人狼議事


254 東京村U

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


硯友社 みょんこは、メモを貼った。

miseki 2016/10/07(Fri) 00時半頃


硯友社 みょんこは、メモを貼った。

miseki 2016/10/07(Fri) 01時頃


【人】 硯友社 みょんこ

◆希望調査アンケート  

記入者氏名 :
日付: / 


項目1 どんな未来をご希望になりますか?


 何者の干渉もない、本来あるべき未来を


E4444444  


アンケートへのご協力 ありがとうございます。
よりよい社会のために、ご意見を反映させてまいります。

***

(0) miseki 2016/10/07(Fri) 02時頃

【人】 硯友社 みょんこ


[手早く書き込まれた"希望"に女は目を眇めた。
口元に手を添えて緩やかに小首を傾げる。]


 … 
 

(1) miseki 2016/10/07(Fri) 02時頃

みょんこは、ふうっと息を吐いた。

miseki 2016/10/07(Fri) 02時頃


【人】 硯友社 みょんこ

[節目がちの瞳は、どこか無表情にも見えた。
憂うように薄い瞼がぱちぱちと数度瞬きをする。]


 この回答、





 …… これで何回目だったかしら?

 

(2) miseki 2016/10/07(Fri) 02時頃

【人】 硯友社 みょんこ

[ぼそりと無表情につぶやいた女は、やがてゆるゆると首を横に振った。]

 ……お疲れになってしまったんですねえ

[しかたないことかもしれませんが。そういいつつも
いくらか──残念そうに、消沈して女はそんなことを言った。]

 怖いこと、不可思議な体験。
 もう、嫌になってしまいました?
 それとも……やっぱり、
 モノを書かれる才能がある方は、
 別のやりかたなんて邪道だと思われるのかしら。

[それまでの機嫌のよさはどこかに消えて、
悄然とした態で眼鏡の女はぶつぶつと言葉を繰った。]

(3) miseki 2016/10/07(Fri) 02時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

 東京村の、登場人物になるのは、
 もうこりてしまわれました?

 でも、お名前をださないままでしたけれど
 木露先生はこれまでも著作に
 登場なさって、いらっしゃったでしょう?
 
 私、先生とは、同志になれるかもしれないと思っていましたからええ、勝手だとは思いますけれど残念で。ごめんなさい……思い違いだとはわかっていましたけれどとても残念です。
 いえ、しょせん文字でおはなしをつくることさえできない、負け犬の遠吠えなのかもしれませんね。

 それに未来を目指して歩くことと、過去を変えることは別ですから影響を消すというのは、どうにも難しいでしょうね。
 それになにもかも相互に影響し干渉して繋がりあっているものですから、干渉をすべて消すだなんてことはそう上手くいくとは思えませんけれど──
 

(4) miseki 2016/10/07(Fri) 02時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[そうつらつらと、半ば独り言じみた言葉を紡ぎながら、女は立ち上がったまま、緑のカーテンのほうへ歩いていく。]

 ただ、

[からり。と、ごくごく軽い音を立てて、
狭いベランダへの出口が開いた。]


 "干渉がなかった未来"へ近づくために
 わたしができることは、ありますね

 

(5) miseki 2016/10/07(Fri) 02時半頃

硯友社 みょんこは、メモを貼った。

miseki 2016/10/07(Fri) 02時半頃


【独】 硯友社 みょんこ

/*

叫ばれててふく

/*←中身記号つき独り言は背景フィルタで消せますけど
メモだと消せないから、というのを免罪符にちょっとフライングで
灰に出ておきますね。

一応まとめかたはいろいろ考えてはいますが
全部ねたばらしして話したほうがいいのかで
まよまよまごまごしたりなどもしています
なう

(-0) miseki 2016/10/07(Fri) 03時頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

おき ました。(遅い
ものすごく寝過ごしてしまった。

キルロイ先生いいですね。うんうんうん。
もともとある程度あわせて動くか〜〜という感じなので
なにも問題はないですよ!むしろいいかんじ!

みょんこさんの抱えてる問題性あきらかに人間性に問題があるし
責められるべきだな!と思っているのできもちがよい!
いまからレス書きますねおまたせごめんですよ

(-8) miseki 2016/10/07(Fri) 17時頃

【人】 硯友社 みょんこ

[ダン!と机が大きくたたかれた。室内の空気が揺れて
風がカーテンを大きく揺らした。]


 ……そうですか。
 考え方の相違ねぇ。
 目的の不一致といっても差し支えありませんけど

 そう。でも小説家って、そうなのかしら。
 やっぱり、
 

(12) miseki 2016/10/07(Fri) 18時半頃

【赤】 硯友社 みょんこ


["彼女"も 或いは そういうだろうか]
 

(*0) miseki 2016/10/07(Fri) 18時半頃

【人】 硯友社 みょんこ


……
 

(13) miseki 2016/10/07(Fri) 18時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[独り言めいた納得をこぼしていた女は、一瞬だけ悩むように視線を落とす。ただ、やがて女は窓側から体ごと振り返り木露と出目。二人へと視線を向けた。]

 でも。

 すっきりと現実に戻れちゃう怖い話なんて、
 なんにも怖いと思えないわ

 

(14) miseki 2016/10/07(Fri) 18時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[ゆるゆると首を振る。]

 現実に返すのがお仕事?
 結構だと思いますよ

 でも、先生は


 東京村の続編をお書きになられるんでしょう?

 お引き受けになられたんでしょう?


 本当にあった話を連ねた

 その本の続編をですよ。

 

(15) miseki 2016/10/07(Fri) 19時頃

【人】 硯友社 みょんこ


 ぜんぶが嘘だ、創作だ。と、
 そうおっしゃられます?

[指で東京村を示す。匿名のだれかが書いた都市伝説風の本。それそのものが都市伝説のようになった一冊>>1:74。]

 でも、
 
“東京村にかかれたことが本当のことだとしたら゛


 先生がおっしゃる読者が戻るべき現実って
 どこのことなのかしら。


 "現実におきたこと゛を下地にして
 本をおかきになられるおつもりで、
 こちらまで取材にいらっしゃったのじゃあないの?

