233 逢魔時の喫茶店
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[成人する少し前から済んでいるアパートメント。 だいぶ年季は入っているが、 住人同士の付き合いが希薄なところが気に入っている。]
ん? そーだよ
[魔法が解けても、繋ぐ指は変わらぬまま。 案内した小さなお城への感想は、苦笑いひとつ。>>+72 男手ひとつ――しかも人狼に育てられた人間に、 小粋な趣味やセンスを求められても無理なこと。]
癖毛なんだからしょーがないじゃん
[睡魔と抗うのに忙しい頭では反論も難しく。 髪を乱し、吸い寄せられるようにベッドに向かって。]
(+98) 2015/08/12(Wed) 16時半頃
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ん―……?
[確かに疲労感は、ある。 それ以上に充足と、幸せな怠惰がこの身に溢れているから。]
千冬のばーか
[謝ることなんてないと、へらりと笑い。 すべてトレイルが望んだことだとか、好きとか。 様々な感情を幼稚な罵倒に込めて、
どんな毛布よりも温かくて優しい羽に包まれ、 深い深い眠りに落ちる。]
ちふ……ゆ――…
[時折確認するように、羽に手を伸ばしたり。 額に柔らかなものが触れれば、>>+77 むにゃむにゃと寝言を囁き、迎えた朝。]
(+99) 2015/08/12(Wed) 17時頃
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そう…… ありがとう
[悪魔は笑みを消した。 触れたいと望むまま頬へ、唇へ、喉元へ指を乗せる]
……… 人間が愛する方法は私には、わからない
[迷い惑い、激しく揺れて時に憎悪にすら転じる、狂気を孕んで火花のようにうつくしい人間たちの愛は、わからない]
だから私がお前に教えられるのは、私の愛
[自分の愛し方が人間のそれに似ているのか、ずっとわからないまま]
この契約を交わせばお前はまた一つ 神の赦しを失うだろう。 罪深いものへ近づけば堕ちていく
[そんなものはいらないと《魔術師》は言う。 心も体も、魂さえも、すべて捧げたって構いやしないと]
(54) 2015/08/12(Wed) 17時頃
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[いつものような蒸し暑さもなく、 陽の眩しさも届かない。
ただ、甘く優しい何かにくちびるを擽られ、 身じろぐ身体に絡みつく腕に、声に薄く目を開く。]
――…、……あ……
[すぐ近くにある顔と、体勢に。 昨夜の記憶が怒涛のように溢れて、一瞬で覚醒した。
酒のせいで乾いた喉から漏れる声はやや掠れ、 蘇る己の甘えた言動の数々に羞恥で頬が染まる。]
おは、よ……千冬は、眠れた? ていうかその、ごめん
[成り立ての恋人に送ってもらって、部屋に招いて、 先にさっさと眠ってしまったこと。 恋愛経験の薄いトレイルでもさすがに失態だと解る。]
(+100) 2015/08/12(Wed) 17時頃
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[惹きつけられる。 この心も体も魂さえ、喰らい尽くして我がものにしたなら。 執着を形にする幻想、 一輪だけ混じったリナリアの花は、滲み出した本心の一部だったけれど、
ひどく穏やかに、ほろりと灰が崩れるように、トワイライトの輪郭が闇に溶ける]
ずっと…愛して欲しかった 望んでくれるならキスをしよう その魂に
[偽の夜に包まれた厨房で鬱金の双眸が瞬き、 悪魔は魔術師を壊れ物のように抱き寄せた]
(55) 2015/08/12(Wed) 17時頃
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[ベッドサイドの時計を見れば、 起床予定はまだ先。>>+91
もうすっかり眠気は退いたが、 すぐに身体を起こしはせず、肘をついて体勢を変えて。]
風邪、引いてないよ 千冬こそ大丈夫? 溶けてない?
[肌と違い温度のある羽。 熱で爛れたような形に、彼の冷気が人に害を及ぼすのなら。 その逆もありはしないかと、気づかわし気に髪を梳く。 トレイルのものとちがい、真っ直ぐなそれは 彼の愛情そのもののようだと目を細め。額を寄せる。]
――…ありがとう
[願い通り、傍にいてくれたことに。 笑みを浮かべ、言葉と行動で、感謝と愛情を伝えようと。]*
(+101) 2015/08/12(Wed) 17時半頃
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私の知る愛ならば、こう
[眼瞼へ接吻を落とす]
……お前の眼は澄んで私たちを見通す 耳は聡くなり私たちを聞く
[耳朶へ囁いた口付けは胸の中央へ辿って印を捺す]
お前の心は開かれて、咲く花を自ら知る
お前の魂からは泉のように 私の真名が溢れ出し──
[そして唇へ戻って、微笑んだ]
そしてお前の口は私の名を呼び、私に触れる その熱はもはや苦しみではなくなり、ただ──
(56) 2015/08/12(Wed) 17時半頃
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… 愛している
[重ねた唇は二つの体温と存在を溶かし、『愛の告白』の甘い赤の味がした。
悪魔にしては可愛らしい口付けだったと、今度は笑われない。 契約の為ではなく、捧ぐ愛を示し誓うために、深くまじわる契り*]
(57) 2015/08/12(Wed) 17時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/08/12(Wed) 17時半頃
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/* 三時間前にはもうONになれたはずなのに 軽率にWindows更新なんてしてしまった関係で エラー多発で直すのにここまでかかってしにたい!
