112 燐火硝子に人狼の影.
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[流れてくる二人の冗談のような本気のような会話には、 興味深く楽しげに耳を傾けていた。]
ぜひご一緒に。 力を蓄えるためにも。
[応え>>*15に返す。]
(*26) 2013/02/06(Wed) 08時頃
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[中庭の側で同胞と見える。]
ありがとうございます。
[かけられた声に>>*16、嬉しげな色を乗せた。 世辞であっても褒められれば悪い気などしない。
血を啜り、少しばかり控えめに肉を口にし。 飢餓の薄い状態での食餌は静かに終わった。 先に戻るリヒト>>*25を見送れば、 五体の中で唯一傷ひとつない頭部に触れ。 闇に近い濃い色の髪を少し撫でた。]
(*27) 2013/02/06(Wed) 08時頃
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ご馳走様。
[満ち足りた声で言い残し、その場を去った。]
(*28) 2013/02/06(Wed) 08時頃
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殺したならば、食べるのが礼儀でしょう。 悦楽のために奪っているのではないですし。
[偉い、という言葉>>*19の意味が掴めず、 サリスの声には不思議そうな声色で返しただろう。 食餌は生きるためにするもので、 今この場においては生き残るための手段でもある。
どちらも当然の事、という認識でしかなかった。]
サリスさんはサリスさんの口にあうものがあるでしょうし。 …ああ、でも、私甘いものも好きですよ。
[食餌についてのやりとり。 零されたリヒトの呟き>>*23に、サリスの生業を思い出し。
人狼としての食と同列にされたら不快を感じるのだろうか。 とはいえ己の中では、どちらも同じ。 命をつなぐに不可欠か否かの違いがある程度の差。**]
(*29) 2013/02/06(Wed) 08時頃
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ー 自室→廊下 ー
ん……
[いつの間にか少し眠っていた。 眼鏡を外して眉間を指でほぐし、肩を回す。 灯したままだった明かりを消すと、 本は残したまま部屋を出た。
この外出が終わればしばらく自室にいるつもりで。 飲み物と…果物をいくつか失敬しておこうと、 厨房を目的地とする。
その途中、床に落ちる小さな赤に気づいた。]
(36) 2013/02/06(Wed) 12時半頃
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[床本来とかなり異なる色故に目を引いた。 近づけば、鼻を掠めたのはアイリスの部屋で 嗅いだものと同じ……
……それよりも、強いものだった。
惹かれるように、視線をあげ、横へ。]
………ひっ…!
[引き攣った悲鳴を漏らして口を覆い、 力が抜けたように、その場にへたりこむ。
中庭へと続く、横に逸れた通路の端。 アイリスと同じように体のいたるところに 赤い花を咲かせたオスカーが在った。]
(38) 2013/02/06(Wed) 12時半頃
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[散らばる赤。 引き裂かれたような傷は体のいたるところにあり。 すでに死んでいる事は明白だった。]
…………。
[その場に座り込んだまま、 しばらくオスカーの亡骸を見つめていた。
やがて自警団にオスカーの死が知れれば、 アイリスと同様にその体は運び出されただろう。**]
(39) 2013/02/06(Wed) 12時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2013/02/06(Wed) 13時頃
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/* >>*30 むしろ実況をちょこんと正座してお待ちしていた次第です。
(-44) 2013/02/06(Wed) 21時頃
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……ああ、本当に。
[人狼はいる。 そう語るオスカーの死体。
いつまでもこのままにしておくのも可哀想だと、 ふらりと立ち上がりエントランスへ向かった。 やや戸惑ってから、控えめに扉を叩き、]
あの――
[扉越しに、自警団へとオスカーの死を伝えた。]
(62) 2013/02/06(Wed) 21時頃
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[自警団が中へ入るのを脇に逸れて見送ると、 鮮やかな色を透かすステンドガラスを眩しげに見上げ。]
……あたしは、ここから出れるの?