 

(16) miseki 2016/10/07(Fri) 19時頃

【人】 硯友社 みょんこ



 それに。


 ご両親が"仲良く″なられたのは、
 彼女が自分で、書いたことでしょう?

 希望がかなえられただけのことで、
 どうしてそんなに怒っていらっしゃるのかしら。

[まるっきりひとつもわからないという風に、ごく無理解な様子で入間澪音のほうへと、女はぐりんと首をひねった。]

 だって、あなたが書いたのに。
 
 あなたが希望したことなのに。
 そうよね?
 

(17) miseki 2016/10/07(Fri) 19時頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*


木露先生と出目ちゃんにややっといじわるをいいつつ
入間ちゃん側にもぽいぽいと話をふっていきますね。

(-9) miseki 2016/10/07(Fri) 19時頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

いってらっしゃいー

(-11) miseki 2016/10/07(Fri) 19時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

もどりもどり。レスはいまから練りますね

この村だと、赤は人気でないんじゃないかなーと
おもってましたねえ
白でまきこまれている方がたのしげに見えるやつな気がして。

[あと赤設定がどうなるかわからないと
のっかろうにものっかれないだろうなあというのもあり]

私はPL気質で村全体の繋がりをつくりたがるのがわかってたので
それなら赤のが終着点にもろもろつなげやすいかなーと
赤希望でしたけども。

(-15) miseki 2016/10/07(Fri) 21時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

まあそんな風に希望をしつつも全くうまくはできていないんですけどね!逆にフワッとしすぎてたり路線にそぐわないほうにいこうとしてないかとか不安になったり結局襲撃うまいこといかせてる気がしねえ!とか反省点いっぱいありますけどね!

うふふ

[沈む]

(-16) miseki 2016/10/07(Fri) 21時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[マンションの一室に風がふきこんで、声が大きく張り上げられる。 あんなの とはっきり怒りのこもった声が張り上げられた。]

 あら

[返して。と強い言葉に、きょとんと──
目を瞬かせて意外だと思ったというふりを、女はした。]
 
 他人じゃないわ。あなたのパパとママよ。
 それなら、あなたのおうちにいるのは
 ごく普通の、あたりまえのことでしょう?

 どうしてパパとママじゃない、なんて
 そんなことを言うのかしら。

[まるで今の会話でさえ、当たり前の一般的な普通の、
日常の延長線上にあるかのような態度で、女は首を傾げた。]

(25) miseki 2016/10/07(Fri) 23時頃

【人】 硯友社 みょんこ

[どこか、心配げを装った口調で、あるいは、澪音の両親を名乗る人間がそうしていたのと同じに、どうかしてしまったのはあなたのほうじゃないかしら? と、あくまでもそんな調子で。]


 ご近所のひとたちだって、
 ふたりがあなたのパパとママだって
 そういってたでしょう?


[認めて受け入れてしまえばそれが現実だとでも言いたげに、
女は彼女が見てきたはずの "実際″を口にした。]

(26) miseki 2016/10/07(Fri) 23時頃

【人】 硯友社 みょんこ

[返して。という言葉になおも首が横にかしぐ。そう。と、納得したような、少女の勢いに対するにはあまりにも甲斐も、慈悲も、情も、足りなさすぎる相槌を女はこぼした。]

 だめよー。自分の言葉には、
 ちゃんと責任を持たないと。

 どう転がるかなんて、わからないものだもの。

 
 返して、って。
 それがあなたの希望で いいの?

[確認をとるように発する声もまるでうわべだけ人間の皮を張りつけた人形が息を発しているような、そんな音だった。]

(27) miseki 2016/10/07(Fri) 23時頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

この女しみじみと頭おかしい


入間ちゃんのところは返してあげたほうがきもちわるいだろうなーと思っているので、基本お返しするつもりでいます。
東蓮寺くんも戻れるといいなーと思っているので基本殺すつもりはありませんよ!
ヤヘイについてはどっちがいいのだろうと処理に迷っていますが!

基本みょんこ被害者が確定してるのはそこぐらいですかね

(-20) miseki 2016/10/07(Fri) 23時頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

あとは、出目ちゃんのところの斧男とかは、
もしかしたらみょんこというか硯友社が
サポートしてるんじゃないかなあぐらいで考えていましたけれども。

あとたぶん李沢くんのところはサクラコちゃんが
なんかアンケートにこたえるなどしていたんじゃないかなあとも。

志野ちゃんの方は使っていいやつなのかわからなかったのでスーパー保留モードになっているんですけどなんかしたほうがよかったのだろうかどうなんです李沢くん!

[聞いちゃう]

(-21) miseki 2016/10/07(Fri) 23時頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

なにやかもうちょっとうまく上手にお前が都市伝説だ!らしく
対抗神話とかでやられられたらいいなあと思ってはいるんですが
思ってはいるんですがうまいこと道筋をつけられていませんね!?

という実力不足を感じすぎるなにがしかでぐあああと
中身がなっていますがどうしましょうね

ある意味襲撃が笹本君のたえちゃん呼びにより
リンフォンにもっていかれているので、
本名当てられたら撃退できるとかでもとか
もやもやと考えていたりなどはあるんですけども

というぶっちゃけ大会をはじめているわけですが

(-23) miseki 2016/10/07(Fri) 23時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*
>>-22

東蓮寺くんのお戻りとても期待しておまちしています

>>-24

なにかこう上手くもってければと思いつつも
こちらとしても全然うまく誘導できてないな!?
というあれこれそれで大変申し訳ないぞ

せっかく都市伝説ネタなので、
対抗神話でやられてみたさはありますね

>>-25

リンフォン解いたひとのお迎え ツヨイ

(-26) miseki 2016/10/08(Sat) 00時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

めっちゃねてましたね おはようございますね

いろいろ来ている! じわっと読んでこよう

(-48) miseki 2016/10/08(Sat) 16時頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

出目ちゃんのも読み読みしつつ
入間ちゃんのにも返さないとねええ
今日の夜までにけりはつくのだろうかはたして。

(-49) miseki 2016/10/08(Sat) 16時頃

【人】 硯友社 みょんこ

[ジッ  ]

            [ ザッ ]

(48) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

@Xxxxx 1日前

ねえねえS区のウワサ知ってる?
 

