132 lapis ad die post cras
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それは貴方も同じでしょう?
[懐かしむ事が出来るのは。
次第に理解出来てくる。 この"ティソ"は寄生されていないティソなのだろうと。 自分の知るティソは、もう居ないのだろうと。]
……名前は? 私の名前。
[本名でなくてもいい。 トさんだとか変態だとかド変態だとか、言っていただろうと。 一歩二歩、引かれた距離を踏み越えて、その肩を掴もうとし]
(81) 2013/07/30(Tue) 02時頃
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[同じではないところをずばり突かれた。 名前を問われ、怪しまれる事は確定する。
肩に伸びる手にびくと身を強ばらせ]
ト――ご、 めんなさいっ
(82) 2013/07/30(Tue) 02時半頃
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[これ以上は無理。素直に頭を下げた。]
気付いたら、もぅ記憶が 跳んでて。 こんな風になっていて。 お、俺にも上手く説明なんて出来ないけど……。
だから あなたの 名前……何も 呼べなくて。
[上目で様子を伺う。]
(83) 2013/07/30(Tue) 02時半頃
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[肩を掴む。細く華奢なつくりだ。 明らかな畏怖を露呈するよう、彼の身がびくりと震える。
我儘で甘えたがり、 それなのに本当に言いたい事は素直に言えない。 不器用でとても脆い、そんな印象だった"ティソ"。
ライジを、或いはジェームスを好きだった"ティソ"。]
ああ――…、…… 寄生生物は、ライジ達の、元に…?
[正解は、今のティソにももう解らないのかもしれないが。 宿主を捨ててまで、共に在りたかった存在、 それがライジとジェームスだったのだろう。
そこまでを思案すると力が抜け、 彼の肩から滑り落ちた指先は床へ。 その場へ屈み込んでいた。]
(84) 2013/07/30(Tue) 02時半頃
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[ティソの前で、俯いて思案する。 このティソも、以前の"ティソ"も、その前のラッシードも、 その全てが"ティソ"だ。
其処を否定する心算は無い。 記憶を失うという行為も、"ティソに必要だった事柄"に違いない。
ならば、今自分が出来る事を。 これからの"ティソ"を、構築させていけば良いのだと。
屈み込んだまま視軸を持ち上げ、下方からアリスブルーを見つめ]
―――トルドヴィンです。 トルドヴィン=ヴャトル。
貴方は、独りで飛んではいけない。 キリシマ、玖休、ジャック達の誰かと組んでください。
(85) 2013/07/30(Tue) 03時頃
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きせい せいぶ………つ?
ちょ、と、何を わかんないこと…
[分からない単語と、誰かの人の名前。 俯き黙り込まれ、慌てる。
此方を見上げてくる瞳。]
トルド…ヴィン、さん。ヴャトル さん…。
え?
[忘れたら失礼だと、告げられた名前を反覆し。 何故独りではいけないのかと、不安そうに目は揺らぐ。]
(86) 2013/07/30(Tue) 03時頃
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……ああ、"解らない"のですね…、 それならそれで構いません、……私には好都合だ。
[最後の言葉はぼそりと、抑揚無く零れ落ちた本音。 決して口にしてはいけない言葉、解ってはいたけれど。
己の名を反芻する彼へ、そうだと告げるように頷いて立ち上がり。 そっと、耳許へ飾られた白薔薇を挿し直そうと指先を伸ばし]
貴方が独りで飛んだら、私が不幸になります。 勿論、他の誰が独りで飛んでも同じですが――
……貴方が独りで飛んだら、…立ち直れそうにありません。
[その理由を告げる気も無い癖に。けれど全てに嘘は無い。 最後にそっと、頬を撫でようと]
私がそう言っていたと…、玖休やジャックに伝えて貰えませんか。 貴方自ら、二人に同船を誘ってみて欲しいのです。
(87) 2013/07/30(Tue) 03時半頃
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[覚えきれていないことを『構わない』と一蹴され、 良いのか悪いのか、やはり戸惑うまま。
白薔薇の花弁が力無く揺れる。]
ヴャトル、さんは 俺が嫌い?
