303 突然キャラソンを歌い出す村4
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[賛美歌の如く、何処からかコーラスが鳴り響く中。 目の前の男は、絵画の天使のような微笑を浮べたまま まるで寝かしつけるように、謳うように、こう続けた。]
やあ皆。すまないね、
“私は業者のものなんだが”…
“今のはPV撮影でね、 君達の生の反応を撮りたくてやったことなんだそうだ”
“大丈夫、心配要らないよ 今から後片付けをするからね”
“大丈夫、何も、おかしなことは起きてない”
“きっと、善いものが撮れただろう。 君達は貴重な体験をしたんだ。 そういう時は、ほら、笑って”
(105) 2020/01/05(Sun) 20時半頃
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後で、礼拝堂に行かなくちゃな…………
[目眩のような感覚に、また苛まれ。 その原因を突き止めるべく、あの箱の元へ行こうと。**]
(*13) 2020/01/05(Sun) 20時半頃
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[手前にいるまだ、怯えたような目を向ける女子生徒。 その手を取り、]
♪ (Raise, raise a voice on Here, Raise, raise a word on Here, Raise, raise a song on Here,)(※コーラス)
眠れ愛し子 わが声に 悲しむ羊 手を曳いて 忘れて眠れ 幼子よ…
“大丈夫、心配要らない” “楽しみだね、君が映るかもしれない”
“ほら、楽しみだね”
[優しくその額に祝福のキスを落とす。生徒の顔から、怯えたような表情が消えた。顔を上げた男は、「まるで怯えた感情を吸い取ったかのように」、微笑む口角の端で舐めずりに舌を出す。]
(106) 2020/01/05(Sun) 21時頃
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/* また淫行事案が……
(-89) 2020/01/05(Sun) 21時頃
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[―――これは有体に言えば、暗示であった。 感受性や素質が一般人であるならば権能と言わんばかりのその歌を、まず疑うことは無く受け入れるだろう。
そうでないものには、違和感や そもそも効かない事もあるだろうが。
多くの人間は、「凡庸」であるものだ。 祝福のキスを受けた生徒は今歌われたその事実を受け入れたように。
目の前の男がなんてことは無い顔で歌いながら掃除し始めるのを横目に、うっとりとした目をしながら「PV探さなきゃね」、等と友人へ向けて黄色い声をかけていた。*]
(107) 2020/01/05(Sun) 21時頃
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[音坂舞は、天使でも堕天使でもない。
悪魔だ。 生粋の悪魔だ。
人を、生あるモノを、誘惑し堕落させる存在。
その誘惑は、時に耳元で囁かれているかのように聞こえ、時に背後から刃物で貫かれたかのように感じるだろう。
近づく足音は優しく、気が付くと傍らで支えてくれる。 その全てが罠だと気付かせることもないまま、…――。*]
(*14) 2020/01/05(Sun) 21時頃
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/*そういえばリトルアンジェ、ぼくのプロロの歌からだったら申し訳ないなとおもっているんだけどいっそアンジェで通すか…?