(49) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

@Xxxxx 23時間
なに? ニキが消えたってやつ?

@Xxxxx 23時間
そっちじゃなくてさ
あの眼鏡の女の

@Xxxxx 23時間
眼鏡?アンケート配ってるやつ?
書いたの?新情報?

@Xxxxx 23時間
いやいやwwやばいから触らないww
だからそっちの内容はしらないw

(50) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【独】 硯友社 みょんこ


[噂話は、人の口を伝って物語になる]
 

(-50) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

@Xxxxx 20時間

ああ、「アンケート女」?
 

(51) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

[けれど、それは紙に書かれた文学と違って
決まった形を持たない。
人の恐怖や不安の隙間に潜む無形の物語だ。

それゆえ、ときにまかれた火種から
別の火へと燃えうつりながら、
元の姿から、さらに形を変えていく。]

(-51) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

@Xxxxx 18時間
ああ〜ニキが消えてから目立つようになったよね
前からいたらしいけど

@Xxxxx 18時間
そっちそっち、こないだ喫茶店で撃退されててて

@Xxxxx 18時間
アレ断っても追いかけてくるんでしょ?
どうやって?

@Xxxxx 17時間
いや話の内容はよく聞こえなかったんだけど──
 

(52) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

[その変質は、作り手のその意図さえ超えて
                 なお進んでいくものだ]

(-52) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

─ 東京四ツ谷マンション ─

 ──? 本当の名前なんかより、
 希望する未来に進むことの方が
 よっぽど大切なことでしょう?

[>>28 まるで澪音がなぜ怒っているのか、腹を立てているのかが理解しないふうに、女と少女の会話はかみ合わない。ただ、本当に──名前については、そこについてだけは、真実味を帯びて、本当に心からわからないように]

 どうなりたいかの方が、ずっとずっと大事。
 そうでしょう?

 私だって、そうだもの。
 
[女は、自分の胸に、手を当てた。自分がそうなのだから、相手もそうに違いないという傲慢さと無理解を一切隠しもせずに。]

(53) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ


 わたし、とっても──

 今にも。未来にも、満足してるの。

[そう告げるのは、木露へ向けてだ>>5:186。後に回されていた問への答えをそう添えて、大ぶりの眼鏡の奥で女は目を眇めた。]

 ずっと、ひとつだけ──ひとつだけどうしても、
 …どうしても、どうやっても、
 かなわないことがあったけれど。

 でも、それも、先生たちが来て
 光明が見えたから。

[もう、よくなっちゃったわ。と女は──嬉しそうに笑って見せた。]

(54) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[部屋の中の四人のうちのひとり、入間澪音の声はここに至ってはっきりと震えていた。アンケートの噂にではなく女の異常さを目の当たりにした故にだ>>30>>31。]


 あら。へんなこと聞くのねぇ
 でも……そうね、なんだか。

 そう聞かれるの……

 あんまり、いやじゃないわ
 ふしぎね。

[くすくすと──その怖れを受けて、
どこか気持ちよさげに女は笑った。]

(55) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[少女の目が女を睨みつける。糾弾と反発の間、眼鏡の女は口を挟まなかった。]


 とりけせっていったり、
 返せっていったり、わがままさんねぇ。

[震えた声に、まるで小学生以下の子どもが、ままごとの母親役でもするかのように女はわざとらしく嘆息してみせた。]


 でも、そんなに言うなら、しかたないかしら
 いいわ、返してあげる

[子どもに駄々をこねられたかのように、女は"希望"をそのままにききいれることを約束した。──無自覚に、声での嘆願を"希望"として受け入れることを。]

(56) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ




 少し待ってね。

[そういうと女は、机に置いていた自分のスマートフォンを手に取り、通話ボタンを押した。]

(57) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[ ジッ 

      ザッ ]


 ああ、もしもし? 先生?


[ ザ ザザッ ]


 ええ、そうです
 病院のふたりの返却を


[ ザ    ジッ   ガッ ジジッ ]

(58) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ




 ■■■で

 ええ、■■■■■

 ■■■■と、
 ■■です

 はい、ふたりともで───

 え?
 

(59) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[ジッ  ザッ ガーーーー ピーーーーーー]



 ■ン仮ート?
 いえ、希望■■■
 ええ。です化らそのま間お願■■ます

 

(60) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[近くの電子機器から、壊れたようなノイズ音があちこちから部屋に響き渡る。会話している女の声はその異音に上書きされて奇妙にゆがんで聞き取れなくなっていた。

もし耳が痛むのを耐えて発信源をたどれば、
耳は女の持つ携帯から
もっとも強く異音がしていることを聞きとめられただろう。

ずっとアンケートの回答の連絡に使っていた、
なぜか東蓮寺の電話をひとりきり受けることのできた
死んだはずの旧友につながった、
情報網の網に──噂に繋がる、その端末は
周囲に異常をばらまいていた。

やがて「みょんこ」という名札を下げた女は、
電話を切り、入間澪音のほうへと振り向いた。]

(61) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ




 これで、希望どおりのはずよ 

[そう言って──アンケートを通さないままそのまま希望が叶った旨を、女は少女に伝えた。周囲で起こっている異変に、一切気づきもしないまま、その中心に立っていた。]

(62) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

書きためてたところまで落として
出目ちゃんにレスりにいきますが
灰は好きにしゃべっててくれる方がいいです
って中身が申しております

出目ちゃんも最終日組お疲れさまです
キルロイ先生とのコンビで進んでくバランスが
とてもはたからみていて良かったので
ついもうちょっと見たさで残してしまいましたね

あと出目ちゃん追い詰められ方が
とてもキュートで好ましかったです

(-53) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*
あとさっきよんだこれ
>>-30>>-31

発作的にいつきく  みよちゃん!!!!!

