224 Cнег дьявол〜凍ったケツ村〜
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[スカートの汚れを指摘されると頬が熱くなるのが分かった。 ぶんぶん、と頭を振って否定する。]
ううん、大丈夫だよ!怪我なんかしてないよ! …ええと、怪我はしてないから大丈夫です。部屋、ご案内しますね。こちらになります。
[と、彼等が泊まる部屋に案内しようとする。転けた際に足でも捻ったのか、矢張りその足取りは危なっかしかった。*]
(84) 2015/05/24(Sun) 23時頃
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─少し前・幼馴染と─
[幼い頃は理由がなくても会いに行ったものだが、今は約束という理由が必要になる。
形は昔交わしたものと何ら変わりないのに、時間とは不思議なものに思えた。]
なら、それも約束しようか。
[「道を踏み外さないように。」>>46 敢えて明るい口調で返せば、見上げる瞳に視線をやって。]
「あの子」にもよろしく。
[まるで子供の戯れ言ひとつ残せば見送ったのだったか。]*
(85) 2015/05/24(Sun) 23時頃
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─「先生」と─
[ジリヤの別れた後。 いつもの店>>19に向かうことにする。 酒場を兼ねた宿屋だが、時折菓子も売っていたような気もしたからだ。
まさかそこに人が集結しているとは思いもしていない。]
ところで先生。 ここの村で最近起きた面白いことはないの? アラン兄がさぁ、嫁さん捕まえて帰って来たとか。
[一度出て行った者が帰ってくることはまちまちではあったけれど、懐かしい土地に訪れれば自然、浮かぶのは昔の記憶。
どこかで噂>>78>>79されているなんて思いもよらないし、 また「新入り」が何処かで世話になっていることすら知らない。]
(86) 2015/05/24(Sun) 23時頃
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こういう「噂」にはおば…ドロテアさんが詳しかったかな。
[足を動かしながら記憶を辿る先。 マシンガンのように言葉を与えられた苦い思い出が蘇る。]
…神様、ね。 ちょっとくらい寝ててもいいと思うんだけど。
[悪さをする度に頭を下げるついで神様にも悪いことを告白する所謂懺悔タイム。
面倒見の良い彼女に恐怖を抱いた瞬間だった。]
…ま。一目見るくらいなら……、
(87) 2015/05/24(Sun) 23時半頃
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………げ。
[遠目に見えるその姿>>81 いや、勘違いだろう。 言い聞かせながら歩くが、]
───っ、と!
[注意が他に向いていたからか足元のぬかるみに足を取られそうになる。 思わず大きな声を出したが、気付かれたかどうか、さて。]
(88) 2015/05/24(Sun) 23時半頃
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ったく、こんなひなびた宿とは―――
[今度は宿に対してグチグチと文句を付けようとして、ふとアランと何やら親しげに話している女性に目をやる。]
……ほう―――ほう。
[透き通るような肌の白さに、まだ若いが整った容姿。脂ぎった男の顔がにちゃりとほころぶ。 そのまま宿の主人の代わりに部屋へ案内される廊下の途中、いくら払えばこの女を侍らすことができるか考える。
アランが知り合いのようだし―――何よりこんな寒村だ。大した額でなくても問題ないだろう。うまくいけば一晩自由にできるかもしれない。 宿についたときの不機嫌顔とは打って変わってニタニタと嫌らしい笑みを浮かべる主を見て、アランは、その隣の女性はどう思ったか。
予約されていた部屋につけば、取り繕ったように「ご苦労」などと声をかけて部屋に入るだろう。]**
(89) 2015/05/24(Sun) 23時半頃
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― 回想/ドロテアと ―
[怪我の心配をしてくれる優しい言葉に元気よく答えた、「大丈夫です。」その時は痛みを感じなかったからだ。>>77 ドロテアに任せたら安心だ。宣言通り、綺麗にしてくれるだろう。針子だが自分自身の為の服は余り仕立てない。明日のお祭りに間に合えば良いけれど――。]
あ、まだご存知じゃなかったですか? はい、嬉しいです。シメオンがまた村に帰って来て。
[子供の頃にたくさん遊んだ、大切な幼馴染み。 「ジリヤちゃんに真っ先に会いに来たのかしら!」という言葉には、>>78]
…ううん。…わたしは偶然会っただけ、なの。 ヴェスパタインさんが一緒に居たから、あの人に会いに行ったんじゃないかな。
