296 ゴールイン・フライデー
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/* ウツギさんを応援したいと思っていたら背中に矢が刺さっていて、宇宙猫顔になった。こ、此処へ!? いや、想われるのは嬉しいけど此処!?
(-7) 2019/05/21(Tue) 22時頃
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/* と言うか、想像以上に矢がぶつからなくて驚いている。 ももてんのてんは野暮天のてんなんですが、 意図的にぶつけないようにしてたりしたんだろうか…?
(-8) 2019/05/21(Tue) 22時頃
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/* いや、でもこう、ウツギさんの片想いっぷりも凄い好きなんですよなぁ。 一方通行拗らせ部の部長としてはミスの多い後輩タツミ(仮)>>1:7とかで脈の無い矢をつがえたいですもん。
(-9) 2019/05/21(Tue) 22時頃
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[自分の世界の中で、タヴェルナだけが昼の世界と繋がっていた。
真昼の住人がいて、眼が眩むような太陽がある場所。 夜のしじまから迷った振りで潜り込み、昼の明るさを胃袋に詰めて帰る。憧憬はほんの少しで満腹にしてくれる。
同じ空間に居るだけ十分だと云えば殊勝だが、その実臆病なだけ。 自身がこっそりと昼の世界を観測し、憧れ、恋をしているのは良い。だが、直射が夜に侵攻してきたら堪らない。徒花は水も堆肥も求めず、ただ土塊に還る時を待っていたい。
生産性に富んでいたのは己の指だけで、胸の内はからっきし。]
(30) 2019/05/22(Wed) 01時半頃
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[ストーカー染みた行為も止めなくては。 そう思いはしているのに先週もタヴェルナに脚を運んだ。
脚の具合だとか、疲労の度合いだとか。意味のない言い訳は色々用意したが、誰かに聞かせることもない。いつもの席にひとりで落ち着き、いつものように少量頼む。]
ラタトゥイユはもうあるかな? それとモヒートを。
[女主人は夏野菜のごった煮と言うけれど、タイムが強めに効いた味は胃を拡げてくれる。冷たいのに野菜の味が濃いから味も良く膨らむ。]
(31) 2019/05/22(Wed) 01時半頃
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[そして視線は店内ではなくやはり床に落ちた。 顎を引いて木目をなぞり、紳士淑女の足元を縫っていく。 杖が見つからないのにまず安堵して、次に見つけたのはこの店の看板猫。 世界一有名な騎士と同じ名を持つハンサムな猫は人の足元ばかり見ている自身とはよく目が合う。――― 最近は、その良く合う瞳の底から憂いを感じ取り、妙な親近感を抱いていたのだが。
が。]
(32) 2019/05/22(Wed) 01時半頃
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…………、
[卓上にそっと紙幣を並べる。 注文額より遥かに多いのは過分なチップが含まれる所為。
まだカトラリーさえ届いていないのに、急くように席を立って女主人に急用が出来たと下手な嘘を吐いた。声も震えていたし、眼も揺れていたから、不審に過ぎただろうけれど、異様な焦燥が彼女の同情心を刺激してくれる。]
(33) 2019/05/22(Wed) 01時半頃
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[タヴェルナを出た途端、十何年ぶりに走った。 今までも何度も逃げ出したけれど、走って逃げたのは子供の頃以来かもしれない。
猫のすり寄った先。 昼の世界へ送り出した己の誇りがあった。
桁の違う革靴だ、タヴェルナとは購買層が違う。 己よりもずっと生活水準の高い紳士が購うものだ。 だから、買われていった息子らを己は知らない。
偶に里帰りをしてもくるが、その頃にはすっかり履き慣れて見知らぬ男の顔になっている。そうなれば父は自分ではない。彼らは里親の息子になる。
―――― だが、あの靴は違った。]
(34) 2019/05/22(Wed) 01時半頃
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[まだ底が潰れておらず、履き心地はきっとぎこちない。 やがては形のよい踝の持ち主が、立派な男にしてしまうのだろうが、あれはまだ、己の誇りそのものであり、昼の世界と繋がる夜の欠片だった。