ってなって死にたくなるそうかこれが自殺ソングの威力ってなるというかもともとわりと中身は死にたがり陣営なんですよ普通に呼ばれてしまうまずい でもめっちゃおいしいですなに?なんで御馳走が急にふってきてるんです???みたいな心境になりました

みむさん私のツボを押しすぎる
笹本くんめっちゃよかったですね本当。
たくさん遊べて楽しかったです
ごちそうさまでした(二回目

(-54) miseki 2016/10/08(Sat) 17時頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*
>>-28
ひどくふいたけれどもたぶん二つ返事でこの女うなづくなって思ってさらにふきました
都市伝説と契約する編集チャーミングすぎやしませんか
好ましいのでそのままほいほいと乗っかってしまった気がしますが入間ちゃんもかわいいのでいいです
もっとなんかホラーメイン仕立てじゃないブラックサスペンスみたいな路線の村あったらそういうのやるのもおもしろげですね

あとじっくり読みたいのでまださらっとですけど
カラスVSごろーさん
本当絵がおもしろくてすきです
ネコ版もそれはそれでみたかったような気がしつつも。
ロジックで表層部分の障害(カラス害)が解決するわりに核心部分が完全にオカルトって構成はうまいなあなるほどなあと思ってみてました おもしろい

(-55) miseki 2016/10/08(Sat) 17時頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

ざくざく脳内を垂れ流しつつ、
一応対抗神話でどうにか用になんか撒いてみたりしつつですが
まあそのあたりはなんとでも。

もしキルロイ先生アンケで世界が切り替わる方向にいくなら
四者面談が終わったあとかな
切り替わるなら三人が外に出たくらいですかねどうですかね
と思ったりなんだりしつつ出目ちゃんに返すのに潜ってきますね

(-56) miseki 2016/10/08(Sat) 17時頃

みょんこは、木露におつかれさまですとお茶をおいた。

miseki 2016/10/08(Sat) 18時半頃


【独】 硯友社 みょんこ

/*

裏ボスリンフォンささもとくんと
徘徊遭遇系ドッペルジリヤちゃんのがヤバイので
きっとだいじょうぶです

みょんこさん即死魔法も物理攻撃も
余裕で効くタイプのボスですよ
だいじょうぶだいじょうぶこわくない

(-59) miseki 2016/10/08(Sat) 18時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*>>-60 特に間違ってないですね 大丈夫除去できるよ!

問題なくぜんぜん解決可能ですね。もしかするとなんかよくわからない何かに変貌しているのかもしれませんが、
装おうとしてるガワは根っこ的に人間ベースなので
殺されると死にます ふつう!

みょんこさんはこういうのが平然とした顔で生活してると
めっちゃ嫌ですね というコンセプトだったので
表の顔はそれなりに善人そうに装ってますね

完全に装ってるだけですが

[中身は完全にとち狂ってる]

(-62) miseki 2016/10/08(Sat) 18時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

お。ちょっとはなれてましたけど、おかえりになられますか。

いつきくんに触りたいのならどうにか。と
少し考えつつまだ沈みがちですが

(-64) miseki 2016/10/08(Sat) 22時頃

【人】 硯友社 みょんこ

[電話を切った女は、助手として紹介された女が
静かに口火を切るのに、黙って目を眇めた>>44]

……


 そうねえ。

[緩やかに相槌を打つ。
どこか肯定的にも響く音で。]

(67) miseki 2016/10/08(Sat) 22時半頃

【人】 硯友社 みょんこ



 悪魔になりたくないなら、
 それでいいと思うし。

 良識、常識、節度、…怖れ。
 呼び方はなんでもいいけれど。
 
 踏みとどまろうとする心は
 大事なものだと思うわ
 恐怖を恐怖として受け止められる心って
 とっても大切だもの。
 

(68) miseki 2016/10/08(Sat) 22時半頃

【人】 硯友社 みょんこ


 私は、私の望むことをするためになら
 悪魔と呼ばれようが、なんだろうが
 それで構わないけれど、

[笑みとともに、ぱちん。と手を叩く。]

 あなたたちにまで、そうなれとは思わないものね
 強制するのは、なんだってよくないと、思ってもいるのよ?

[これでもね。と笑むというには
角度の鈍すぎる弧で瞳孔が挟まれる。]

(69) miseki 2016/10/08(Sat) 22時半頃

【人】 硯友社 みょんこ


 怖い話のほとんどは、たとえ語り手が被害者にあわなくても
 必ず被害者がひとりはいて
 ハッピーエンドだなんていえやしないものが
 ほとんどだと思うけれど──


 趣味の不一致まで、どうこう言う気はないもの
 
[幸せな終わりを望むのなら、本当に恐怖小説が書きたいのかは、一度振り返ってみた方がいいと思うけれど。と、女はまったくもって余計なことを、編集者に向けて言った。
ひらりと一枚、紙が部屋に舞う>>64。]

(70) miseki 2016/10/08(Sat) 22時半頃

【人】 硯友社 みょんこ


 …… そう。信じてもらえないのは、
 とっても残念ねぇ

[現実と、空想をあくまで切り分ける作家らしい回答に、女はいくらか残念そうに──けれどしかたなさげに息を吐いた。リュックを担ぐ様子に、止める気もなさそうに、どうぞ。となんの変哲もないただのマンションのドアを指さした。]

 それでも、いっときでも。
 誰かに信じてもらえたら、それでいいのよ

 もともとそんなに読者は多くなかったんだもの。
 … 読んでくれたのも、
 笹本くんとたえちゃんぐらいだったから。 
 

(71) miseki 2016/10/08(Sat) 22時半頃

【人】 硯友社 みょんこ



 それじゃあ、とっても
 ── 楽しみにしていますね。

 東京村U
 

(72) miseki 2016/10/08(Sat) 22時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[そう女は木露の後ろ姿に声をかけた。

