233 逢魔時の喫茶店
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ない。
[頭を触りながら、角なしを宣言する。 あったら多分、髪を一つ結びなんて、頭の形がはっきりする髪型はしていなかったに違いない。]
コントロール……出来ない、けど、してる。 「ない」ことは「ある」って言う。 「ある」は「ない」。
[だから、いちいち言葉を話すのには思考を挟む。 人生長く、逆さまにする行為自体には慣れているからまだ会話になるが、咄嗟に考えたことと逆を口にするのは、千年かかっても難しいと思っている。]
(+86) 2015/08/12(Wed) 02時頃
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ないんですか。 ちょっとだけ、見たかったですねえ。
[アルコールが回ったのか、だいぶ余裕が出てきている。>>+86]
ああ、それじゃあ、俺に言ってくれた言葉は全部そのままの意味にとっておいて良いんですね。
……よかった。
[一緒に出かける約束が実は嫌だったとか断るつもりだったとか。 そうでないのなら、問題はない。 それだけわかれば充分だと、笑む。**]
(+87) 2015/08/12(Wed) 02時頃
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[貸し切りだと言うから、近くにいた。 パジャマ姿の店長だとか、もう朝なのに夜の姿のままの悪魔だとか。そんな状況に毒酒の酔いが廻る]
さっきの腐敗菌じゃないけど 俺は、願われたら叶えて、代償を貰って。そうやって生きてるから
誰にも…じゃなくて君に。ホレーショー 何も望まれなくなったら 消える、かも
[脅しだろうか、それとも誘っているのかも知れない。悪魔の言葉は罠だ]
…苦しい?
[忘れろと望まれた筈の言葉>>4:119が不意に零れる]
ホレーショー、楽に なってしまいたい?
[黄金色の虹彩は揺れる。優しげでさえある笑みを口許に浮かべて]
(44) 2015/08/12(Wed) 02時頃
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どうしたの、急に。 …もう酔った?
[ワイングラスを持つ彼の手に触れる。 熱い。 それに近くて、鼓動が、早まる。 触れて、紫を取り上げて、ヒトにとっては毒に近しいそれを、遠ざけるようにカウンターに置いた。]
どこにも行かないと言ったのに、消えてしまうのか。 それは、 …悲しい、な。
[手元の赤を揺らして、目を伏せた。 悲しい。悲しいのだ。自分はこんなにも彼を特別な場所に置いたのかと、小さく笑って。 僅か、赤を煽る。]
(45) 2015/08/12(Wed) 02時半頃
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――うん、苦しい。 楽になりたい。
…そうやって望み続ければ、 君は消えないんだろう。
[望まれなくなったら消えてしまうのなら、幾らでも望んでやろう。 金の瞳を見つめて、赤いポートワインを差し出す。]
君が、楽にしてくれるのであれば。 君が楽になるのであれば、
[赤が揺れる。 解放されたいと言う彼の感情の声はまだ耳に残っていて。その心があの、花達の声でもあるというのなら、]
(46) 2015/08/12(Wed) 02時半頃
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代償は何でも、好きな物を。
俺は君に、願い事があるんだ。 聞いてくれるかな。
[聞いて欲しい。逃げないで。傍にいて。何処へも行かないで。 セピアの瞳が、金を覗きこむ。 君の色をもっと見たい。俺の色も、もっと見て欲しい。]
(47) 2015/08/12(Wed) 02時半頃
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/* 自分で読み返してト書きが雑だったので、多分すごい眠いんだと思う。だめだこれ
(-27) 2015/08/12(Wed) 03時頃
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……生えない、かな。
