222 【完全RP】湖畔の村【誰歓】
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―― 現在、早朝:薬屋の浴室 ―― [ちゃぷん、と水の動く音がした。 聞き間違いだろうか。
薬の作り方に間違いはなかった。 己は言葉を失ったけれど、後悔はしない。
青年が薬作りに没頭している間、まさかケーキ屋の息子も、聖歌隊の娘も、患者である旅人も、帰らぬ人になっているなんて。 そのことを青年が知るのは、もう少し後になる。
光りの束は、失われていた彼女の一部に集まって、やがてゆっくりと消えて行った。 見た目には、大きな傷跡は残っていないように見える。]
(…マーゴ?)
[問いかけてみようにも、ガーゼを咥えたままでは発音できず。そもそも、もう舌がない己の口ではうまくしゃべれるはずもなく。
とにかくこのままでは、と彼女の身体を水から引き揚げる。それから床に広げたシーツの上に寝かせ、そっとその身体を拭いていった。祖母のシミーズと下履き、そして若いころに着ていたワンピースを、何とか着せて。
横抱きに抱えてリビングまで運ぶ。]
(0) 2015/04/24(Fri) 01時半頃
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「どうだい様子は!」
[祖母はずっと、リビングで待っていたらしい。バッと顔を上げると、彼女をソファーに寝かせる青年の元に駆け寄ってきた。
うまくいったはずなんだけど、まだ目覚めない。 そう伝えたくて、モゴモゴと口を動かしてみたけれど、やっぱりガーゼが邪魔だった。
祖母はそんな青年の姿を見て、ぼろぼろ涙を流した。]
(泣かないで、ばっちゃん。俺、後悔はしてないんだよ。 むしろ、ここまで薬師として、魔女として 育ててくれて、ありがとう。)
[ちゃんと伝えたかったけど、今は無理そうだから。 だから今は、そっとその身体を抱き締めるだけにしておいた。伝えたいことは、手紙にでも認めよう。
ひとしきり泣いたら、祖母はおいでと手を引いて。 工房で傷口を縫ってくれた。 これがまた激痛で、何度も意識を飛ばしかけたが、なんとか手術は無事に終わったらしい。**]
(2) 2015/04/24(Fri) 01時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/24(Fri) 01時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/24(Fri) 01時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/24(Fri) 02時半頃
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/* あーなんだろ。わ、なんか、すごくへこんでるな どうした自分
(-7) 2015/04/24(Fri) 03時頃
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/* 浮上しろォー!
そうだ、実は蘇生薬、レティに使ってやりたかった、なんて。 ダイミの、気持ちが、こう、 切なくて、辛くて。
でもそれは、二人のこと今まで見てきた私の視点だから。 できなくて。
辛かった(´;ω;`)
(-8) 2015/04/24(Fri) 03時頃
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/* 大丈夫かな。
結構、色々、突っ走ってしまったから。 みんなが嫌な思いしてたら嫌だな。
ううう。ほんと視野狭くて短慮で申し訳ない。 楽しんでいただけたら幸いです…
(-9) 2015/04/24(Fri) 03時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/24(Fri) 12時頃
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―― 薬屋 ―― [縫合が終わって、口を漱ぎ、痛み止めの薬を飲む。 祖母の手際は相変わらず惚れ惚れするほど素早かったけど、やっぱりこればかりは何度経験しても痛かった。]
ぁうえ?
[工房から戻ってきたら、ソファーに寝ていたはずのマーゴがいなくて。]
え!?あ、うぇ…あっあう!!
[口の中の筋がピンと張って、すでにない舌を動かそうとするが、言葉にはならず、ただ口の端から涎が零れそうになるのを忌々しげに拭う。祖母も驚いていたようだが、落ち着きなさいと青年の肩をつかんで]
「きっと、なにが起こったかわからなくて飛び出したんでしょう。私たちの姿が見えなかったからかもしれないわね」
[と、言い聞かせるように告げた。心配げに眉根を下げていたら]
「本当はまだ安静にしておかなきゃいけないんだけど。心配なんでしょ、探してきておやり」
[そう話す祖母も、心配そうだったけれど。 ごめんなさい、と心の中で謝って、薬屋を飛び出した。]
(22) 2015/04/24(Fri) 20時頃
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―― 村の入り口 ―― [そういえば。ずっと気になっていたけれど、村の外に逃げることは不可能なのだろうか。見張りの人間だけなら、何とか抜け出せる気がするのだけれど。と、思い立ったら足は自然と村の入り口へと向いていた。]
「よお、サイラス。お前は人狼じゃねえだろうなあ?」
[屈強な肉体の村の男が、此方に声をかけてくる。青年は片手を上げて微笑むのみに留めて、村外へと踏み出す]
「こぉらこらこら!?なにやってんだ。 逃げ出されちゃ俺が困んだから、やめてくれよ!」
[慌てて阻止されてしまった。すまない、と少し頭を下げれば]
「それに、出たくたって出られねえよ。酷い霧なんだ。外へ向かってるつもりが、戻ってきちまう」
[どうやら文献にある記載は本当らしい。人狼が出没している間、村は濃い霧で包まれる。つまり]
(人狼がみんな居なくなったら、この霧が晴れる?)