[わたしは、シメオンがこの村を離れた時に別れもなかったから。笑顔のまま頭を振る。だけど、ちょっぴり失敗してたかな。]
(90) 2015/05/24(Sun) 23時半頃
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>>81
ううん、ずっとは居ないみたい。 お祭りの間は居てくれる…ようだけど。 また、直ぐに何処かに行ってしまうみたいです。
[笑みに寂しさが滲む。 誤摩化す様に汚れていない顔をごしごしとして、]
いいえ、わたしこそはしゃいじゃって。 …シメオン、ですか。そうですね、大きくなってましたよ。 わたしと同じ位だったのに、身長も越されちゃってました。
[素直に感想を答える。]
(91) 2015/05/24(Sun) 23時半頃
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ジリヤは、>>90 脱字訂正 別れの挨拶もなかったから
2015/05/24(Sun) 23時半頃
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男の子って成長が早いんですね…。
[内緒のお願いには快く頷いてくれた。>>81 赤い顔のままお辞儀をして逃げる様にそのまま立ち去った。*]
(92) 2015/05/24(Sun) 23時半頃
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──シメオンとヴェスパタインと──
[カバンを抱えてえっちらおっちら、 客の元へ向かおうとすると、>>88懐かしい声が聞こえた。]
あら? ……あら!シメオンくんじゃないの! それにヴェスパタイン、出てきたのねえ。 ちょうどいいところに!
[カバンの中にある衣類は彼のものだ。 お得意様がちょうど出てくるとは。]
なあに、2人でお出かけなの? それなら、服は家の方に届けておくけれど。
[なるほど、2人でいると>>90ジリヤに聞いたとおりだ。]
(93) 2015/05/24(Sun) 23時半頃
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久しぶりねえ、シメオンくん! まあまあ、大きくなったじゃないの!
[げ、なんて感想を持たれていたなんて、知らない。 もっと顔を見せて、とうきうきしながら歩み寄っていった。]
いつ帰ってきたの? 昨日?今日かしら!久しぶりねえ!
(94) 2015/05/25(Mon) 00時頃
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/* ヨアヒムがちょういい 汚いかねもちさすがきたない
いいな…… いいなきたない
きたないケツが凍る????
見たくねえwwwwwwwwwwwwww
(-28) 2015/05/25(Mon) 00時頃
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─宿屋・一階の食堂─
こんにちは。 パルック叔父さん、ケイトです。
[挨拶をして、食堂の裏手から厨房に入る。 じゃがいもとビーツ、それからトマトの煮える匂いに、思わず鼻をすんすんと動かしてしまう。 振り向いた叔父は、そんな様子に笑って出迎えてくれた。 食べるかい?と掛けてくれる声に、照れ臭そうに笑って首を振る。]
煮込んでる途中でしょう? 今日のケーキ、母さんからレシピ教わったから、オーブンに入れるとこまでやっちゃいます。 …叔父さんは、もう出るとこでした? お鍋、見ておきますよ。
[言いながらエプロンを付け、ゆるく髪をまとめて、手を洗う。鞄から林檎のシャルロートカのレシピを引っ張りだした。 ケーキを焼く準備が終わる頃には、叔父は任せたよ、と言って出て行った。小さな村だ。祭りの準備ひとつにしたって、男手は重宝されるのだろう。]
(95) 2015/05/25(Mon) 00時頃
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/*おばちゃんのケツが凍るのも見たくないという意見は受け付ける
(-29) 2015/05/25(Mon) 00時頃
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ん。お客さん、今日は一組来る予定なのね。 珍しい。お祭りだからかな。 今日は夕方まで叔母さんも居るし、…ああ、ジリヤも来るのね。 じゃあ、一組くらい問題無さそう。
[壁に貼られたメモを確認して、鍋を気にしながら林檎を切り分ける。 湯煎にかけた卵を泡立てて、粉と合わせて。オーブンに入れて、良い匂いが漂い始める頃にはジリヤが来るかもしれない。そうしたら、賄い分のボルシチを少しだけ一緒に食べてしまおうか。
そんな事を考えていると、くぅ、と小さくお腹が鳴る。一人で顔を赤らめる暇もなく、食堂の方から声が掛かった。どうやらお客が来たらしい。]
はぁい、ただいま!
