75 サプリカント王国の双子
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
サイラスは掃除夫 ラルフに投票した。
ラルフは病人 エリアスに投票した。
ミッシェルは掃除夫 ラルフに投票した。
ブローリンは教え子 シメオンに投票した。
シメオンは掃除夫 ラルフに投票した。
エリアスは掃除夫 ラルフに投票した。
ディーンは掃除夫 ラルフに投票した。
ラルフは村人の手により処刑された。教会の鐘が厳かに鳴り響き、法の執行を宣告した。
|
ブローリン! 今日がお前の命日だ!
2012/01/16(Mon) 03時半頃
|
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ブローリンが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、サイラス、ミッシェル、シメオン、エリアス、ディーンの5名。
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/01/16(Mon) 03時半頃
|
/* はー。 しねたー。
しかし墓下、幽霊と生きてるのとごっちゃって どうすりゃいいんだろう…。
(-0) 2012/01/16(Mon) 03時半頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/16(Mon) 07時半頃
|
/* ハンスは瀕死がおいしいなと思っていたのでこの展開はとてもおいしいのだけど
はんすううううううううううううううわあああああ
うわああああああああああああああああ
ディンミシェはフラグ消化がんばってください
(-1) 2012/01/16(Mon) 08時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/01/16(Mon) 08時半頃
|
/* >>4:9 これみてからラルフの動きがすげえ楽しみだったりしていたが ディーンとはなそうとしててブローリン襲撃ぽくて ベネットと会話してたところからして投票するならラルフなんだよなあ…
王女を疑うのが相当難しいとおもうので 噂のついでに養女が一般人に戻りたがってるって噂をながしておけばよかったかな…? そしたらディーンも話しやすかったんじゃないかなって…
(-2) 2012/01/16(Mon) 14時半頃
|
|
―自室―
不安、ですか…。
[一人になってから、思い返す。 >>4:91シメオンの言葉から滲んだ感情。 ディーンに会うことで、何かが、崩れてしまうかもしれない。 それでも、この会話を断って部屋へ閉じこもっても、何も解決しないと思ったことも事実だったから。
大丈夫ですよ、と答えたのに、嘘はない。 嘘でないようにしようと思いながらの答えだった。
自分を第一にと心配して駆けつけてくれる彼を、本当にありがたく思う。 それが当たり前だと思わぬようと心がけてはいるが、わざわざ考えずとも、嬉しい気持ちで胸がいっぱいになっていった。]
(0) 2012/01/16(Mon) 17時頃
|
|
[ため息を落とす。 不安も、動揺も、気を抜けば爆発してしまうかもしれない。 形ばかりはまともに保っているのは、これまで築いてきたものと、大事な人々が支えになっているからだろう。
ちらりと時計を見れば、そろそろ取り決めた時間だろうか。 過去の"友人"と会うために部屋を出ようとする頃、シメオンはいたろうか。 いなくとも、代わりに護衛も兼ねた使用人は近くにいるだろうが。]
(1) 2012/01/16(Mon) 17時頃
|
|
――ハンス私室――
[逸らしていた視線は少し上にあげられる。 自分も小柄な方ではあるが、相まって自分より4インチ以上上背のある大男だ。 恐らく簡単にやりあえる相手ではないだろう。 そう思えば、おもむろに部屋の奥に進んでいく。]
――私は、客人のいる中申し訳ないが、お二方には私室を出ぬようにして頂いたほうがよいと思っている。 手口は巧妙だ。これだけの使用人と警察の動いている中、悟られずに殺害を繰り返しているわけだからな。
[赤い花に視線が向かっているのを見た。確認した。 ああ、ミッシェルにも花を届けよう。最後の花になるはずだ。 そろりと伸ばしていた手は、木槌に触れた。]
(2) 2012/01/16(Mon) 17時半頃
|
|
――こんな、風にな!
[思い切り振りかぶる。 狙いは頭部だ。不意をついてそこを叩けば、多少の体格の差は差にならない。 金属質にも近い鈍い音がした。しかし、使用人室とはいえ防音の行き届いた城の個室で、扉を閉めて。どれだけ音が外に漏れたというのだろう。 ハンスの喉が生理現象に鳴く。シメオン、と名を呼ばれたかどうか、呼ばれてもそれは愉悦を呼び起こすものでしかない。]
(3) 2012/01/16(Mon) 17時半頃
|
|
ご安心を。 シルヴァーナ様は私に任せてくれればいい。
[口元が嫌な笑みに歪んだ。 ニ度、三度打つうちに、どさりと体躯が沈んだ。 ハンマーは割れた頭蓋に滲んだ血で赤く染まっていた。 獲物は裁ち鋏に持ち替えた。 仰向けに転がして、他と同じく叫びも犯人の名を告げることもできないように、喉を裂いていく。 肉を抉る感覚には慣れた。調理用の肉と思えばいい。鋏で切るのが難しいだけだ。 びくり、びくりとその度腕が動くので、近くから絹のストールを一枚引き抜く。シルヴァーナの男性のラインが出やすい肩と首を隠す薄布。鋏で裂いて、ぎちぎちに縛った。 縛ったところで、ひとつ浮かんだ。]
(4) 2012/01/16(Mon) 17時半頃
|
|
[こんな指は潰してしまおう。 己よりも美しく王女を飾る手を。
また、ハンマーに持ち替えて。ハンス自身の身体を台に、指を叩き潰す。衝撃で裂いた喉が血を噴いても、気にも止めない。 嫉妬と優越感。目の前のこの男を手にかけられることに、己の行なっている行為を超えた快楽があった。 一本。また一本。赤いハンマーは更にその色を鮮やかにする。 そうして十本を潰し終えて、もう動かないハンスに満足を覚えると、喉の深い傷に、銀のタイピンを突き刺した。 いつもは彼のクロスタイがある位置へ、深く、ふかく。
銀が血肉に濡れて、ぬらりと輝いた。]
(5) 2012/01/16(Mon) 17時半頃
|
|
[裂いた布地の残った部分で、べたべたの手を拭う。 そうして、まだ赤黒く残ったものもあるままで、ハンスの部屋を一度出た。
向かうのは給仕場。 打ち合わせをするのに少しばかりの茶と茶菓子を用意する、といったポーズで。 紅茶を入れるのに、手を洗う。本来の目的はこれだけだ。 機嫌良く鼻歌でも歌いたくなりながら、状況が状況なので自重し。 氷で冷やしたアイスティーとショートブレッドを用意してから、ハンスの部屋の方へ歩いていく。
すう、と息を吸い込んだ。]
(6) 2012/01/16(Mon) 17時半頃
|
|
ハンス!!
[紅茶を側机において、駆け寄った。 血濡れの身体をゆすぶれば、己に血が跳ねるのも見咎められまい。 慟哭の演技は慣れなかったが、そこまで見るものがどれだけいるか。]
(7) 2012/01/16(Mon) 17時半頃
|
|
誰か! 誰か来てくれ!!!
[大声で叫ぶ。 誰が聞きつけるだろう。 使用人、客人、シルヴァーナ、ミッシェル。 はじめに駆け寄ってきたものに、ハンスに双王女の件で呼ばれ、話のために紅茶を淹れて戻った時には、と現状を真逆に話すだろうが。 惨状を見れば、何があったか察するものもあるか。 ピンが刺されていたり、指を砕かれたりと、他の遺体より何処か徒に痛めつけられているところまで目が行くものは、少ないかもしれないが。
しかし、本当にはじめにその声を聞いたのが、まだ静かに動き続ける、ハンスの心の臓とは気付けなかったのは、己の大きな失態だったろう*]
(8) 2012/01/16(Mon) 17時半頃
|
|
/* あああ後半ちょっと表現が拙いですね やりたいことをやりきった感
(-3) 2012/01/16(Mon) 18時頃
|
|
/* ありがとう ちょうありがとう あいしてる
(-4) 2012/01/16(Mon) 18時半頃
|
|
―廊下:ハンス襲撃前―
[リリィを抱いたまま王女が廊下を一人で歩いていれば、他の使用人が何事かと駆け寄ってくる。 ハンスを探しているの、見ませんでしたか?と問うと、先程あちらの客室――エリアスのいる部屋――に入って行くのを見たと返答があった]
あら、やっぱり客人のお相手をしていたのね。 予想が当たったわ。リリィ。
[この忙しい時に自室に戻っている余裕は無いだろう、という判断が当たったと喜ぶ。 その様子に、中年の使用人は苦い顔をした]
(9) 2012/01/16(Mon) 19時頃
|
|
ところで、ベネディクトの件ですけれども。 ミスター・グレーアムが遺体を発見したと伺っています。 ……きっと深く傷つかれたことでしょう。 彼の部屋に飲み物など運んでは貰えないでしょうか。
[と、思いついたようにその使用人にも仕事を課す。 だが使用人は少し声を落とし、囁くように現状を教えてくれた]
――まだ、取り調べが続いているのですか……?
[自分のときは一通り聞かれて終わったのに、と零すと、女王の部屋に彼のような商人がよく使う手袋が残っていたのだと教えられた。 他にも、インク瓶や、金の髪などがあったと]
……それで客人から使用人が離れないわけですか。 監視のためについていたのですね……。
(10) 2012/01/16(Mon) 19時頃
|
|
[しかし、証拠としてはとてもお粗末だ。 白い手袋など誰でも持っている。それこそ使用人だって持っている。 インク瓶は母の部屋に元々あったものだろう、母だって文を書く。 そもそもエリアスが犯人だとして、どうして殺害現場にインク瓶を持ち込む必要があるのか。 金の髪に至っては論外だ。サプリカントの一族以外にも、この広い城の中一体何人金髪の人間がいると思っているのか]
ミスター・グレーアムについていた者が真面目に監視をしていて、 彼の無実を晴らしてくれることを祈るのみです。
[とはいえ、彼らが犯人でないと断言する証拠もない故に。 せめて状況から潔白が証明されれば良いと思う。
――彼が人を殺すような人間には、見えなかったからだ]
(11) 2012/01/16(Mon) 19時頃
|
|
色々と教えてくださってありがとうございます。 それでは私はこれで。
[教えられたエリアスのいる部屋に向かう王女を、使用人が止める。 差し出がましいことを申し上げますが、と前置きした上で彼はこう言った]
『犯人が捕まっていない現状、いつ何処に危険が潜んでいるかわかりません。誰も伴わずに出歩かれるのは非常に危険です。 王女様、どうか安全な所でお待ちくださいませ。 ハンスも王女様が態々探しに行かれずとも、 鈴を鳴らせばいつでも参りましょう』
――あ、……鈴。
[いつも使っているものなのに、本当に今更その存在を思い出したかのように呟く。 呼べば来るものを探しに出てしまう。冷静に考えればそれはおかしなことで。どうしてなのだろうと自分自身でもわからなくなった]
(12) 2012/01/16(Mon) 19時頃
|
|
……次からは使うようにします。 此処からだともう、部屋に戻るより 直接あの部屋に向かったほうが早いですから。 今回は大目に見ていただけますか。
[ではせめてそこまでご同行をと申し出る使用人を断ることはできなかった。 客人の相手をしているであろう従者をその部屋まで行って呼ぶことに、多少のためらいはあった。 だが胸に抱えたリリィと、そのためにもうかなり湿ってしまった藤紫を思いながら、大丈夫、これはハンスにしか頼めない仕事なのだと自らに言い聞かせ。
自らは一歩引いて、従者に客室をノックさせた*]
(13) 2012/01/16(Mon) 19時頃
|
|
/* うおおおおお落ち着いたらすげー自分が駄目に思えてきた 違うんだ違うこんな一方的な殺人がしたかったんじゃないんだぴじゃこさんごめん 抵抗してやりあって今にも自分のほうが殺されるんじゃないかっていうラインをね 設定上スマートに美しく無傷で生き延びなくちゃなんてただの言い訳なんだ ベネットももっと大事に殺してあげればよかった ずばっとざくっとおやすみなさいじゃかわいそうだよう うあああんごめんなさい
今日の襲撃はパスか それともディーンか まようところ
(-5) 2012/01/16(Mon) 19時頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/16(Mon) 19時頃
|
/* ハンスの血まみれとか発見したらあと発狂ルートと失神ルートしか残ってないような気がして……。 それにミッシェル達のフラグ揃うの待ったほうがいいかな的な。
そしてシメオンはこの状況下でどうやってミッシェルを外に連れ出すつもりなんだ、難易度上がりまくってるぞがんばれ。
あと鈴ガチで忘れてて、夕方あたりにうわあああああってなってたのが僕です。てへ。
(-6) 2012/01/16(Mon) 19時頃
|
|
/* うおおお ゆびつぶすとか(はあはあ
(-7) 2012/01/16(Mon) 20時半頃
|
|
シメオンは、まだ仕事中ですか…
[扉を開いて早々、少し残念そうな顔を見て取った使用人は、彼でなくてすみませんねと苦笑した。 内心の苦い舌打ちを隠した苦笑はしかし、"宰相となるべき王女"の目を誤魔化せはしない。 シメオンの出自をよく思わない者があることは知っていたが、そういう者が自分の警護に当たるというのは。指揮系統も混乱しているらしい。
冷ややかな目で見てやれば、使用人も背を正す。 自分が誰からも認められる宰相になれば、こんなこともなくなるのだろうか。]
[自分がいなければ、彼はそんな目で見られながら働く必要がなくなるのだろうか。]
[馬鹿な考えを振り払うように頭を振る。 伝えた時間より早めに到着した客室で、ゆっくりと客人を待った。]
(14) 2012/01/16(Mon) 21時頃
|
|
―客室―
エゼルレッドさん… お待ちしておりました。 おかけくださいな。
[金髪の客人を迎えればソファを指し示し、自分も向かい側に座る。 緊張を表に出さぬよう、微笑んで]
それで。お話とは?
