207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 01時半頃
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― 第二甲板 ―
[絶望号のほぼ全員が一度に食事をとっていた あの、騒がしい時間が嘘のように 静まり返った第二甲板。 船底から聞こえる軋みのような声は、船のものにも思えてしまう。 ささくれだったテーブルを、伸びすぎた爪で引っかいている。
かりかり、 かりかり、 かり、かり ……がり、と。
階段で妙な動きをするフランクを眺めていた]
(131) 2014/12/14(Sun) 21時半頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 21時半頃
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それはこちらの台詞だ、死に損ないめ
[差し出されたワインを受け取るも、すぐには口をつけずに、答えに迷っていた]
……終わる、とは思わねぇよ 全員死ぬまで、終わらない。幽霊船?上等だ
[瓶を呷るも、いつかのように一息には飲めず 一口飲み干して、瓶をテーブルに、叩きつけるようにして突っ返した。 どうしようもなく酔いたい気分であり だからこそ、喉を上手く通らない……なんて口にしたら、目の前の男はどれくらいの時間笑っているだろうか]
(135) 2014/12/14(Sun) 21時半頃
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置壱は、ネイサンの姿も暫く見ていない。
2014/12/14(Sun) 21時半頃
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[厨房に入っていくフランクを見て テーブルの上、そのままのワインを見て]
いや。もったいねーな、何してんだ俺
[と、やはり瓶は空にしておいた。 それから厨房を覗き込むようにして]
……なんだ、また死んだか
[ついでに一応、酒があるかどうか、もう一度見渡しておく]
(138) 2014/12/14(Sun) 22時頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 22時頃
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それだ。生きてる奴のが、少ないし ……あー…
[心中、は。もしかしたら頭にあったかもしれない。 誰と、でもなく。ただこの船と。 今度こそ、船と。
助けられたのは、命を掬ったのは、 船長ではなく、それが仕事の船医で――]
航海士は生きてる。あと……船医は?
[料理人は死んだ。 船長はまだ生きているだろうと、疑わなかった。 あとは誰だろう。 誰が死んでいても、驚くことはない]
(148) 2014/12/14(Sun) 22時頃
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お。結構生きてんなぁ
[厨房の中に入り、乱暴に棚の下を漁る。 鼠の死骸をかきわけて、中身入りの酒瓶をひとつ、発掘する。 階段を近づいてくる足音が聞こえた。 確かにまだ、人が生きているようだ]
それだけいりゃ、風が吹けば船を動かせるだろうよ
[奇跡的に腐っていなかったコルクを小気味よい音をたてて抜くと、三分の一ばかりをぐい、と飲み干して、フランクに差し出しつつ 開きっぱなしの扉から、厨房の外を見やる]
名前、消すならよぉ 俺を殺してからにするんだな
……よぉ、生きてたか、大工さんよ 飲むか?
[とフランクに渡した酒瓶を顎で示すが、 さて中身は残るかどうか]
(169) 2014/12/14(Sun) 23時頃
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そうそ、また船を襲ってよ 人が減って、増えてよ
……なーんてな
[空になる瓶と、それとは関係なく不機嫌になるリーを見て 状況に不似合いな笑い声をあげる]
ま。どうせ終わりやしない ………ちっ
[舌打ちと共に首を振れば、新たな人影。 生きていたか、とは図らずも同時に考えただろう]
(182) 2014/12/14(Sun) 23時半頃
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ちげぇよ 早く終われ、って くそっ
[後半だけ否定して、死にたいのか、という前半には答えずに。 もうさすがに酒はないだろう。 用は済んだ、とばかりに、どんどん人相が悪くなってくるリーの横をすり抜けて、さて 生きているという連中の面を見に行こうかと、階段へ]
船が動けばな……
[航海士が此処にいる、ということは きっとまだ、風は吹いていないのだろう]
(194) 2014/12/14(Sun) 23時半頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2014/12/15(Mon) 00時頃
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― 第三甲板へ ―
[この階段を下るのはいつぶりだろう。 あの黒き淑女を出迎えにいった日。 寝ぼけながら、波に揺れる階段を上ったのが、最後。
船尾の階段、下りれば目の前には医務室がある。が]
あ?
[いつもとは違う様子の船長が飛び出してきた。 抜いた刀は、お世辞にもきれいとはいえない状態だ。 まだ第三甲板に足は下ろしていない、中途半端な状態で どうなるのか、と一度動きを止める]
(212) 2014/12/15(Mon) 00時半頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2014/12/15(Mon) 01時頃
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おぉい船長
[背中から話しかけることになったろうか。 向かいあう二人を見ながら、磨いてからは何も切っていない刀を、抜いた]
なにしてんの?
[死に損ないの口元に浮かぶのは、はっきりとした笑み。 死にたかったとか、死ぬべきだとか、くだらないことを考えてはいても、結局のところ命のやり取りが、好きだった。 医務室からギリアンの姿が見える。 片腕のないさまに、また少し、笑みが深くなる]
(222) 2014/12/15(Mon) 01時頃
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