198 かるらさんのうなじ争奪村
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ありがとう。
大好き、だなんて…… そう言ってくれるのは、君だけだね。
[その事すら、忘れてしまう。]
聞きに――…どうやって? 15年前とは訳が違うだろう。
(+29) 2014/10/09(Thu) 23時頃
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……あぁ、成程。
君との記憶も全て消え去るのかと思っていたけれど、違う……のか。
いや、ダメじゃない……けど。
[大きな黒目をうるうるさせるだなんて。 頷くしかない。]
もぅあげられる花はないよ。命の花ぐらい。
[あるとしたらの話だが。]
……君は、白い子の為に、僕達の事を見てきたのだろう?
[むしろ、良いのかい? と尋ね。]
(+30) 2014/10/09(Thu) 23時頃
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[カミちゃん自身にも分からない事があるのかとふむり。]
あぁ、すぐに友達に、ね。
……襲われて、た、気がするけど、あれも友達扱い?
[櫓を見上げていた頃の事を指摘した。]
咲く花なら――あ、カミちゃん。 翔くんの華が咲いても、欲しがらないでくれるかい?
(+31) 2014/10/09(Thu) 23時半頃
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/* 寝不足……昨日のな。 そうだよな……おやすみよ、陸!
(-46) 2014/10/09(Thu) 23時半頃
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…………
[ふるると無言で首を振った。]
ちょっと……いや、かなり、違う……かな。 そういうご挨拶があったら、ご遠慮願いたい、なぁ……
[ははは、と、乾いた笑いしか上がらなかった。]
赤でも白でもなく……その華は、何色になるのだろう、ね。
[開いて咲くか、咲かぬまま蕾で枯れるか――…]
翔くん次第、だけど。 無くしてしまっては、だめだから……。ね?
それに、白い子の欲しがる花とは意味も形も違うものだろうから。
(+32) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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ぼ、木刀以外も、あるからね…… 誰かを襲ってはいけないから、ね?
[しょげる背を撫でてあやす。 分かってくれればそれでヨシ。]
……夢から覚めた後でも、という心配でもあったのだけどね。杞憂なら、いいんだ。
(+33) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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そろそろ、降りようか?
[港の方を指差す。 ロープウェイに乗り込もうとすると、客船の停泊する港に―――居た。**]
(+34) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/10(Fri) 00時半頃
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―太陽に吠えながら腹部を抑えて倒れこむ赤い獣に、青年は困惑と戸惑いを隠せなかった―
…………ほら、君がそんな事をする、から。
[港に突如鳴り響くトランペット。 ドラム隊は軽やかに、例のオープニング曲を演奏し始める。]
(+35) 2014/10/10(Fri) 08時頃
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/* 早く墓下に落ちてこいよー!と言うしかないね……。
かっこつけるな、ばか、
とか、なら、ニコルんも言えそう?
(-48) 2014/10/10(Fri) 08時頃
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[白と赤の花以外。大事にしろというのなら。]
…………それは、いつか、いつかで良いよ。 翔くんに言ってあげて。
[港の鼓笛隊は、楽しそうに、誇らしげに演奏しているように見えるから。]
(+36) 2014/10/10(Fri) 08時頃
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[橋梁の灯り、客船の灯り、観覧車の灯り、ホテルの灯り、港の灯り。 海は灯りを写して赤く染まる。
まるで曼珠沙華の花畑のように。赤く。]
………
[口には出さないけれど。 寂しさを感じていた。]
(+37) 2014/10/10(Fri) 08時半頃
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[1人じゃないと言った。 孤独じゃないと言った。
―――好き、とも。]
……嘘。
[『ニコルが居るから』――…だなんて。
君の心の中に、 僕は、居ないじゃ ないか。]
………
[唇を結び、客船の方へと歩き出した。]
(+38) 2014/10/10(Fri) 09時半頃
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……カミちゃん。
船の中はさぞ豪華だろうね。 高い天井、ふかふかのカーペット、豪華な食事もあるだろう。
遊ぼっか?
(+39) 2014/10/10(Fri) 10時頃
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―豪華客船内―
[いつの間にか青紫のスーツとリボンタイを着ていた。
船内で道を覚えているのは、主催団体から学校へと打診があり、サロンで演奏会を開催したからだ。 曽井は単なる引率者だった。
あの時はクラリネットの子がとても緊張していて――…]
と、も?
[楽器ケースを持って廊下を走る子が見えた。 今はもう見えない。ここも夢の中なのだから、あり得るのだろうと苦笑をもらす。
そういえば、まだクラリネットを吹いているのか聞いていなかった。大人になった友を――…余りにも、知らなすぎた。]
(+40) 2014/10/10(Fri) 11時頃
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[船内に飾られている花は、白と赤の2色だけ。 もう選んだというのに。
渡したというのに。]
………大事にする気持ちの籠った白い椿か、愛しさの籠った赤い椿か。
自分が人形から人に変わったように、白い子にも生き返らせたい子が居る。
白い椿を渡せば、この夢の記憶を失う。 手元に赤い椿が残れば、対象者の分からぬ恋心だけが、残る……。
[そうだろうと確認するように]
(+41) 2014/10/10(Fri) 11時頃
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ニコラスは、ならば……**
2014/10/10(Fri) 11時頃
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/* よっし、保健委員だ!!!って、思ったけど、グロだめだったよ、曽井くん。
というわけで、勝丸くんとの追加エピソードは定番の怪我ものでよいだろうか。
飼育委員も考えた。。。
(-58) 2014/10/10(Fri) 16時頃
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[選曲は当然ではないかとばかりに曽井は見下ろす。]
間違いなく、僕が君の影響を受けているという証拠だね。 ほら……耳を澄ませてごらんよ。
[聴こえるかい? あのメロディが。
─赤い花ゆれる あのこの髪に やさしい人の ほほえみにゆれる 白い花ゆれる あの人の胸に いとしい人の 口づけにゆれる──……]
(+42) 2014/10/10(Fri) 16時半頃
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ねぇ、凄い……ね。 人食いって……、大丈夫。生きて帰ることが出来るから。
[カミちゃんが予想以上にはしゃいでみえるからこそ、少しばかり落ち着いて居られるのかも知れない。]
ありがとう。さっきの伝言の件だけど――…もぅ、大丈夫。
(+43) 2014/10/10(Fri) 16時半頃
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[顎に指を当て、暫く考えていた。]
ん………。
いや、これは未練じゃないよ。確認。 どんな仕組みなのか考えようとして、止めた。
……何せ、説明不足だからねぇ?