[近くには、それなりに長く仕えてはいるが、当然過去のことなどしらぬ使用人の姿。 客人とはいえ容疑者との対話は、警戒に値する。 ディーンが女王や庭師を殺害するとも思いづらい今、過去のことが話題になるなら、その使用人は邪魔でしか無いのだが。]
(15) 2012/01/16(Mon) 21時半頃
|
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/01/16(Mon) 21時半頃
|
/* 発言抽出で、普通にハンスを探してしまっていt ブローリンぶろーりん。
(-8) 2012/01/16(Mon) 21時半頃
|
|
/* Coccoのもくまおうが
(-9) 2012/01/16(Mon) 22時頃
|
|
―客間―
[>>4:69生成り地のシャツは、袖元に緩くフリルが付く。 濃紺の上下。ゆったりとした作りは自分の体調を気遣ってか。 藍鼠色のラインの入った襟を折れば、 成程、兄の趣味だと良く分かる服装だった。
肩元まで伸びた髪。 幾らか前に垂らしたまま、緩く纏め上げるのは銀の蝶の髪飾り。 兄は覚えているだろうか。 幼い頃、月が欲しいと強請った果てに、代わりに貰った銀の蝶。 彼が自分を飾った装飾の内、唯一、手元に置き続けた其れ]
――――――…はい。何方でしょう。
[ノックの音>>13が響けば、静かな声がかえる。 鏡を見やった。大丈夫、冷静さは幾分か取り戻されている]
(16) 2012/01/16(Mon) 22時頃
|
|
―客間>>16―
『使用人のオズワルドと申します。 お客様、此方にハンス=ブローリンという使用人は来ておりませんか』
[扉を開けられなければ、使用人はそのまま扉越しに用件を伝える。 その傍らにはリリィを抱き、中の様子が気になっている王女がいた]
(17) 2012/01/16(Mon) 22時半頃
|
|
/* エリアスについていた使用人は何処に行ったのだろう(わからなくて描写してない
(-10) 2012/01/16(Mon) 22時半頃
|
|
―――――…。
[扉の外から返ってきた声は、予想とは違った。 件のしつこい警察の男か兄か、どちらかだと思っていたから]
…そのハンスを、今、待っている所ですよ。
[緩やかな足取りは、扉のすぐ近くまで]
何かありましたか。
(18) 2012/01/16(Mon) 22時半頃
|
|
/* オズワルドふいた
サイラスのグラがオズワルドの後ろで声色遣ってるようにみえてさらにふく
サイラス<『オズワルドと申します』(オズワルド人形動かすみたいな
(-11) 2012/01/16(Mon) 22時半頃
|
|
[いないようです。 待っていると仰るのですから、すぐ戻ってくるのでは? いいえ、廊下でお待たせするわけには参りません。一度お部屋にお戻りください。
そんな会話が扉の近くにいれば、エリアスにも聞こえただろう。 片方が王女であることも]
『……こほん。 実はシルヴァーナ王女が彼を探しておりまして。
先程彼が此方の部屋に入ったのを見ておりましたので、 まだいるならばと思い、お声掛けした次第でございます』
(19) 2012/01/16(Mon) 22時半頃
|
|
/* 日本語が来い
(本気で敬語がカオスになった。 この使用人の立場だとどうやって話すのが正しいんだこれは。 身内の立場に当たるのは王女のほうだけど、王女を身内としてへりくだって喋るには、客人と王女だと王女のほうが立場上だし。
わーかーらーんーw)
(-12) 2012/01/16(Mon) 22時半頃
|
|
/* 表がぼくを拾う流れじゃない(リア充爆発)モードなので、また灰を垂れ流すと、
インク壺が倒れていたのは、エリアスにインクの跳ねた汚れとかがあったら、それで疑いがかかればいいなーと思ってたのだった。 が、よく思えばあれは伝わらない。伝わらないな。 どう言えば冗長じゃなくそれが伝わったか、いつ書いても課題が残るなあキリング。
そしてキリングを書くと長くなる癖があるということに気づいたので、さっくり殺す練習をすべきか…… でもなあ、なんか、自分がとにかくがっつり全力で殺してほしい子なので、あっさり書くのが怖いというか。 つまらないと思われるのがやだなーとか思ってしまうのだけれど、でもやっぱり超連投って浮くしさ、ただのソロールなわけだし、全力の確定ロールなのだし。 すげー悩んでたりするわけです。
(-13) 2012/01/16(Mon) 22時半頃
|
|
―自室―
……そうですね。 その方が安心です。
[>>2部屋の奥へ進む様子、椅子にかけるのかと思えば、 そう訝しむでもなく。
それが、命取り。
伸びる手は花弁に向かうものだとばかり。 木槌に触れる様子は、身体の影になって見えず。]
(+0) 2012/01/16(Mon) 23時頃
|
|
――……っ!!?
[>>3振りかぶるのにとっさに反応出来なかった。 そも、体格に反して争い事に慣れてるでもない。
頭蓋に、衝撃。 鈍い音は、耳の奥深くから鳴る気がした。]
っ ぅ。 シメオン、 ――……っ!
[当たり所が良かったか、ぐらりと歪む視界。 がくりと膝をついた。
低く、呻く。 焦点合わぬ眼、それでも続く言葉と笑み>>4に、 睨むよう、咎めるように金に向けて。
相手が愉悦を感じている等知らぬこと。]
(+1) 2012/01/16(Mon) 23時頃
|
|
[その木槌奪いとろうとするけれど、 歪んだ視界では狙いすらつけられない。]
……っ ぐ ぅ
[手は宙を切り、二度三度と打ち付けられる衝撃に 身体は地面へ倒れこむ。 がり、と床に爪立てて起き上がろうとするけれど。 到底叶わず仰向けにされれば、 眼の前映るのは刃の長い、鋏。]
な に、 …… っ、 あ゛……――!!
[焼けつくような痛み。目を限界にまで見開いた。 叫びに近い声が上がろうとするも、喉を裂かれ阻まれて。
刃が食い込む度、痛みにびくりと痙攣する。 動く腕、縛ろうと裂かれる、王女のストール。 無残になるのを横目で見るも防ぐこともできなくて。]
(+2) 2012/01/16(Mon) 23時頃
|
|
[>>5木槌を、指を。 取り上げられれば朦朧とした頭、 何を意図しているかもわからずに。]
――……、 〜〜っっ!!!!!??
[けれど、台となる身体と指に奔る衝撃。 次いで、まるでそこにも心臓ができたかのような、 どくどくと大きく脈打つ痛み。]
(指、を、――……)
[潰されては。 もう、似合いの花飾り作ることも、できない。 化粧を美しく施す事も。
そこまで脳裏に過ぎれば、背に奔るのはもう恐怖に近い。]
(+3) 2012/01/16(Mon) 23時頃
|
|
……―― っゃ、 め ……!!
[制止の声など、まともに紡げやしない。 ごぶ、と喉から、口から血を吐いていけば 声帯はその機能を失っていく。
指を潰される度痛みと苦痛に晒され、 全身どくどくと脈打ち、痙攣し。
目端を濡らすのは、痛みに自然浮かんだ涙。
全ての指があらぬ方向に曲がるその時には、 既に意識は霞がかった霧の、遠く、とおく向こう。]
(+4) 2012/01/16(Mon) 23時頃
|
|
(――……ね、 ない)
[それでも胸の内湧いた思いは、 命の灯火消えるのを、ほんの僅か、繋ぎとめ。]
(-14) 2012/01/16(Mon) 23時頃
|
|
―廊下―
[廊下での会話が耳に届き、扉は静かに開かれる]
…戸口で失礼しました、 プリンセス・シルヴァーナ。オズワルドさん。
実は先ほど、事情聴取の方も来られていまして。 少々手を焼いていたので、扉を開けるのを躊躇ってしまいました。 御無礼をお許しを。
[頭を下げれば、さらと流れる生成りと揺れる銀色の蝶]
おや、シルヴァーナ様。リリィを…。 お召し物が濡れますし、貴女様の身体も冷えてしまいますよ。
(20) 2012/01/16(Mon) 23時頃
|
|
[シメオンの、名を呼ぶ声、>>7、あげる叫び>>8。 それは、ふつりと途切れた意識には届かずに。
床に伏し、薄く開いた奥のオリーブは生気なく。
ただ、弱く打つ心臓がひとつ、抗議するようにどくり、と。**]
(+5) 2012/01/16(Mon) 23時頃
|
|
― 客間 ―
……少し、早めに出た方が良いですよね。
[室内の時計と、指定された時間とを比べて。 椅子から立ち上がれば、使用人は廊下の先を歩いて、指定された客室までの道を行く。]
んー、……
[歩きながら、小さく、唸る様に。 『話しがしたい』とは言ったけれど、実際は、ただ、少しだけその顔が見たい、というだけなのだから。 何かそれらしい話題を探しておかねば、と―――。]
「此処です、エゼルレッド様」
[そう、使用人に声をかけられたのは指定された扉の前を、数歩通り過ぎてしまった後だったか。]
(21) 2012/01/16(Mon) 23時頃
|
|
/* 詳細描写苦手な人もいるだろうしなあ、ってのも思うし。 まあ、ぼくのがどこまで詳細描写になっているのか、自信はないけど。
えーとあと何かこうとしたんだっけな 忘れちゃった ミッシェル様かわいいなー
>>4:41 ファティマはFSS
(-15) 2012/01/16(Mon) 23時頃
|
|
― 客室 ―
失礼、します。
[控えめにノックを数度。扉を開けば、軽く頭を下げる。
早く着く様に調整した心算だったのに、既に妹王女は其処に居た。 指し示されたソファの前、歩んでいけばまた礼をして、腰を下ろす。]
……えぇと、
[結局、話題は思い浮かばずに。 妹王女を見つめるのも何か気恥かしくて。 視線をを向けたのは、その傍らに控えている使用人へ。
軽く眉を顰めてから、こほん、と咳払いして。]
御伺いしたい事が、幾つかあって。
[木立瑠璃を僅か細めながら、口を開く。]
(22) 2012/01/16(Mon) 23時頃
|
|
先ず、一つ目に、……ミッシェル様は、ペリドットの指輪を贈り物とする事について、どう、思いますか。
[挙げた名は、明るい緑色の石の名前。 その大きな瞳を思わせる、イブニングエメラルドとも呼ばれる石の輝き。 祖母の持っていた古いアクセサリーの中にあったペリドットのブローチに目を奪われて、思わず石の名を尋ねたのであった。 祖母は丁寧に、石の名から石言葉まで教えてくれた。 翌日、遊びに来たミラに、たどたどしい口調で「大きくなったらペリドットの指輪をあげる」と、言ったのだけれども。
―――その言葉の真意まではきっと彼女には伝わっていなかっただろうな、と、今は思う。
細めた瞼の裏、思い出すのは、あの日の彼女の返事。]
(23) 2012/01/16(Mon) 23時頃
|
|
[扉が開いたのを見て、使用人は深く礼をして一歩下がった。 代わりにシルヴァーナが半歩前に出る]
いいえ、こちらこそご不便を強いてしまい申し訳ありません。
[こちらも頭を下げる。リリィが軽く鳴いた]
ええ、ちょっと色々とありまして。 リリィをハンスに返そうと思っていたのですけれど、 当のハンスが見当たらなくて。
[リリィとシメオンの件がエリアスにも伝わっているとは思わず、そこは言葉を濁す。 服の話になれば、ふふっと微笑んだ]
(24) 2012/01/16(Mon) 23時頃
|
|
もう濡れてしまっています。 その着替えもハンスに頼もうと思っていて。
――ミスター・ブローリンも着替えられたのですね。 その服もとてもお似合いです。
[そして銀色の蝶にも目を留める。 先程彼が話した物語のことが、ふっと頭を過ぎった]
……と、……、ごめんなさい。 お疲れのところ立ち話をさせてしまって。
[疲れていると判断したのは、心なしか彼の顔色が悪いような気がしたため。 立て続けに殺人が起きたのだ、誰だって気分が悪くなる――と、この時点では持病になど思い至れないが]