乱暴に取り消し線を引かれたアンケートがはらりと床に落ちる。

電話の音はもうすっかり収まっていて、
木露が振りかえるときには女は、
後ろを──ベランダのほうをふりかえっていた。]

(73) miseki 2016/10/08(Sat) 22時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

笹本くんはだしていいのやら。と思いつつ
まあ呼ばれたにしろ呼ばれなかったにしろみょんこさんは
このまま舞台からはおりるつもりになっていますが。

頭おかしくならないままお帰りになりたい場合は
いまお逃げになられるのが正解でしょうねえ。

(-65) miseki 2016/10/08(Sat) 22時半頃

みょんこは、ヒナコをつついた。

miseki 2016/10/08(Sat) 23時頃


みょんこは、ヒナコを秘密結社に招待した。

miseki 2016/10/08(Sat) 23時頃


【独】 硯友社 みょんこ

/*

27歳組全員地獄落ちっていう呪われ方(だいたいわたしのせい)

呼んでますよいつきくん。 (木露先生が
なので木露先生がショックになってしまわれるのかもしれない
クトゥルフだったらSANチェック案件なので
こういうのはだいたい振り返らないのが正解のやつですね

(-69) miseki 2016/10/08(Sat) 23時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

はーい。では事後処理ですね

(-71) miseki 2016/10/08(Sat) 23時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

キルロイ先生冒険小説作家に転向END

なんとなくそっちのほうが楽しんでおかきになれるのでは。と
話しながらみょんこはおもっておりましたがんばれがんばれ

(-73) miseki 2016/10/08(Sat) 23時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

出目ちゃんと入間ちゃんどうするかだけ
少し待つかなーというあたりですが、
あとはソロールで収拾つけるかたちかなあと。

ループさせるかは木露先生におまかせしよう〜

(-74) miseki 2016/10/08(Sat) 23時半頃

みょんこは、ヒナコが悪の秘密結社に狙われていると確信した。

miseki 2016/10/08(Sat) 23時半頃


【独】 硯友社 みょんこ

/*

事後処理ぃとおもいつつだんだんうつらうつらしてきているっていう
キルロイせんせいまじで主人公だなあ カッコイイぜ
消えちまえ都市伝説

>>-67
今回めっちゃささもとくんには遊んでいただいて感謝しかない
みむさんとひさびさでしたけどいっぱい遊べてよかったーー
笹本くん好きですひよわそうな痩身とか
ビジュアルもたいへん好ましい

(-80) miseki 2016/10/09(Sun) 01時頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

秘密結社はからめとられるとたいへんなことになりますが
やりたいっていったことしかやらせませんので
拒否ってればそんなにこわくないですよだいじょうぶだいじょうぶ
べつに何か強制したりはしませんよだいじょうぶ
倫理どうのこうのでやめろっていったりもしませんが

(-81) miseki 2016/10/09(Sun) 01時頃

みょんこは、リーを秘密結社に招待した。

miseki 2016/10/09(Sun) 01時頃


みょんこは、せんせい 今日 延長 ありま せんか

miseki 2016/10/09(Sun) 20時頃


みょんこは、Win10の更新プログラムの狭間に落下中 現在34%ェ...

miseki 2016/10/09(Sun) 20時頃


みょんこは、vitaでがんばるのはさすがにつらみ これなかったらデンシキキに敗北したとお思いください

miseki 2016/10/09(Sun) 20時頃


みょんこは、あっ 延長めっちゃありがとうございます もうちょっとイキレル**

miseki 2016/10/09(Sun) 20時頃


【人】 硯友社 みょんこ



『朝のニュースです ── 日、午後四ッ谷のマンション五階から出火した火災は、昨夜未明に鎮火しました。

 燃えたのは一室のみで死傷者数は1名、身元は現在調査中とのことで──』

 

(173) miseki 2016/10/10(Mon) 16時頃

【人】 硯友社 みょんこ

── 東京四ツ谷マンション ──

[指が、取り消し線を引かれた紙を拾う。
人の減った部屋に嘆息が落ちた。]


 …若いわよねぇ
 結局、気に食わないからやめろ。
 ってことでしょう?

 

(174) miseki 2016/10/10(Mon) 16時頃

【人】 硯友社 みょんこ

[何もない──風に揺れるカーテンがあるだけの空間に、女はにっこりと笑いかけた。]

 理解される気もなかったけれど。
 だってわかっちゃったら怖くないものね

 でも、本当に言いたいだけいって
 出て行っちゃったわねえ

 よかったのかしら。客観的な証拠も……なにもぜんぶ
 ここに残していっちゃったけれど。
 それとも信用してもらえたってことだと思う?
 いえばやめる。って
 

(175) miseki 2016/10/10(Mon) 16時頃

【人】 硯友社 みょんこ

[そこに影はなく、他の人間には──見えるものはないだろう。けれど、たしかに女ははっきりと其処に向けて、話しかけていた。]


 ね。 いつきくん。
 

(176) miseki 2016/10/10(Mon) 16時頃

【人】 硯友社 みょんこ



 ふふ。あなたがいなくなってくれて、
 私、ちょっと気がぬけちゃったのかもしれないわ

 だって、鈴里のおじさんもおばさんも
 "私をみよちゃんってことにしている"し、
 気づくとしたら、きっと
 あなたぐらいだと思ってたから

[それでも上手にできていたでしょう?と女は──鈴里みよ子を真似た笑みで空中に笑いかけた。]

(177) miseki 2016/10/10(Mon) 16時頃

【人】 硯友社 みょんこ



 お迎えにきてくれたのね。
 ありがとう

[少し準備があるから待っててね。と、まるでなにひとつ普段と変わらない調子で女は空中に声をかけた。]

(178) miseki 2016/10/10(Mon) 16時頃

【人】 硯友社 みょんこ

[鞄からライターを取り出す。普段なら家にないそれは、喫茶店に忘れられていたものだ。]


 取り消し線を引いたらなかったことになる。
 なんてルールはないのだけれど、
 まあもう伝える機会もないでしょうね

 それにちゃあんと、全部
 消さなきゃあ
 つくりものだってばれちゃうものね?


