206 【突発】『nave Di mare』U【薔薇村】
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なー。
[別に誰に話しかけてる訳じゃない。 でかいでかい、俺の独り言だ。]
アイツの笑った顔さー、ツクリモンみたいだよな。 や、たまにまともに笑うときもあるっぽいけど。
[例えば、無謀な無計画の旅人を否定しなかったとき。 謎のパスタソングに吹き出しかけていたとき。]
迷子みてーな顔してやがんのな。 誰か迎えにいってやればいーのに。
[だって一人で冬の海だろ? そんなん、寂しいじゃねぇか**]
(56) 2014/12/07(Sun) 16時頃
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[ひとり冬の海、他に行く場所が無いとは云え寂しい物だ。 そんな事を考えていたらまさに同じ様に>>56]
…………。 あ〜あぁ!なんだか海がみたい。
帰って来たら暖かくて魚介大盛りのパスタが楽しみだなぁ。
[独り言を口にしながら、パタりん、と玄関の扉を開いて 海辺の砂をサクサクと踏んで行った]
(57) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[冷たい北風。寄せては返す波の音。 寂寥感をさらに強めるにしては、効果は抜群過ぎるだろう]
――ああ、だから、独りの冬の海は……
[緩みそうになった涙腺。ただ、心の迷路に迷い込もうが、子猫にしては捻くれた方向に成長しすぎてしまったため、素直に泣くことなんてできなくて。
再び冷静になろうと、無理やり仕事モードに頭を切り替える。 ――今泣いてしまったら、きっと何事もない顔して宿に戻れないから]
[スマートフォンでメモを立ち上げると、『波の音』『北風』『太陽』『波間で乱反射する光』と、落ち込んでいるときに涙が思わず出てしまいそうな原因を次々と並べ立てて]
でも、二人一緒なら……?
[沈む夕日や登る太陽を一緒に見つめたり、満点の星空の下で、天然のプラネタリウムを寄り添って眺めたり―― うん、他に誰もいないシチュも現実離れしていない冬の海なら、文章にしてもしっくりくるかもしれない。
――小説家というものは、読者に幸せなひと時を与えるために存在するのだ。 とりわけ、“イヴリン=スチュアート”の作品に、ただ切ないだけで何の温かみもないバッドエンドなんて作りたくはない]
(58) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[そうこう考えているうちに、飛び出してきそうだった涙はいつの間にか引っ込んでいて。 ためしに、目元を細めて口角を上げてから、ニコリ二コリ。 ――うん、大丈夫。ちゃんと元通りだ]
[その“元通り”がすでに壊れかけの不自然なものとなってることも分からずに、「ざまあみろ、冬の海」と心の中で悪態を吐いてみる。 立ち上がって、ブーツやパンツについた砂を払うと、スマートフォンのメモには、最後に『二人ならきっと幸せ』と付け加えて保存する]
[メモを見つめつつ、満足げにうんうん頷いていたら、足音が聞こえた気がして>>57 スマートフォン片手に振り返り、オスカーの姿を視界に捉えたら、ふわりと手を振ってみせただろう]
(59) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[ばぁーか、楽しみなんか遥かに凌駕するメシにしてやんよ。 とまで口にすることはなかったけれど。]
おー、いってらー。
[少し無愛想に離れ行くオスカーには、背中越しに溢した。]
(60) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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― 海辺 ―
[水面を眺めて黄昏ていた彼は、こちらに気付くなり、ふわりと端末片手に手を振っていた]
(…………やっぱり似てるなぁ……。
うん……どうしようかな……)
[北風が恐ろしく寒い。両手を擦りながらも、半分小走りにチアキの元まで近づいていく]
(61) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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うわぁっ、寒い寒い!
折角だし冬の海も眺めてみようかなって来たけど。 チアキ、ちょっと暖めてくれないかな!?
[実際に寒いのは間違いない事実だから。 チアキの前まで近づくや、暖を取る為に纏めて握ろうと、チアキの両手に手を伸ばした]
(62) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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[ふと気がつくと真っ暗な画面に映る自分の顔。 ぼんやりとしていて腑抜けたオッサンの顔だ。 自分は眠いのだろうかと、再びひらひらの中。
眼鏡を外して、寝転がると腹がくちくなっていたからか すとんと眠りの森へと落ちていった。 こういう時は夢を見ないことが多いが、果たして。]
(63) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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……うぉ?!