(25) 2012/01/16(Mon) 23時頃
|
|
/* 今がだいたいキャラチップ通りの服装でいいのかな。
此処に来る前どんな服装をしていたのかの記述が見つからなくてレス遅くなりそうで探すの諦めt
(-16) 2012/01/16(Mon) 23時頃
|
|
/* シメオンごめん。 動けないよねこれ……。
どうしようか、エリアスとの会話をどこまで進めてから行くべきか。 それとも妹にまるっと任せてしまおうか。 うーん。
(-17) 2012/01/16(Mon) 23時頃
|
|
[>>22彼はまた、緊張してしまっているだろうか。 はい、と続きを促して。]
…… 素敵なこと、だと思います。
[唐突な質問に、瞬き数度。 言われて、意図を探るように記憶を掘り起こし。 そうして、幼い約束のようなものを思い出した。 「ありがとう 楽しみにしてるわ」なんて、よくわからないままに答えた、ような、曖昧な記憶。
過去の思い出から、揺さぶろうというのか。 バレないよう、と気を張りながら、バレてなにが悪いのだと囁く声。 微笑は感情を濁す。]
姉様に贈り物でしたら、…そうですね。 ペリドットは、ネックレスをお持ちでしたけど、合わせた指輪はお持ちではなかったと思いますが…
(26) 2012/01/16(Mon) 23時半頃
|
|
/* ペリドットなんて持ってるの俺……。
(-18) 2012/01/16(Mon) 23時半頃
|
|
有難うございます。 ……はい、いえ、えぇと、……あ、いや、……えぇと、
[ミッシェルの答え>>26に小さく頭を下げて。 「姉王女は持っていない」という答えには、何と返して良いか悩んで、結局言い淀んだのみとなる。
質問が少しばかり核心から離れ過ぎていたか。 眉間の皺は深くなり、必死に何かいい案はないか、と、考えて。]
二つに、……ミッシェル様は、幼い頃からずっと王都にいたのでしょうか。 ……あの、……童話を。 海を夢みた、丘の上の林檎の樹の話を、知っていますか。
……その物語の結末を、……聞かせて欲しいのです。
[挙げた童話は、サプリカントの国では昔から有名な童話の一つ。 この国に住んでいるのであれば、幼い頃、一度は聞いた事のあるであろう、童話だった。]
(27) 2012/01/16(Mon) 23時半頃
|
|
/* 童話のうんにゃらはアリソンにあったやりとりだったりするのだが。 ががが。
すみませんネタが切れたのでネタお借りしますしぐさわさま。
(-19) 2012/01/16(Mon) 23時半頃
|
|
―廊下―
…御優しいのですね。
[衣服が汚れることを厭わず、リスザルを抱く姉王女へ]
聞きました。リリィが、シメオンさんに傷を負わせたと。 余程怖い想いをしたのでしょうか。
[細い指先は、リリィの頭を緩く撫でた]
(28) 2012/01/16(Mon) 23時半頃
|
|
[着替えも兄に頼む心算と聞いて、オリーブ色は刹那に揺らぐ]
そうですか。ええ、そう。其れが良い。 貴女様には、兄の選んだ服が一番よく似合う。 何よりも"美しい"華。
―――…リリィも、そう思うでしょう。
[薄く微笑み問いかけると、リスザルはきぃと小さく鳴いた]
止みませんね。雨。
[服を褒められれば、はにかむように礼を述べる。 やはり、何処か子供のような表情で。 お疲れの所と言われれば、ゆると首を横に振り]
月は晴れていなければ、見えません。
[話題を逸らす様に、視線を向けるのは窓。 雨模様の中、それでも次第に闇が迫り、夜が近づいていると知れる]
(29) 2012/01/16(Mon) 23時半頃
|
|
"永久に続く晴れは無く。 やがて小雨が舞い、嵐にもなりましょう。"
[物語る声は、何処か唄う様に]
蝶はか細い月をずっと見つめていましたが。 …やがて、嵐でその姿を見失ってしまいました。
シルヴァーナ様。
貴女様が蝶ならば、こんなとき、どうしますか?
[くすりと微笑むのは、悪戯めかした表情]
(30) 2012/01/16(Mon) 23時半頃
|
|
[>>27うろたえるさまを見れば、やはり目的は姉へのことではないとわかる。 険しい表情から押し出された次の問は予想外で]
…… そうです、が。 童話ですか…?
[「王女は、王都生まれの王都育ち」設定通りの答えを返して、]
…… 訪れた鳥が、林檎を咥えて、海へ連れて行ってくれましたね。 その林檎の種が流されて、川べりに樹を生やして… 海を知らない林檎たちに、海を話してあげるんでしたか。
[思い出しながら、ぽつぽつと語る。 王女となってからは、聞く機会もなかったお話。 懐かしさに目を細めながら。]
…… もう、暫く聞いていませんね。 この話が、なにか?
(31) 2012/01/17(Tue) 00時頃
|
|
/* ログにあったっけ、って探す時間とか 捏造時間とか かかりすぎだろ私。ひい
(-20) 2012/01/17(Tue) 00時頃
|
|
……そんなことは、ありませんよ。
[優しいという言葉に苦笑いを浮かべる。 リリィを口実にハンスを呼ぼうとしているのだから、本当は褒められたことではないというのは内心ではわかっている]
ああ……お聞きになっていたのですね。 そうです、そのためにハンスにこの子を預けようと。
……動物は、細かい変化に敏感と言いますからね。
[撫でやすいようにリリィをそっとエリアスのほうに差し出す。 胸元の藤紫が濡れて濃く滲んでいるのが見えるだろうか]
――ああ、そういえば……庭に居た猫はどうなったのかしら。
[これだけ人が集まって騒いでいるのだからもう、いないのかもしれない。 その猫はもう殺されてしまったとは知らず、ぽつりと呟いた]
(32) 2012/01/17(Tue) 00時頃
|
|
ありがとうございます。
[刹那の揺らぎは捉えきれず。にこりと笑って礼を言う。 雨の話に移れば、そうですねと頷いた。 同じように窓のほうに視線をやり、段々と空が雲の厚み以外の要因で暗くなっていることに気づく]
……、
[唄うような言葉、それは黙って聞いていた。 それが問いかけになれば、考えるように片手を顎の下に宛てる]
…………探します。 たとえ、己の身が風雨に晒されようとも。 嵐の向こうにその月があると信じれば、前に進むのも労苦ではありません。
[質問の意図は咄嗟には解らなかった。ならば裡を読むのはやめて、自分が蝶だったらどうするかということをそのまま考える]
(33) 2012/01/17(Tue) 00時頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/01/17(Tue) 00時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/17(Tue) 00時頃
|
/* 自分でもそう思うwww>生命力
(-21) 2012/01/17(Tue) 00時半頃
|
|
[握りしめたままの掌は膝の上。 思い出す、思い出すのは自分と同じく、王都からペンブルックシアの学院へ通っていた、友人からの話。]
……いえ。 大丈夫です。……その答えで、大丈夫です。
[『あの話は口頭で伝わる事が多く、地方によって結末など、細かな部分が変わる』と。 そういった物語などについて学んでいた彼と話していた時、ちょっとした世間話のついでに、聞いたのだ。
そしてその“違い”は王都とペンブルックシアの違いにもあったんだ、と、友人は生き生きと騙ってくれた。
例えば、林檎を運んだのはペンブルックシアでは“鳥”とされているが、王都では“風”となっていたり。 流された種の芽生えた場所が“川べり”か、“海の見える小高い丘”か、であったり。
そんな、僅かな、差。―――けれど、それだけで、充分だった。
視線を上げて、ふ、と、微笑む。ずっと、ずっと、柔らかい表情で。]
(34) 2012/01/17(Tue) 00時半頃
|
|
……貴女に何が起こったか、これから起こりえるのか。 きっと僕には想像のつかない世界なのだと思います。
それでも、貴女がこの道を選んだというのであれば、僕は、ただ、その背を見ていたいと、そう願います。 昔からも、これからも、ずっと。
[核心には触れぬまま。 けれど紡ぐ言葉は、「貴女がミラである」と、暗に告げているようで。
祖母の屋敷の中、閉じこもっていた自分を引っ張り出してくれた眩しいあの笑顔を。 年下の少女だというのに、ひどく頼もしく見えた背中を、思い出しながら。]
(35) 2012/01/17(Tue) 00時半頃
|
|
それでも、……もし、何か、どうしても耐えられぬ事、一人では乗り切れぬ事が起きたのであれば。 後ろを見て、僕の事に気付いてくれたら、と。
……僕は、
[あの時よりは、強くなった筈だから、と。 ―――言いかけた言葉は、外のざわめきに、かき消されるか。 途端、騒がしくなる廊下。 廊下を走るような足音と、響く声。
行き交う使用人たちの言葉の断片に「シメオン」「ハンス」という名が聞こえたか。]
また、……何か、……?
[視線の向けた先は、廊下へ続く扉。 小さく瞬き、どうするか、と、問うように木立瑠璃の瞳はミッシェルを見た。]
(36) 2012/01/17(Tue) 00時半頃
|
|
/* >>34 これ突っ込まれたら答え間違わないようにしなきゃな(ないとは思うが)
(-22) 2012/01/17(Tue) 00時半頃
|
|
―廊下―
――――…いけませんよ、"レディ" 御身体は労わってくださいと、何度も御忠告した筈ですが。
[くすくすと穏やかな声は、僅かに嗜めるように。
そっと手にしたのは部屋に置かれていた白いストール。 叶うならば"彼女"の身体には触れぬよう、 その肩へかけて器用に布端を花のように結んだ。 濡れた胸元より、視線がやや上へと集まる様に]
…猫は。
きっと、"屋根のある所"へ。
(37) 2012/01/17(Tue) 00時半頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/17(Tue) 00時半頃
|
[不躾な自分の質問に、答えるのは素直で真摯な答えだった]
Fantastisk.
[にこりと微笑む、やや蒼白い顔]
蝶は、月を探し続けました。 雨に晒されながら、風に晒されながら。 雷に怯えながら、闇に脅えながら。
ただ、月の姿を求めて。遠く、高く、高く―――…。
…そして、嵐を超えて、厚い厚い雲を超えて。
辿り着いた雲の上。 蝶は再び、月と出会うことが出来たのです。 めでたしめでたし。
(38) 2012/01/17(Tue) 00時半頃
|
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/01/17(Tue) 00時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/17(Tue) 00時半頃
|
[あ、と思った時にはストールが巻かれていく。 咄嗟に手を出し断ろうにも、手にはリリィが。 もしかしたらもう悟られているかもしれないとはいえ、肩辺りには触れないでほしいと祈っていたら、本当に触れられないまま巻き終わって]
ご、ごめんなさい。つい……。
…………器用、なんですね。 流石はハンスの弟君……でしょうか。
[綺麗な結び目に少し驚いたように、そこに視線を落とす。 巻かれたストールは緩すぎず、きつすぎず、丁度いい。 その心遣いに気づけば、リリィを抱く手を少し下へと下げた。 ストールまでも濡らしてしまわぬように]
……屋根の下、暖かい場所に居てくれればよいのですが。
(39) 2012/01/17(Tue) 01時頃
|
|
――、……ミスター?