[大きめの返事をして、ケイトはパタパタと厨房を後にする。 宿の玄関から二人の男>>55と、手伝いをしてくれる少女>>72が入って来たのは、その少し後のことだった。]*
(96) 2015/05/25(Mon) 00時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/05/25(Mon) 00時頃
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― 現在/宿屋 ―
[二人を部屋へと案内する。アランと、もう一人の名前はヨアヒムと宿帳には綴られていた。 ヨアヒムにもにこやかに笑いかけて挨拶をした。アランの時は違いすらすらと出てくる接客言葉。>>89]
いらっしゃいませ、ヨアヒムさま。ようこそ、おいでくださいました。遥々遠くから長旅で疲れたでしょう。本日はゆっくりお休みくださいね。
…――?
(97) 2015/05/25(Mon) 00時頃
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[案内する間、ヨアヒムは随分とご機嫌の様子だった。宿についた時の不機嫌さは何処かへ消えてしまったよう。 けれどもヨアヒムの笑みの意味が分からず、わたしは不思議そうに首を傾げるだけ。何故か逃げたくなる視線から目を逸らすだけ。困った様に彷徨う視線はアランへと向けられ。
「ご苦労」という言葉には頭を下げて退出した。*]
(98) 2015/05/25(Mon) 00時頃
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[慌てて敬語を使うジリヤ >>83 に対して、偉い偉い、と語りかけるように微笑み]
すぐに部屋まで案内していただきたい。
[大人として"お仕事"を依頼する。 足取りが覚束ない彼女に >>84 こっそり手を貸しながら]
(99) 2015/05/25(Mon) 00時頃
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[続いて歩くヨアヒムの下衆な笑み >>89 を見逃さなかった] [彼が若い女に目が無いことは知っていたが、まだ未成年のジリヤに対し、どんなことを考えているのだろうか]
お食事のほうは、手配しておきますので。
[ヨアヒムとジリヤの間に割って入るようにして、言った]
(100) 2015/05/25(Mon) 00時頃
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[先ほど厨房で見た女性 >>96 を思い出しながら]
ああ…思い出した。ケイトだ。
[昔は本ばかり読んで過ごしていた子だが、今も変わっていないのだろうかと思う。 料理を注文するときに、もしかしたら顔を合わすかもしれないが、]**
(101) 2015/05/25(Mon) 00時頃
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─先生とドロテアさんと─
[ 見つかったか。
まるで粗相をした子供の頃のように眉を引き攣らせたのは一瞬。 すぐ様にこやかに口角を上げてみせた。]
や。ドロテアさん。 変わりないようで良かったよ。 みんなも元気? オスカーも、そろそろ良い歳になったのかな。
[届け物関連や出先についての説明は先生に任せるとして、たじたじとさり気なく踵を後ろへ忍び込ませれば追撃>>94]
今日、だよ。 そんなに変わってないと思うけど…おばさん老けた? ね。先生。
[距離を詰められたのなら諦めて、早々に答えれば視線をやり。 口走る余計なことに自覚するのはもう少し後。]
(102) 2015/05/25(Mon) 00時頃
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あ。宿に入った時ケイトさん不在だったのか…。申し訳ない。
(-30) 2015/05/25(Mon) 00時頃
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[偉い偉いと子供を宥めるような微笑みにちょっとだけ、むっ。>>99 けれど、そんな笑みも懐かしくて。子供扱いされても許してしまう。]
はい、今直ぐご案内します。
[今度はきちんと対応出来た。笑顔も完璧。 手を貸してくれたのには嬉しくて口元が緩んでしまった、えへへ。]
[ヨアヒムとわたしの間に割って入るようなアランに、少しだけ安堵する。>>100 同時にそういうところお兄ちゃんは変わってないのねって安心したの。*]
(103) 2015/05/25(Mon) 00時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/05/25(Mon) 00時半頃
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[近づいてみれば、成長は明白だ。 あの頃はこーんなだったのに、と手を下げて見せるが、 これは記憶より下を示してしまったかもしれない。 些細なことだ。]
ええ、ええ。 あの子も大きくなってるわよ。 何年たったかしら。2年?3年?もっとかしら! よく帰ってきたわねえ、ほんとに。
[にこにこしながら横に並び、 最後の一言にきゅっと唇を引き結んだ。]
んん。んんん? 何かしら、今、シメオンくん……
[じろり。 片眉上げて、それからゆっくり笑顔になって、見つめる。]
(104) 2015/05/25(Mon) 00時半頃
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言葉には気をつけないと、駄目よ?
[肩を、ぽむ。]
(105) 2015/05/25(Mon) 00時半頃
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女性には、特に、ね。 ジリヤちゃんにもそういうこと言ったんじゃないでしょうね? 駄目よ?