(-34) 2015/08/12(Wed) 17時半頃
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/* は、恥ずかしい……顔がふやける
エフとリツ:まだ夜? おれと千冬:同軸だけど翌朝
ゴロウとコテツ:数日後の夜 地上組:↑の翌日
んー。無理にちょっかい出すより ここはエピを待って時間軸揃えるかそれぞれの時間を生きるか様子見た方がよさげ?
千冬に甘えてばっかなので甘やかしたいのだけども。 なーにしよっかなー
(-35) 2015/08/12(Wed) 17時半頃
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/* 告白だー!(どんどんぱふ
>これでも推定30代前半 トレイルのこれ聞いて死ぬほどビックリしたい
(-36) 2015/08/12(Wed) 17時半頃
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/* ほああーー、あーーー、 ああーーー
(-37) 2015/08/12(Wed) 17時半頃
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/* よし、かく
(-38) 2015/08/12(Wed) 17時半頃
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/* ああうん。ブローリンさんも素敵だね この村人間もそうでない人も個性と魅力にあふれていて めっちゃ楽しかった
あぁあぁあぁあぁあぁエピに入るの怖い 魂が暴かれるのほんと怖い 後ろめたいことまったくないけどでも怖い物は怖いの!
おればっかり楽しんじゃってませんか? もんにょりした部分はありませんか? あればなんでも!遠慮なくどうぞ!
(-39) 2015/08/12(Wed) 18時頃
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/* リツも可愛い。若さと初々しさがあふれていて大変素敵 ゴドウィンさんに千冬のこと相談したかったなー
(-40) 2015/08/12(Wed) 18時頃
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――― 夜から ―――
[夢みたいな夜空の下。 頬を撫でる風は、矢張り、ぬるい。
声が届く、聴覚の感覚もどこか遠退いているのは リツ>>+89がぼんやりしているわけじゃあなくて おれが、ぼんやり、していたのだ。]
…… 苦くなかったら あんたが飲むのか。
[夜の酒を、苦いと口にしていたひとに。 尋ねがてら、手を伸ばした、親指は涙に触れた。]
(+102) 2015/08/12(Wed) 18時頃
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/* あ、他にも誰かコミット入れてないな。 じゃあ夜にするか。
(-41) 2015/08/12(Wed) 18時頃
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[ぽろぽろ 零れる 溢れる>>+90
それ以上溢れる前に 目蓋を閉じるリツが、それを、すこし塞いだ。 その目蓋の角度をずらすのが、おれの親指で 拭っても、指の輪郭の端から毀れてしまった。]
泣いてる。
[なに、なんて、疑問に 当たり前の―――きっと本人が一番よく分かってる。 そんなことしか言えなかったのは 焦っていた、所為だろう、泣き顔なんて この間も見たはずなのに、おかしい。
泣き顔のリツと伴う、部屋。 警察にでも見られていたら、これも事案だ。]
(+103) 2015/08/12(Wed) 18時頃
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[雪崩れ込むように過ごしたベッド。
泣き顔はもう晴れているか、如何か 確認する前に、腕に抱き寄せて、目を伏せた。 心臓のリズム>>+93がおれにも伝わる。
泣き止んで、安らいでほしいと、思って あやす指先がどうしても、背と頭を離れない。 彼が寝るまで、そのままで。]
うん。 …… これだけ近くにいれば、すぐ、見付かるさ。
[おやすみの、次に そう囁いて、睡魔に倣うかたちで、意識が落ちた*]
(+104) 2015/08/12(Wed) 18時頃
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――― 夢と ―――
[黄昏の景色。
夕陽の下には、男女の背中>>+94 リツが大切だと言った景色を、眺めていた。 おれは相変わらずずんぐりむっくりとした長身で 黒い身体を無理やり座らせて 並んで、それを眺めていたんだ。
食べられるわけがない、きれいな夢。
ひとは、夢のなかでも、夢を見る。 それはとても深いもので、記憶には出来ないが。 静かに、眠っているのか、黙っている彼の横で 表情を留め難い獏の面で、それでも、穏やかに*]
(+105) 2015/08/12(Wed) 18時頃
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――― そして現実、朝 ―――
[落ちる夕陽があまりにきれいで、寝過ごした。
覚醒したのは、夢から引っ張り上げたのは 頬に触れる、羽根が触れたみたいな、なに>>+95か。
百面相しているリツの横で ぱち、と、それはもう、確かに、目覚めた。 寝惚け眼でもない半目が、すぐ様、百面相を見た。]
あんた、
[気付かないわけがない。 わな、と、声が震えてから、分かり易く動揺した呼吸を 吐き出して、顔を寄せる、頬に触れる為だ。 仕返しはズルに含まれないはずなので。]
(+106) 2015/08/12(Wed) 18時頃
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おはよう。
[頬と、近距離で告げる。
ふわあ、と、ここで漸く大欠伸が漏れて 朝は普段なにをしているのか、走り込みか 公園にでも行くか、そんな疑問を投げ掛けたんだ**]
(+107) 2015/08/12(Wed) 18時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/08/12(Wed) 18時頃
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/* みもだえ!!