[微笑みが蒼白く見え。やはり疲れているのではと不安になる。 だが話を遮ることはできなかった。語られたのは、あのお話の続きだったのだから]
……ふふ。ハッピーエンド、ですね。 ありがとうございます。
――月も、蝶が自分の為に遠い雲の上まで来てくれたことを きっと喜んでいると思います。
[視線は銀の蝶へ。――そして再び、エリアスの顔色を伺うように]
……ミスター、やはりお疲れではないのですか。 顔色が優れないように思います。 長く引き止めてしまいすみません、私はそろそろお暇します。 部屋の中でハンスをお待ちになってくださいませ。
(40) 2012/01/17(Tue) 01時頃
|
サイラスは、そう言ってお辞儀をしてから立ち去ろうとして――何かに気づいたように顔を上げる。
2012/01/17(Tue) 01時頃
|
――――、
[ふと、気づく。ハンスは此処に一度戻ってくるのだろうか。あとどのくらいで?そもそも、戻ってくるのならば何故一度離れたのだろう]
……あの、ハンスは何処に行くと言っておりましたか。 彼がこんなにも客人をお待たせするのは、何か、
[何かおかしいような気がする。 一度違和に気づいてしまえば、不安はあっという間に表情に出てしまった。
――廊下の向こうから騒ぎが聞こえ始めるのは、そんな頃だろうか]
(41) 2012/01/17(Tue) 01時頃
|
|
/* 立ち去ったのは、警察との話が終わる頃にまたこようと言うつもりでした。時間軸 よみちがえていたね!(かわいたわらい)
(-23) 2012/01/17(Tue) 01時頃
|
|
[叫び声をまず聞いたのは使用人だった。 王女の私室の近くで声を上げて、ふたりともの耳に入らないとは、世話係は殺人犯のうろつく城で何をしているというのか。 ――聞かれてしまうのも、心苦しかったのだが。 使用人はどんな顔をしただろう。息を詰める音が聞こえた気がした。]
ハンス、が。
[その声に、はっとしたように使用人は駆け戻る。 すぐにぬる湯を用意し、身体を清めるように、と。 それから伝達はこちらで行うので、少し休んで、と。 二つのことを告げた使用人に、ありがとう、と弱く笑む。]
大丈夫です。 私が休んでいたらミッシェル様に申し訳が立たない。
[手を洗い、頬に胸にとんだ血を拭う。 駆けつけた警察に検分を任せて、部屋を出る。]
(42) 2012/01/17(Tue) 01時半頃
|
サイラスは、騒がしさが大きくなってくれば、また嫌な予感がして。不安げな表情で*エリアスを見る*。
2012/01/17(Tue) 02時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/17(Tue) 02時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/17(Tue) 02時頃
|
―廊下―
["向いていなかった"だけで、一時期は本当に勉強したのだ。 兄には敵わないものの、ストールを巻くくらいならば容易い]
あとは、兄さまに綺麗にして貰えば良い。
[ふふ、と小さく肩を揺らしながら。 その当人が今、どのような状況に追われているのか。 知らなかったから、そんな風に言葉を締めくくる]
きっと、暖かい場所に。…多くの人に囲まれて。 "猫"は案外と、人に懐く生き物ですからね。
["彼"が犠牲になった理由すら、知る由は無い]
(43) 2012/01/17(Tue) 06時半頃
|
|
……蝶は、
[Happy Endだと言われて、僅かに言葉に詰まった。 彼らしくはない態度だった。 普段ならば"そうですね"と微笑んで、 綺麗な言葉を並び立てて誤魔化しておけば良い]
そうですね、蝶はきっと、月と出会えて…
[言いなおす言葉も、穏やかながらやはり歯切れは悪い。 だから余計に、顔色の悪さに気づかれてしまうのか]
顔色悪く、見えますか。 …もうすぐ夜がやって来る所為でしょう。 疲れていることなど、何もありませんよ。 立ち止まっている間など、僕にはありませんから、だから。
(44) 2012/01/17(Tue) 06時半頃
|
|
此方こそ、シルヴァーナ様に立ち話をさせるなどと。 この部屋は僕の持ちモノではありませんが、どうぞ中へ―…。
[椅子をすすめようとして、顔をあげた姉王女に気づく。 酷く不安げな表情をしていた。 そういえば、兄は何処へ行ったというのだろうか。 この顔色の悪さを見れば、また口五月蠅く言われるかと思ったが。 それすらせず、立ち去る用事といえば、思いつくのは姉王女の御世話。 しかしその当人は目の前にいる]
……。
[相手と違い、表情が不安げに歪むことはない。 ただ、違和には気づいたように、おっとりと瞬きを零して]
(45) 2012/01/17(Tue) 06時半頃
|
|
『―――――ブローリンが!!』
[遠いざわめきに混じって、叫ぶ声が聞こえた。 今まで大人しくしていたリスザルは、 するりと姉王女の腕の中を飛び出し廊下を駆け始める。
それは主を心配しているようでもあり、 いつかのように道案内しているようでもあり]
…シルヴァーナ様。オズワルドさん。
[姉王女と使用人へ、息をつめて贈る眼差し。 オリーブ色は、そんな心算は無いのに同様で微かに揺れた]
(46) 2012/01/17(Tue) 06時半頃
|
|
―廊下→ハンスの…―
何処へ行くのかは。 行き先も用事も、告げていなかったように思います。
ただ、話をしに戻って来ると。必ず、戻って来ると。
[多少の騒がしさ、気づいてはいたが。 場を動こうとしなかったのは、"約束"があったから。 もっとも、兄の言葉なんて。 …何処まで信用しても良いのか、はかりかねる部分は、あったが。
けれどリリィの後を追う様に、足は自然と動きだした。 使用人が引き止める言葉を掛けたかもしれないが、 知ったことではない。
歩調に合わせて、銀の蝶も、揺れていた。 そして辿り着いた兄の部屋は、既に幾人か集まった様子で――]
(47) 2012/01/17(Tue) 07時頃
|
|
……兄さま。
[其れについては、信じられない光景、というのが極めて正しい。 自分より先に兄が血の海に沈むなど、考えたことも無かった。
既にシメオンの姿はない。 慌ただしく動きまわる使用人達。
―――――誰かが零した。"未だ息はある"と]
(48) 2012/01/17(Tue) 07時頃
|
|
兄さま。
[其の場に立ちつくしたまま、黒い傘を握り締める。 ハンスがどのような状態であるのか。 行く手を阻まれて詳しく見ることは叶わないが。
ただ、それでも隠しきれないこと。
"紅い"]
嘘吐き、です…。
[何を言うべきかを、分からなくなってしまったかのように。 破られた約束を想い、呟く**]
(49) 2012/01/17(Tue) 07時頃
|
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/01/17(Tue) 07時半頃
|
[>>34気づくことはできなかった。 王都へ来た頃にはもうすぐ10になる頃だったし、覚えねばならないことが山積していたため、童話などに触れる暇はなかった。 だから、童話だけで彼が納得したふうだったのが、理解できなかった。]
…… なに、が ……?
[>>35続いたのは、何かの確信を得たかのような言葉で。 応援するような。励ますような。 このやりとりだけでは、傍の使用人は理解できまい。 問い詰めるにしても、それは自分がミラだと認めるということで。
バレた。 思った瞬間、どっと肩の荷が降りたような心地になった。 これで、「終われる」と。 けれど、この言い回しは…彼は、告発する気はないということか。
暖かい言葉を、呆然と見つめていた。 しかし途中、>>36廊下からの騒がしい音にはっとして]
(50) 2012/01/17(Tue) 08時半頃
|
|
シメオン…… !?
[騒ぎの中に、彼の名を聞いてしまえば、貼りつけただけの冷静さなどどこかへ吹き飛んでしまい]
いかなきゃ… ディーン、すみません!
[あの頃のように、名で呼んでしまったのは、ミス。 ごめん、でなくすみません、と言えたのは、王家での教育の結果。 結局どちらにもなれずにいた女は、王女としての責務も、楽になってしまいたいという甘えも忘れ、部屋を飛び出した。 心配、だけが胸を満たして。]
…… ありがとう、
[横を通り過ぎる際の囁き声は、彼に届いただろうか。
使用人は慌てて、"王女"の後を追った。 途中、ディーンに向けて「王女に何をした」と言わんばかりに鋭い眼差しをむけてから。]
(51) 2012/01/17(Tue) 09時頃
|
|
あなた!シメオンが、ハンスが、どうしたんですか!
[廊下にでてすぐ、ばたばたとどこかへ走って行こうとする使用人をとっつかまえ、話をさせる。 詳しいことは知らぬらしい彼でも、「ハンスが重傷を」「シメオンがそこに」ということだけはなんとか話した。]
ハンスの部屋、ですね。 ありがとう、
[いうが早いが、そちらへ向けて駆け出す。 話を聞いている間、追うものがあれば追いつかれたろうか。
けれどそちらへ気を向ける余裕はなく、「お一人では危険です」という声を尻目に、シメオンの姿を探した。**]
(52) 2012/01/17(Tue) 09時頃
|
|
――廊下――
[思わず、部屋を出てしまったが。 行く先はない。雲隠れする、という選択肢はあるかもしれないが、この警備の行き届いた王城の中どこに隠れるというのか。
まだ、自分は知らぬことであったが。 今回のハンス殺害は、自分以外の容疑者が必ず誰かと会っていた。 どんなに演技を繕っても、強い疑いを避けられないだろう。
まだ、確信は持てぬことであったが。 おそらく、はじめの女王の死因は徐々に暴かれ始める頃だろう。 となれば、女王殺害は長期計画であったことが知られるか。]
(53) 2012/01/17(Tue) 11時頃
|
|
[そうだ、花を摘みに行こう。 ミッシェルの好きな 花を。
少しでも心安らかに。 そしてもしも奇跡的に貴女がただの巻き込まれた悲運な少女なのだと解放されるならそのはなむけに。 そうでないとしても、捧げられる最後の花だ。
雨の中でも凛と立つ花を選ぼう。
ふらり。 足取りは雨降る庭園へ。]
(54) 2012/01/17(Tue) 11時頃
|
|
[言い直す様子に笑みを浮かべながらも首を傾げる。 ハッピーエンドのその先、嵐を越えてきた蝶はどうなってしまうのか。 そこまで想像が至っているわけではなかったが]
私が蝶ならば、この努力を月に認めてほしいと思いますし、 私が月ならば、蝶の一途さにきっと心打たれると思います。
[最後にそう付け足して]
……ミスター、……?
[続いた言葉を訝しむ。 "立ち止まっている間など、僕にはない"とは、どういうことなのか――]
(55) 2012/01/17(Tue) 11時半頃
|
|
[勧められた椅子も断った。 見間違いとは言えないほど悪い顔色、やはり休ませるべきだと判断していた。 場を辞そうとして、不安が過ぎり彼に問うが。この時点では彼の返答はなく。やがて騒がしさが何処からか聞こえてくる]
あっ、リリィ!?
[大人しくしていたリリィが腕の中から飛び出して行ってしまう。そして、聞こえた。ブローリンが、と]
――追いましょう。 オズワルド、貴方も付いてきてください。
[オリーブに見つめられ頷く。使用人は何か言いたげな様子ではあったが、物々しい雰囲気を感じ取り従うことにしたようだ。
歩く速度は、段々と王女らしからぬ急ぎ足になる。 客人を気遣いゆっくりと歩く、ということは今はできなかった]
(56) 2012/01/17(Tue) 11時半頃
|
|
―廊下→ハンスの部屋―
――そう、ですか……。 ハンスがそう言うのでしたら、きっと……。
[きっと戻ってくる、大丈夫。 そう続けたかったのに、言葉が詰まり上手く言えなかった。
彼の部屋に近づけば近づくほど、慌しさが増してくる。 ブローリンが、シメオンが、急げ、とはっきり聞こえ出せばとうとう耐え切れずに駆け出していた。低い靴は、走る妨げにはならない]
『――いけません、シルヴァーナ様!!』
[部屋の前、誰かが自分を引きとめようとしていた]
――退きなさい!!