[ぶたれでもするのではないか。 下がる手に、反射的に目を瞑った。]
(88) 2013/07/30(Tue) 03時半頃
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[困惑の眼差しを前に、男の表情も翳りを帯びて。 白薔薇は優しい香でティソを包んでいるのに。
告げられた問いは、予想外のものだった。 『寧ろ、貴方が私を嫌っていたのでしょう?』 出掛かった言葉を飲み込んだのは、怯えた様子を目にしたからで。
そっと頬のラインをなぞるように撫で、 瞼を瞑る彼の唇へほんの一瞬だけ、唇を重ねようと]
―――嫌いです、……。
[彼の事を不器用だなんだと言っておきながら、 そんな事しか、言えなかった。 きっと、酷く落胆した表情をしている。 自尊心なんてずたずただ。
いたたまれなくなってそのまま、彼から視線を逸らし廊下を進んでいこうとし]
(89) 2013/07/30(Tue) 04時頃
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/*
>>3:187
(-79) 2013/07/30(Tue) 04時頃
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トルドヴィンは、白薔薇の香が、胸の奥へと沁みた**
2013/07/30(Tue) 04時半頃
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/* 落胆した表情をしているのは 「嫌い?」と聞かれたから。 怯えられているから。
文才ねえな俺ェ…
(-80) 2013/07/30(Tue) 04時半頃
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[ジェームスの回答に、ふーん、と頷きつつ、]
あー、簡単に手に入るのなら良かった。 じゃあ、欲しくなった時にまた改めて?
[今は満足している、に、にひひ、と笑って。
散歩の誘いにはもちろんはりきって同意した。 二人で見る景色はきっと特別**]
(+56) 2013/07/30(Tue) 06時頃
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/* はっ トルさんの名前間違え ま ちが え >参休めも
もうだめだ
(-81) 2013/07/30(Tue) 07時頃
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[散歩でわかったことはこの星はとても豊かだということだ。 食料の確保が急務だと思っていたのだが、さほど探すことなく果物らしきものがみつかる。 食えるかどうか、は別として。]
ライジの故郷もこんな感じだったのか?
[花も咲いているし、木々は青々と茂っていて空は青い。 空気もとても澄んでいるようだし、水も透明で美しかった。]
(+57) 2013/07/30(Tue) 07時半頃
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[食料などの必要なものが確保できるならば 急いで他者を見つける必要もないのかと思いつつも ティソの宿主も探してやらねばと思うとそうもいかない。]
まあ別に、合流したからといっても二人きりになれぬわけでもないし
[ぼそ、と呟いて。
先に来ているアシモフやクリスマスを探した方がいいかもしれないと思った**]
(+58) 2013/07/30(Tue) 07時半頃
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[誰とでも等しく平和に過ごせられたら、長旅の船内でも快適に過ごせるのではないかと思っていた。 けれど、何か嫌われる様な事をしでかしていたのだろうか。トルドウィンの陰りが物語っているよう。>>89
けれど。 頬を撫でる手も、僅かな唇への接触も。 言葉とは裏腹に、とても―――優しくて。繊細で。壊れそうな程儚くて。]
(90) 2013/07/30(Tue) 14時頃
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……
[ぱっと目を開けると、間近にトルドウィンの顔があった。ぽかんと呆けた様子のティソから視線を逸らし、彼は離れていく。>>89]
……ま
[手元の荷物を全て床に落とし 遠ざかる手を、掴んだ。 ぴりっと何か電流のようなものが全身を巡り、心臓がとくり高鳴る。 驚き手放しかけた手を、しっかりと掴み直して引っ張った。>>89]
ヴャトルさんは随分と不思議なことを言う……。
(91) 2013/07/30(Tue) 14時頃
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えーと、キリシマやきゅうきゅう、ジャックが独りで飛んだら、どうしてヴャトルさんが不幸になるの?
それとも……俺が、独りだと、不幸なの? 立ち直れない、の?
そんなに俺、事故りそう、かなぁ。
[心配する理由予想をひとつ上げ、むぅと拗ね]
理由を言わないのに、不幸だ立ち直れない〜ってだけ言うのは ズルい大人とおんなじだよね……。
あ。 もしかして、逆……とか。
ヴャトルさんが、俺と―――…一緒に乗りたいって、少しでも思ってくれるからじゃあない、の、かなぁ?
嫌いって言ったくせに……
(92) 2013/07/30(Tue) 14時頃
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[嫌い。きらい。 散々言ったような、叫んだようなデジャヴ。]
[向いてくれないなら回り込み、 掴んだ襟を引き寄せて背伸びする。 目を伏せて、唇重ねるように押し当てた。]
――…えーと、嫌がらせなら、これぐらいしないと?
[ふわり 離して ふわり 踵を下ろし ふわり 香る白薔薇と共に ふわり 笑んだ]**
(93) 2013/07/30(Tue) 14時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/07/30(Tue) 14時半頃
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/* されると嫌なもの。それは寝落ち! 特に時間が押してるとき、自分も眠いとき、反応によって次の行動が変わるとき!