[手にしたアンケートにライターの火が燃え移り、赤く燃えあがる。それを並んだファイルの上へと笑顔のままに女はおいた。]

(179) miseki 2016/10/10(Mon) 16時頃

【人】 硯友社 みょんこ


 * * *
 

(180) miseki 2016/10/10(Mon) 16時頃

【人】 硯友社 みょんこ






『小津さあん、もー。
 何回身元確認すれば納得するんですかあ』

 

(181) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[現場周り2年目の後輩はもういやだ。という顔で口を大きく開けた。先だって四ツ谷のマンションで起きた失火に巻きこまれた女の身元の確認を取らせていた男──小津は、鑑識から上がってきた報告に顔を顰めた。]


『歯形が微妙にずれてんだよ。中学の検診のやつと』

 『はあ、いや。でもそれもビミョウな差じゃないですか』

『他にもっとぴったり該当する記録は?』

 『いやあ、うーん。骨折も該当なしですし
  指紋はそもそもやけちゃってますしねえ』


[マンションで発見された遺体はすっかり表皮が融解しており、状況から「鈴里みよ子」であろうと判断をされてはいた。が、ひどく遺体が損傷していることもあって、確実にとは言えなかった。鈴里の両親とも、連絡が取れていないままだ。]

(182) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ


『あんまり長く名前が発表されないものだから、
 妙な噂になっちゃってますよお。
 四ツ谷って土地柄と、ほら四年前のことですけど
 覚えてます? 藤田サクラコチャン。
 あっちは所有物からそうだと認定されましたけど、
 身元調査がやっぱり難航したじゃないですか。

 今じゃ四ツ谷マンションの呪いとか出回ってますよ』

[ほらほら。と資料を持ってきた後輩がケータイの画面をみせてくる。近頃、一部界隈では、事故物件だのなんだのが盛り上がっているようだった。]

『くだらねぇ』

『ええー……?』

『どうせお前も2週間もすりゃあ忘れてるんだろうよ』
 

(183) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[まあそうですけどお。と後輩はあっさりとその指摘を事実だとして飲み込んだ。情報化社会において、話題のうつりかわりはずっと早くなった。人面犬だとか口裂け女だとかのブームも遠い過去の話だ。]

『状況的には部屋の借主──だと思いますけど、
 まあ、不気味ではありますよね。
 普通失火だったら外に逃げようとするでしょう?
 でもそういう形跡がまるでないし。
 …… 焼身自殺だったんですかね』

[推測を口にする青年に、小津はさあな。と息を吐いた。推測はできる。が、確定できるだけの情報が何もない。結局、推定をもとに話は進められていくのだろう。いいようのないもやつきを抱えたまま、男は深々と嘆息した。]

(184) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ


*


*


*
 

(185) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ




『これ、なぁに?』

 

(186) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[机の上にある手書き文字の書かれた用紙をのぞきこむと、彼女は少し恥ずかしそうにそれをこっそりと腕で隠した。]

『みよちゃんがかいたの?』

『……うん。今からちゃんと、
 しょうらいのことをかんがえておくの……』

『へえ! エライね』

『……』

[そんなことはないけど。とぼそぼそと小さな声が続く。
もとより引っ込み思案なのだ。]

(187) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[彼女とは友人であり幼馴染であり、親戚のようなものだった。双方の両親ともに石見友の会でのつながりがあり、父親を早くに亡くした私は、母ともども鈴里の家にずいぶん助けられて暮らしていた。]

『やっぱりみよちゃんは、
 しょうせつかになるの?』

『……うん』

[そう頷いていた彼女が、その夢をあきらめたのは、
中学を卒業するぐらいのころだった。]

(188) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[それは、ただの偶然だったのかもしれない。
あるいは、気のせいだったのかもしれない。

けれど、彼女は中学にあがる前に筆を折った。


『書いたことが本当になっている気がする』 と、


そんな嘘だか本当だかわからないことを理由に、
書くことをやめてしまった。]

(189) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[もともと彼女には、怖がりで神経質な一面があった。だから、
強迫観念ようなものに囚われてしまったのかもしれない。

でも、彼女が書くおどろおどろしい世界のファンだった私にとっては、それは彼女自身の決断よりもずっとずっとショックなことだった。

他に唯一彼女が気を許していた──
あるいは、私よりもずっと頼りにしていただろう彼と離れたことも、その決断に関わっていた可能性もあったが、その点については回想を省く。]

(190) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ



『最初におかしいって思ったのは、小学生のときで
 ウサギが、死んじゃったこと、あったでしょう?』

[彼女は発端についてそう述懐した。確かに彼女はその前に、ウサギの死からはじまるおはなしを書いていた。──それが原因で周囲から強く責められた。犯人なのではないかと。]

『あれをやったのはわたしじゃない。でも、……』

[ひとつ話を書き上げるたびに、テレビニュースで似たような猟奇殺人が起きる。山の中で行方不明になっていた白骨死体が見つかる。バラバラ殺人事件。男の子の行方不明──]

『ひとつひとつなら、偶然だって思うよ
 でも』

[全部が同じだったら? できすぎではないか? それは本当に偶然だろうか。確かめる手段はない。──けれど、だからこわいのだと、そう彼女は言った。]

(191) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[結局、それから私がどれだけ何を言おうと、
彼女が筆をとることはなくなってしまった。

私の中には、理不尽だ。という思いだけが溜まっていった。


どうして、
彼女が筆を折らなくてはならないのか。]

(192) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ


[ 書いたことが現実になるだなんて

    そんな素晴らしい才能を、

         どうしてふいにするのだろう? ]
 

(193) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[私にはまるで意味がわからなかった。

ちょっと人が死ぬぐらいなんだというのだろう。
現実の世界でも、創作の世界でなら、もっと輪をかけてあっさりと人間は死ぬというのに。

納得がいかなかった。私の大好きな、憧れた彼女は、周囲からどれだけさげすまれようとたたかれようと、自分を曲げない女の子だった。親が宗教にかかわっているということを隠してこそこそしている私とは違って、まっすぐで純粋な子だった。それなのに。