(-42) 2015/08/12(Wed) 19時頃
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/* お。ホレさんアンカーになったってことかなこれは
ゴドウィンさんはお忙しいのかー
(-43) 2015/08/12(Wed) 19時半頃
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/* 千冬はね……本当にお相手してもらえて嬉しかった 顔が見える度におっ、てなったり、 空気がひんやりするって序盤で言ってたけど
こう、応えて貰ううちに だんだんその温度が上がってくるのも感じて、さあ
PCの設定としても魅力的にも 千冬なら誰でも落とせたと思うんだよね そんな中、おれを拾ってくれてありがとう
と議事を読み返して感慨に耽っている場合ではなかった エピまであと2時間弱なら追加で落とせるかな
(-44) 2015/08/12(Wed) 19時半頃
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[>>+99傍らで幸せそうに眠る顔が愛らしく 鼻腔から抜ける声は、酒よりよく熱くさせた恋人 そうして誤魔化してきた飢えは、積もり募る。
――悪い子。だと 声にもならぬ咎める言葉。彼の寝息に静かに溶けた回想]
――……私、も まあ、ぼちぼち眠ったよ
[目ざめの微睡む瞳に最初に自分が映った喜び>>+100 >>+98亜麻色の癖毛をふわっと愛でた
温い体温が心地良く 軽く指を絡めては鼻に抜けた声が届いた。]
(+108) 2015/08/12(Wed) 20時頃
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[謝罪の必要性は皆無 甘い眠り。穏やかな朝。 どれも孤独では得られない宝物ばかり]
溶ける、か…。
[思わず、ふ、と笑気を吐いた。 それから、平気だと付け足す真実 朝の陽ざしより柔らかく、銀の髪を撫で掠める掌。 昼間に感じた体温より暖かい 彼の熱で溶けるなら、本能なのかもしれない]
馬鹿。………礼なんて。 此れからは、共に眠るのが日課になる 違うのか?
[夏は隣で汗を静めて、冬は翼で、彼を閉じ込める。 既に脳内、そんな未来の想像を立てている]
(+109) 2015/08/12(Wed) 20時頃
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一本もいいけど、小さいのがちまっと二本あったりしたら。
[虎徹の頭をじっと見つめ。>>+88]
可愛いんじゃないかと思います。
[本人的には褒めているつもりだ。]
普段の会話、一工夫しているんですねえ。 人間も、言葉を選んだりして、結構会話の際に色々考えたりしているものですが。
[確かに、ややこしい面があるのは否定出来ない。謝られていえいえ、と首を振って。]
それじゃ、俺と二人で会話している時は、そのまんまで話してもいいですよ。逆さまになってるって解釈しますから。もちろん、虎徹くんの話しやすい方で構いませんが。
[自分と会話する時、負担を少しでも軽くしたかった。*]
(+110) 2015/08/12(Wed) 20時頃
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[されど、一粒の感謝の言が 夢にもならなかった夜の出来事は、真の現実と甘く実感]
昨夜、十分に腹を満たしたから あまりお腹は空かないか?
とりあえず、水を持ってくるから。
[昨日の記憶。覚えてやるか、と問い掛けよう 空いた羽根は彼の髪を、1度、2度、撫で擦って後 毛布代わりの翼をそっと朝露に溶かした ついでに、髪色も、銀から漆黒へと染め直す
そうして、ゆっくり腕を解放。 額を寄せた彼の頭部に。ちゅ、と響くリップノイズはささやかで、 記憶を辿って、昨夜トレイルが呉れた通り コップに満たした水を差し出した**]
(+111) 2015/08/12(Wed) 20時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/08/12(Wed) 21時頃
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[寝起きで普段より更に跳ねたアンバーと。 変わらず指通りのいいシルバーと。 まったく異なる髪が、世界が交差する。
逢魔が時を境に、違う時を生きても。 共に在りたいと――今この瞬間抱く感情はきっと同じ。]
千冬、 ……
[鼻先を擦りあわせ、骨ばった手を重ねて。 精霊に性別があるのかどうか、考えたこともないが 容貌は己とまったく同じだということに、 今初めて気づいた、という風に睫毛を揺らし。]
(+112) 2015/08/12(Wed) 21時頃
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