[小走りで来たかと思うと、いきなり両手をつかまれて、つい間抜けな声をあげる。 スマートフォンがすでに収まっていた右の手は、完全には握られることはなかっただろうが、左手は彼の手のひらとぎゅっとつながって]
あはー、たしかに寒いよねぇ。 でも、俺のがすっと外にいたと思うし、オスカーの手のほうがあったかいかもー?
――それとも、俺のこと暖めにきてくれたとか?
[上着のポケットに手を突っ込んだ方が、暖まりそうだと思いつつも、おどけた口調で最後に加えて首かしげ]
(64) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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うーみー、冬のうーみー。
[料理を進めながらパスタソングは冬の海ソングへ。 窓辺から見えるのは二つの人影。 ひとつはオスカーの、ひとつはチアキの。
いいねー、独りだと寂しい冬の海も 二人になったとたん寂しく感じなくなる。 気がする、だけかもしれんが。]
(65) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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[硝子窓、隔てて向こう側。 漣響く向こうは、どことなし楽しげで。]
…………いーな。
[キッチンには独り。 いい匂いが漂っていても。
いつも、ひとり。]
(*12) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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[予想より良い反応を見せてくれた事に小気味良くなる。 暖を取る為に握りはしたものの、どちらかと云えば自分の手の方が確かに暖かかった]
うん、確かにチアキの手、あんまり暖かくないかな? どのくらい海にいたの?冷えてるし。
……え?それは……
[おどけてみせた様子で首を傾げてるチアキの瞳をじぃ、と見てから。 眼鏡越しに、くす、と悪戯な笑みを浮かべてから、チアキに更に近づいてみせた]
(66) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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僕は、暖めて貰いに来たつもりなんだけど。 チアキの信じたい方を信じたらいいかもね……?
[ぎゅ、と繋げたチアキの左手を更に引いて。 自分の肩と頬で、左手を挟んでみせながら、そう嘯いた]
(67) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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……うん。勿論、昼間のお返しだよ? からかわれぱなしも、僕イヤなんだ。
[囁く声と共に、そんな悪戯な表情をチアキに見せる事も忘れずに]
(=3) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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/* 腹がくちくって、方言かな? 腹が駆逐……?
調べてみよう(もそそ)
(-5) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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[目を覚ました時どれ位時間が経っていたのか、 ジャケットも着たままでいたから変な皺が走ってしまう。 スラックスも同様に、もうここでは必要無いのだからと 唯一持ってきていたカジュアルな服へと着替えた。 といってもオッサンなのでシャツにニットを合わせただけ。
放置してあったカップを二つ持って部屋を出る。 すっかり寝こけてしまったから、遅いと怒られるだろうか。]
(68) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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/* くちく方言じゃなかった(○□○*)!!!
とりあえず、腹がいっぱいってことで間違ってないらしい! くちくなる!なる!
(-6) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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[良い匂いが漂ってくる調理場へとのそりと顔を覗かせる、 とても下手な歌声が聞こえてくるのはスルーしておいた。 本人に自覚がない場合、言いにくいものだから。]
これ、美味しかった。 それと、何か手伝うことは?
[といっても、調理師免許なんて持っていないが。 独り身を貫いて少々料理には覚えたある程度、 家庭料理レベルならば何処へでも出せる自信がある。 他の家事は死んでいるというのに。]
(69) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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うーん、かれこれ30分くらい?
[考え事していたら、なんだかんだで時間が経っていた。 先ほど、スマートフォンで時間を確認して、愕然としたほどだ]
……ふぅん。
[ほんの冗談のつもりだったのに、意趣返しされてしまった。>>66>>67 一瞬ぽかんと固まるも、悪戯な笑みには内心悔しさを滲ませながらも]
(70) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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……そういうとこ……ガキっぽい。
[悔し紛れに放った一言は、不覚にも余裕のなくて、きれいにやわらかく繕うことも忘れた生の声]
(=4) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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まぁ、君がそういうなら、そーゆーことなんでしょー。
[無駄な期待は裏切られたときの損失を考えると、全くもって合理的ではない。 ――彼が暖めに来てくれたという仮説を切り捨てようとしたら、なぜか心が痛んだけれど。
引き寄せられた左の手が彼の頬に触れる。感じる温もりに先ほど切り捨てようとした仮説がまたぶり返して。 手を挟むため、少しだけ小首を傾げたような体勢と悪戯な笑みは、小悪魔的に色めく。 それだけのことでは、いちいち頬を赤らませるなんてことはしないけれど、心は確かに高揚していて]
でも、それなら、こうした方がもっと暖められるかもー?