それに、彼女がもしも──本当にそんな才能を持っていたとして、世界の死者数に寄与していたとしてもほんのコンマ以下の話だ。

気に病む必要なんてないと何度も繰り返し伝えたが、彼女は私の言葉を受け入れてはくれなかった。

結局のところ、最期まで。]

(194) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[合同で鳥取方面に帰省する際にバス事故が起きたのは、
運命だった。そう思っている。


バスは炎上し、乗客のほとんどと同様に私の母は亡くなり、
彼女の両親は爆風で飛ばされ大けがをおい、私と彼女は互いに誰とも判別がつかなくなるほどの全身大やけどをする羽目になった。

"私゛の方が生き延びたのはほんの偶然で、
病院で彼女はあっさりと亡くなった。]

(195) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[隣で手術を受けていた彼女の命は、1日持たなかった。
私はといえば喉をやられ喋れる状態ではなく、数日間生死の境をさ迷う羽目になった。彼女の死亡を──あるいは、世界が変わったことを知らされたのは、私が奇跡的に集中治療室を出ることができた後の話だった。]


『ああ、よかった…… みよ子ちゃん』


[『彼女の母』が、私を彼女の名前で呼んだときだ。]

(196) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[それが逃避だったのか、すべてをわかった上で──自分の娘を、彼女を復活させようと考えたのか、どちらだったのかは定かではない。もとより私と彼女の両親は、復活信仰のある集団に属していたし『私』を身代わりに『彼女』の復活を願ったという可能性もある。

ただ「現実として」人相が判別不可能なほどに焼けただれた私のベッドつけられた名札には、彼女の名前が書かれていた。

私の名前ではなく。]

(197) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ







[ ── 好都合だと、そう思った。]

(198) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[彼女が筆を折ってから、既に三年近くがたっていた。彼女の新作はあれから一作も読めていない。

けれど、


 私が彼女になれば 新作が作れるじゃないか。


天啓だった。そのとき胸に満ちみちた光の眩しさは、
今でもはっきりと思い出せる。
彼女は、その身を賭してまで、私に希望を与えてくれたのだと、
ひどく温かい気持ちになったことを覚えている。]

(199) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[退院してからは、周囲の望むまま私は彼女としてふるまった。
焼けた顔は幸い、彼女の両親の知り合いだった腕のいい先生が彼女の写真を参考に直してくれていたのもあり、彼女としての生活に戻ることにそれほど労はなかった。
なにしろ長く、一番近くで見続けていたのだ。

私が、彼女になるまでさほどの時間はいらなかった。]

(200) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ


[けれど、ひとつだけ。
 重大でどうしようもない問題があった。]
 

(201) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[顔を、声を、仕草を、言葉遣いを、振る舞いを
どれほど彼女に似せてみたところで、

わたしには、彼女の作品が書けなかった。


もっとも望んで、焦がれたその才能だけは、
真似ることができなかった。]

(202) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ


[私の作品が現実になるなどということはなく、
誰の目に触れさせてみても、
かつての私のような読者はできなかった。]
 

(203) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[──彼女になれない。

この問題は私を大きく苦しませ、また悩ませた。

それが普通だ。と、そう思ってみようともしたが、
結局なんの慰めにもなりはしなかった。

なぜなら、私はべつに、
普通になりたかったわけではないのだから。]

(204) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[私は、ただ、彼女になりたかったのだ。


幼いころから、ずっと。
それだけを思ってきた。]

(205) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[雑誌に幾度も投稿し、そのたびに伸びない評価に悩み、
所詮彼女になることなど不可能だったのかと怯え、のたうち──]


[ひとつの妙案がひらめいたのは、
私が短大を卒業するころだ。]

(206) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ



[ 書いたことが現実にならないなら、

  現実におきたことを書けばいい。 ]
 

(207) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[思いついてしまえばなんともごくごく単純な話だった。
紙とペンから離れてしまうことが心残りではある。
けれど、長年の苦悩を打開するすべは、
もはやこの道のほかにはないと思えた。

ふいに射してきた光明に、気分が浮上する。

ああ、最初に書く話はどんなものがいいだろう?
やはり、彼女が得意としていたホラーだろうか。
私はまだ彼女の書く、心胆寒からしめる話を読みたりていない。]

(208) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[彼女のあの特殊な才能ですら、文字で世界をつづる才能を持たない私への助け舟だったのかもしれない。
どのみち現実になるなら、あとか先かなど些細な違いだ。

私は何度目か、深く彼女に感謝する。


 これで、この雑誌に話を投稿するのも最後だ。


拙作に付き合ってくれたこと、貴社にも感謝をしている。]

(209) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[まだどんな話を書くべきかは決めていない。

最初は、どのような話を読みたいか、
アンケートなどを取ろうと考えている。

私は書き手としてまだ未熟だ。

けれど、 この現実でいつか。あなたと同じくひとりの登場人物として会えることを、今は少し期待している。]


           [ ──著者  *鈴里 みよ子* ]
 

(210) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*


やっとwindows10との勝負に勝った……

めっちゃ駆け足ですが、
都市伝説は資料室の片隅にでも埋もれていくんでしょう
頭のおかしい女は狂気の向こう側に
GOGOしていきましょうねえ

(-148) miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃

みょんこは、やっとじっくりエピが読めるのよ…(潜った**

miseki 2016/10/10(Mon) 16時半頃


【独】 硯友社 みょんこ

/*

ささもとくんノシノシ

なんかこれもう放置もあれだな??と思っておもわず
地獄行きさせてしまいましたね……
現在みょんこの方は正直内実を全開で書くと、
ただただこいつとちくるってるとしかいいようがないですが、
みよちゃんの方はかようにもうちょっとまともな頭の持ち主だったのでさすがに放置しておけなかったのかもしれない
ささもとくんを頑張ってつれてきてくれたのかもしれない

首無し騎士は地獄でわくわく木露先生の新作が
現実になる呪いでも
かけていようかと思います

(-150) miseki 2016/10/10(Mon) 17時頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

ひふみんアイドルになるのか…
めっちゃ出世だな…

(-151) miseki 2016/10/10(Mon) 19時頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

wwwwwww本名までどっかから調べ上げられてるwwwwww
木露先生の情報収集力マジパナイ

名前は呪いですからね 封印されちゃうねしかたないね!
東京村U発刊おめでとうございます!