(-90) 2020/01/05(Sun) 21時頃
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♪『 lift me up as a prince does! 』
唐突に私の視界を占めた貴方 包む花の香に浚われるわ私
あっという間に見えない貴方 どんな顔して私を連れ去るの
力強く引くその手は いつもの彼とはまた違ったもの お願いどうか優しくなさって まだ準備も何もできてないから
lift me up? 王子様がそうするように carry like a princess! お姫様にそうするように
初めてなの こんな格好 変な風に見えてないかしら
(108) 2020/01/05(Sun) 21時頃
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/* wwwwwwwwwwww 突然ヨラ歌いだすのびっくりするww wwwwwwwwwwwwwwwwww
あとwwもうwwさww キランディさんがんばりすぎやろww
(-91) 2020/01/05(Sun) 21時頃
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オトサカは、ヨーランダにアンコールした。
2020/01/05(Sun) 21時頃
オトサカは、キランディにアンコールした。
2020/01/05(Sun) 21時頃
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――天獄学園:屋上 >>102――
あ……はい。 ありがとうございます……。
[ジャケットを羽織らせてもらい、お礼を言います。 まだ頭の中は疑問符で埋まっていますが。]
……神様。 授業より大事な質問なんですよね、それ。
[イア ・信じる。 ・神様なんているわけない。 ]
(109) 2020/01/05(Sun) 21時頃
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……もちろん、信じて、ますけど……
[私は偽ること無く、正直に答えました。]
(110) 2020/01/05(Sun) 21時頃
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ニコラスは、ジェルマンにアンコールした。
2020/01/05(Sun) 21時頃
CC レイは、メモを貼った。
2020/01/05(Sun) 21時頃
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箱…? 何だ、君はなんか、変わった奴だな? 未完成の悪魔、というのもあるものなのか。 まあ尤も、悪魔かどうかもわからないか。
[>>*9>>*10 ごぽ、と水音が嗤うように上がった。]
へえ…素質をあげるのかな。 あの眼鏡天使が見えるなら、相当だ。
成程ねえ、面白そうだ。 いいねえ、若い情動には素直になったらいい。
その箱について進捗あったら教えてよ。
[爽やかに後押しするように声は言う。]
(*15) 2020/01/05(Sun) 21時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2020/01/05(Sun) 21時半頃
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―――、
おやおや。 皆、随分元気がいいね。
本当、流行ってんのかな こういう挨拶。
[>>*11悪意の篭った音色に、どうやって鳴らしていると言うのか、水音交じりの口笛が上がる]
(*16) 2020/01/05(Sun) 21時半頃
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[普段はあまり耳を澄ませない水の奥の音、耳を傾け、]
…、へぇ
[普段、足を運ばない礼拝堂にあるという箱の話。 興味を示す声を届ける。]
(*17) 2020/01/05(Sun) 21時半頃
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>>*16
――、…最近の定義が難しいな。
[こぽ、と水音に返事を混ぜて届ける。]
(*18) 2020/01/05(Sun) 21時半頃
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ほ〜ら、 現代社会の繊細な子が此処に居るんだぞう? もっと労わってあげなくていいのかい?
おっ いいねえ 欲望に真面目な若者。
いい進捗を楽しみにしているぞー!
[>>*13 相手が今眩暈のような感覚に苛まれているのも 知らぬ風に、声は爽やかにエールを送る。 器用にも水音は三三七拍子を刻んでいた。]
(*19) 2020/01/05(Sun) 21時半頃
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…、流行には疎いけれど そう、だね…―― 挨拶か、 [ぽつぽつと返事を水音に返すが、三々七拍子と混じってしまった。]
(*20) 2020/01/05(Sun) 21時半頃
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/* どしうた! くそ…リリックこい
(-92) 2020/01/05(Sun) 21時半頃
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そうだねえ。 両方大事、って言いたいところだけど、若干こっちのほうが大事。
[事情を話すことと、話したあとの評価に関わること。 どちらが大事かと言われれば、先に必要なのはこちらの質問。 彼女の目の前に出た二択を見ることは叶わなかったが。]
へえ。もちろんとついた。 いいね。大正解だ。 正解のキミに大サービスなんだけど――
[素直な少女の反応に、表情は笑みが深まる。 機嫌のよさを表に出しつつ、両肩をぐるりと回した。]
(111) 2020/01/05(Sun) 21時半頃
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おや、哲学的。 若い子相手に通じなかったら 最近じゃないんじゃないか? 早速若い子が戸惑ってるみたいだがね。
[>>*18 所詮は雑談。と、雑な返しをする]
若しかして昔から こういう悪魔のテンプレみたいな イキり感のある挑発的な挨拶が流行っているのかい?
まあ私は君達から見れば堕天使だろうから 所詮、偏見乗せ乗せの所感だが。
(*21) 2020/01/05(Sun) 21時半頃
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天使って信じる?
[ばさり、背に大翼を広げる。 信じる信じないに関わらず、否が応にも見せつけるさま。
白い翼は、畳まれて頂点になる風切羽の周りだけ、薔薇色に似たピンク色のグラデーションになっている。]
(112) 2020/01/05(Sun) 21時半頃
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日々悩み多き繊細な若者を相手にしているよ。
悪魔も数多いるが世界もまた広い。
天獄市に転k…いや来てから数年経つが、 …、随分と物騒な事になってないかな?
