189 とある結社の手記:8
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/08/12(Tue) 21時頃
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ー昨日の食堂からー
[杏を口にする。鉛筆をはしらせる。それをくりかえす。 誰かが、入ってくれば少し中止するような視線を向けたが会話に加わるわけでも無く、再び帳面へと視線は落ちる。 この郷里を出る前の仕立て屋の娘はさほど外交的とも言えなかったが、かと言って今ほど人を剣呑な視線で見るようなこともなく、歳の離れた兄の後ろを隠れたようについて回る姿がよく見られる子供だった。
昔の面影などすっかり見て取れなくなった女は杏の瓶の中身が尽きたところで食堂を出て行った。 その時には別グループへ行くはずだった二人の姿も、もう、無かった。 食堂の片隅に寄せた椅子と、空の瓶だけが女がそこにいた痕跡のように残り、荷物と女は最終的に余っていたらしい個室の中に消えていた。
そのまま翌朝、結社員の集合に叩き起こされるまでぐっすりと眠っていた]
(83) 2014/08/12(Tue) 22時頃
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ー朝・集会場広間ー
[欠伸ひとつとともに集合に遅れてきた女は大振りのシャツだけ着て現れる。 長い髪も寝癖に絡まり、緊迫したような空気にはあまりにそぐわない。 掃除夫が視線を向けたそのちょうどに二つ目の欠伸がこぼれ、放っておけばそのまままた眠ってしまいそうな気配。
けれども、結社の男の通達を壁に凭れて膝を抱え座り込んだ体制で聞いていた女は最後に確かに呟いた]
──結局、あたし達は撒き餌じゃん。 狼より結社の方が、本当、やることえげつないわ。
[小さく吐き捨てた女が、二の句をつぐことはない。 3分も立たない間に、またその場所で眠ってしまっていたのだから。 イアンと話していたワンダが視線を向ける頃には、壁から崩れて丸くなって眠る始末]
(84) 2014/08/12(Tue) 22時頃
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[かくして女をようやく覚醒に至らしめたのは、広間を出て行くランタン職人の足音であったらしい。 床板から伝わってきた音に眉間にランタン職人よろしく峰を築き、シャツの塊だったものは起き上がって天井へ向かって両の腕を割合勢い良く突き上げて欠伸ひとつ咬み殺す]
…喉乾いた…。
[開口一番、早速こぼれた不満とともに周囲を軽く見回して、そこにある人影を一つづつ注視しては移す、それを繰り返す]
(86) 2014/08/12(Tue) 22時頃
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[天に突き上げた両手を右、左、また右、左と揺らし、もう2往復したところで両の手がぺちん、と音を立てて膝に落ちる。 足音の向かう方向へと視線を向けたところでリーの問いかけに、右の眉をはねあげた]
いらない。 起き抜け早々飲んでるほどろくでなしじゃないの。
[舌を出して子供染みた拒絶を示し、ゆっくり立ち上がればまた大きく伸びを一つ。 シャツの裾はかなりきわどいところまで上がったが、両の手が降りたところで、さて]
てゆーかお茶とか無いの。
[髪を手櫛で直すも絡まりを加速させるばかり]
(92) 2014/08/12(Tue) 22時半頃
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/*起き抜けで栄螺サン
(-46) 2014/08/12(Tue) 22時半頃
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…なに、自分でやらなきゃいけないわけ。 檻に入れる割のは手当が行き届いてないんじゃなーいのーちょっとー。
[こちらの対応に軽い様子のリーを見ながら女は愚痴る。 ワンダ、と言われて魚屋の女将を見るがやっぱり入れてくれるわけでもないらしい。 結果としてボサボサに絡まりゆく髪から手を引き戻すと欠伸がまた一つ、視線が座る]
やんなるわ、ったく。
[ワンダが何かを貼り付けていたメモに気づいたのか、足はコルクボードの前へと向かう。 しげしげと、貼り付けられているメモを眺めた後]
今飲まないけど後で飲むからやっぱあたしのもー。
[酒を漁りに行った男達の方へと声を投げながらペンを取る]
(109) 2014/08/12(Tue) 23時半頃
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[悪筆、とまでは言わないがその筆跡はお世辞にも綺麗とは言ええないもの。 書き付けられた名前は、郷里の人間の記憶では女の兄に当たる男のものと同じ。 時折帰ってきてはまたいなくなったりを繰り返していた男はオーダーメイドの仕事を請け負っていると村人には告げていたはずだ。 ちょうど八年前にも、この村に彼はいた。 彼の"村を離れる"頻度が増えたのは、それ以降の話だ。 仕事が忙しいのだと笑って言う男が最後に帰ってきたのはいつだったか]
…。
[書いたメモを一度は貼ったものの、剥がし。 最終的には2度ほどそれを繰り返したのちにたっぷりの逡巡を含んみ、ピンを深く深く突き刺して貼ったのだが]
(116) 2014/08/12(Tue) 23時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/08/12(Tue) 23時半頃
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[ピンをこれでもかと深々突き刺した指先は赤くなっていた。 既にコルクにピンのヘッドがめり込んでいるので、外すのもなかなかの苦労だろうが]
…お茶。
[彼女の中での一息つくタイミングが再びやってきたのだろう、少し乾いた唇は呟いて落とし、勢い良く振り返る。 部屋の中には水差しの用意も無いようだから、水分を得るならば酒を漁りに行った男達の帰りを待つか自発的に厨房で勝ち得るしかないらしい状況に軽く肩を竦める]
(126) 2014/08/13(Wed) 00時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/08/13(Wed) 00時頃
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[しばらく考えていたが、重い足取りで厨房の方へと向かおうとしたところで昨日の兎──もとい、兎をくれてやった子供が現れたことに女は2度ほど瞬いた]
…そういや、兎肉。
[彼がどうしたのか、女は知り得なかったから唇が自然と動く。 カップが複数あるなら勝手にご相伴に預かる気でいたが]
──見られても何も出ないわよ。
[魚屋の女将の視線にちょっと肩をすくめただけで]
(131) 2014/08/13(Wed) 00時頃
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だから化け猫なんかいないっつってんでしょうが。 いるかいないかわかんないもんにばっかり怖がってるとそのうち誰も彼も信用できなくなるよ。
[あからさまに舌打ちで返事をしながら少年からお茶をもらうことは忘れなかった。 引かれた椅子に遠慮無く腰を下ろし、卓上に肘をついて随分と長い袖を捲る]
はぁ?あたしが? 馬鹿ね、あたしがそうだってんなら人になんか任せないで自分で殴りに行くわよ。 効率悪いじゃん、そんなの。
[袖を肘ほどまで捲り上げると量の足を座面の上に抱え込みながらワンダの問いに答えた]
大体、結社だってんならこんなとこでグータラしてる余裕も無いんじゃないの? あの眉間にこんななってるオッサンみたいに深刻な顔してるのがフツーだと思うわぁ。
[こんな、と言いながら自分の眉間を親指でぎゅっと寄せてみせた]
(141) 2014/08/13(Wed) 00時半頃
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逃がしたァ?!
