198 かるらさんのうなじ争奪村
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―――なんて、わがまま。
(-49) 2014/10/10(Fri) 10時半頃
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[赤い花。――なら、咲いているんだろうか。 それは、誰の、はなだ。痛む]
……――、だめ 僕は 願うだけって、謂った 大切なことなら
わすれ たら だめ …… だ ろ?……ねえ
[首元に額を摺り寄せる]
……とも
(98) 2014/10/10(Fri) 11時半頃
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[ かれの、想いの先は、どこへ? ずきりと胸は、痛む。息が詰まる。 ――あぁ ]
とも。
君が、本当にそうするなら、
――――赤い花、僕の、 持ってってくれたって、いい
ぼくに……償わせて……
[囁いて、泣きそうな目を隠すように瞼を閉じて、 唇に、唇を、――重ねた]
(99) 2014/10/10(Fri) 11時半頃
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[ 唇を、噛む。>>101>>102 ]
――……忘れたくない、……でも…… 僕には、君に、これくらいしか――
[――言いかけて。 前言撤回、と謂れ不安げに友を見る]
っ、――!
[視界が、かわる。背は土の上――けれど、不思議と冷たくはない。耳元の囁きに、状況を飲み込んで鼓動がどくん、と速くなる。 頬に、熱が集まって――]
と、――も
[ぐ、と服を握り締め。]
(106) 2014/10/10(Fri) 13時頃
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……、――わすれ、られないように、 して、……ほしい
[ 我儘を、通して。 僕のせいだから、――と、懇願、する ]
(107) 2014/10/10(Fri) 13時半頃
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/*ひ
はずか
しい
(-56) 2014/10/10(Fri) 13時半頃
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[ こんな風に、懇願するように願うなど 初めてなもので。 >>108返事をされてから、 羞恥に赤らみ過ぎた顔を片手で、それから腕で隠した。]
……っ
[ 息が上がり、詰まるたび 酷く甘くて苦いものがせりあがる。 知らない感覚だ。 月を背にした友はやはり、眩しい。 触れる手があまりに優しくて、堪らず縋る 。]
そんな、しなくて、ぃ、い……
[ ――だって、溶けそうで、こわい。]
――きみが、よく、なって、くれたら
[ そんな、吐息の合間。 名前を呼ばれるだけで、くらくらするというのに。]
(109) 2014/10/10(Fri) 15時半頃
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[ それに。 爪痕のように、其れが残れば――と、そんなことも思って ]
――、っ……
[ 言葉、聞き届けられたかどうかは。 体温を感じて、囁きに震える。 経験がある、ことに、軽蔑されなければ良いと思う恐れも交えて。
抱きしめて、名前を、呼んで。 ――月は、見ていた。聞いていた。 傾いて倒れた鞄のなかから覗くは、艶やかに咲き誇る赤。
やがて果て、意識は沈み。 赤色を握り締めて、――目が覚める迄**]
(110) 2014/10/10(Fri) 16時半頃
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―ススキの原のある場所で―
――、……
[ 閉じた瞼が震えて、 それからゆっくりと、ひらく。 ぼんやりとした視界に、ひえた、赤。>>108 ]
… と…、も、……?
[ 乱れているのは胸元と、 まだ火照る体、と。 からだを起こして、パーカーを引き寄せた。 途方にくれたように、唇から音にならない息が、零れて**]
(116) 2014/10/10(Fri) 19時頃
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/* 鼈甲あめ食べたい
(-70) 2014/10/10(Fri) 21時頃
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/*
居るけどじわっと遠慮時代。 下牧君と!話すべき!僕は遠隔でしか曽井くんと話せてなくてつら
(-71) 2014/10/10(Fri) 21時頃
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―ススキの原―
―――、 ―― ……
[>>123 「忘れないよ」と、そう、 夢うつつの中聞いた気がした。 それだけでも、喉の奥が詰まるのに。
肩にかかったパーカーを握りしめて ふらり、と立ち上がる。
意識が甘さに飲み込まれてから、どれくらい、立ったのだろう。――月は、いまだ位置を変えず、天上にある。煌煌と、照らして、いる。]
(125) 2014/10/10(Fri) 22時半頃
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[ 頬に、ふわりと触れるは鬼灯の提灯。 鬼灯が揺れて、鞄のほうに戻り、赤い花がまだ、そこにあるのを知る]
……――っ、
[ 瞠目して、それからくしゃりと顔を歪めた。 どうして。――否、だって、そうだ。 かれは、忘れるなんて許さない、と、言った。 片手で顔を覆い、暫し。]
………僕は……
[自身の肩を抱いて、感情を宥めるように深く息を吐く。 ――置いていかれた。 ――でも、両親のそれとは、違う。 ――しかたが、ない ――彼には、会わなくてはいけない人がいる。 ――だから]
(126) 2014/10/10(Fri) 23時頃
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[ ややあって、鞄を拾いあげ ススキの原を、歩き始めた]
(127) 2014/10/10(Fri) 23時頃
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―ススキと曼珠沙華の狭間へ―
――、……ぁ
[ 道標があるわけではなく、とぼとぼと行く先。 誰か、>>119座り込んでいるのが見えた気がした ]
(129) 2014/10/10(Fri) 23時半頃
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――……松戸くん
[ やや頼りない足取りで、手招きされるまま、向かう。 揺れる赤色のなか、ひとりと、一匹 >>131]
――映えるとか、映えないとか、ないよ
[ 自分も苦笑を浮かべて。 ]
……休憩中?