胸に疼いた承認欲求を何度も殴り、暴力的に黙らせた。 昼の世界に関わってはいけない、触れてはいけない。 寂しいのも孤独なのも我慢できる。
けれど、心が飢えたら何で満たせばいいのか分からない。
夜は閉じた世界で、自己完結していなくてはならない。 独り善がりの想いを食べ、生きていたいだけなのに。]
(35) 2019/05/22(Wed) 01時半頃
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[異端者を追放する昼の世界が恐い。 否定する人の眼が恐い。
自らの誇りが包む、あの脚がとても恐かった。]
(36) 2019/05/22(Wed) 01時半頃
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[今週は土曜日から休まず仕事に没頭した。
気が付けば不安感で震える手を叱り、立ち止まれば懊悩する我が身を激励する。これまではぬくぬくと太陽に生かされてきたのに、今は追い立てられるように必死に毎日をやりくりしている。 靴は己の誇りだ。 唯一の取柄であり、無二の自慢。
己の手から生み出されたものが誰かの脚を包み、その人の日々を支える。夜の匂いはやがて薄れ、己の靴も真昼の世界に溶けていく。 自身が持つ、数少ない昼の世界へのルートだった。 日向を歩く靴らは、決して排斥されたりしない。
だからこそ、毎週タヴェルナにもRのロゴが入った靴を履いていった。 自身が誇れるものはそれだけで、あとは何もない。]
(102) 2019/05/23(Thu) 02時頃
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[けれど、恐ろしいことが起きた。
前回の金曜日も心を千々に乱したが、今回も酷かった。 昼の世界は穏やかさとは全く無縁で、妄想と自虐に終始する自身では到底太刀打ち出来ない。故に逃げたのだ。
俯いたまま顔も見ず。 知るのが恐くて、靴を見ていたと知られるのも怖くて。
莫迦みたいに高価だが、こんな卑屈な己でも誇りと言い切れる自慢の息子らだ。それを態々選んだのだから、目利きが出来る洒落た紳士には違いない。 彼の履いていた靴は、そういうセクシーな人物に似合うよう作った。
―――― 同性に徒花の恋心を向け、閉じた世界で悦に浸る変質者の作品だと、万にひとつも知られたくなくて。]
(103) 2019/05/23(Thu) 02時頃
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[誇れるのは靴だけで、己の心も想いも卑しいばかりだ。 自分を認められず、逃げることでしか居場所を作れない。
誇りである靴を、自らの浅ましさで穢したくなかった。 大切なものほど遠い遠い場所での安寧を願うのだ。
靴も、恋も。
そこに自身は必要なくて、主役は別にいて欲しい。 己はスポットライトの中では生きていけない。 精々、小道具係が良い所。]
(104) 2019/05/23(Thu) 02時半頃
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[作り掛けの靴を作業机に置いて、玄関へ向かった。 オープンなシューズラックの中に箱ごと収めているのは、金曜日だけ降ろす特別な靴。 一週間ぶりのお役目かと革が照った気がして苦笑する。 違うよ。と静かに告げれば、工房へと連れ込んだ。
未完成の靴が並ぶ靴棚の端っこに、少し昼の世界と交流した靴を並べてやる。 他の靴は己の息子だが、この靴は己自身だった。]
……うん。 やはり、お前はこっちの方が似合うね。
――― もう、タヴェルナにはいかないよ。
[そろそろラストオーダーの時間だろうか。 腹と一緒に胸が空いたが、己には満たし方が分からなかった。]
(105) 2019/05/23(Thu) 02時半頃
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/* 引き出し増やそうと自虐的なのやってみましたが、あんまり上手く表現出来ていない気がします。 ……のと、ちょっと今週かなり調子が悪いのでそれも相まってgdgdがヤバいです。うぅむ。
(-38) 2019/05/23(Thu) 02時半頃
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/* あ!片思いはめちゃくちゃ楽しい! するのもされるのも見るのも! 相互多くて大丈夫かな?と思ったけどちゃんと切ない! 建てて良かった!
(-39) 2019/05/23(Thu) 02時半頃
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