[だん、と拳が勢いで卓を叩く。 けれどその勢いと反動で右の脛も卓の縁で強かに打った。 苦悶の表情もつかの間、呻き声とともに復活は早い]
…厨房で捕まえたから。 別に 、そんだけだけど。
…兎のシチュー……グラタン……。
[空腹は女の胃に打撃を与えたのだろう。 机に脛を強かに打ち付けた時よりもショック気味に上半身が卓へとしな垂れる]
(153) 2014/08/13(Wed) 01時頃
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[突っ伏すようにしな垂れた上半身を起こしながら、呻き声とともにお茶のカップに手を伸ばす]
…別に、知りたくて知ってるわけでもないし。
[仕立ての腕だけで十分食べていける兄であったはずだ。 それなのにそんな副業を持つ理由など、妹が知る余地などない。 眉間に 山脈が築かれかねないというワンダの警告に慌てて自分の眉間を両の指先で均しつつ]
結局、人相手でも狼相手でも誰か殺しておまんま食ってることには変わりないのよね、あの人等。 ま、人の形のものを殺すか、四つ足を捌くか、ってとこだけど。
(158) 2014/08/13(Wed) 01時頃
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いや…いいわ…
[お茶を口にしながら飛んで行った少年の後ろに声をかけるけれども、さて。 兎肉でないのならいまは何を出されたところで変わらないのだろう。 ずず、と品がいいとは言えない音ともにお茶を傾けながら]
…本当、このままなーんも無く明日になったらいいのに。
[深々とため息を吐き出しながら給仕のいなくなったポットを手繰り寄せ、半分ほど中身の減った自分のカップへとお茶を注ぎたした**]
(162) 2014/08/13(Wed) 01時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/08/13(Wed) 01時半頃
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ー食堂ー
…教えてなんてもらったことないもん、だって──や、なんでもない。
[ワンダのことばに唇を尖らせるもいくらかの言葉を飲み込む。 低い視線でワンダを見上げるように青を向けるが、注視したのちに目を伏せた。 まるで、それは閉店の合図のようでもある。 だから、話題はもう結社から肉の話にうつってしまった]
肉ならなんでもってわけじゃないわよ、兎がよかったんだもん。 フライドチキンだと思って食べたのに中が牛だったら気分落ちるでしょ。
[集会所を出たら最初の食事で兎を取ることでも決め込んだように拳を強く握ってほどく。 ラルフほど食べるには困っていないのが食糧事情からは把握できるだろう]
(278) 2014/08/13(Wed) 23時半頃
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あー、おかえりー。 四本で足りないってどんだけ飲むのよ… ま、分前はちゃんともらうけど。ありがと。
[丁度帰ってきたリーから酒瓶は受け取るがすぐに開けるつもりは無いのは変わらないのか、礼だけ伝えて抱え込むようにしながら席を立った。 丁度現れたサイモンが上から重ねるように貼ったメモと寄越した視線を見届けて]
───よろしくね。 あー、夜に飲むなら呼んで。それまでは部屋にいるから。
[ひらひらと手を振って食堂を後にする。 後者は明らかに酒盛り組に向けたものであったが、前者は──。 同じ速度で、シャツの裾が揺れていた]
(279) 2014/08/13(Wed) 23時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/08/13(Wed) 23時半頃
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ー2階個室ー
[持ってきた酒瓶はサイドボードの上に起き、豪華とは言いづらいベッドの上に腰をかけて荷物に手を突っ込む。 取り出した帳面をめくりながら筆記用具を選び、線をはしらせはじめる。 描き出すものには迷いが無く、ただ帳面の上に頭の中にあるものを起こしてゆくだけに近い作業に没頭する。
どれぐらい時間がたったころか、指先が不意に止まる。 筆記具を置くわけでもなく、次に描き込む場所を迷うように筆記具の尻が帳面を二度三度叩きつけた]
──本当、やんなるわ。
[呟いた次には筆記具を放り出し、今まで時間をかけて描き込んでいたその一枚を破り取る。 眺め、それから何の躊躇いもなく半分に破り、また半分にして破り、丸めて部屋の隅のゴミ箱へと投げ捨てた]
(289) 2014/08/14(Thu) 00時頃
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