112 燐火硝子に人狼の影.
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[ーーそれからしばらくの後。 空き部屋を探して中へと入れば、 眼鏡と髪留めを外してベッドへと横たわり、 体を少し丸めるようにして眠っただろう。]
(30) 2013/02/05(Tue) 08時頃
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ー 翌朝 ー
[髪を縛り眼鏡をかけると、広間へと向かう。]
おはようございます。
[先に広間にいた人達へと挨拶を向け。 何か動きがあるまで、昨夜と同じ位置に座り、 机の木目を眺めながら何事か考えているだろう。**]
(31) 2013/02/05(Tue) 08時頃
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ー 昨夜遅く ー
[アイリスの部屋の前で迷い…その時は、手を離した。
空腹を抱えて丸まっていれば、 待ち望んだ食餌の時間を告げる声>>*17に跳ね起きる。]
すぐに伺います。
[髪をほどいたままに、アイリスの部屋を目指す。 闇の中でも迷いはせず。 一度はノブに手をかけた部屋へと。]
(*19) 2013/02/05(Tue) 18時半頃
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[アイリスの部屋へ入れば、香しい匂いが鼻をついて。 闇の中にあっても床に横たえらてたアイリスの白い肌を 彩る赤は見えていた。]
リヒトさん、ありがとうございます。
[リヒトは先に食餌を終えていただろうか。 感謝を告げ、まだ温もりの残る彼女の傍で膝を折った。]
ーーいただきます。
[囁く声は久々の食餌を迎える歓喜に弾んでいた。 アイリスの頬に付着した血を指で拭い、ぺろりと舐める。 そこからは飢えを満たすための、獣としての時間。]
(*20) 2013/02/05(Tue) 18時半頃
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[傷口に牙を立てて新しく零れる甘い血で渇きを癒し、 柔らかな肉を食んで飢えを満たす。
食餌を終えれば、満足気な笑みで唇についた血を舐めとる。 ご馳走様、と口にして。 薄い茶色だった目は、今は赤い光を帯びていた。
飢えと渇きが満たされれば、思考も落ち着き。 先程のリヒトの言葉を思い出す。]
一人殺されたと分かれば、警戒は強まるでしょうね。 力もずいぶん戻りましたし、 次の狩は私もまともに動けると思います。
[一度の食餌で得られる力は限られていて、 自警団の包囲を破るのであれば、狩を重ねる必要がある。 飢えていない時の狩にはあまり気は乗らないが。 ここから出るためとすでに折り合いはつけていた。]
(*21) 2013/02/05(Tue) 18時半頃
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[アイリスの部屋へ様子を見に行くという ルーカスとホレーショー>>35を見送る。 共に行くと言ったかもしれないが、 同行はやんわりと止められただろう。
そう時間の立たない内に、鳴る足音>>36。 そして今度は複数の慌ただしいーー]
……自警団の人達?
(48) 2013/02/05(Tue) 19時頃
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何か、あったの…?
[彼らは客室の方へと向かっているようだった。 先程アイリスの様子を見に行った二人の事を思い出し。 ふたつの事柄を結びつけた先の想像に眉を寄せ、 音のした扉の向こう側を見つめる。
やがて現れた自警団員からアイリスの死を告げられれば、 想像と重なった現実に表情を険しくした。 自警団員は、アイリス部屋にいた人達へ向けたものと 同じ言葉>>39を広間の人間にも聞かせただろう。]
自警団員が去れば、エントランスの扉が閉まる 重々しい音が嫌に耳についた。]
…………。
[現実を否定しようとした声は重い溜息にしかならず。 無意識に髪を指に絡めていた。**]
(49) 2013/02/05(Tue) 19時頃
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[自警団はやはり人狼の存在と処刑について重ねて行った。 それは人々の警戒と疑心を強くするだろう。
厄介な事を。
眉根を寄せ、自分達を閉じ込める檻の鍵が再び 落ちる音を聞いた。]
(*24) 2013/02/05(Tue) 19時頃
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[エントランスの近くで自警団員と揉めるテッド>>54は、 昨夜と同様、力ずくで押しとどめられていた。]
……っ、
[明確に向けられた敵意>>56。 「人殺し」という言葉に、硝子の奥の目を曇らせて。 駆け出す背からは視線を逸らしただろう。
慌しさが多少抜けた頃。 喉の渇きに席を立ち、厨房へと向かった。]
(61) 2013/02/05(Tue) 20時半頃
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[厨房へと向かう道すがら、シーシャやメアリー、 あるいはフランシスカとすれ違う事はあっただろうか。 会えば厨房への道を尋ねたかもしれない。
無人の厨房でコップに水を注ぎ、時間をかけて飲み干す。 冷えた水が胃へと流れるように、思考は腹の底に落ちていく。]
アイリスさんの言うことは、間違いじゃなかった…?