[自問する脳裏に蘇るのは、 昨日から何度も反芻した、母が最期に遺した言葉。
ここから無事に出られたとして、帰りを待つ人はいない。 しかし、すでに亡き母との約束に、 ここから出たいと願う心は強く。]
…………。
[陽光に輝く色硝子をしばし眺め、 自警団がオスカーを連れて戻るのを待たずにその場を離れた。 ルーカス>>50とは入れ違いとなり、会う事はなかったろう。*]
(63) 2013/02/06(Wed) 21時頃
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[母が殺される間際。
人狼を繋ぐ声なき声を通して渡されたのは、 人間への恨みでも、潰える命への嘆きでもなく、 母狼としての最期の望みだった。
『永く、永く生きなさい。』
子狼の生を願った言葉は、 孤独となった後も娘が生きるための糧となった。]
(*34) 2013/02/06(Wed) 21時頃
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ああ、あれはもったいないと思います。 そんな贅沢できる余裕もないので。
[それならば最初から食べなければいいのにと、 そう感じる事も少なくはない。 「普段」の食生活を思い出せば、別の意味で苦々しくも思い。
そんな苦言も、菓子と聞けば>>*32、 ころりと声は弾んだものへと変わった。]
それは期待してますね。 ここを出たらワッフルを食べるのも、楽しみにしているんですよ。
軽い飢えを誤魔化す時、代替品として砂糖を口にしているが。 食餌の後も、あの甘さがまた恋しくもなり。]
(*35) 2013/02/06(Wed) 21時半頃
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[リヒトとサリス、互いが身近な人物に思い当たる節が あるようなやり取り>>*23>>*33を耳にすれば。]
……リヒトさん、もしかして。 サリスさんのワッフル食べた事あるんでしょうか?
[羨ましげな色を滲ませ。 是と返れば、味について感想を求めたかもしれない。]
(*36) 2013/02/06(Wed) 21時半頃
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/* やだサリスさん格好いい……!
(-51) 2013/02/06(Wed) 22時頃
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/* テッド が 襲って欲しそうに こちら を 見て いる。
(-54) 2013/02/06(Wed) 22時半頃
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[エントランスから広間へと入り、 先にいた大柄な男性>>37に気付けば軽く頭をさげる。 彼もまた容疑者の一人。 体躯はこの中で最も容易く、事を起こせそうであったが。]
…オスカー君のことは、聞きましたか?
[そう尋ねる声は落ち着いていた。]
(77) 2013/02/06(Wed) 23時頃
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[男性は何と返しただろうか。
椅子のひとつに腰かけると、くるくると指で毛先を弄ぶ。
空腹は感じない。 喉の渇きは多少はあるものの、求めて止まぬ程でもない。
廊下から何やら騒がしげな気配がすれば>>66>>69、 扉の向こうへ視線を投げた。]
疲れないのかしら。
[思った事を声に落とし。 ――あのバリケードは少し手間がかかりそう、と。 続く言葉は喉奥に消えるのみ。]
(79) 2013/02/06(Wed) 23時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2013/02/06(Wed) 23時頃
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おはようございます。
[振られる手>>81にはいささか力がなく、 問うような視線をシーシャへと投げかける。]
ええ、食事はまだ。 それほど空腹は感じていなかったので。
……シーシャさん、顔色悪いですけど。 大丈夫ですか?