[再度言えば、気持ちはようく伝わるだろうか。
近づけた顔を離して、さてと、と周りを見る。]
戻ったばっかりなら、疲れてるでしょうね。 ちゃんとご飯を食べて、休んでちょうだい。 積もる話はたくさんあるでしょうけど、休息も大事なんだから。
あたしも聞かせてもらいたいわ。 外のお話を聞ける機会なんて、そんなに多くないのだし。 どうして出て行って、どうして帰ってきたのかなんて、 教えてもらえるかしら?
[今度は純粋に、戻ってきた村の仲間を歓迎する笑顔だ。 無理強いはできないけれど、ぜひとも、と期待を込めて見つめた。**]
(106) 2015/05/25(Mon) 00時半頃
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― →宿屋、厨房 ―
[ひょこ、ひょこ。捻挫の手当をする為、ほんの少しだけ足を引きずって歩き始めた。 けれども食堂の方から漂う甘い香りに誘われて、ついつい。わたしの足はそちらへと向ってしまう。 厨房へと顔を出せば、林檎の甘い匂いで包まれていた。]
わあ、ケーキを作ってるの…?もしかして、お祭りのお菓子…? それにわたしの大好きなボルシチの匂いもする!
[ケーキの焼ける匂いのするオーブンに、ボルシチを煮込む鍋。 そして、ケイトの頭を見つける。足の痛みも忘れて彼女の側へと駆け寄った。]
とても、美味しそうだね!*
(107) 2015/05/25(Mon) 00時半頃
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─食堂→厨房─
[食堂には、数名のお客が軽食を取りに来ていた。 とは言っても、外から訪れるものもほとんどいない小さな村だ。一組いるという宿泊客以外は、みな顔見知りなのだけれど。
注文と配膳を終えて厨房に戻り、鍋の火を止める。 中のボルシチはちょうど良い塩梅で、忘れていた空腹を思い出す。と、後ろから掛かる高い声。>>107
振り返ればそこにはとろけそうな笑顔のジリヤの姿。 宿泊客の案内をしてくれていたのだろう、労おうとして、彼女の妙な歩き方に気付く。よくよく見れば、綺麗な織りのスカートも、所々汚れてしまっている。]
ええ、林檎のシャルロートカを…、ねえ、ジリヤ、そうじゃなくて。 貴方、もしかして転んだ?足痛いんじゃない…? 手当をしないと。見せて。
[また%]んだ?の前半を飲み込んで、ジリヤに駆け寄る。 手近な椅子を引いて座るよう促すと、足元にしゃがみ込んだ。スカート、少し捲るよ?一応、声をかける。 ジリヤが許すなら、そのまま手当もしてやるつもりだ。]*
(108) 2015/05/25(Mon) 01時頃
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[飯でも食った後に店にでも寄るかとうなづきつつ、自称一番弟子を連れて外へ出た。 灰色の空は、僅かな日の光。雪交じりの風は多少ゆるんではいるが、それでも冷たい。
久しぶりに友人と言葉を交わすらしいシミーシカを見守りつ、素直な挨拶に目を細める。 危なっかしく去っていく姿が急に雪の中に沈むのが見えて、思わず苦笑い。]
[他愛のない世間話と共に店へと向かう途中、シミーシカの問いに思わず噴いた。]
まぁ、帰ってきたっちゃ、帰ってきたんだがな。
[流石にあの肉包子が嫁は無いだろう…と、同行者の風貌を思い起こしてちょっとうんざりした顔。 そこで行きあった洗濯屋さんに、いつものように挨拶をした。]
あぁ、出来てましたか。ここんとこ冷えるし、大変だったんじゃ? シミ、とれました?
[別にかさばる荷物でもないし、と洗濯物を受け取り、流れるようにシミーシカへ手渡す。 そりゃそうだ、飯をおごってやるつもりだし、そのくらいは働いてもらわねば。]
(109) 2015/05/25(Mon) 01時頃
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[アランに遮るように食事の件を言われ>>100一瞬鼻白む。]
あ―――あぁ。 ……肉と酒だ、わかったな。
[ふん、と鼻を鳴らしてアランに銘じると自分は部屋の椅子にどっかと座りこむ。 そのまま食事の支度が出来上がるまではニヤニヤといくら詰めばあの女は靡くだろうか、はたまた反応からして生娘だろうかと下卑た妄想をしていた。]**
(110) 2015/05/25(Mon) 01時頃
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