[彼女の言う事が正しかったのであれば、 この集会所には人狼がいる事になる。
――彼女は、それを言い当てたために殺されたのではないか。 アイリスの、自警団員の、過去の言葉がぐるぐると巡り。
飲み干してからもしばらくその場に留まっていたが。 コップをすすいで元の位置に戻すと、 死んだ少女の部屋へと足を向けた。]
(62) 2013/02/05(Tue) 20時半頃
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― 厨房→アイリスの部屋 ―
[昨夜迷った>>29末に結局叩かなかった扉は今は開け放たれ、 部屋の前に立てば独特の匂いが鼻をついた。
すでに死体は自警団の手によって運び出され、 残っていたのは、床に散る色褪せた赤い花弁のみ。 その途切れている箇所に、彼女は横たわっていたのだろうか。
漂う臭いに口元を覆い、部屋に足を踏み入れる事はせず。 少女をしばし悼んだ。]
……アイリスさん、人狼は、本当にいるんですか。 もし、この館の中にいるのなら。 見つけ出せなかったなら……どうなるんでしょうか。
[亡骸も失せ、この世から消えた少女への問いかけに、 答えてくれる声はない。]
(65) 2013/02/05(Tue) 21時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2013/02/05(Tue) 21時頃
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[もしも、見つけ出せなければ。 その時は彼らもまた、少女と同じ道を辿るだけ。]
(*25) 2013/02/05(Tue) 21時頃
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妙な力…ですか。
[サリス>>*22に返す声には、嫌悪が滲んでいただろうか。 母から伝え聞いて、特殊な力を持つ人間の存在は知っていた。
そう――母が殺された、あの時も。 引き金になったのは、特殊な力を持った人間だったという。]
滅多にないとは思いますが。 ……いるようなら、厄介でしょうね。
[とはいえ、もしもいるのであれば。 その力を公にされれば、随分と都合が悪い事態になりえそうだ。]
(*26) 2013/02/05(Tue) 21時頃
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/* フランシスカが占いで、メアリーが霊っぽい。 ……女の子全員役持ち……だと……w
(-19) 2013/02/05(Tue) 21時頃
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/* 吊りはPL目線…がよくわかってないですCO。 PC目線だとテッドかホレーショーあたりなのだろうけど。 外見で判断する単純な子!←待
処刑ロルが楽しそうな人は断然テッドだと思うの… けどテッドとお話ししてからにしたい(
(-20) 2013/02/05(Tue) 21時頃
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そうですね……見つけ次第。
[存在を知れれば、長く生かしておくメリットはない。 喰らってしまうのが、生き残るための最善手であろう。]
あの……リヒトさんとサリスさんにご相談が。 今晩からの狩りについてなのですけれど。
狩り易そうなところから、という事でいいんでしょうか。 それとも、誰か、いますか?
[空腹が満たされた状態では、食への強い欲はなく。 対象よりも機会に重きをおくべきなのだろうかと。 希望があれば聞き入れるつもりで。]
(*28) 2013/02/05(Tue) 21時半頃
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― 少し前・厨房 ―
[空のコップを握りしめ、考え込んでいる最中。 オスカー>>68が入ってきた事に気付けば顔をあげ、 多少ぎこちないながらもなんとか笑みを向けただろうか。]
どうしたんですか? お腹減ったなら、シチューの残りと…果物もありますよ。
[いくつかの所在を示して。 水を望むようなら、近くの流しから汲んで渡しただろう。*]
(70) 2013/02/05(Tue) 21時半頃
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おはようございます。
[オスカーへと挨拶を返し。 先程広間でアイリスの訃報については耳にしていたため、 詰まる声>>71の先は、容易に汲めた。 表情を曇らせて、首を縦に振る。]
……実際に、見てはいないですけれど。
[自警団がこんな酷い嘘を吐く理由がない。 ならば、それは真実なのだろう。]
(75) 2013/02/05(Tue) 22時頃
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飲み物は色々あるようですが、何がいいですか? あたしが用意してあげましょう。
[少し慌てた様子>>73が可愛らしくて笑みを零す。 食欲がないようならば無理に勧めようとはせずに、 飲み物について少しばかり明るい口調で尋ねた。
こんな小さな子供が人狼だとは思えず。 自然と態度は柔らかなものとなるだろう。]
(77) 2013/02/05(Tue) 22時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2013/02/05(Tue) 22時頃
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紅茶ですね。 少し座って待っていてください。
[入ってきた時よりも強張りは解けただろうか>>78。 オスカーへ部屋の隅にある椅子を示して声をかけ、 戸棚にある数種類の茶葉のうち、飲みやすいものを選ぶ。 用意ができればその中に角砂糖をひとつ落として。]
少し甘い方が落ち着けますよ。 足りなければ追加してくださいね。
[じんわりと温かな熱を持ったカップをオスカーへと渡せば、 ついでに淹れた己の分に口をつけた。]
(80) 2013/02/05(Tue) 22時頃