[それを半ば無理矢理押しのける。――その先に何があるのか、心の奥深いところでは理解していた筈なのに。それでも、大人しくしていることはできなかった]
(57) 2012/01/17(Tue) 11時半頃
|
|
―ハンスの部屋・入り口―
――、
[扉の前の人間を退けてもハンスの周囲には更に何人かの人がいたが、 あかの中、倒れているのが彼だというのははっきりと見えた。
綺麗な床を汚す、あか
ああ、指が 私をいつも美しく飾ってくれた指が 頭を撫でてくれた手が
あかくて]
―――――― ……、ぁ、
[ ――もう、うごかない?]
(58) 2012/01/17(Tue) 11時半頃
|
|
[まだ息はある、救急車はまだか、そんな言葉も耳に届いてこないまま。部屋の入り口、駆け回る足音、お下がりくださいと誰かが指示をしたが動けない。 動けなかった。
床に足をつけている感覚がなかった。 指の一本すら自由にならず、息が止まってしまいそうで。 目の前がくらくなっていく]
――――……、
[全身を支えていられなくなり、身体が揺らぐ。 丁度エリアスに寄りかかるような形で倒れた。 気を失っているだけとわかれば、すぐ近くの自室に運ばれることになるだろう**]
(59) 2012/01/17(Tue) 11時半頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/17(Tue) 11時半頃
|
/* ……と、してはみたものの。 もしかしてシメオン側のフラグ構築って全部おわって、る……?
もう1回くらいミッシェルとシメオンが対面して逃げるのかはわからないけど何かしらあるだろうとは思っていたのだが……。 ハンス殺害(死んでないけど)もそのためかなとかなんとか。だったら姉も止まるべきかなーって。だってもう疑うしか残って ないから ね
そして、護身用にナイフ持つRPとかやりたかったけどはさむ余裕がなくて(というかフラグ立てが思いつかなくて)できなかったことをここに記しておこう。
(-24) 2012/01/17(Tue) 11時半頃
|
|
/* とりあえずめっちゃ調べた。 頸動脈にまでは多分至ってなかったんだと言う事なら きっと大丈夫そう。
(-25) 2012/01/17(Tue) 14時半頃
|
|
[告発する気など、全く無かった。 彼女がミッシェルではなく、ミラだからといって、自分に何ができるというのか。 あの利発だった彼女が此処に居るということは、つまりそれ相応の理由があるということなのだろう。
もし、彼女が元のミラに戻りたいと、そう言えば手助けはする心算ではあったけれど、―――彼女の口からそれが聞けぬまでは、今の彼女の“生活”を壊す心算も、なくて。
それは、「終わりたい」と心の奥で望む彼女の思いも、「救いたい」と彼女を想う使用人の思いも知らぬ存在だからか。]
……ミ―――……ッシェル、様、!
[「ありがとう」と囁く声>>51に、立ち上がり。 扉を抜け、走っていくその背を追おうとして、向けられる使用人からの視線。]
(60) 2012/01/17(Tue) 20時半頃
|
|
あ、……
[それは、「自分などが、関われる世界ではない。」と。 そう、思わされるようで、足を止めた。
開け放たれたままの扉、誘われるように廊下へ出る。 降り続く雨、廊下の窓から見えるのは、雨に濡れた庭園。 そこに、ふらりと歩く姿を見つけ、一度眸は瞬く。]
……シメオンさん?
[小さく呟けば、辺りを見回して。庭へと出る道を探すか。*]
(61) 2012/01/17(Tue) 20時半頃
|
|
――庭園――
[雨打つ庭の隅で、金の髪はしとどに濡れていた。 雨よけに乱雑に手を突っ込んで、ペーパーナイフで花を切る。 花一輪。二輪。ささやかな愛らしい花をいくつか。 それらの茎に、リボン替わり襟のブローチピンの針先を刺して。
そうして作った小さなブーケを手に、空を見上げていた。]
(62) 2012/01/17(Tue) 21時頃
|
|
―ハンスの部屋前―
……っ。
[我に返ったのは、肩にかかる重みに気づいたから。 倒れ込む姉王女の身体>>59を、反射的に受け止めた。 成程、確かに触れれば容易に知れた。 細身ではあるものの、シルヴァーナは間違いなく"男性"だ]
――――――…。
[刹那の逡巡。知り得た秘密。 此処で明かしてしまうのは簡単なことだが]
御静かに。シルヴァーナ様は気を失っているだけです。 …僕がお運びしますから。
どうぞ、あなた方は兄を。 ハンス・ブローリンのことを宜しくお願いします。
(63) 2012/01/17(Tue) 21時頃
|
|
…あにさま。
[最後、振り返った紅色は鮮やかに。 生成りはさらりと流れて、鈍い光を反射する]
(64) 2012/01/17(Tue) 21時頃
|
|
―姉王女の部屋―
[は、と短く息を吐き、シルヴァーナの身体を抱きかかえる。 咎める者が居ても、 頑として他の者に"彼女"の身体には触れさせず。
正直かなり無茶をしているが、半ば気力だけで歩みを進める。 流石に姉王女の部屋へ足を踏み入れるのは抵抗があったが、 この際非常事態だ。仕方が無い。
オズワルドに案内を頼みつつ、彼女の寝台へ寝かせれば、 荒い息を吐きながら其の場にへたりこんだ]
(65) 2012/01/17(Tue) 21時頃
|
|
―自室―
[エリアスに告発されなかったのは幸いだった。 もしここで真実をばらされていたら、次に目覚めたとき自分には今度こそ本当に何も残らなかっただろうから]
――――……、
[寝かされた寝台の上、うわ言のように唇が名前を呼ぶ。 ――ハンス、と]
(66) 2012/01/17(Tue) 21時半頃
|
|
[どれほどそうして休んでいたか。 行儀悪く座り込み、床に腰を預けたまま。 生成り上、銀色の蝶が揺れる。
視線は窓の方へ向く。暗がりの中、雨は止まない。 相手の眠る寝台に背をむけた格好で、ぽつり呟くのは独り言のように]
……僕は、あなたに嘘を吐きました。 僕たち兄弟は、決して仲が良いとは言えなかった。
[はたまた、届いたうわ言へ返事をするように]
(67) 2012/01/17(Tue) 21時半頃
|
|
― 庭園 ―
[庭の隅、濡れた金の髪。 その姿へと、少しずつ近付いていく雨を避ける様に、出来るだけ庭園の端を歩いて。 けれど結局は髪も服も濡れてしまうか。上着を客間に置いておいたのは失敗だったかもしれない、と。]
シメオン、さん。
[空見上げるその背中>>62に声をかける。 手に握られた花束に首を傾げて。 濡れた髪が一房、頬に貼りつく。]
……濡れてしまいますよ。
[少し悩んで、かけた声はそれだった。 この雨の中、自分もシメオンもすっかり濡れてしまっているのだけれど。]
(68) 2012/01/17(Tue) 22時頃
|
|
[夢、なのだろうか。夢のようなものを見ていた。 まだ幼かった。彼が初めて自分の前に来た日のことだった。 自分よりもずっとずっと背の大きな男性に最初に抱いた印象は、とにかく大きい。 隣にいた"ミッシェル"よりも、母よりも、――ともすれば父よりも、彼は背が高かった。 だから最初のうちはその身長差が怖くなかったと言ったら嘘になるのだろう。
いや、身長差そのものが怖かったのではない。
自分は女だけど、男なのだから、いつかこれくらい背が高くなるのだろうか。 ひげが生えたりするのだろうか。低い声が出るようになるのだろうか。
――そうしたら、殺されてしまうのではないだろうか。
男だと周囲に知られてしまったら、海に沈められてしまう。 ずっとそう教えられて育ってきたから、自分が男であることが怖かった。男という性別そのものが怖かった。女が良かった。女に生まれて、母のように立派な女王になりたかった]
(69) 2012/01/17(Tue) 22時半頃
|
|
[それが少しずつ変わってきたのは、彼と少しずつ打ち解けるようになってきてからだ>>1:63。
今となってはもう真意を問うことはできないが、母が己にハンスを仕えさせたのは単に美容師としての腕が良かったからというわけではないのだろう。 男という性に怯えすら持っていた自分に少しでも男性と接する機会を与えて慣れさせる意味もあったのかもしれない。
――母はとても賢い人だった。本来その役目を負うべき父親ではどうにもならないことに、とっくの昔に気づいていたのだろう]
――――……、
(70) 2012/01/17(Tue) 22時半頃
|
|
[死んでしまう前に、母に、そして彼に、聞いておきたいことがたくさんあった。そして、伝えたいことがたくさんあった。
せめて一言、――――と言いたかった……。 そう思ったところで音もなく目を覚ます。 目を開けただけで、まだぼんやりとしていて。
ベッドの傍らでエリアスが呟く。 その言葉を聞きながら、彼の背に、視線だけを向けていた]
(71) 2012/01/17(Tue) 22時半頃
|
|
/* いやあ過去回想と矛盾ないように設定増やすの大変だね!!!!!!
[後から増やされる設定と既存の設定の矛盾を取り去るだけの簡単なお仕事難しいですごめんエリアス遅筆で]
(-26) 2012/01/17(Tue) 22時半頃
|
|
/* あー「少しずつ」がだぶってるしにたい
(-27) 2012/01/17(Tue) 22時半頃
|
|
―姉王女の部屋―
シルヴァーナ様は、月と地球の距離を御存じでしょうか。
――……月は余りに遠く。蝶は余りに小さく。
蝶は月に恋をしました。 けれど、月は蝶のことなど気づいてもいなかった。 月はもっと大きく温かな、太陽ばかりを見つめていた。
[相手が既に目覚めているのか否か、分かりはしなかった。 使用人の誰かが話を聞いていたかもしれない。 けれどそれすら、どちらでも良かった]
そして、蝶は思ったのです。
ならば太陽を奪ってしまえば良いと。 小さな小さなこの身でも、命を燃やせば一瞬ならば、きっと。
…そうすれば。
(72) 2012/01/17(Tue) 22時半頃
|
|
そうすれば、自分が消えてなくなってしまった後でも。
月は蝶のことを覚えていてくれるでしょう?
(73) 2012/01/17(Tue) 22時半頃
|
|
――――――…、愉しい愉しい物語は此処までです。
[使用人が代わりに運んでくれたであろう黒い傘を手にして、 ゆっくりと立ち上がる]
可愛いプリンセス・シルヴァーナ。 僕があなたを、護ってあげる。
[やはり、背は向けたまま]
(74) 2012/01/17(Tue) 22時半頃
|
|
/* ああっ太陽と月刺さる(邪気的な意味で)
ていうか僕月に例えられるのこれで何度目なんだろうそんなに月キャラか僕は
(-28) 2012/01/17(Tue) 22時半頃
|
|
――庭園――
[声をかけられて、緩く視線はそちらに向いた。 緩慢な動き。薄く貼りつけたような笑みは、使用人としては完璧なものだった。 けれどこの状況からすれば、その笑みだけがひどく異質だった。]
エゼルレッド氏。
[なんだ、一人か、と思うのは心のなかでだけ。 そろそろ群をなして警察やら使用人やらが寄ってくるかと思っていたのに。]
貴方もすっかり濡れてしまっていますよ。 お風邪でも召されたら大変です。
[にこり、自分の濡れるのなど全く構わないというように。]
(75) 2012/01/17(Tue) 22時半頃
|
|
/* ――いや、あれ、
ああいや、俺が月で、いい、んだよな? 読み方によってはこれ、太陽が俺になるぞ。 そうすると今から掛ける言葉全部アレなんだが。
(-29) 2012/01/17(Tue) 22時半頃
|
|
ミッシェル様はどうしました?