[そっと額の真ん中くらいを触ってみるが、当然のように何もない。 角なんて、あったら隠さなくてはいけないし、これ以上面倒なことは御免なのだけれど、見たかったなんて言われたら、見せてやりたい。]
……話すときは、わかってもらえるように、言う。 でも、逆でもいいって人も、時々いる、から。混乱したら、ごめん。
[そういう人とは気楽だし、話が弾むこともある。けれど、紛らわしいのは事実だろう。 一緒に出かけるために今ここにいるものだから、そこを逆に捉えられる可能性が頭から抜けていて。 よかった、というのがどこにどうかかっているのか、いまいち分からずにいるまま、混乱させたかと謝った**]
(+88) 2015/08/12(Wed) 03時頃
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…消えてしまうよ [消えるなと願ってくれる人は] [どこにもいなかった]
[永らえて来たのは誰かの契約のため。 悪魔と名指されてからは、人間達の破滅を縫い繋げて、その上を。 苦しかった。魔物は人間を愛していた。
遠ざけられた紫がたぷん、と揺れて、 毒だったものは口の中で甘く後を引く甘露になる。 代わりに差し出された赤は最初からずっと甘い、甘い、毒のない酒精]
(48) 2015/08/12(Wed) 07時半頃
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[黄金の眼差しが鈍い光を放つ。 淡いセピアの瞳を覗き込んで、笑む唇に言葉を乗せた]
……楽にしてあげる
お前が望んでくれるならば 私はなんでもできるのだから
[本当になんでも、と繰り返し、 赤のポートワインを口に含む。 世界の違う二種の酒は舌の上で境界を失い、甘く溶け合った]
…お前の、為し得たい望みはなんだ
(49) 2015/08/12(Wed) 08時頃
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[ずっと、見ていた。 彼の色を。悲しみに鬱ぐ胸を。
大好きだった友との約束は、愛故に去った者の残した傷が、朽ちるまで 血流す心が、苦くとも乾いて穏やかなセピア色になるまで。 その荒野に、花は咲いているから]
代償、は お前に… [くちづけを] [抱きたい][抱かれたい] [その魂に] …触れたい
[悪魔に悲劇を望まないで欲しい。 悲劇が悪魔を悪魔にする。
ホレーショーの口にする願い事がなんであれ、 キスをしようと、直截に 囁いた**]
(50) 2015/08/12(Wed) 08時頃
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―夜の>>+80―
[俺には、空を見上げる余裕なんてなくて。空に季節外れの雪色が過ったとしても、気付けなかった。]
――、……
[「あんたがくれるものなら」 殺し文句というんだ。それは わかってるのかあんた。]
ちゃ、ちゃんと 苦いって確認してから ……おごるから
[そうしよう、 それが、いい。]
(+89) 2015/08/12(Wed) 10時頃
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/* 悪魔に悲劇を求めないでほしい 悲劇が悪魔を悪魔にする
ていいな…せつなかっこいい そんでまだまだねむい
(-28) 2015/08/12(Wed) 10時頃
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―夜の>>+81―
[焦った声、 初めて聞くような声だ。 悪いと思うけれど、 上手く止められなかった。涙は本当に厄介だ。
頬に触れる手に 安堵の息、 余計止まらなくなりそうだ。ぎゅ、と、いつかみたいに目を閉じて涙をせき止めることを試みる]
…な、に
[涙声、情けない。 反則だ、ずるいと言われても、勝手に、こぼれるものだから。うまく制御ができてない。酒の所為か。言いわけだ。]
(+90) 2015/08/12(Wed) 10時頃
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―朝―
[自身は本当の孤独を知っている。
変化を知らぬ精霊らしく、 ただの晩冬の一片でしかなかった自分に 春の溢れ日を与えてくれた想い人
目を覚ましても、腕の中の君 珍しく大きく溜息を吐き出すと、 最後にもう一度薄い唇を愛し]
―――…トレイル。 良き朝だ。 まだ寝ているか?