[判別法が見つかったと、喜ぶべきなんだろうか。いや、まだ晴れていないこの現状を、重く受け止めるほうが先だろう。 青年はぺこりと頭を下げたら、処刑場へと向かう。]
(24) 2015/04/24(Fri) 20時半頃
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―― 回想:家を出る前 ―― [必要なものをかばんに詰める。 といっても、薬草鋏と数枚の金貨。それから何かあった時のために、傷薬。]
………
[ころり、と転がるのは毒薬の小瓶。眠るように死ねるその液体は、当初の目的を失ってしまったけれど。]
(一応、持っておこう)
[祖母が間違うことはまずないが、なにがあるかわからない。肌身離さず持っているほうが安全だろうと判断した。]
あ?
[店のほうを回った時、見覚えのある容器を見つけた。>>23確かこれは、フランシスカにあげた軟膏入れだ。]
(無くなったのかな?)
[蓋を開けてみたけれど、まだ中身は詰まっていて。なぜここにあるのか、そもそも持ってきたなら何故声をかけて行かなかったのか。疑問はいっぱいあったけれど、大して気にも留めずに店を出た。*]
(25) 2015/04/24(Fri) 20時半頃
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―― 処刑場 ――
あぁ…………
[喉からこぼれた音は、やはりそうかという色が強かった。吊るされていたのはほんの数日前、自分が手当てをした男。 人狼に襲われながらも生き延びた、心に傷を持つ旅人。
ああ、どうして。 こんな簡単なことに気づけなかった。
この怪我で、あんなにたくさんの人を、殺せるものか。 人狼の肉体がどうなっているのか、知らないけれど、少なくとも傷は共有しているだろうから。
霧が晴れていなかったのは、彼が人狼じゃなかったからか、それともまだ仲間が残っているからか。
確かめるすべがない青年には、ただその場に立ち尽くし、悔恨の情でいっぱいになるほか、なかった。]
(29) 2015/04/24(Fri) 22時頃
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―― 道中 ―― [手向けるための花を買いに、『パライソ』に向かう途中、レティーシャとダイミも人狼に襲われたことを知る。
自分の知っている人間が、次々と亡くなっていく。 己の作った蘇生薬は、一個だけ。 魔女の使える奇跡も、一回だけ。
途方もない無力感が青年を襲った。 自分の判断は、間違っていたんじゃないか。 禁忌を冒してまで、生物の、命の法則を捻じ曲げてまで、己の欲望を満たして良かったのだろうか。
そういえば。 意識の戻ったマーゴはどこへ行ったのだろう。 村からは出られないことは把握済みだから、きっとこの村の中に……恐らくはあの屋敷に…居るのだろうけれど。
彼女も。 逃げ出したのでは?]
(30) 2015/04/24(Fri) 22時半頃
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[こんな醜い自分から。
ぶんぶんと頭を振って、暗い思考を吹き飛ばす。 花屋へ来れば、いつものような活気がなく。 虚ろな目をした親父さんから花を買ったら、教会裏手の墓地に向かった。
そうしてそこで、親父さんの生気のない顔の意味を知った。
墓地には、まだ埋めきらない人狼にやられた死体が並ぶ。その中にレティーシャも、ダイミの身体も横たえられていた。 …メアリーの姿も。
目立った外傷がないことから、毒物か何か、身体の内側から壊されたような血の吐き方に眉間にしわを寄せる。それから、生前の彼とは大きく異なる、バッサリ切られた髪の毛。]
(この髪型も…よく似合ってるよ)
[さらり、と指ですくって。 惚れちゃいそうだ、と呟いた。]
(32) 2015/04/24(Fri) 22時半頃
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[レティーシャとダイミの身体は、ぴったりと寄り添うように並べられていた。 二人とも、眠っているようだ。 ただ、胸に大きく空いた風穴を除けば。
ふと思い出したのは、マーゴの髪に添えられた赤い薔薇。
何の演出か知らないけれど、胸糞悪い。 そう顔を歪めた。]
(マーゴが、ちゃんと届いたわって言ってたぞ。 彼女のことだったんだな。すごく、喜んでた)
(歌、結局聴けなかった。絶対行くからって約束したのに)
[ありがとう。ごめんな。 ふたつの言葉を、若くして散った命に向けて。 そうしてみんなの胸の上に花を添えたら。 屋敷に向けて、歩き出す。]
(33) 2015/04/24(Fri) 22時半頃
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サイラスは、フランシスカに軟膏を渡さないと。きっと彼女はまた怪我をしてしまう(@2)
2015/04/24(Fri) 22時半頃
サイラスは、マーゴは屋敷に居るだろうか(@1)
2015/04/24(Fri) 22時半頃
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―― 広場 ―― [屋敷へ向かう途中、物凄い人だかりを見かけた。 つい先日、マーゴと眺めた時よりも遥かに多い。 何事だろう、足は自然と広場へ向かう。
そのとき、数名から悲鳴と恐怖の声が上がった。
人山をかき分けて輪の中心にまでたどり着けば。 そこには]
ぅあん!!!
