじめまして。 私は君がさっき会った天使の仲間だ。 私も君に挨拶したいんだ。 昼休みにでも、ご飯がてらに屋上で話さないかい? もし一人で不安だったら、友達も連れておいで。 ちょっと変な話になっても君を引かない、 信頼してる子だと尚良いと思うよ。』
[そう書かかれた手紙を置いて、 見えない天使はゆるりと歩いて教室を出ていった。 回し手紙のようなそれを、知る由もない一般人の教師は、 黒板に歴史の年表を書いていた。]
(296) 2020/01/07(Tue) 00時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2020/01/07(Tue) 00時半頃
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─ 天獄学園・礼拝堂近く ─
[結局、ややフードから耳がはみ出たイースターだったが、謎布が垂れているだけに見えるかもしれない。(>>285)
レイと呼ばれた女性の方は、ルイと呼ばれた者と交流をとっている。(>>288)(>>294) そのまた別の方角では、先程箱に触れていった誰かがいるかもしれない。(>>264)
それらのこと、どれもを赤い目で確認しながら指示を待っている。]
(297) 2020/01/07(Tue) 00時半頃
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