赤い椿を手元に残せばどうなるのか、僕は実際にそうなってから聞かされた訳だし。
赤い椿を渡していたら…… 或いは、両方渡さずに他人の椿を差し出したら……とか、考えてみたら、ね。
(+44) 2014/10/10(Fri) 16時半頃
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真実を示さずに居る選択肢だって、間違いじゃ、ない……。
[言えぬ伝わらぬ辛さもあるけれど。
深々と腰を沈ませた椅子。 その手摺は金色に輝き、どうにも落ち着かない。]
……ねぇ、白い椿を渡していなければ、逆のことが起きていた。それで正解、かな?
[もう少し、花についての話を促しながら、船内見学しようかと立ち上がった。**]
(+45) 2014/10/10(Fri) 16時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/10(Fri) 22時頃
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……あの子の歌う、花の歌を聞いたよ。僕は。
同じ意味合い? 何だろう、な。 どんな花も、愛されずに咲かなければ散るだけ。愛されて咲いても、散るだけ……。
[分からないものだと首を微かに傾げた。]
(+46) 2014/10/10(Fri) 22時頃
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[花の話はまだまだ続きがあった。 目を細めて花弁に触れる。
赤と、白と。]
……あぁ、話の筋は分かるけど、難儀なものだ…と。
カミちゃん。傍観者であるなら、そのように、ね。 何を大事にするのか、そりゃあ人によってまちまちだけれど。
………うん? 色恋を、取る?
[ついに翔が恋に落ちたかと思ったが、自分の恋心を棚上げできずに顔を赤くした。]
まったく……仕方のない。
(+47) 2014/10/10(Fri) 22時頃
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―昔話―
[箒の柄を硬く握り締める。こういうとき、縋るものがあるのは助かる。]
うん……分かった。 僕がゴミ捨て場まで行ってくるから。
[君達の代わりに。今日も。 掃除が好きなんだって事にしているけど、本当は嫌い。
綺麗にすればする程、夢中になればなる程、終わった後に寂しくなる。 どうして――僕1人でやっているのだろう、と。]
(+48) 2014/10/10(Fri) 22時半頃
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………ん、しょ。
[本来なら二人で運ぶべき大きめのゴミ箱を、焼却炉の近くまで運んでいく。 階段を下りるときが一番怖い。 転んだらどうしよう、落としたらどうしようと不安になる。
部活動に励む音が聞こえても、1人だけ別の空間に居るかのような錯覚のまま、校庭の端を歩く。]
(+49) 2014/10/10(Fri) 22時半頃
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「おーーい、曽井ーーー!」
「キャッチキャーッチ!」
え?
[己の名前が呼ばれた事に気付き、足を止めた。珍しい。視線を上げると、野球の白い球が緩やかに放物線を描いていた。
キャッチ……出来るだろうか。 危ないとは言われなかった。 避けろとは言われなかった。
ゴミ箱を置いて、空けた両手を空に掲げた。]
おーらい、おーら……
[確かに、これは取れる球なのだろう。しかし、体育下手の曽井にはハードルが高かった。]
(+50) 2014/10/10(Fri) 23時頃
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[落下予想地点まで後退り、いざ掴まえようと腕を動かしたが、ボールの到着の方が先だった。
鼻と目に衝撃。 火花でも散ったように目がチカチカとした。]
………うぅ。? 鼻 ぢ
[血を見ると気分が悪くなるのはトラウマのせい。 両手を赤に染め、曽井は気を失い後ろに倒れた。*]
(+51) 2014/10/10(Fri) 23時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/10(Fri) 23時頃
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―船内―
[絨毯の長い毛は足音を消す。 カミちゃんに手を伸ばし、肩へと誘った。]
………あぁ、これは僕の好きな曲だ。
[好みなものばかり詰め込んだジュークボックス。]
(+52) 2014/10/11(Sat) 00時半頃
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[扉を開けて、あけて、あけて。
広いフロアーはパーティーの装い。 一段と華やかだった。
音は澄んで清らか。何処までも穏やかに。]
(+53) 2014/10/11(Sat) 00時半頃
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[チョコレートタワーに果物を近付け、カミちゃんにも差し出す。
椅子は自動で引かれ、腰を下ろせば卓上に料理が現れる。国籍関係なく、曽井の好みの品ばかり。]
あぁ、これこれ。たこ焼き。 食べ損ねて居たんだよね。
紅しょうが少し多めで。うん、確かに。
(+54) 2014/10/11(Sat) 01時頃
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/* 優雅にディナーな感じ。 晩餐会、華やかだね。
なんでこーなったんだろ。
あれだよ、墓下にくる友の歓迎会ように!
(-76) 2014/10/11(Sat) 01時半頃
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