[叫んだ声は形を成さない。 彼女の名前だと、通じただろうか。]
(34) 2015/04/24(Fri) 22時半頃
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[彼女は踊る。
熱気と、狂気と、殺気を孕んで。
切なげな流し目は、恋い焦がれる乙女のよう。 射貫く視線は、野生の獣のような鋭利さ。
褐色の肌がうねる。 漆黒の髪が揺れる。 踊り子用の薄衣は風を包んでふわりふわり 大輪の花を咲かせて回る。
「人狼」
そう宣言されたことも忘れて、ただ、魅入る。]
(35) 2015/04/24(Fri) 22時半頃
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[肌で感じる、彼女の想い。
何故、村人の前に姿を現したのか。 自棄を起こしたわけでもあるまい、きっと頭のいい彼女ならこの村なんてあっという間に滅ぼせたはず。 なのに。]
「ヤニクに会いたい」
(フラン………)
[それが君の答えなのか。 ヤニクと会って、どうするんだ。こんな風に正体をバラシてしまったら、もう逃げ出せない。きっと無傷では済まない。
この村は傷ついた。 多くを失った。 愛する女性は傷つけられ、親しい友は死んでいった。 それでも。
目の前で、たった一人を待つ幼馴染を。 憎むことができなかった。]
(36) 2015/04/24(Fri) 23時半頃
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[青年は駆け出した。 どうすればいいかなんて、なにもわからない。 でも、もしも彼女を止められるとしたら。 この痛ましい騒動を終わらせることができるとしたら きっとそれは、彼しかいないから。]
あぃう!あいぅうーー!
[情けない自分の声。 喉も裂けよとばかりに叫ぶ声は、旧友の耳に届くだろうか。]
(37) 2015/04/24(Fri) 23時半頃
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―― 広場へ続く道中 ―― [こちらに駆けてくるヤニクが見えた。 青年は急いでそばに駆け寄れば、ごそごそと革袋の中から小瓶を取り出して、ぎゅっと彼の手に握らせた。]
あぃう、おえ、うあぇ!
[喋りたいのに、説明したいのに。 うまく紡げない、己の口。 苛立ちに涙が溢れる。
それでも、伝えなくてはと、なんとか身振り手振りで表現する。 「これは毒だ。使ってくれ」と。]
(フランを、あんな縄にかけて殺してはダメだ)
[と。うまく伝わったかどうかわからないけれど、 ヤニクが頷いてくれたら、今度はその手を引いて広場へ走った。 きっとまだ踊り続けている、彼女のもとへ。]
(39) 2015/04/25(Sat) 00時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/25(Sat) 00時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/25(Sat) 01時頃
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(そんな…!)
[彼女の答えは、やはり自分が予想したものと間違ってなかった。ただ問題は、その方法というものが。]
(ヤニク…どうするんだよ…)
[じっと、見守る。 殺してくれと、彼女の望みを叶えるのだろうか。]
(43) 2015/04/25(Sat) 01時頃
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[ヤニクは短剣を手に取らなかった。 でも、そのまま、ゆっくり。なんてことない風に フランシスカのもとまで歩いていく。
ぐいっとひかれた細い腕。 あっという間に逞しい男の胸の中に収まる女の身体。 そっと寄り添うヤニクの顔は、フランシスカに何事かを囁いて。
それから。]
あぃうッ!!
[自分の招いた結果を、今ほど呪ったことはない。]
(46) 2015/04/25(Sat) 01時頃
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あぁぁ……あぁああ…!!
[出来そこないの玩具のように、言葉にならない声を上げる。
なんで。なんで。
青年は頽れるように膝をつき、涙を流した。]
(48) 2015/04/25(Sat) 01時頃
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