[このまま小悪魔の笑みを堪能するのも悪くはないけれど……。 暖めるということなら、と、右の手をやんわりと彼の手から外して、コートのポケットにスマートフォンを仕舞うと、その空いた片腕で彼を抱き寄せた]
(71) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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うーにー、うにのぱーすたー。
[繊細に、かつ大胆に施す今晩の料理たち。 魚介パスタにサラダに、残りのクラムチャウダー。 っと、うおお!]
うおお! びびった、センセーかよ…。
[眠りの森のオッサンあらわる。 びびった、びくってなった。]
(72) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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おう、美味かったろうそうだろう。 当たり前だ、俺の手料理だからな。
[美味かったと云って運ばれてきた器は綺麗さっぱりなくなっていて。 それだけで幾分表情は緩むものだ。]
手伝いか……あーん、と…。
[料理はもう大分作り終わっている。 が、なにもしなくていいと云う気にもなれなくて。 しばらくの沈黙を置いたあとに。]
……なんか話して。
[ぽつり。]
(73) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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[そうか、今夜はウニのパスタか。]
唄の邪魔をしたかな。
[明らかにびくっとする肩に苦笑しつつ、 料理への手伝いは流石に必要ないらしい。 少し残念に思うが、いきなり素人に任せられるものでもないか。]
話? 面白い話なんて出来ないから。
[という前置きをしてハードルを下げつつ。]
ウニって寿命200年あるそうだね。 その他にも海産物には哺乳類とは違う生態のものが多い。
君は、なにか好きなものは居るかな?
(74) 2014/12/08(Mon) 02時頃
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こういうの、子供ぽいかな?
[然し何歳になっても悪戯がハマると愉快な様に。 少しぶっきらぼうな声を引き出せた事が少し楽しくて>>70]
まぁどっちでも良いよね。
[暖めて貰おうがあげようが、実の所は余り変わりないのだし]
(75) 2014/12/08(Mon) 02時頃
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[然し意外な事に、考えていたより、チアキと触れる事が悪くない]
……わっ!?
[背中から身体ごと前に抱き寄せられて、思わず身体が揺れる。 折角はさんで、結構温まってたチアキの左手が外れた。 意外としっかりとして暖かい胸元で、思わずかあ、と顔が染まった]
(76) 2014/12/08(Mon) 02時頃
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……昼間で大体わかってたけど……。
チアキ、やっぱり"そういう"性癖……? もちろん、僕、男なんだけど。
[上目でチアキと瞳をあわせようとする。 流石にこれは恥ずかしさを感じるのか、瞳も赤くて]
(=5) 2014/12/08(Mon) 02時頃
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…まぁ、これはこれでいいの、かな。
[実際にこういう行為に出るのは数年ぶりだから緊張するが]
僕は、チアキの事。 そう嫌じゃない、みたい、だし――…
[軽く触れるだけのつもりで。少し強めに瞳を瞑り。 背伸びの要領で、少し顔を頭上に向ければ届く唇に、顔を近づけた]
(=6) 2014/12/08(Mon) 02時頃
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んあ、歌は下手の横好きだから。
[下手なのは自覚してる、が歌うのはわりかし好きだったりもする。]
…………へー、すげ。 こいつら200年も生きんのか、すげえな。
[手の中で殻を剥かれて食材になる小さな命。 200年も海の中か。 寂しくねーんだろうか。]
俺の好きなもの? それは海産物で? それとも哺乳類で?
[卵を割りながら、顔を向けて首傾げてみる。]
(77) 2014/12/08(Mon) 02時頃
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哺乳類なら、アンタのことは割りと好きだよ?
[話、面白いし。 とかなんかそんな、特に深い意味のない言葉。]
(*13) 2014/12/08(Mon) 02時頃
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