229 流水花争奪鳥競争村
情報
プロローグ
1日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
/* まあふいたよね。 エフがんばれがんばれ。
(-75) cunnon 2015/07/09(Thu) 17時頃
|
|
/* 病院が!午後休診の!日だったとか!!まさかだせ。
戻ったのでたまに鳩で見る人。
(-76) wallace 2015/07/09(Thu) 17時頃
|
|
[赤毛の巫女様は俯いていて、耳の向こう側にちょこんと顔を出したダイアモンド・リリーが見えた。]
[ ばか。 ] [と、呟きが落ちる。]
[棘のない、いたくない、おもちゃのハンマーでぽかりとやるような声に聞こえた。]
(97) miseki 2015/07/09(Thu) 18時頃
|
|
[頬に手を添える。微かな重みがかかって、 柔らかさと温かさが肌から伝わる。]
ん。
[顔が上向く気配に、当てていた額をゆるやかに離した。]
なら、なによ り、 …
[掌に肌とは違うやわらかさが触れて、語尾がぎこちなくなった。ちら、と確認に来る視線に襲うぞこのやろう。という一言はすんでで飲み込んだ。]
(98) miseki 2015/07/09(Thu) 18時頃
|
|
[抑えた言葉のかわりに、頬をむに。っと挟んで手は離れた。]
……、四、五年は無理だな。 そっから先はわからん
[「巫女さま好きすぎるでしょこの水質オタク!」と、学生時代にふられたのを思い出す。悪いことをした、と思うのと、当時に自覚はなくて、ひどくぐっさり言葉が刺さったのが今となっては思い出深い。]
(99) miseki 2015/07/09(Thu) 18時頃
|
|
[上階行きのエレベーターはすぐそこで、地上の光と白熱灯の光が混じって足元に伸びる。]
……
[花が一輪。ぽとり、と床に咲いた。]
(100) miseki 2015/07/09(Thu) 18時頃
|
|
[他の候補者の名前が零されて、黙って目を眇めた。 最後に残った三人。隣に並ぶ可能性がある奴ら。]
…
[結婚する柄が想像できない。と、 はっきりずっぱりいわれて、 途中、思わず、真顔になった。]
(101) miseki 2015/07/09(Thu) 18時頃
|
|
[ただ、幸いなことに言葉はその先があって、 足下に光を踏みながら、息を深く吸って吐いた。]
ほんっ とうにわがままだなお前は
[やさしいばっかりでは嫌。と、いわれて、 いー。と歯を見せるように両方の口角を上げた。]
(102) miseki 2015/07/09(Thu) 18時頃
|
|
[右手が伸ばされる。手の中で咲くダイアモンド・リリー。それに、一瞬ばかり目を眇めて、]
…ほら。
[昇降機に一歩先に足をかけて、口にするのは、 先ほど階段で前に立ったのと同じ言葉。]
(103) miseki 2015/07/09(Thu) 18時頃
|
エフは、──そうして、
miseki 2015/07/09(Thu) 18時頃
|
[今度は、手が重ねられるのを待つことはなく、自分から手を伸ばして、花を潰してしまわないよう、手首を捕まえる。]
……お前なあ。
[ぐい。と手前に引きよせた。]
(104) miseki 2015/07/09(Thu) 18時頃
|
|
[勢いで背中が昇降機の壁にどんとぶつかる。 段差を抱き上げるように、腰に手を回して]
……、俺に聞いたら、そんなの 俺を選べ。って言うだろうが
[顔の向き、互い違いになるように肩に顔を埋めてやった。]
(105) miseki 2015/07/09(Thu) 18時頃
|
|
[もともと点検用の上り下りのために設置されているエレベーター内は二人ですでに満員だ。胸元に、花と捕まえた手が挟まっている。ぐ、と捕まえた指に力が篭る。
──その方がお前が幸せになれるなら。とか、 一瞬過ぎった言葉を放り捨てる。
傷つきたくないだけの弱気なぞくそくらえだ。 背裏から肩甲骨に触れる。心臓の位置に手を当てる。]
(106) miseki 2015/07/09(Thu) 18時半頃
|
|
なによ。今更。
[我儘だと言われても、さも当然顔。 昇降機の方に向けた花と腕。
手首を捕えられて、引き込まれる。]
(107) wallace 2015/07/09(Thu) 18時半頃
|
|
…… っっ
[痛みはなかったけれど、 エフの身体越しに壁にぶつかった衝撃が伝わる。 細い腰に回る腕。
こういう時のさり気無い仕草は、時々、重なる。 ――、じく、と昔を思い出して痛みを感じる。]
(108) wallace 2015/07/09(Thu) 18時半頃
|
|
……ま、そりゃー。そうよね。
[肩に埋まる顔は見えない。
まあ、それじゃあと、 埋められた頭に首を傾げて横顔で触れる。]
…、…ごめん。 [掴まれたままの腕に力が籠るのが解る。]
(109) wallace 2015/07/09(Thu) 18時半頃
|
|
…、エフ ?