[抱き寄せながら囁く声には体温が在る。 規則正しい時計の針は、まだ約束の30分前**]
(+91) 2015/08/12(Wed) 10時半頃
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― 夜の部屋>>+83―
[ベッドが窮屈そうだ。 もっと、広いベッドならよかったか。否、でも。側に居られるし。
腕の中、 自分の心臓の音がうるさい。]
ズルしたつもりは ……ないん、だけど
……悪かったな
[柔らかい声に耳を傾けた。 獏は、寝かしつけるのが上手だ。]
―――ん。
(+92) 2015/08/12(Wed) 11時頃
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― 夜の部屋 >>+83―
ありがと、…
[わがままにつき合わせてるのに、やさしい。]
ゆめ、…みるなら、 ……エフも、…いっしょに、
[あやされながら、 半分くらい眠りながら、 体温に安らぎながら。
――ゆるやかに、眠りにおちる**]
(+93) 2015/08/12(Wed) 11時半頃
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/* >>+93 エロい夢みろ(呪い)
(-29) 2015/08/12(Wed) 12時頃
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俺の、望みは――、
[抱いて][抱き寄せて][抱きたい] [何処へも行かないで][傍にいて] [触れて][触れたい] [くちづけて]
[まるで捕らえられたかのように、彼から目がそらせない。 …いや、逃げる事を忘れたのは自分の方か。 君が何であれ、俺は何処にも行きやしない。
抱く望みは数え切れない程。だが、その中でも最も欲しいのは、]
[愛して] [愛したい] [愛したいのに]
[花言葉と同じよう、一部のヒトの酒にも意味を持つ物が居る。 ポートワインは『愛の告白』と、その甘い赤をたゆたせて。]
(51) 2015/08/12(Wed) 12時半頃
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[応えたいんだ] [愛したいんだ]
[ああ、胸が張り裂けんばかりに溢れるこの熱は、苦しみは、かつて忘れた物だった。 俺はこの名前を知っていた。 知っていたけれど、もう知らない。 生憎自分は忘れてしまったから、けれど、君は何でもできるんだろう。
代償は何でも、好きな物を。 君にだったら、心も身体も、魂さえも、全て捧げたって構いやしない。]
[――教えて]
(52) 2015/08/12(Wed) 12時半頃
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…君を愛する方法を、教えて欲しい。
[空っぽの言葉なんて、もう、口にしたくないから。 君に愛してると言いたいんだ。]
[教えて]
[夜の店に探す影は、かつて愛したあの死神。 しかし居なくなってからも、帰ってこないと分かってからも、探す事はやめられなかった。
無意識に探していたのは、君の姿。]
[教えて] [この荒野に咲く、花の事を] [きみの胸に咲く、花の色を]
[囁く声を耳に、彼の金に呑まれていく。]
(53) 2015/08/12(Wed) 12時半頃
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/* やったか?!
(-30) 2015/08/12(Wed) 12時半頃
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/* (やったかではない) いや、ながかった、です、ね。長かった…5dか…くるしかった…
(-31) 2015/08/12(Wed) 12時半頃
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[手に取ったリキュールから香ったのは、甘いチョコレートの香り。
銀のシェイカーに注ぐのは色の無いホワイトカカオリキュールと、鮮やかな緑をしたミントリキュール。 それと真白な生クリームを加えれば、 淡いグリーンをしたグラスホッパーのカクテルが仕上がるだろう。
香ばしいチョコレートと爽やかなミントで構成される風味は、チョコミント。 小さめのカクテルグラスに注ぎ入れると、甘味をこのむ客の前へ、鮮やかな色彩を運んだ。]
(*8) 2015/08/12(Wed) 14時頃
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―部屋のこと/或いは夢―
[――黄昏の夢を見た。
大きな獏は 約束通り側に居て、 俺は安心して側に座りこむとそいつに凭れかかった。
夢の中で もう一度眠ると どうなるんだろう。 そう考えてしまうくらい、あたたかくて気持ちがいい。
遠くには 離れていくふたりの影。 ぼんやりと、眺めて 目を閉じる]
(+94) 2015/08/12(Wed) 15時頃
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―部屋/朝方―
[――朝を告げる鳥の声。
ここは俺の部屋。 となりにエフ。 大きな掌に、撫でられて。]
……、
[ことばにできない、胸一杯。 エフが眼を閉じているのを、 確認してから。
――そ、と頬に口づける。]
(+95) 2015/08/12(Wed) 16時頃
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…っ、
[しでかしたことに一人百面相。 顔が熱い。 隠れる。隠れるぞ。 シーツに潜る。
――ちがう、これは。 ――ええと、夜に、された、しかえしで。
気づかれてないか?
ずるじゃない。 ずるじゃ、ない、たぶん。**]
(+96) 2015/08/12(Wed) 16時頃
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/* くっそ、きんちょうするやつ
(-32) 2015/08/12(Wed) 16時頃
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/* 反応がこわいぞー!!!!!
(-33) 2015/08/12(Wed) 16時頃
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[羽音以外はほとんど物音のしない深夜の、空。 名を呼び想いを紡ぐくちびるの動きから目が離せない。
耳朶を甘く擽る音に、身体の力が抜けそうになる。>>+70
両腕が自由にならないことを、 今更歯がゆく想いながら、温く心地いい空気に浸り。]
――…はは
[うっかりを咎める視線に、乾いた笑いを零すだけ。 お互い様だってことは解りきったことだから。]
(+97) 2015/08/12(Wed) 16時半頃
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