わぁーん
(-82) 2013/07/30(Tue) 14時半頃
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/* 寄生種ティソがライジに寄生したらどうなるんだろう?
愛情表現=寄生が無事に成立するよ。
(-83) 2013/07/30(Tue) 15時頃
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/* おまえらさっさといちゃつけよう
いかさんデレやすいタイプなので 割とすぐデレッデレしてる気がするわ
(-84) 2013/07/30(Tue) 15時頃
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/* 割りとさっくり相手決めて突撃するタイプだから 大体早めに墓下いってるきがする。
(-85) 2013/07/30(Tue) 15時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/07/30(Tue) 16時半頃
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[ティソの横を通り過ぎるように歩を進めたその瞬間、 掴まれた指先、引き止められる意識。
物理的な因果でないのなら、電流が伝うはずは無いけれど… 男の心にも、言い表すことのできぬ何かがコネクトした。 踏み止まった接続を、彼自ら繋ぎ直してくるようで。
けれど、続く彼の疑問符が的確過ぎて 顔を上げる事は出来ずに 床上へ滑り落ちた荷物をただ、ぼんやりと見つめ]
それ、は……、
[弁明の言は音には出来ずに]
(94) 2013/07/30(Tue) 17時半頃
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[キリシマとジャック、玖休の誰が誰と組んだとしても 組まなかった人間の心はきっと傷ついている。 そんな状態で狭いポッドの中、 たった一人で孤独を背負わせたくない。
ティソも同じだ、ライジやジェームスを思いながら、 ―――…独りポッドに乗せる事はしたくなかった。 記憶が欠落しもう彼らを思う気持ちを覚えて居ないとしても これ以上淋しい思いを、させたくは無い。
そして、自分がティソの孤独を拭おうとすれば、 誰かが代わりに孤独を負わねばならないのだ。
『誰と一緒に乗っても同じだ』 そんな風に感じていた少し前が、嘘のようだった。 それでも、
博愛主義と言われようとも、此処だけは譲れない。
それに、]
(95) 2013/07/30(Tue) 17時半頃
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乗員の安全を確保するのは、私の務めです。
[回答ですらない、一方的な言葉で彼の質問を拒絶する。 そんな己の鼻先を、酷く濃く薔薇が香る。 強引に引き寄せられる感覚。 先程の何倍もの鮮明さで感じられる唇の柔らかさ。
ぬくもりと、儚い微笑み。
何を思考するよりも早く彼の躯を両腕で抱き締めていた。 存在を確かめるよう、忘れないよう、焼き付けるように。 踵を下ろすまでその腰を支え、微笑を眩しそうに見つめて]
そうですね、……嫌がらせの方法を善処します。
今日のところは、これを頂いて行く事で 仕返しとさせて頂きましょう。
[床に落ちたパックを拾い上げ、そのパックでぽふり、 とティソの頭を叩いてから…廊下の奥へと消えていった*]
(96) 2013/07/30(Tue) 17時半頃
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/*
白キっ!!
かっこわるい… うまく纏めるセンスが欲しい…
(-86) 2013/07/30(Tue) 17時半頃
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─新天地、どこかの森の中─
[森、というものは初めて見た。 森というものは記憶の中にもない。
きょろきょろしながら少し興奮している。
見て回ると、樹の上に……]
ライジ!ライジ!タコがいる!!タコが!!
[樹の上でくつろいでいるのは紛れもなくタコだった。]
ほう、タコとは森に住むものだったか…… てっきり海だとおもっていたのだが
[タコを見ながら感動している。]
(+59) 2013/07/30(Tue) 17時半頃
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― 自室 ―
[自室へ戻り、手にしていたパックをデスクに置いた。 中身はどうやらカツサンドらしい。 制服の胸元を寛げ、そのまま寝台へダイブする。]
……腹をすかせているでしょうね、……今頃。
[枕に頬を埋め、デスク上のパックを見つめて笑った。
考える事は山ほどあるような気がするのに、 脳が思考する事を拒絶している。
だから笑っているのだ。 このまま幸福感に包まれていたいのだ。]
―――…、このまま、
[パラディソが新天地へ着陸出来たら良いのに、と。 リアリストらしからぬ思考を最後に、意識は遮断された。]
(97) 2013/07/30(Tue) 18時頃
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ちゅー!
[今度こそ聞こえた声>>+55 走る、走る、走る。 金色の海。 まだ完全野生には程遠いアシモフも、いつかは植物達の声を聞ける日が来るのかもしれない]
ちゅるー!!!!!
[懐かしい金髪に、どーんと体当たりした]
(+60) 2013/07/30(Tue) 19時頃
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