[無理に食事を作る必要はない、と言外に含ませつつ。 この状況で、彼の作る料理を楽しみにもしていた。]
(83) 2013/02/06(Wed) 23時頃
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そうですね……。
[今日の食餌について問われ。 今目の前に在るのは、サリスと大柄な男性の姿。]
……二人のどちらか、と言われたら、 あたしの力ならサリスさんを選ぶことになるのですが。
[冗談をひとつ落とし。 現実として、狩りの獲物としては適さない。]
(*43) 2013/02/06(Wed) 23時頃
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あら、それはごめんなさい。
[リヒトの声>>*44にくすくすと笑いを落とした。]
狩りはした方が、早くここから出られるのでしょうけれど。 生憎あたしの近くには、狩れそうな人はいませんね。 サリスさんは止められてしまいましたし。
[軽口を少し残して。 リヒトとサリス、二人の見立てはどうだろうかと窺う。]
(*45) 2013/02/06(Wed) 23時半頃
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[初日と同様、調理を引き受けてくれるようだった。>>86 男に向ける言葉の内、 甘いものと耳にすれば、無言のまま僅かに目を輝かせた。]
そうですね……色々、ありましたから。 食事をしたら、ゆっくりと体を休めてくださいね。
[厨房へと向かうシーシャ>>88を見送った。 ちら、と男性へと視線を向け。
くるり、と毛先を一巻き。]
(91) 2013/02/06(Wed) 23時半頃
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なら、今回はお任せしても? 誰にするかは、リヒトさんのやりやすいように。
――ええ、もちろんサリスさん以外で。
[楽しむように一言付け加え。 今は嗜好品を楽しもうという心持ち。]
(*49) 2013/02/07(Thu) 00時頃
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[気が変わった、というリヒト>>*48の声。]
踊り子……ああ、あの女性ですね。
[軽く見えただけの姿を脳裏に描き。 リヒトに任せるつもりだった故、異論はない。]
(*50) 2013/02/07(Thu) 00時頃
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/* 吊りを向ける間違った優しさ。
(-72) 2013/02/07(Thu) 00時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2013/02/07(Thu) 00時頃
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わぁ、綺麗。
[シーシャが持ってきた皿>>116を見て感嘆の声を。 ビスコッティをフォークで割り、 クリームを絡めて口へ運ぶ。 ふわりと香る柔らかな甘みに頬を緩ませた。]
とてもおいしい。 さすがですね。
[シーシャがまだ広間に留まっていれば、 そう感想を述べただろう。]
(125) 2013/02/07(Thu) 07時半頃
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[皿を彩る黒と赤の流線。 赤のみをフォークの背に取りぺろりと舐める。]
やっぱり、似てても違うのよね。
[同じ赤でも、同じ香しさであっても。 自然な甘みの中に混じるほのかな酸味を楽しみつつ、 当たり前の事をぽつりと零す。
どちらも味においては等しく楽しめるものであったが、 ここに来てからは片方を多く口にしていたから。]
(126) 2013/02/07(Thu) 07時半頃
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[ビスコッティを食べ終えた頃には、 他に人は残っていなかったか。
そこでしばし無言の時を過ごした後に、皿を片付けに行く。 その途中、わずかに新しい匂いを嗅ぎ取った。]
…………。
[途切れていた声を思い返し、唇に静かな笑みを乗せた。]
(127) 2013/02/07(Thu) 07時半頃
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[闇が再び世界を包む頃。 少し離れた位置からテッドの部屋を窺う。
声はまだしただろうか。 廊下に残されたままの差し入れに、彼の消耗を思い。]
だいぶ、弱っているのかしら。 ……このまま死んでしまうのは、
(128) 2013/02/07(Thu) 07時半頃
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ーーもったいない、わよね。
[死肉は美味しくないのに、と低く。
疑いを撒いてくれる存在はありがたかったが、 なんの意味もなく死なせるもったいない。
死んで悲しむ者がいる人間は対象から外しがちだったが、 辿る結末が同じであれば、躊躇いは軽くなり。
やがて、ドアノブに手をかけただろうか。**]
(129) 2013/02/07(Thu) 08時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2013/02/07(Thu) 08時頃
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/* バリケード破ってからのテッドさんとの抵抗バトル、 やりたかったんだよね…獣の状態で馬乗りー! やるなら2dだったかなぁ… でもあの頃まだテッドさん元気だったん。
(-96) 2013/02/07(Thu) 08時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2013/02/07(Thu) 13時頃
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