151 雪に沈む村
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我はずっとこの村に住んでおる。何百年も。
[>>2:*2チェシャの無邪気な質問に、ピーターはすっと目を細めて]
なにしろこのなりだからな。 我を受け入れてくれるところなど早々ないのだ。
[おどけるように言ってみせるが、オセローはその言葉の奥底に潜むものを察しただろうか。 “何百年と姿かたちを変えない子供”を受け入れてくれる奇特な村など、他にどこがあるだろう]
(*0) 2013/11/22(Fri) 01時頃
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(あーあーあー。絶対に楽しんでやがる)
[さぞやピーターは威厳ある龍族なのでしょうな>>2:*3、などと嘯くオセローに頭を抱える。完全にからかわれているのだ。 チェシャもその気になってしまったようで、魔法でお姫様になりたい>>2:*5>>2:*7などと夢見がちな事を言い始める]
魔法など使わずとも、チェシャはかの名門ブランフォート家の令嬢であろう。 なんら姫に劣ることはあるまい。
[我ながら歯の浮くような台詞が口を吐いて出る。 ブランフォート家の話題に及べば、自らの家柄を誇りに思う彼女は話題の矛先をそらせてくれるはずだと期待して]
(*1) 2013/11/22(Fri) 01時頃
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『私を一つ若返らせてはくれませんか』>>2:*8
[ピーターの苦労を知ってか知らずか。 気楽に冗談を言うオセローに何かを言いかけ、しかし“ピーター”の立場ではそれを言えないことに歯軋りをして]
そういえばご老体。 カルヴィンとかいう少年が、あとでそちらに向かうと言っておったぞ。
[ちょっぴり恨みのこもった声で言ってみた]
(*2) 2013/11/22(Fri) 01時頃
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[寂しくないのですか>>*3、というチェシャの問いに。ピーターは目をしばたたかせる。 永い時を生きる彼にとって、畏怖や讃仰の対象として見られることは慣れていた。 しかし今向けられているそれは、明らかな憐憫を秘めていて]
むかし、まったく同じことを我に言った者がいたな。
[つい昨日のことのようにそれを思い出す。 冒険好きだったその獣人族の少女は、迷い込んだ洞窟でとある翼竜と出会った。 好奇心旺盛な彼女は、次々と疑問をその翼竜にぶつけて]
……大丈夫だ、我は寂しくなどない。
[独りぼっちではありませんか、とか細い声で問うチェシャの横顔が。ふっと彼女の母親の面影と重なる]
その優しい所は、本当に母君とそっくりだな。チェシャ。
[昔を懐かしむように、チェシャに語りかけた]
(*5) 2013/11/23(Sat) 01時頃
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― 翌朝 ―
[洞窟の中でピクリと目を覚ますと、すでに夜が明けていた]
……ちょっとは、良くなったかな。
[呟くカルヴィンは、すでに子供の姿を纏っている。 んーっと伸びをすると]
腹減ったなあ。
[ぐうう、と鳴るお腹を反射的に押さえる。 温かいスープが飲みたかった。冷えた身体を芯から温めてくれるような。 その足は、自然とピエールの店へと向かっていた**]
(36) 2013/11/23(Sat) 01時頃
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― ピエールの店 ―
ピエール!腹減ったー!
[バタン、とドアを勢い良く開けてカルヴィンは店に上がり込む。 肩や頭に乗った雪を、ぷるぷると子犬のように首を振って払った]
うおー。寒い寒い。
[びゅおう、と刺すような冷たい風が店内に入り込むと慌ててその扉を閉める]
なにか温かいものを頼むよ。 今日はちゃんとお金持ってきてるからな。
[ぴょんぴょんジャンプすると、ポケットの中の錆びた小銭が鈍い音を立てた]
(69) 2013/11/23(Sat) 18時頃
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朝食にパン、スープ……。
[オセローの誘い>>*9に、ゴクリと喉を鳴らす。 もしも“カルヴィン”だったら、「ありがとな、じーさん!」とはしゃいでいるところであろうが。 ピーターはオホン、と威厳を保つように咳払いをして]
う、うむ。相分かった。 そのようにカルヴィンという少年には伝えよう。
[すでに頭の中は、温かいパンとスープでいっぱいだった]
(*11) 2013/11/23(Sat) 22時頃
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[>>69ジャリジャリと音を鳴らす小銭に、ピエールは怪訝な顔をしたかもしれない。 カルヴィンは付け足すように]
大丈夫だよ。お金足りるって。 それに今日はパトロンがいるし。
[にひひ、と不敵に笑ってみせる]
あれ。バーナバスのじーさん、来てない? 今日は朝食を奢ってもらう予定なんだけどなー。
[言いつつ、カウンター席に座った]
(81) 2013/11/23(Sat) 22時頃
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『金はガキからは取るつもりねえ』>>79
[ピエールの言葉にカルヴィンは、きししと笑って]
ガキかあ……うん。確かにガキだ。 そうだなあ。カボチャのスープ、あるかな。 甘くて好きなんだ。
[ガキ、という語感を噛みしめるように繰り返す。 子供扱いされることが嬉しくてたまらない。]
うーん。良い香り。
[厨房から漂ってくる香りが鼻腔をくすぐる。 子供らしく目をキラキラ輝かせて、まだかまだかとスプーンを手に握った]
(82) 2013/11/23(Sat) 22時半頃
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おこちゃま、セット……!!