[いないのならばそれでよかった。 大切な世話係シメオン、のままでここを去れる。
けれど、かなうのならば。 最後の時まで傍にいたい、などと思う、薄っぺらな感傷。]
(76) 2012/01/17(Tue) 22時半頃
|
|
[エリアスの話を聞いているうちに、段々と意識は覚醒してくる。 意識を失う前に何があったかを思い出せば、そのあまりのことに目を背けてしまいたくなったけれど。
目の前の彼が語るハッピーエンドの続きが、とても悲しくて。 どうしても何かを言いたくて。 身体をゆっくりと起こし、彼の背、緩めの上着に手をのばした]
――そんなのは、悲しすぎます。
蝶は頑張って、嵐すらも越えて、月の下まで来たのでしょう? それなのにどうしてそこで諦めてしまうのですか。
月は"貴方"に気づきます。 その命燃やさずとも、空まで昇った勇敢な貴方を どうして忘れることなどできましょうか。
(77) 2012/01/17(Tue) 22時半頃
|
|
/* エリアス共鳴で兄弟共鳴でもよかったかもしれないね……とかすごく今更。
あとなんか本当に悲しくてちょっと泣きそうになったんだが。めそん。
(-30) 2012/01/17(Tue) 22時半頃
|
|
僕は別に、風邪などひいた所で何の差し支えもありませんから。……学校は、休暇を取りましたし。 ……それより貴方が風邪を引いたら大変でしょう。 使用人の仕事もあるのでしょうし。……戻りましょう?
[彼の想いも、考えも知らぬまま、笑みに返すようにぎこちなく、微笑み浮かべて。 妹王女の事を聞かれれば、思い出すのは騒ぎの中に混じる、彼の名を聞いた時の彼女の反応。]
……ミッシェル、様は、先程、貴方を探して何処かへ。 また何か起きたようなのですが、……貴方は、其方へ行かなくても?
[思い出すのは慌ただしく廊下を駆けていた使用人たちの姿。 そんな中、庭園の片隅で花を摘む姿に、浮かんだ疑問は色々とあったけれど。 問う言葉、無意識に眉は寄る。]
(78) 2012/01/17(Tue) 23時頃
|
|
/* すいま、せん
ちょっと たてこんでいて、全くロールおとせずすいません 土下座しつつ お話の完結はなんとかがんばるの、で( ノノ)
(-31) 2012/01/17(Tue) 23時頃
|
|
[シルヴァーナが幼い頃から抱えて来た心を知らなかった。 自分が自分として存在すること自体を、否定される恐怖。 一度誤れば足元が崩れ、暗い闇へと堕ちてしまいかねない恐怖。
それは"彼女"の真実を知った今、想像に難くないことだったが。 そしてその孤独の中で、果たして何を支えにしていたのか、 …想像に難くないことだったが]
御優しい、シルヴァーナ様。
[上着に伸びた手。 かかる僅かな力を感じ、微笑むオリーブ色は振り返る]
あなたは勘違いをしています。 僕は、月に恋をした可哀想な蝶ではない。 ただの気紛れで無礼な、物語の脇役にすらならないエキストラ。
(79) 2012/01/17(Tue) 23時頃
|
|
[身体を起こした相手の頭を、 叶うならば細い指先は、そっと優しく撫でる]
安心なさいな。
きっと、兄はそう簡単には死にません。
あなたを置いて、逝くはずがない。
(80) 2012/01/17(Tue) 23時頃
|
|
[戻りましょう、と言われても、またゆったりと笑って否定した。 例えばもしもミッシェルが一人になった時、これからは傍にいるべきは自分でない。目の前の、金のいろ。 風邪を引けばどちらが問題か、なんて、真犯人を知る自分にしか通用しないのだろうけれど。
ミッシェルの行き先を聞けば、少しだけ困ったように。]
私を、探しているのですか―― いえ、何が起きたかは知っています。ありがとう。
[眉を寄せる様子を見て、心根の穏やかな男だ、と思う。 ああ、こんな男早く警察に捕まって、無実を晴らされてしまえばいい。 それが彼にとってもミッシェルにとっても幸せなのだろうと、ぼんやりと思った。]
良ければ、ここにいる、と伝えていただけますか。 きっと私の言葉より、貴方の言葉のほうがミッシェル様に近い。
(81) 2012/01/17(Tue) 23時頃
|
|
/* ところで、ディンさんはみっせる様にほのじだし、えりぃは気狂いな上にそのうち死ぬから、これはラルフさん大勝利なんじゃないのか。婿候補的な意味で。 あにさまは、敢えて除外していますけれど。
(-32) 2012/01/17(Tue) 23時半頃
|
|
何で、……戻りましょう。 ミッシェル様が、貴方を、……
[否定する笑みに、更に眉間の皺は深くなるか。]
……何か、此処を離れられない、理由でも?
[問いかけながら、シメオン、と、彼の名を呼んだ彼女の、冷静さを欠いた声を思い出す。 彼女に恋心を抱いていたのなんて、遠い昔の事だったというのに、僅か、妬いてしまったのは何故だろう、と。]
……近い?
[シメオンの言葉>>81を小さく、繰り返して。]
どうして、……貴方の方が、ミッシェル様と居た時間は、長いでしょうに。 ……、どうして、……
[目の前の使用人が、ミッシェルの秘密を知っている事など、知らなくて。]
(82) 2012/01/17(Tue) 23時半頃
|
|
―ハンスの自室―
[見張りや、調査する人々。止める声。 辿り着いた時は、ちょうど担架に乗せられた男が搬出されるところだった。
被せられた布。おびただしいほどの紅。 咄嗟に壁際に身を寄せた横を、失礼しますと焦った様子の人々が通りすぎてゆく。 目の前、真っ赤な手指が、通りすぎていった。]
ハンス……!
[思わず漏れた声に、反応は見えなかった。 足が震える。いよいよと身近に迫った危険に、倒れそうなのを、気力で支えた。 まだ、止まるわけにはいかない。]
(83) 2012/01/17(Tue) 23時半頃
|
|
……何でも、ありませんよ。
[それ以上は、詳しく語る気はなかった。 知られるのが怖いわけじゃない。気づかないなら、それでいいのだ。]
どうして、は、考えてみてください。 さあ、早く戻ったほうがいいですよ。 夏の夜の雨は体を冷やします。
[二人の過去を知らなくても、これから自分はミッシェルから一番遠い場所に、行こうとしている。 そっと彼から距離を取るように、言葉で背中を押した。]
(84) 2012/01/17(Tue) 23時半頃
|
|
―仮取調室―
[バタバタと男が駆け込んできて、目の前に座っている男へ耳打ちをする。 耳打ちされた男は、驚いたように目を丸くして、こちらを見てため息をついた]
『先の事件と関わりがあるかどうかはわかりませんが― シルヴァーナ王女の世話係であるブローリンさんが襲われたそうです』
[告げられた新たな事件に、眉を寄せる]
ブローリン…ハンスさんは、無事なんですか?
『辛うじて一命を取り留められたそうですが、相当重症だそうです』
そうですか…いえ、生きておられただけでも、よかった。
[ベネディクトを見つけたときのことを思い出す。 いや、正しくは彼の傍に倒れていた使用人の様子を。 命取り留めたといっても…大事でなければいいが、とため息をついた]
(+6) 2012/01/17(Tue) 23時半頃
|
|
で。 その犯人もボクだとでも?
『いえ、グレーアムさんには犯行不可能なことは、 我々…警察が証人です。この件で疑うことはありません。 それに、先ほどあなたとの監視役の証言で、 ファトマさん殺害実行犯でないことも…確認されました』
つまり。 女王陛下殺害の嫌疑のみ、ボクに残っていると。
『そうです』
そう。 それじゃあ、陛下を殺害したのと、 ベネディクトさんを殺害したのと、あの人… ハンスさんを襲ったのは別の人だっていうわけですか。
『それも、わかりません』
(+7) 2012/01/17(Tue) 23時半頃
|
|
[振り返った彼は微笑んで、頭を撫でてくれる。 撫で方は、ハンスと似ているようで違っていた。 それでも悲しいことを口にする彼に、返す微笑は少しだけ苦笑いが混じった]
――"僕はハッピーエンドの為に参った"なんて、 そんな気障な台詞を言うエキストラなんていませんよ?
貴方には役があります。物語に必要不可欠な大役です。 でも、その役の名前は貴方次第です。
貴方が本当に望む役は何ですか……?
(85) 2012/01/17(Tue) 23時半頃
|
|
でもあなたは…いや、警察は現にボクを陛下殺害の犯人として こうして疑っているわけでしょう?
『ですから、それはあくまで可能性の話であって』
まったく、あなたとは話にならないな。 まあ、いい。ボクがここに居る限り、 今後何が起きてもボクの潔白はあなた方が証明してくれるわけだから。
[まったく、興醒めだ。 あわよくば国王の座をと思っていたが、それどころではない。 このままでは一族のいいお笑い種だ。
空を見て、いい日になりそうだと言った瞬間が、恐ろしく遠くに思えた]
なんて厄日だ―……。
[ふてくされたように椅子に背を預け、舌打ちを一つ**]
(+8) 2012/01/17(Tue) 23時半頃
|
|
叶うなら私は、貴方が主役のハッピーエンドの物語を、 ――貴方の望む役のまま、紡いでみたいと思っています。
(86) 2012/01/17(Tue) 23時半頃
|
|
[そこまでを一気に口にする。 ハンスからは結論を急がなくてもよいと言われていたが、己の心は固まっていた。
これが恋なのか、愛なのか、彼に誰かの面影を重ねたのか、それともただの同情なのか、王女でありたいが故の打算なのか。 それを問われれば確かにわからない。結論が出ていない時点で、慎重さが足りないと言われても仕方がないのかもしれない。
だけど、今この瞬間に思ったことは真実だから。 "貴方のハッピーエンドを見てみたい"と]
…………あの傷で、ハンスは生きているでしょうか……?
[ハンスのことになると、どうしても表情は翳ってしまうけれど]
(87) 2012/01/17(Tue) 23時半頃
|
|
/* なんというソロール帝国。
まあ…触れようがないもの仕方ないけどなあ…。
(-33) 2012/01/17(Tue) 23時半頃
|
|
あなた… 今の状況、わかるだけ説明をお願いします。 シメオンがどうしているか、知りませんか。
[近い使用人へ、肩を掴みそうな手を押さえ、尋ねれば]
『私達も、これから探すところです。 彼はブローリンの第一発見者で 彼も、容疑者ですから。 今、容疑者たちの情報の統合を急いでおりますが…彼は、危険です。 ミッシェル様も、お気をつけ下さいませ。 お一人で、彼に不用意に近づかぬよう…。』
え…… 何を、いってるの……
[淡々と、噛み締めるように話す使用人。 理解が及ばない。問い返す。 けれど、何度でも彼は同じ事しか口にしない。]
きちんと、調べたの? シメオンが、そんな、
[何度言っても、何を言っても。]
(88) 2012/01/17(Tue) 23時半頃
|
|
―――― もう、結構です!! 私が、直接聞いてきます!!
[終いには、癇癪を起こす子どものように、叫んだ。 目の裏が真っ赤になるような、怒りなのか、憤慨の気持ち。 彼が、ハンスを襲った? もしかしたら、ベネットやメアリーや、 グロリアも?
―――そんなばかな。]
……っ!!