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そうですね……狩り易さでいっても、 力が弱い方が抵抗を受けた時に対処しやすいです。
[獣の姿になれば成人した男性でも噛み殺せるが。 本気で抵抗されればこちらも痛い目を見る事もある。]
小さな子を食べるのは、少し気が引けますが。
[そう声にはするものの。 食餌としての選択肢から外すほど強いものではない。]
(*30) 2013/02/05(Tue) 22時頃
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/* メアリー飴ありがとう…! 気付いたらなんか酷い事になってた。>喉
エンカウントならオスカーだよね、ご飯…。
(-22) 2013/02/05(Tue) 22時半頃
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[お礼を聞けば>>88、緩く笑みを浮かべただろう。 他の人、という問いかけに。]
メアリーさんとはここに来る途中すれ違ったので、 広間に行ったんじゃないでしょうか。 あと、名前はわかりませんけれど、もう一人の女性の方も。 後の方はほとんど広間かエントランスにいたはずです。
[皆一人でいるのが不安なのか、 それともお互いを監視するつもりなのか。 頭を過ぎった嫌な考えを、首をゆるく振って飛ばす。]
ああ、でもテッドさんは……自室に戻ったようでしたね。
[その時の様子>>56を思い出して目を伏せた。]
(92) 2013/02/05(Tue) 22時半頃
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そうですね。 大人しそうな子ですし。
[紅茶を飲んでいる少年を見つめながら。 聞こえる声へ同意を返す。
空腹も満たされた今、他に強い希望がなければ、 最も易く手にかけられる相手を選ぶべきだろうかと。]
(*32) 2013/02/05(Tue) 23時頃
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/* 現在地書きながら名前把握めもめも。 シーシャとオスカーは知ってる。 メアリーもシチュー運んできた時にシーシャが言ってた。 テッドは自警団員が教えてくれた。
ヴェスパタイン、ホレーショー、フランシスカ、 ルーカスがまだかな……。
ルーカスはホレーショーが呼んでるのを聞いたって事で、 なんとか取り繕うか…。
(-36) 2013/02/05(Tue) 23時頃
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いきなりこんなところに押し込められて、 人が死んだって聞かされたら……不安になってなりますよね。
そうですね、きっと。
[言葉を落として。 オスカーの気遣い>>97には、笑みを浮かべると頷いた。 こんな状況で他人を気遣える優しい子だ。]
……私は少し、行きたいところがあるので。 お手伝いが必要なようなら、すぐに戻ってきます。
[言葉に対するオスカーの返事を聞いて。 それからアイリスの部屋へと。]
(99) 2013/02/05(Tue) 23時頃
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アイリスさんに比べて、テッドさんの方が 他人に対しての警戒は随分と露骨ですね。
[自室に閉じこもったのであれば、 そう易々と侵入を許してはくれなさそうだとは思うが。]
……もし、メアリーさんの影響を受けたとして。 テッドさんはどう変わるでしょう。
[同じ道を辿らない>>*36として。 あまり好ましくない方向に流れるようであれば、 今の内に、とも思う。 あるいは――その影響を与える側を。]
(*37) 2013/02/05(Tue) 23時頃
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― アイリスの部屋(>>65後)→廊下 ―
[問いへと返る声はなく。 息をひとつ吐いて、扉を閉めるとアイリスの部屋から離れた。
廊下をゆっくりと歩きながら、 ここにいる自分以外の「容疑者」の顔を一人一人思い出す。
料理を作ってくれたシーシャとメアリー。 言葉を交わしたルーカス。 一緒に紅茶を飲んだオスカー。 ……彼らが人狼であるようにはとても思えず。]
全部、間違いならいいのに。
[髪に絡めた指を引けば、数本が絡みついたまま。 鈍い痛みはこれが現実である事を告げていた。]
(105) 2013/02/05(Tue) 23時半頃
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ケイトは、オスカーに「また後で」と軽く手を振ってから厨房を離れただろう。*
2013/02/05(Tue) 23時半頃
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少し、気が急いていたようです。
そうですね、うまく誘導してくれるといいのですが。
[リヒトの意見に静かな声を返し。 メアリーについても、サリスの望み>>*38は聞こえていたので。]
優しい人ですしね。 ええ、私達の邪魔をしない限りは。
(*41) 2013/02/05(Tue) 23時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2013/02/05(Tue) 23時半頃
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[夢でなど、あるはずもなく。]
……戻ろうかな。
[オスカーが紅茶を淹れてくれたであろうし、 広間に行けば人も多くいるだろう。 広間へ戻る途中、突き当たりの部屋から物音がしたならば。>>87 足を止め、そちらを見ただろう。
誰何の声があれば名乗っただろうし、 何もなければ、足を再び広間へと向けて動かしたはずだ。]
(112) 2013/02/06(Wed) 00時頃
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