[水音にひとつため息を混ぜて、]
誰かと話すのは、実は…久しい。 だから、挨拶のつもりではなかった。
(*22) 2020/01/05(Sun) 22時頃
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元、天使…か。 天使流の挨拶なんて、あるのかい?
(*23) 2020/01/05(Sun) 22時頃
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/*
[外に降っている雪が、灰色の鳥の羽に変わり 音坂の黒い衣服に付着していく。
忙しくて反応できなかったんだがここ崩れ落ちたのではらせて
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-93) 2020/01/05(Sun) 22時頃
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ま、信じないって言ってもこの羽にタネも仕掛けもないし? 外れたりしないから千切ろうとかしないでほしいんだけど。
あ、でもこの色は天然じゃないよ。染めてんの。いい色っしょ。
[聞かれてもないことをべらべら喋るタイプの男だ。 選択肢の合流地点なわけではない。]
そんでね。 天使って、天に選ばれた人がなるんだけど。 その前に、本当に天使になれるかどうか? 見定めたりしなくちゃいけないわけ。
[ヨーランダの頭の中には疑問符が山ほど浮かんでいるかもしれないし、混乱が全身を支配しているかもしれないが、構わずに話し続ける。]
(113) 2020/01/05(Sun) 22時頃
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──天獄を見下ろせる電柱の上──
……クッソ、加減が難しい……
[降りしきる雪の中、腰を落として地を見下ろしている。 襟足をくしゃりと長い指で掻き混ぜる。]
……ああも派手に壊れるたぁ、 “こっち”のは随分脆いな……
[また舌打ちをひとつ。たっぷりとした上着の首元を片手で引き上げるのは雪を吸い込まないためだ。]
──面倒くせぇ…… あの犬さえいなきゃ天使どもに先駆けてあの女を連れて行けたっつーのに……
(114) 2020/01/05(Sun) 22時頃
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― 朝/教員室→ ―
[怪しい不審人物の目撃情報、窓の破損の連絡が朝の職員会議で話されていた。突然の物騒な内容にざわつきが止まらない。
確かに、校内を歩いていたら見慣れない虹色の羽を見たり、どこからともなく音が聞こえてきていたけれど――]
…、今日の職員会議長くなりそうですね。 雪、積もらないといいんですが…
[隣の席の教員にそう言葉を掛けると、体育の授業のため席を外した。]
(115) 2020/01/05(Sun) 22時頃
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/*
っげええ一人称のルール失敗しちゃったごめんごめん 今から徹底するね
(-94) 2020/01/05(Sun) 22時頃
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おや。若しや指導者か何かかな?なら職務怠慢だ。
導いてやりなさい、 疑問を持つ青少年が其処に居るんだぞ?
[>>*22ごぽぽ、と まるでくつくつ嗤うように 小刻みの水泡音が上がる]
そうだねえ。この界隈は随分と賑やかだ。 善いことじゃないか。嫉妬しちゃうね。
[ため息に、大きな水泡音が上がる。]
へえ。
友達少ないのか? 難儀なことだな、悪魔も [あけすけに言ってのけた]
(*24) 2020/01/05(Sun) 22時頃
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でも天使って結局さー? 天の御使いなわけだから。 仲が良くない奴らもいんのよ。 さっきのみたいな堕天使とか――
[それ以外にも、微かな気配を感じている。 悪魔のたぐいか、また堕天か。 さっきまではあいつの気配が濃くて読みきれなかったが、アレひとりじゃないらしい。 害成すものかそうでないかまでの判別はつかないが――少しでも不穏なことがあれば斬るか、と腰の細剣に手をかける。]
なもんだから、今のうちにどうにかしちゃお、みたいなのも当然あるのよ。 そーゆーのからキミを守ったりなんだりするために、はるばる天獄まで来てみちゃいました。
[にこ、と笑みを浮かべて、そこそこの爆弾発言を投下した*]
(116) 2020/01/05(Sun) 22時頃
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