[お待ちください、と叫ぶ声を置き去りに、また走る。 身を翻した大きな動きで、髪飾りにあしらわれた生花が、ひらりと花びらを散らした。]
(89) 2012/01/18(Wed) 00時頃
|
|
/* なんかすごく乙女ゲーをやってるような気分になったのだが
これは素直にエリアスルートに入りたい。 エリアスに振られる可能性はそれなりにあるのだけど。振られたらそれはそれでちかたないね。
ハンスはねーハンスはねーハンスは、ねーえ すごく大事なんだ。大事なんだ。 でもなんかね、伴侶にする人ではないんだ。 初恋の人、というか、お父さん、というか。 無垢な娘が、理想の男性に「お父さん」って答えるような。そんな感じ。
ハンスを伴侶に選ぶルートがあるとすれば、それは王女を辞めて二人で城を出ていくってルートなんだろうなって思う。 でもそうなるには、追放フラグが立つ必要があるし、王女でない自分にも価値があると教えてもらう必要があった。 主従関係のままでは、ハンスと結ばれることはないだろうな。
みたいな。 だめだ、マジで発想が乙女ゲーだ。
(-34) 2012/01/18(Wed) 00時頃
|
|
………、
[ぎゅ、と、顔を歪める。 濡れた髪、顔に貼りつく其れ払わぬまま、木立瑠璃の視線はその花束へ。]
……花は、……その花は、誰の為のものですか。
[震える声の、問いかけ。 思い出すのはあの雨の日と、摘めなかった赤い花と。―――彼女の為に、という、思い。]
それは、……ミッシェル様の為のものではないのですか。
[重なるのは、あの日の自分の姿、後悔。]
……違っていたならすみません。 でも、……でも、もし、そうなら、早く。……早く、届けて、あげてください。
(90) 2012/01/18(Wed) 00時頃
|
|
お願いします、彼女に、会いに行ってあげてください。
[その先の言葉が見つからなくて、唇を噛み締める。
酷いエゴだと、自分でも思った。 あの日に自分にできなかったから、彼には果たして欲しい、と。―――酷く、醜いエゴだと思った。
歪めた顔は泣きそうにも見えたか。けれど、顔濡らす雨の雫で涙の有無までは悟られまい。]
………貴方が此処を動かない限り、僕も此処を動かない。
[ぎり、と、握りしめる掌。 細く、震える息を吐いて、ほんの僅か上にあるその瞳を真っ直ぐに見る。]
(91) 2012/01/18(Wed) 00時頃
|
|
/* あとほんと遅筆でごめんなさい。 30分単位でレスしてるよね……他に作業があるわけでもないのにね……ごめんね……。
(-35) 2012/01/18(Wed) 00時頃
|
|
[ディーンはどうしただろう。 遠く城の方から聞こえ来るざわめき。 自分の名前を耳ざとく拾う。
『シメオンは危険だ』
ようやくか、と思いのうちが口元に浮かぶ。 その声を聞きながらにして笑うこの男を、人はどう見るか。]
(92) 2012/01/18(Wed) 00時頃
|
|
[王女を彩った花が散り、飾りが崩れるのも構わず、走る。 ヒールでの動きは慣れたとはいえ、駆けるのには向いていない。 動きにくいと判断すれば、脱ぎさってでも走った。
自室も、彼の部屋も、姿はなかった。 すぐには見つからない場所。 どこに。
そうして、ふと見下ろした庭へ見えた、
ふたつの金のかげ。 ]
[気づけば、動くのは早かった。 窓を開け放ち、雨が降り込むのも構わず、叫ぶ。]
(93) 2012/01/18(Wed) 00時頃
|
ディーンは、背後の声に、濡れた髪越しの視線を緩やかに向けて。
2012/01/18(Wed) 00時頃
|
すぐにいきます!!そこで待ってなさい!!
[名を呼ばないのは、使用人たちや警察に先に捕らえられるのを防ぐため。 とはいえ、これだけ叫べばそれも時間の問題かもしれないが、彼が、彼らが動かなければ、それで十分だった。
身を翻し、近い階段の手すりを滑り降りるように。 一階の窓から、庭へ飛び出した。]
(94) 2012/01/18(Wed) 00時頃
|
|
/* みしぇさまあぐれっしぶ!!!
(-36) 2012/01/18(Wed) 00時頃
|
|
ええ、そのつもり、です。 ミッシェル様は花がお好きなので。 良ければ貴方が届けに行って下さいますか?
[花を止めるピン。そのピンについた紋章が何を意味するのかは、この青年は知っているのだろうか。 それごと渡そうとしているのだ。]
できません。
[会いに行って、と顔を歪ませる青年の言葉は、短くたったそれだけで否定された。 会いに行くなど傲慢にもほどがある。 もうこれだけの騒ぎだ。そろそろ己にかかる濃い容疑がミッシェルの耳にも届く頃だろう。 その上でどうして会いに行けようか。]
(95) 2012/01/18(Wed) 00時頃
|
|
/* ボツ。
[名を呼ばないのは、使用人たちや警察に先に捕らえられるのを防ぐため。 とはいえ、これだけ叫べばそれも時間の問題かもしれないが、彼が、彼らが動かなければ、それで十分だった。
ここは、二階だ。]
はっ!!
[窓から飛び出し、張り出した枝へ飛び乗る。 太い枝へぶら下がるようにすれば、べちゃりと地に落ちるが、衝撃は十分緩和された。]
とか木登りフラグを回収することまで考えたがなんのアクションかと
なんかノリがちがうきがして ぼつ
(-37) 2012/01/18(Wed) 00時頃
|
|
/* あとそちら側の三角関係はどうなっているんですか。 ミッシェルがミラに戻りたいという意思を持って城を出ていくというのならば、姉は止めませんよ。
「私は姉として、一人の人間として、貴女の幸せを祈ります。 愛しています、ミッシェル。いいえ、……ミラ。 貴女の姉でいられたこの十年、とても幸せでした。
次に会うときにはよき友として。 美味しいケーキでも一緒に食べましょう」
でもシメオンは罰を受けたそうだし。 最悪のシナリオはミッシェルが王女を続けながら、シメオンが捕まる展開だなあ。2人殺して2人重傷、しかも片方はかなり長期の計画殺人だとわかったら、そう簡単には出てこれないし、出てきても城にはもう入れないだろうよ……。 難しいな……。シメオンはディンミシェを成立させようとしているのだろうけど も。
(-38) 2012/01/18(Wed) 00時頃
|
|
[――――なのに。]
(96) 2012/01/18(Wed) 00時頃
|
|
[声がした。 はっと顔を上げた。 ドレスを翻して降りる姿。]
なりません!!!
[なりふり構わず、思わず声を張り上げた。]
(97) 2012/01/18(Wed) 00時頃
|
|
――どうして、来てしまうんですか。
[ふるえるような、絞まるような思いが、ぎりぎりと胸に突き刺さった。
どうして来てしまうんですか。 私は貴女に追いかけてもらえるような人間ではないんです。]
(*0) 2012/01/18(Wed) 00時頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/18(Wed) 00時頃
|
/* 物的証拠としてはシメオンが書いていたあのハンスの呼び出しメモが一番なんだけど、使ってないってことはまだ持ってるか、処分したか。
……いや、処分する時間はなかっただろうから多分持ってるんだろうな。捕まったとき、それが揺らがぬ証拠になってしまうかも。か。
(-39) 2012/01/18(Wed) 00時頃
|
|
[王女になってから、こんな乱暴をしたのは初めてだった。 ためらいもなく動けたのは、昔の日々のおかげだろう。
雨の中、傘もささず。 ドレスや髪飾りは崩れ、靴さえ脱いで。
間に合えば、それでよかった。 話せれば、それでよかった。
荒い呼吸、整えるまもなくても。]
(98) 2012/01/18(Wed) 00時頃
|
|
/* くそ 見栄張ってでも 身長高め設定にすればよかtt
……なんか、小さいキャラやりたかったんだ……
(-40) 2012/01/18(Wed) 00時頃
|
|
/* おっとあぶねえ。コミット確認のために進めるを選択したままだった。 流石に半に更新したら半端もいいところよな……。
(-41) 2012/01/18(Wed) 00時半頃
|
|
は… 止めるなら…そばにいてくれなくては、ね。
[>>97叫び声は耳に入っていた。 ゆっくり歩み寄りながら、ディーンへは泣き笑いのような笑顔を向けて]
エゼルレッドさん…いまの、ご覧に、なりました? …最初のおねがい、です。いまのは、忘れてください。
[おてんばどころでない、乱暴な動き。 秘密ねと、庭の果実をもいだあの頃のように、人差し指をたてた。]
(99) 2012/01/18(Wed) 00時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/01/18(Wed) 00時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/18(Wed) 00時半頃
|
―姉王女の部屋―
笑われてしまいますよ。 一国の王女様が、唯の民に願いを問うなどと。
[手入れのいき届いた美しい黄金色の髪を撫でる。 崩れかけた赤い花飾りへ触れようとして、 けれど其れは触れてはならない場所のように感じて、 そっと腕を下ろす]
そうですね。 それでも、あなたは。貴女様は…。
[望む役の名を問われ、浮かぶ笑みが困ったように歪んだ。
どうか自分なんかにそんなに優しく、しないでほしい。 僕はただの、身勝手で我儘な人間なのだ。 静かに死に行くだけの、人間なのだから。 …希望を持てば、悲しくなってしまう]
(100) 2012/01/18(Wed) 00時半頃
|
|
――――――……。
[天井を仰ぐ、数瞬。
一度伏せられたオリーブ色は、 相手を見つめながら真っ直ぐに向き直る。 片膝を床につき、跪く仕草。 生成りを流して一度頭をゆるりとさげて、 あげる顔と共に、彼女へそっと片手は差し出される]
(101) 2012/01/18(Wed) 00時半頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/18(Wed) 00時半頃
|
この手をとってくださるならば。 あなたを、想い愛することを誓いましょう。
…共に。 それが僕の願いにございます。
(102) 2012/01/18(Wed) 00時半頃
|
|
嫌です。 ……それは貴方が、貴方の手で届けるべきだ。
僕が届けては、……意味が、ない。
[ピンの意味など、紋章の理由など、わからない。 知らぬ世界に、ずっと、生きていたのだから。 だから、考えの及ばない我儘を、エゴを、主張している。]
……なら、僕は引き摺ってでも、……
[貴方を彼女の元に連れていく、そう告げようとした言葉は、響いた声>>94に遮られる。 瞳を見開けば、其処に移るのは翻るドレス。 王女として整えられた服を乱しながらも、そんな行動が取れるのはきっと、目の前の彼の為なのだろう、と。]
(103) 2012/01/18(Wed) 00時半頃
|
|
ねえ、シメオン。
…… どうして、部屋へ戻らなかったの。 どうして、傘もささずにこんなところで… 濡れているの。
[淡緑を細めて。 まっすぐに立って。 震えそうな声を抑えこんで。]
……ごちゃごちゃと、いろんな情報があって、混乱してるの。 端的に、聞くわ。
あなたが、犯人なの?
[そらさず。]
(104) 2012/01/18(Wed) 00時半頃
|
|
/* 私がシメオンディーンごろごろばたんしてるうちに
姉様がご結婚をきめていらした。 おめでたや!!