[ぱああ、と顔を輝かせて目の前に出された料理を見る。 上目遣いに「食べていいの?いいの?」とピエールを見上げて、ニヤリと笑う彼の表情>>84を肯定と受け取ると]
いっただきまーす!
[礼儀正しく手を合わせたのは一瞬のこと。 お行儀の悪い食べ方で、あっという間にかぼちゃスープを飲みほしてしまう。 丁寧に裏ごしされたされたカボチャが、優しい舌触り。贅沢に生クリームをたっぷり使っているのだろう。ふわりとした甘さが、口の中に広がった]
おいしい……!!
[子供はお世辞なんか言わないのだ。 だから口から漏れたそれは、カルヴィンの心からの賛辞]
(91) 2013/11/23(Sat) 23時半頃
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[>>*8大丈夫、というチェシャの心配そうな声に苦笑する。 まさか彼女にも指摘されるとは思わなかった。 もうそこまで魔力が消耗しているのだろう]
――今日は心配されてばかりだな。
[思わず小さな呟きが漏れる。 村の皆の優しさが、温かい]
我も、冬眠の時が近いのだ。心配はない。 チェシャの母上とは――そう、友人だ。
[敢えて過去形にはしなかった]
(*12) 2013/11/24(Sun) 00時頃
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― 4年前 ―
『……お嬢様、そろそろ冷えますから』>>85
[隠れていた茂みのすぐ背後から、男の声がする。 カルヴィンに戦慄が走った。思ったよりも近い]
やべっ。もっと頭を下げろ、トニー。
[トニーの耳元でそっと囁く。 ブランフォート家の庭園に忍びこんでやろうと提案したのは自分だった。まさかそれが、こんなスパイごっこになろうとは]
『――……誰?』>>86
[アリスの声に、カルヴィンは諦念してため息をつく。茂みから渋々と這い出た]
あー。見つかっちま、った――
[呆けたように、アリスの顔を見た。本当に似ていた。あの子に]
(98) 2013/11/24(Sun) 00時半頃
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[ぐるぐると昔の思い出が頭をよぎったが]
『その汚い恰好でお入りになるなんて。不届き者ねっ!』>>86
[アリスの声に思考を中断され、すぐさまカルヴィンは子供らしく頬を膨らました]
汚くなんかねーし! ちゃ、ちゃんと風呂には入ってるし!
[ピントのズレた答えを返す]
(99) 2013/11/24(Sun) 00時半頃
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ああ。もちろんだとも。友達だ。
[チェシャの問い>>*13に、ピーターは深く頷く。 “カルヴィン”ではない自分も友人として受け入れてくれたチェシャの言葉が、ひどく嬉しくて]
――ありがとう。チェシャ。
[“カルヴィン”では恥ずかしくて言えないことも、今なら正直に言えた。たまには大人も便利だな、と思う。 眠りにつこうとする彼女に、その感謝の言葉は届いただろうか。 春に会う時は。ピーターとカルヴィン、どちらが先になるだろう。 想いを馳せながら]
(*14) 2013/11/24(Sun) 00時半頃
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バーナバスのじいさん、遅いってー。
[>>95隣に座ったバーナバスにぶーぶーと口を尖らせる。 今のカルヴィンは子供だから、目の前の老龍に対しても礼儀を欠いた行動だって取る。 ピエールに知り合いなんだな>>100と言われると、キョトンとして]
んーまー。近所のじいさんなんだ。 お世話になってる、っていうか。
[嘘は吐いていない。ねぐらの洞窟は近所にある。 おかわりのポタージュをごくごくと飲みながら>>97]
マドレーヌもパウンドケーキもどっちも食べたい!
[子供らしくピエールに我儘を言ってみる]
(102) 2013/11/24(Sun) 00時半頃
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