(132) 2014/10/11(Sat) 00時頃
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そう、……カミちゃんも一緒なんだ。 久しぶりに見た気が――――
……?……
[布をただされて、不思議そうにしていたが 思い当たると、ただされたあたりを押さえて、見る間に赤くなった]
ご、……ごめ ん !
[いたたまれなくなって体を斜めにそらし、視線も逸らした。]
(134) 2014/10/11(Sat) 00時半頃
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……――、 ――
[訝らないのか、と。 不安そうに、松戸のほうに視線を恐る恐る戻した。 彼がどう変わったのか、どんな経験をしてきたのか、 それはまだ、玲のあずかり知らぬところであり。]
……そ、…そう、だけど…… ―――、
[パーカーを握りしめたまま、答える。]
ん、……その。大丈夫、だ、った。 心配かけて、ごめん。……――
(137) 2014/10/11(Sat) 01時頃
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[撫でられたのが何故かわからず、瞠目する]
……大丈夫、って、…… ……おかしいとか、……思わない、か?
[いろいろ、というのには深く含みがある気がした。 松戸は、とても頭がよく、聡明だ。気づいていてなお、そう謂うということは。つまり。けれど、皆まで言わぬまま――]
……。 ――ん。
[頷く。昔のように笑っていた。 冗談めかして、忘れられなくしてくれないか、と謂ったとき。]
(139) 2014/10/11(Sat) 01時頃
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―――、 それは、
[困ったような顔になって、首を横に振る。]
健全、かは、……大多数の人から見ては、 わからないけど、……、気持ちは、うれしい。ありがとう。
[松戸が自身を見て、危ういなどと思っていたとは、知らず。]
―― …… そこまで、自惚れられ ない。 ……とも、を思う人は、たくさん、いる
[どちらの花を、渡すかについては――黙して目を伏せ。]
(141) 2014/10/11(Sat) 01時半頃
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―――、 僕らを、ここに招いたひとは、
……意地悪だ な……
[――と、小さく。]
(142) 2014/10/11(Sat) 02時頃
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……、 ?
[しまいこまれた言葉の先、気になりはすれど、 突っ込んで聞いていいものかわからず、 少し渋い顔をして、頷いただけに留まった。]
…… ―――
[自分の手元で、松戸の真似をして、ちょっとだけ。]
(145) 2014/10/11(Sat) 02時頃
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……
[黙して、松戸の話を聞いていた。 ああ、――やはり、変わらず、いや、ますますもって、彼は聡明で、本質を把握しようとしているのだと思う。]
――得る、 か
[そんな発想は、――聞くまで、浮かんでこなくて。 後ろ向きで、悪夢だと呟いた己に恥じ入る。 それでも、ひどい、と思ったのは、まだ変わらず]
残す。――残す さ……
[どちらを選ぶべきか。 どうだろう。]
(146) 2014/10/11(Sat) 02時半頃
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―――想いが 残れば。 君に、届くだろうか。
(-77) 2014/10/11(Sat) 02時半頃
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―――引き換えにするものが、酷く、優しく、大きくとも
(-78) 2014/10/11(Sat) 02時半頃
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……、君は。……どっちが、 って 決めてしまって、いる……?
[選択に忠告を告げる、彼は ――もっと、はっきりと、選べているのだろうか。
玲は、思う。 「――友は、今も人気だから」 そんな風にいう君は。 想いを、向けているのでは もしかしたら、他の、ひとも―――
痛み、苦さ、浮かぶ疑問を、口にすることは、出来ないまま。]
(147) 2014/10/11(Sat) 03時頃
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[もし“そう”だったなら、 どんな顔をしたらいいか、わからなくなる。
けれど、憂うあまりに記憶を捨てるということはない。 一時は、忘れないでいてくれるならと 記憶すべてを差し出してもいいと思って いたのに。
―――「そんなのはダメだ、許さない」>>102
あの言葉は、楔となって 玲の心に打ち込まれたのだ。だから。]
(148) 2014/10/11(Sat) 03時頃
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[――行方を尋ねられることは、あったろうか。 そうでなくとも、ぽつりと、こう、謂う]
―――― …… 甲斐くんに 会いに行くって……謂って たんだ
[彼らは、会えただろうか。 ――俺はどうでもいい、軽い存在だと、 そんな、泣きながら笑っているような甲斐の心は、 少しは晴れているであろうか。 泣いてないよ、と、そう、謂っていた、彼は。]
(149) 2014/10/11(Sat) 03時頃
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松戸君……ひとつ お願いを、聞いてほしい。
[――きっと、これは、酷いお節介だ。でも。]
……甲斐君と 話してあげてくれないかな
何にも言わず 行ってしまわれたこと すごく、気にしてたから
[―――どうでもいい、軽い存在だったんだなあ、なんて、彼が口にしたことは、言わない。言えない。大切なものは、しまいこんで、自分も、忘れて、なんて、謂ってしまう人だ。
鈍感なものか。――柔らかい部分が、酷く繊細だ。]
(150) 2014/10/11(Sat) 03時頃
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[話しながら、ふと過るのは。 ――甲斐のあれ>>58は、冗談だったのかどうか。 そんな、まさか。と、打ち消して。また浮かんで。]
…… 僕が、 頼んだっていうのは、……内緒で
[ほんの少し首を傾けて、人差し指を唇の前に立てる。 それから、またいくつか言葉を交わした後 松戸とは、道を分けた。
夏祭り、ざわめきが近づく。 ――彼は、何処だろう。 赤いパーカーを握りしめながら、奇妙に心が急くのを、感じた**]
(151) 2014/10/11(Sat) 03時半頃
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