(表それどこじゃないのでここで祝う)
(-42) 2012/01/18(Wed) 00時半頃
|
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/01/18(Wed) 00時半頃
|
そんな顔をなさらないで。 ほら、ドレスも髪飾りも、そんなに崩されては職人が悲しみます。
[触れようとした手は迷って止まった。 泣きそうな二人がなぜか少しだけおかしかった。]
私からも、お願いします。 どうかご内密に。 貴方になら、心配ないとは思いますが。
(105) 2012/01/18(Wed) 00時半頃
|
|
[しあわせになれ、と願う権利はあるのだろうか。]
(*1) 2012/01/18(Wed) 00時半頃
|
|
[人差し指立てる様>>99に、歪める顔。 必死に、返すように、笑みを浮かべて。]
……悪戯をするときは何時だってそうだったんだ。 僕には何も言わないで、僕が見ている前で全部やってのけてしまう。
それなのに、……あとで怒られるのは僕なんだ。 ……君だって知っていただろう、“ミラ”。
[それでもあの日、彼女の悪事を明かさなかったのは、精一杯の“格好つけ”。
何も、見てない。 此れから起こる事を誰にも言わない。知らないのだから。 あの日の様に、言い聞かせる。“彼女は何もしていない”。
背後のざわめきは次第に大きくなるか。 シメオンの名が聞こえる、彼を探す足音が聞こえる。
一歩、二歩と、下がり。―――そっと、木立瑠璃の眸を瞼の下に。]
(106) 2012/01/18(Wed) 00時半頃
|
|
[私は目を逸らさない。
あなたも、逃げないで。]
(*2) 2012/01/18(Wed) 00時半頃
|
|
/* 赤のうまい使い方がうかばないくやしい
ごろごろばたばたばた
(-43) 2012/01/18(Wed) 00時半頃
|
|
引きずられる前に逢えてよかった。
[などと嘯いて、笑みは崩さないままに。]
一度にたくさんの質問をされても答えられませんよ、ミッシェル様。
ひとつめ。貴女のために花を用意しておりました。 庭師も容疑で出入りが難しくなっておりますから、私が直々に。 ふたつめ。時には雨に濡れるのも心地よいと思いませんか。 何もかも洗い流してくれるようで。
みっつめ。
(107) 2012/01/18(Wed) 00時半頃
|
|
いいえ、と言ったら、貴女は信じますか。
[ミッシェルに敢えて、問う。 否定してほしい。突き放してほしい。 そうしてこんな下衆のことは忘れて、どうか知らぬ所でしあわせに。]
――――それが真実です。
(108) 2012/01/18(Wed) 00時半頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/01/18(Wed) 00時半頃
|
/* カスだなーこいつ心のそこからカスだなー 何なの殴りたい カス
カスだ カス
ミッシェルのこと裏切るにもほどがあると思うんだ これだけ愛されて慕われて思われて
カスめ……
(-44) 2012/01/18(Wed) 00時半頃
|
|
/* あえて言おう、カスであると
(-45) 2012/01/18(Wed) 00時半頃
|
|
/* でもミッシェルに「何故」って聞かれたら答えられる自信ないなー この国は狂ってるからぶっ壊して貴女を救いたかったんだけどだんだん私怨が混ざっていろんな人殺っちゃいましたとか 言えねえよ
別に私怨じゃないんだけど、うまい言葉が見つからないです
(-46) 2012/01/18(Wed) 01時頃
|
|
/* なめたけちゃんのシメオンはいいシメオンだな。 初遭遇したシメオンが素敵なのは嬉しい
(-47) 2012/01/18(Wed) 01時頃
|
|
[>>106名を呼ぶ、"幼なじみ"。 その言葉に、否定も肯定もしないことが、遠まわしの肯定。
あの頃は、彼にもっと気概をと思っていた。 告げ口などしなかった彼にはもう、彼なりの気骨があったというのに気づいたのは、もう何も伝えられない頃になってからだった。 今はもう言えない、ごめんねとありがとうをたくさん、胸に仕舞って。
こんな大きな秘密を抱え込むのは、苦しい。 誰にでも預けられるものではないのだ。 世話役一人と分け合えたら、それだけで十分だから。]
(109) 2012/01/18(Wed) 01時頃
|
|
/* 意訳:シメオンが警察に捕まったあと、ディーンが世話役になるルート妄想がうかびました
(-48) 2012/01/18(Wed) 01時頃
|
|
民の願いすら問うことのできぬような狭量な者に 王女……いいえ、女王など務まりませんよ。
[髪を撫でられ、目を細める。花飾りに触れないのすら、優しさのように思えて。ほんの少しだけ切なく、嬉しかった]
…………。
[跪くエリアスを見て、自分もベッドから降りる]
(110) 2012/01/18(Wed) 01時頃
|
|
…………本当は、王"女"ではないこと。 もう貴方はお気づきになられているのでしょうけれども。
それを承知の上で私に手を差し伸べてくださるのなら。 私も、貴方を想い愛することを誓います。
[エリアスの心に、手に、揺らぎがないか。 それを見定めるように数秒、待って。
それでも彼の視線、彼の表情、彼の全てが自分に向いていてくれたなら、その手を取った]
(111) 2012/01/18(Wed) 01時頃
|
|
[己のためだと、違和感を得るほどにきちんとした笑みのままに、彼は告げる。 この笑みで、彼はどれほどの物を覆い隠してきたのだろう。 洗い流されたいものがあるとラルフに告げたのは、ほんの数時間前なのに、相当昔のことに思えた。
みっつめの答えに、ぐっと眦に力をいれて]
(112) 2012/01/18(Wed) 01時頃
|
|
あなたが、私に、胸を張って言えるというのなら、信じます。
[断言した。 己を預ける世話役を信じられなくて、どうするのだ。 彼のすべてを信じる覚悟がなければ、世話役としてそばに置き続けることなどできないのだから。]
シメオン。 あなたの言葉で、聞きたいのです。
[曖昧な言葉などでは、終わらせない。]
(113) 2012/01/18(Wed) 01時頃
|
|
/* 本当はこの返信、一発で手を取るのが美しかったのだけど。 どうしても性別については確認する必要があったんだ。うん。
いや、僕の返信がおそ いのがわる ごめんね
(-49) 2012/01/18(Wed) 01時頃
|
|
/* ふぬあああ こう! で! いいのかと! 常に迷いながら進む!!
もっと情報集めさせないと飛び出せなかったぬあああ動きおそかったな!
(-50) 2012/01/18(Wed) 01時頃
|
|
/* そういえばこれ1日も経ってないのよね。 それで伴侶決めるとかある意味すごい。
いやでも、舞踏会で夫を決めるような国ならこんなものか。 見合い結婚のようなものだしな。 最近は見合いでもこう、単なる出会いになっていてそこから普通に交際に発展して以下略ってなるらしいけど。
近年の王家(イギリスとか)は、普通に恋人と交際してから結婚したりするけどなー。
(-51) 2012/01/18(Wed) 01時頃
|
|
/* かっこ良すぎてマジ泣きした いまちょっとマジで泣いてるんですごめん ごめん
こんかいこのRPけっこう精神的にキてるね
(-52) 2012/01/18(Wed) 01時頃
|
|
お優しい、ミッシェル様。 今この期に及んでこれだけ平然としている私が、貴女の前で胸を張って全てを否定することなど、容易いと思わないのです、か――
[そう、容易い。そう思って、心を隠して、冷たいまま、笑っていた。 なのに。 どうして今言葉に詰まってしまうのだろう。]
耳を塞いでいてください、などといっても、無駄なのでしょうね。
――はい。
[いいえ、に相反する言葉だけが、答えとして口から零れた。]
(114) 2012/01/18(Wed) 01時頃
|
|
[果たして其れは、気紛れか、打算か、それとも。 太陽を奪おうとした小さな蝶。燃やされたのは命ではなく心]
あなたは、うつくしい。
[囁く声は、儚い慈しみを込めて]
(115) 2012/01/18(Wed) 01時頃
|
|
[―――――…何一つ、揺らぐことはない]
(116) 2012/01/18(Wed) 01時頃
|
|
[重ねられた手。薄く微笑めばその甲へ口付けを]
…シルヴァーナ。
あなたは女王に相応しい、方だ。
[ゆっくりと立ち上がる。 並んで向かい合えば、目線は相手より僅かに上の位置]
兄は生きています。 この街には、とても腕の良い医者がいる。 きっと助かると、僕は確信しています。
[既に死んでいても可笑しくない自分。 まだ生きながらえているのは、 件の口は軽いが腕は良い医者の御蔭]
(117) 2012/01/18(Wed) 01時頃
|
|
/* 死罪にはしてもらえるのかなー。 死んで償おうなんて甘いこと、っていうのでもいいんですけど。
(-53) 2012/01/18(Wed) 01時頃
|
|
っ ―――――
[息を飲んだ。 ある意味、覚悟していた通りの言葉だった。 唇を噛む。ぷつりと血が滲むそれをそのままに。 様々な、彼を庇うような言い訳が頭をめぐり、すべてを即座に否定。
信じると、言ったではないか。]
どう、して ……っ
[背後の建物から、人の声が聴こえる。 ざわざわとしたそれは、近づいているはずなのに遠く聴こえる。]
(118) 2012/01/18(Wed) 01時半頃
|
|
[雨に紛れて、涙がぽろり。 己も気づかぬ雫がこぼれた。]
(*3) 2012/01/18(Wed) 01時半頃
|
|
どうして。 難しい質問ですね。
[貴女を救いたかった、などというのは違う。 救えてなどいないのだから。 貴女を開放したかった、これも違う。 むしろ苦しみ嘆いているではないか。 貴女の願いをすべて叶えてあげたかった。 こんな、ことは、望まれてなんかいない。]
私の自己満足、でしょうか。
(119) 2012/01/18(Wed) 01時半頃
|
|
[はじめにほんのかけらでも伝えられたら、よかったのだろうか。]
――愛していました。
[けれど、もう遅い。 呟きは雨にかき消されて、涙は雨粒に溶ける。]
(*4) 2012/01/18(Wed) 01時半頃
|
|
/* いつでもいいゆーてあと2時間後には自動更新やっちゅーねん
(-54) 2012/01/18(Wed) 01時半頃
|
|
[重ねた手に口付けが落ちれば、ふわりと花のように笑う]
――貴方の願いは、今この瞬間から私の願いでもあります。
共に在りましょう。 ……物語は此処で終わりではありません、これからなのですから。
[正面に向かい合った彼の身長は、自分よりも少し高い。 ほんの僅か、見上げる形になって]
(120) 2012/01/18(Wed) 01時半頃
|
|
ええ、貴方がそう仰るのならばきっと助かるでしょう。 私も信じたいと思います。
[未だ、病のことは知らない。 だが知ったとしても、手を取った今、揺らぐことはないだろう。 残された時間が短いのならば、その短い間で懸命に生きればいい。 彼が先に逝ってしまえば、きっと自分は悲しむだろう。 だけど、最後のその瞬間まで共にあることができれば、きっと、彼を主役にした物語は"ハッピーエンド"になるはずだ。
――ならば、後悔は無い]
(121) 2012/01/18(Wed) 01時半頃
|
サイラスは、エリアスを見つめていた視線が、ふと、扉のほうへとそれる。
2012/01/18(Wed) 01時半頃
|
[王女の部屋もそれなりに防音が効いている。 だが、壁では遮り切れない慌ただしさが廊下を満たしていた。
――シメオンは何処だ、ミッシェル様がお一人で向こうに、 そんな声が聞こえても来るだろう]
……シメオン……。
…………ハンスと同様、シメオンとも長い付き合いです。 疑いたくはないのですが、でも、それでも。 リリィが彼を傷つけたという点が、どうしても腑に落ちないのです。
――エリアスさんも。 リリィのことは、よくご存知でしょう。 あの子が人を傷つけたなどという話を、聞いたことがありますか?
(122) 2012/01/18(Wed) 01時半頃
|
|
[彼が血の香を消すために行った工作が、結果としてリリィをよく知る者に疑いを招く結果になったのは皮肉だろう。 工作とすら、この時点では気づいていなかったが。
そして今回のハンスの件だ。こんな状況で、ハンスがよく知らぬ者を部屋に入れる訳がないのは解っている。顔見知りの犯行の可能性が一層高まった。 女王の部屋への入室が許され、庭に出ていても怪しまれず、警戒していたであろうハンスの部屋にすら出入りができる。 そんな人物はもう……彼しかいない]
ミッシェルには申し訳ないですけども。 シメオンには一度、詳しく話を聞く必要があるでしょうね。
(123) 2012/01/18(Wed) 01時半頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/18(Wed) 01時半頃
|
/* もしかしなくても僕待ちだった。
ごめん。ごめん。皆ねむねむさせてしまってごめん。 そしてなんとか犬村前に終われてほっとしているよ。 なかなかタイトなスケジュールだったね。ここあらさんはきっとはらはらしていただろね、ごめんね。
(-55) 2012/01/18(Wed) 01時半頃
|
|
…… そう。 それで… あなたは、満足、したのですか。
[彼が望んだのは、なんだったのだろう。 彼が認めた以上、止めることもできない。 彼は逮捕されるだろう。死罪になるだろうか。 法はどうなっていたっけ。
雨で体は冷えていくのに、頭はいっこうに冷えなくて。]
あなたは、警察に捕まるでしょう。 法に裁かれ、罪を償うことになります。
女王、及び複数名の殺害… ………… それと、虚偽の、罪。
[感情を抑えようとして、失敗する。 くしゃりと顔を歪め、ひくり、喉が鳴る。]
(124) 2012/01/18(Wed) 01時半頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/18(Wed) 02時頃
|
無事、に……はいって、言ったじゃないですか……!
[わがままの塊。無茶な命令とわかっていたけれど。 無事でいろという命に、彼は頷いたのに。 罪と言えないほどの偽りを、なじる言葉が出て。
ああ、彼が遠くへいってしまう。 女王殺しと王女は、決して近くにはいられない。
気を張っていた足ががくりと震え、雨にぬかるんだ土に座り込む。 別れの足音が、すぐそばまで迫っていた。**]
(125) 2012/01/18(Wed) 02時頃
|
|
―――――――…、シメオンさんは。
[最初に出会った時、"王子様"のようだと評した。 その印象は、未だに変わってはいない。 城に来て幾度となく目にしたのは、彼だけの華を愛でる姿。
だからこそ。 その慈しみは刃にもなり得るとは、既に自分も辿り着いていた思考]
リリィは賢い子です。 余程のことが無い限り、誰かを傷つけることはないでしょう。
そう考えるならば。 そして一連の事件の起きた、このタイミングを考えるならば。
[シルヴァーナの言葉に、同意するように静かに頷く。 ちらと窓の外を見た。まるで泣いているような空。 …雨は、いつまで降りつづけるのだろう**]
(126) 2012/01/18(Wed) 02時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る