[思わず顔を上げるけど、 肩に顔はうまったままだから見えない。]
(110) wallace 2015/07/09(Thu) 18時半頃
|
|
[夏の温度のせいもあるかもしれないが、 腕の中に招いた体温は高かった。]
…
[湿度のある肌に鼻先が触れる。 眼鏡が邪魔だな。と思った。]
(111) miseki 2015/07/09(Thu) 19時半頃
|
|
[あまり、他の候補者の名前は出さないようにしていたし、試験だというのも、思考の外に意識的に追いやっていたから、それをつきつけられた気がする。]
… … 何度も言うけどな。 俺は、お前が、好きだ。
[ごめん。の言葉に一瞬、断り文句過ぎって心臓が絞られる。顔を上げないまま、湿度の高い息を、肩に落とす。]
(112) miseki 2015/07/09(Thu) 19時半頃
|
|
[それと逆に、喉に息を詰めて、奥歯を嚙んだ。 預かる形だった身体を胸で押し返して、 拳で昇降機の「昇」ボタンを押す。]
…好きだ。
[こうして、近づいて。触れてわかる。 好きなのは、きっと今の時間も──距離もだ。]
(113) miseki 2015/07/09(Thu) 19時半頃
|
|
[手を掴んでいた指をゆっくりと剝がして、背に回す。腕に力を篭める。問うように名前が呼ばれる間に、ボタンの上に置きっぱなしにした手が ず、と下に滑った。]
……正しいのはこっちだって、 教えて欲しい。とか言ったあとに、 さっきの選択は、
……冷静になりきれねえから、
きっつい程度に、好きだっつってんだこのバカ娘が
(114) miseki 2015/07/09(Thu) 19時半頃
|
|
[さすがに、これだけ近いと言う事は言ってもやたらと高いまんまの心拍が伝わってしまうのだろう。
昇降機の上で近い距離を保ったまま、上に昇る。 胸で押し返された時は、さすがに、ちょっとどきっとしたけど。
水音が流れて、高い湿度に少し身体が汗ばむのを感じて はふ、と熱い息を吐く。]
(115) wallace 2015/07/09(Thu) 21時半頃
|
|
[「好きだ。」]
[聞き飽きた言葉だと思ってた。 いろんな人から言われ過ぎて麻痺しかけてたのに。]
(116) wallace 2015/07/09(Thu) 21時半頃
|
|
[何度も、何度も繰り返されて。 それが不思議な事に、違って聞こえる。
ふわふわと柔らかな、あの綿毛を出す花みたいだ。 いや、でもそれよりもう少し――湿度がある。]
エフの言葉は あったかい 雪みたい
[重なって、積もって、増えていく。]
(117) wallace 2015/07/09(Thu) 21時半頃
|
|
[手が解放されても身体は解放されないまま。 それでもいい。 そっちの方がいいな、と思えてきてて。]
好きだってわかってるから、 私は我儘言えるのよ。
…、ずるいでしょ。 怒っていいのに、……
[背に回る腕に力が籠るのが解って、 どっちもきついくらい感じる。]
(118) wallace 2015/07/09(Thu) 21時半頃
|
|
…、…ふふっ。
[肺を震わせて笑う気配が空気も揺らす。 ばか娘、なんて父親みたい。]
(119) wallace 2015/07/09(Thu) 21時半頃
|
|
[ごうん。と音がする。それに水の音が続く。 足元からの、微かな浮遊感。]
……このやろう。
[いいたいことを言いきっても、 手は離さないそのまま。 耳元で笑う声が聞こえて不満げな声を漏らした。]
(120) miseki 2015/07/09(Thu) 22時頃
|
|
……
[少しだけ、顔を上げる。笑った顔が見えて、 じと目のまま、眼鏡を下から押し上げて額に乗せた。 世界が、少しぼやけて見える。]
(121) miseki 2015/07/09(Thu) 22時頃
|
|
[柵の外を壁がすぎていく。 外からの光は夕刻の橙の名残を残したまま]
……
[素通しでようやく色が見えるような ほぼ黒の深藍は据えるように青い目を見て 距離を縮める。]
(122) miseki 2015/07/09(Thu) 22時頃
|
エフは、──とん、と、その目元に唇で触れて
miseki 2015/07/09(Thu) 22時頃
|
[温度が伝わるまでの無言の後。微かな呼気の気配だけ残して、そっと離れる。甘くてにがい気分ような気分で、笑みが浮かぶ。]
……、俺が確約できるのなんざ、 俺の幸せだけだからな。
[護ってやる、なんてことは言えないし、 幸せな気分だけ、なんてことも、きっと。 これまで全部ごと抱えていくなら。 この顔と声との時点で、土台無理だろう。]
(123) miseki 2015/07/09(Thu) 22時頃
|
|
…、…どうしたの?
[眼鏡を上げれば、まだ笑いの余韻が残る顔で見上げる。 一瞬だけ揺れる瞳は、違う男の面影を見たから。]
(124) wallace 2015/07/09(Thu) 22時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る