(-157) miseki 2016/10/10(Mon) 21時頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

別世界からの協力とあっちゃあ所詮モノマネにはかてっこないぜ…!

木露先生が赤で無自覚にパラレルワールドパワーをふりまわす
東京村Vにご期待ください

(-159) miseki 2016/10/10(Mon) 21時頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

シュタ〇風木露先生の冒険小説にご期待ください

(-161) miseki 2016/10/10(Mon) 21時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

やだなあ応援してますよ☆彡 根がとちくるってるので
まっとうな応援といえるのかはわかりませんが。

あともちもち読みつつ雪野瀬ちゃんのところの展開熱血だわ、ってなたり東蓮寺くんの前向いてく感じににこにこしたり、日菜子ちゃんのところのちょっぴり切ないほっこりテイストにほこほこしたり、入間ちゃんのところの奇妙なっぽいおとしどろめっちゃさすがだなってなったり、ゴロウさんのところの決着うんうんってなったり出目ちゃんブラックからの解放おめでとうございますってなったりしてきました。

あとここ

>>100 よく おわかりになられましたね
ヤヘイの癖字ジリヤ……

(-163) miseki 2016/10/10(Mon) 21時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

笹本くんがすっかり立派な地獄の番人になって

リンフォンのおかげで地獄ソングまでできて
これから地獄行きの人も増えますし
リンフォンやばい人のところにたどりついてしまったな感

(-166) miseki 2016/10/10(Mon) 21時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

ちょっとオカルト好きな好青年だったのに地獄は人を変えてしまう
おそろしいところだ。中身はみんな助かるなら助かれって思ってましたけどみょんこさんは本物の幽霊になったいつきくんも素敵だわってなってましたね だめだこの女

>>-169
あってました そうですそうです。
もし出られなくなったにしても彼の世界に戻っていったにしても
ジリヤちゃんは探そうとするんじゃないかなって思ってましたね
描写的には。使い方ああくるか〜〜〜なるほど〜〜ってなってました
なるほどおもしろい

(-173) miseki 2016/10/10(Mon) 22時頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*
>>-168 せんせいのお嫁さんは出目ちゃんでしょう
なにをいってるんだはやく婚約してください

何度あのふたり付き合ってると思ったことか

>>-171 \さびしくない/

みよ子の方は特に、ふつうに(??)理性を失っていたら
笹本くんべったりでしょうね たぶん初恋であったのだろうなあ
ぐらいで描写をしていましたからね
なにせ仲良くしようとしたら
おこられてしまった(ことにしました)からね

(-175) miseki 2016/10/10(Mon) 22時頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*
>>-177 ラノベ主人公までこなせる木露先生
ベッドの下の彼女 って書くと
すごいいかがわしさとものがなしさが同時に襲ってきますね

>>-178
そうそう、ヤヘイは特になんにもきまっていなかったので。
よく使ってくれた人が最後まで面倒をみてくれたなら
それがいいのかなという気持ち……

ヤヘイルートあったのか ヤヘイならでもなんだかんだと結局ジリヤちゃんが帰りたいと思えるところにちゃんと帰してくれそうなイメージもありましたね。

(-180) miseki 2016/10/10(Mon) 22時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

赤的にはお前らが襲撃したんだぜヤヘイ!ってwikiにあったので
うまいことダミー使って襲撃方針とか表に伝えられずに
タイヘン スマナカッタ気分がありつつも、
ダミーがよく使われてるのは好きなので
よかったなヤヘイ…気分です

覚悟してましたけど、東京村赤めっちゃわたしにはムズカシカッタ
最終日組にもお手間をとらせました

(-182) miseki 2016/10/10(Mon) 22時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*
>>-181
木露先生顔で損してるな って思いました

出目ちゃんの編集の節度という線引きを
のりこえられるのはいつの日か

(-183) miseki 2016/10/10(Mon) 22時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

オチwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

(-189) miseki 2016/10/10(Mon) 22時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/* 前向き!!!!!!!!!!


鉄○ダッシュしてる

(-191) miseki 2016/10/10(Mon) 23時頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

みょんこが硯友社を利用してやってて炎に消したつもりが
残党が出てしまったかってなっててわらう

でも案外硯友社いっさい関係ない木露先生ファンの
東京村Uフォロワーだったりするのかな……とか思うと
じわじわくる

(-194) miseki 2016/10/10(Mon) 23時頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

がまんできないのでいいますけどTOKIO村ふく

(-195) miseki 2016/10/10(Mon) 23時頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

日菜子ちゃんのところはほっこりだなあ

そしてあと30分

(-201) miseki 2016/10/10(Mon) 23時半頃

【独】 硯友社 みょんこ

/*

先にさらっとしていなかったご挨拶。
今回はめっちゃひさしぶりの人やはじめましての人や
むらたてさんやら諸々お世話になりました。

誘導べたの力不足LWで申し訳なかったですよ!
絡んでくださったり拾ってくださったりした方々はどちらさまも
たいへんありがとうございました。
だいたい中途で要素拾って作ってくかたちなので
逆にやりづらかったんじゃないかなーとか
個人的には色々反省するところがありますが、
皆様きちんと終着点までたどり着いててすごいなあと
エピ途中からはもはやほけほけ見守っている人になっていました。

いつものことながら遊んでいただいた皆様に感謝を
ありがとうございました。

(-203) miseki 2016/10/10(Mon) 23時半頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:みょんこ 解除する

処刑者 (4人)

みょんこ
75回 (6d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.085 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび